JPS6033664B2 - 車輛用内装材及びこれを製造するための真空成形型 - Google Patents

車輛用内装材及びこれを製造するための真空成形型

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JPS6033664B2
JPS6033664B2 JP56197621A JP19762181A JPS6033664B2 JP S6033664 B2 JPS6033664 B2 JP S6033664B2 JP 56197621 A JP56197621 A JP 56197621A JP 19762181 A JP19762181 A JP 19762181A JP S6033664 B2 JPS6033664 B2 JP S6033664B2
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久人 大槻
三高 佐藤
正毅 宇敷
紀久 根本
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、複数の凹部を有する中間層、該中間層の凹部
閉口側の面に積層された第1外層、前記中間層の凹部底
面側に積層された第2外層を含む熱可塑性合成樹脂の基
体層と、該基体層に貼り合されたクッション層と、該ク
ッション層に貼り合された表皮層とから成る車輪用内装
材に関する。
上記形式の車輪用内装材は従来より周知であり、例えば
車輪の天井用内張り材、ダッシュボード、ドアトリムボ
ード等として広く利用されている。この種内装材は、主
としてその緑部を車体に結合することにより、これを車
輪に取付けることができるため、その取付作業が極めて
簡単である点に優れた利点を有している。車輪用の内装
材としては、表皮側は装飾効果と軟らかな感触を保持し
、基体層は必要とする剛性、例えば天井用内張り材にお
いては、車輪の後部窓を開放して走行する時、下方に吸
引される力に抗する剛性が要求される。また、夏期等の
高温時においては、車轍内の温度はかなり高温となり、
場合によっては80qC程度の温度になることも稀では
ない。
このため、車鞠内に装着された内装材には、高い耐熱変
形性が要求され、高温時にも内装材が大きく変形する如
き不都合を生じないようにする必要がある。特に、内装
材が天井用内張り材として用いられた場合には、この内
装材は、熱変形によって下方へたれ下がり易いため、天
井門内袋村に対しては特に高い耐熱変形性が要求される
。通常は、各車縞メーカーにおいて、天井用内張り材の
たれ下がり許容量が定められ、この許容量以上にたれ下
がる天井用内張り村は、車鞠に装着することを禁止して
る。かかる要求に対処するため、従来は内装材の剛性を
担持する基体層の第1外層、中間層及び第2外層に、補
強性無機添加剤、例えばタルクを配合したり、これら各
層の厚さを厚くしたりして内装材の耐熱変形性を高める
ようにしている。ところが、このように基体層の各層全
体に添加剤を配合し、ないいまその厚さを厚く形成すれ
ば、その重量が増大することは免れず、結局、車輪全体
の重量を増大させてしまうことになる。本発明は上記認
識から出発するものであり、その第1の目的は、所定の
耐熱変形性を維持できるにもかかわらず、その重量を従
来よりも大幅に低減することのできる車糠用内装材を提
供することであり、その第2の目的は、この内装材の基
体層における中間層を製造するための有利な真空成形型
を提供することである。
以下、実施例を説明する。第1図は本発明の対象とする
内装材の一例を示し、ここに示した内装材1は、熱可塑
性合成樹脂製の基体層2と、この基体層2に貼り合され
たクッション層3と、更にこのクッション層3に貼りさ
れた表皮層4とから構成されている。
基体層2は、多数の凹部5を有する中間層6と、この中
間層6の各面にそれぞれ一体的に貼り合された第1外層
7及び第2外層8とから成り、上記凹部5は、図におけ
る下部に底面9を有し、その上部は閉口している。
この場合、凹部5の底面9が位置する側の中間層面に上
記第2外層8が、そして凹部5の開口側の面12に第1
外層7が貼着され、この第1外層7によって凹部5の関
口が覆われ、凹部5と第1外層7とにより区画された密
閉中空室5aが形成されている。また本例では、第2外
層8にクッション層3が貼着されているが、第1外層7
の表面のクッション層3を貼着し、この上に表皮層を貼
り合せるように構成してもよい。また中間層6に形成さ
れた凹部5は、図示した例では、円筒状に形成されてい
るが、これに限定されず、矩形、蜂の巣形等の適宜な形
態に凹部を形成することもできる。クッション層3は、
公知の如く例えばポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ
ウレタン、エチレンープロピレン共重合体又はポリ塩化
ビニ−ル等の発泡体の単独または複合積層体等から適宜
構成される。
この場合、ポリエチレンフオーム、ポリプロピレンフオ
ーム或いはエチレンープロピレン共重合体のフオームと
しては厚さ2〜1仇ゆで発泡倍率10〜4針音のものを
使用することができ、耐熱性の点から架橋タイプのもの
を用いるこことが好ましい。ポリウレタンフオームとし
ては、厚さ2〜10柳で、見掛け密度0.01〜0.1
夕/仇のエーテル又はェステルタィプのものが使用でき
る。また表皮層4も公知の如く、例えば熱可塑性ェラス
トマー、軟質塩化ビニール樹脂等の熱可塑性樹脂シート
や、常温又は加熱延伸性及び賦形性を備えた編布、織布
又は不織布から構成される。その際、表皮層として軟質
塩化ビニールシート、クッション層としてポリウレタン
フオームを組合せて使用するのが一般的であるが、表皮
層してオレフィン系熱可塑性ェラストマー、クッション
層としてポリエチレンフオームを使用し、且つ基体層と
して後述するポリプロピレン樹脂を使用するときは、各
層間の接合に接着剤を使用せず、熱融着で表皮層、クッ
ション層及び基体層を鮎り合せることができ有利である
。基体層2における層7,6,8は、例えばポリプロピ
レン、ポリスチレン、PVC、ABS、ポリエチレン等
の熱可塑性合成樹脂により構成される。
またこれら各層S,7,8のうち、中間層6の熱可塑性
合成樹脂にのみ無機添加剤、例えばタルクが予め配合さ
れているが、これについては後に詳しく説明する。尚、
上記熱可鰻性合成樹脂材料のうち、ポリプロピレンはそ
の耐熱性、比重、材料価格等において本発明の目的を達
成するのに特に優れた材料である。この場合ポリプロピ
レン使用するときは、この材料の、後述する素材シート
の成形及び真空成形時における溶融時の特性からメル・
トフロ−インデックスの低い材料が好ましく、またメル
トフローインデックスの低い材料は一般に分子量が高く
且つ耐熱性も良い。そして、上記タルクの配合されたポ
リプロピレンの(温度23000、荷重2.16k9で
の)メルトフローィンデックス(ASTMD1238)
が、0.3乃至3.0であると特に有利である。さて上
述の如き構造を有する内装材1は、これを取付けるべき
車鞠部分(例えば天井等)に適合した形成に成形され、
該車輪部分に装着される。
第2図は、車輪の天井板金10に装着された内装材1を
模式的に示す図であり、この内装材1は、主としてその
緑部11が車体に結合されている。この場合、先にも説
明したように、夏期等の高温時には、主として、車体の
結合個所から離れた内装材の部分が、下方にたれ下る恐
れがあり、このたれ下がり量を基準値以下に抑えるため
、内装材は一定の耐熱変形性を有している必要がある。
本発明は、一般に要求される程度の耐熱変形性を維持し
つつ、内装材の重量を低減させ得るものであるが、ここ
で本発明の理解のため本発明の基本的な考え方を説明し
ておく。本発明者は本発明を完成するに当り、内装材の
耐熱変形性の向上と、その重量の低減という互いに相反
する要求を、いかにすれば同時に満足させ得るかにつき
研究した。
その結果、次の如き事実を明らかにすることができた。
即ち、基体層2が、3つの層7,6,8により所謂ハニ
カム構造体を構成し、この構造体が内装材の剛性を保つ
効果をあげていることは言うまでもないが、これら3層
のうち内装材の強度を一番大きな割合で担っているもの
は、多数の凹部5を有している中間層6である。換言す
れば、中間層6の強度、特にその耐熱変形性を高くすれ
ば、内装材1全体の耐熱変形性を高め、天井用内張り材
のたれ下がり量(第2図参照)を小さく留めることがで
きる。本発明の基本的な考え方の1つはこの点にある。
次に、内装材1の基体層2を構成する第1外層7は、中
間層6の閉口側の面に貼り合されているので、第1外層
7は、中間層6における凹部関口以外の面12に接着さ
れていることになる。また第2外層8は、多数の凹部5
の底面9と互いに接着しあっている。この場合、中間層
における凹部開口以外の上述した面12全体の面積は、
全ての底面9の合計面積よりも通常小さく、従って第1
外層7は中間層6に対して比較的小さな面積で貼り合さ
れる。ところが第1外層7と中間層6の貼り合せ面は全
体的に連続しており、このため一般に第1外層7と中間
層6の面12との貼り合せ部の曲げ強さは比較的高くな
る。一方、第2外層8は中間層6に比較的大きな面積で
貼り合わさてはいるが、その貼り合せ面が連続していな
いため、第2外層8と中間層6の底面9との貼り合せ部
の曲げ強さは、一般に比較的低い。換言すれば、第1外
層7と上面12との貼り合せ部における曲げ・強さと、
底面9と第2外層8との貼り合せ部における曲げ強さと
を、例えば等しくするには、第1外層7の厚さを第2外
層8の厚さよりも薄くすることができると言える。本発
明の第2の基本的な考えはこの点にある。本発明は、上
述した2つの基本的な考えに基き構成され、先ずその第
1の考えに従って、基体層2における各層T,6,8の
うち、中間層6の熱可塑性合成樹脂にのみ、先に簡単に
説明したように、補強性無機添加剤、例えばタルク又は
炭酸カルシウム等を配合し、これによって中間層6の耐
熱変形性を他の2層7,8よりも一段と高めるようにし
てある。
他方、第1外層7と第2外層8は中間層6のように内装
材の強度を担う割合は大きくないので、これら各外層7
,8には、重量増大の原因となる補強性無機添加剤は配
合していない。このようにタルク入りの耐熱性の高い中
間層6に強固に結合された第1外層7が、例えば第2図
に示す如く、車輪の天井板金側に設置された場合、この
天井板金が直射日光により85o程度まで加熱されても
、第1外層7、ひいては基体層2の熱変形は小さく留ま
る。これについては後に説明する実験結果によって明ら
かにする。しかも、上記第2の考えに従って、基体層2
の耐熱変形性及び剛性を一定の値以上に保ち得る範囲で
、第1外層7の厚さを、第2外層8の厚さよりも薄くし
、基体層の重量低減化を図っている。
また基体層2は後述する如く真空成形(第3図参照)に
よって製作され、かく製作された基体層は、クッション
層及び表皮層に貼り合され、この貼り合せ体がやはり真
空成形(第4図参照)によって成形されるが、この貼り
合せ体を一体的に成形する前の中間層6の凹部5を除く
部分の厚さ(これをbとする)を、同機に鮎り合せ体の
一体的な成形前における第1外層7の厚さ(これをaと
する)と第2外層8の厚さ(これをcとする)よりも大
きくし、a<c<bなる関係を保つようにして、中間層
6の剛性高めるようにしている。これに関する詳細、及
び貼り合せ体の成形前における各層6,7,8の厚さを
問題とした理由については、後に説明する。上述の如く
本発明では、基体層2における各層7,6,8の働き、
ないいま役割、或いはその性質を考慮し、これに応じて
、各層7,6,8の厚さ、及び無機添加剤を配合するか
否かを定めてあるので、基体層、ひいては内装材に所定
の高い耐熱変形性を与えることができ、なお且つその全
重量を従来よりも大幅に低減させることが可能となる。
従来の内装材では、基体層における各層の働き、役割等
を特に考慮せず、単に基体層全体の耐熱変形性を高める
べく、単純に、基体層の各層における厚さを厚くし、こ
れら全てに無機添加剤を混入していたため、どうしても
その重量が大きくならざるを得なかった訳である。とこ
ろで、第1図に示す内装材は、先に簡単に説明したよう
に、第1外層7、中間層6及び第2外層8から成る基体
層2を真空成形機によって作り、しかる後この基体層2
にクッション層3及び表皮層4を貼り合せ、この貼り合
せ体を装着すべき車体部分の形態に合せて、一体的に成
形して製造するのが普通である。
この場合、上記貼り合せ体を成形する際、或いは基体層
2とクッション層3とを熱接着する際に、中間層6に形
成された凹部5の周壁13(第1図)が潰れてしまうと
、完成した内装材の剛性と耐熱変形性が著しく低下して
しまう恐れがある。ところが、先に説明したように本発
明では、基体層2の3層7,6,8のうち、中間層6に
のみ補強性無機添加剤を配合してあること等によって、
貼り合せ体の成形時又は基体層とクッション層との熱接
着時における凹部周壁13の潰れを低減することも可能
となる。そこで、この点を明らかにするため、先に簡単
に説明した内装材の製造方法の具体例を説明し、併せて
既述の成形時又は熱接着時における凹部周壁13の潰れ
を低減できる理由を明らかにし、次いで、基体層2の各
層6,7,8における既述の厚さb,a,c等に関する
より具体的な構成例を説明することにする。第3図には
、基体層2を製造するための真空成形装置の一例を示す
第3図において、14は周面に多数の凹所15を有する
ドラム状の真空成形型を示し、この型14の周面には多
数の真空孔16が閉口し、これら真空孔16は、型の中
心領域に形成された中空室17に運通しており、この中
空室17は、図示していない真空ポンプに接続されてい
る。ドラム状の型14は、時計方向に回転駆動され、こ
のとき無機添加剤入りの熱可塑性合成樹脂から成る中間
層の素材シート6aが、図示していない第1のシート押
出機から、又は予め加熱された状態で、矢印Pで示す如
く型14の周面に供給される。
そしてこのシート6aが型14の周面に巻き付いたとき
、真空ポンプにより吸気される真空孔16によって、該
シートは型,14の周面に密着して真空成形され、シー
ト6aに多数の凹部5が形成される。一方、ドラム状の
型14に巻き掛けられた中間層用の素材シート6aの表
面に、やはり図示していない第2のシート押出機から、
又は予め加熱された状態で、熱可塑性合成樹脂から成る
第1外層用の素材シート7aが供給され、両シート6a
,7aは互いに熱接着される。かく接着されたシート6
a,7aが型14の周面から離れた後、同様に図示して
いない第3のシート押出機から、又は予め加熱された状
態で、熱可塑性合成樹脂から成る第2外層用の素材シ−
ト8aの矢印Q方向に供給され、一対の回転ローラー8
によって、中間層用素材シート6aに熱接着される。か
くして、第1外層7,中間層6及び第2外層8から成る
基体層2が製作される。次に、上述の如く製造した基体
層2に、予め加熱され且つ互いに貼り合されたクッショ
ン層3と表皮層4を貼り合せ、第4図に示す如くこの貼
り合せ体laの綾部11aを、シートクランプ19によ
って挟持して、これを加熱した後該貼り合せ体laを真
空成形型20上に置き、これを真空成形する。
この真空成形型2川ま、周知の如く、成形面に開口する
多数の真空孔21を有し、これら真空孔21は、真空ポ
ンプ(図示せず)によって吸気される空所22を蓮適し
ている。そしてこの真空ポンプにより、真空孔21を吸
気することによって、上記貼り合せ体laが、型20の
成形面に密着し、上述した成形が行われる。成形後、貼
り合せ体laを冷却し次いでこれを型20から取り出し
、かく取り出した貼り合せ体の縁を必要に応じてトリミ
ングすれば、最終的な内装材が完成する。上述の如く、
本例では第3図に示す真空成形型14と、第14図に示
す真空成形型20とを用いて内装材を製造するが、以下
の説明でこれら識別する必要のあるときは、第3図に示
す型14を第1の真空成形型と称し、これにより行われ
る成形を第1の真空成形と称すると共に、第4図に示す
型20を第2の真空成形型、そしてこれにより行われる
成形を第2の真空成形と称することにする。
さて、上述した第2の真空成形が行われるとき、先にも
説明したように、基体層2の中間層6に形成された凹部
5の周壁13(第1図)が、圧縮されることにより濃て
しまうと、完成した内装材の剛性と耐熱変形性は著しく
低下する。
ところが、既述の如く、本発明に係る基体層2の中間層
6には、タルクの如き補強性無機添加剤が配合されてい
るのでその耐熱性が高く、従って第2の真空成形時にお
ける凹部5の周壁13の潰れを有効に防止することがで
きる。のみならず、第1外層7には、無機添加剤が配合
されておらず、しかもその厚さが比較的薄いため、中間
層6における凹部周壁13の潰れにより確実に防止する
ことができる。
その理由は以下の通りである。第2の真空成形時におい
て、第1外層7と中間層6の凹部5とから形成される密
閉室5a内の空気が加熱により膨脹する。
このとき第1外層の厚さが薄く、且つタルクが配合され
ていないので、第1外層は中間層よりも変形しやすく、
このため、中間層6の凹部の周壁をほとんど変形させる
ことなく第1外層7を外方へ向けて膨らますことができ
る。このため凹部の周壁が第1及び第2外層に対してほ
ぼ直角に維持され、周壁13の潰れが防止される。従っ
て完成した内装材における基体層2の曲げ剛性率の低下
を最小限に留めることができる。また、基体層2とクッ
ション層3とを熱接着によって接合する場合にも、凹部
周壁13の潰れを次の如く有効に低減させることができ
る。
即ち、片面を表皮層4が接着されているクッション層3
の他の面と基体層2の第2外層8とを接着するに際して
ホットメルト型接着剤又は接着ヒートを使用し、両者の
界面を溶融接着する場合、第2外層8の無機添加剤が配
合されていないため、この第2外層8の温度が比較的低
温度であっても、これをクッション層に熱接着すること
ができる。このように第2外層8の温度を比較的低くで
きれば、熱接着時に該第2外層8から中間層6へ伝達さ
れる熱量も少なくなり、中間層も比較的低い温度に保つ
ことができ、従ってこの熱接着時における中間層6の軟
化を防止でき、これによって凹部5の周壁潰れを有効に
低減することができる。また第2外層8の加熱温度を低
くできれば、凹部の潰れ防止という効果の外に、基体層
2の加熱時間を短縮、熱エネルギーを節約できる利点も
得られる。さらに引き続き実施される貼り合せ体の第2
の真空成形においても第1外層7及び第2外層8に無機
添加剤が配合されていないと、第2の真空成形における
加熱時間を短縮することができ、ひいては中間層凹部の
周壁を軟化させることなく、周壁の潰れを防止すること
ができる。次に、基体層2における各層6,7,8の厚
さ等に関するより具体的構成例を説明する。
先の説明から判るように、本発明によれば、第2の真空
成形時における凹部の潰れをも防止するようになってい
るため、この凹部潰れ防止という点をも考慮に入れて、
第2の真空成形前における基体層2の各層6,7,8の
厚さ、換言すれば第1の真空成形後の各層6,7,8の
厚さb,a,cを、既述の如くa<c<bに定める。
このように各厚さを設定することによって、先に説明し
たように、完成した内装材における第1外層7の厚さを
、第2外層8の厚さよりも薄くできるし、しかも中間層
6の剛性を比較的高く保つことが可能となる。この場合
、本発明では、各層6,7,8の上記厚さb,a,cを
、単にa<c<bに定めるだけでなく、次の如くその範
囲を設定する。即ち、第5図に示すように第1の真空成
形後における第1外層7の厚さa、中間層6における凹
部以外の個所の厚さb、第2外層8の厚さcを、bが1
.欧乃至3.滋、cが1.粉乃至2.山となるように定
め、好ましくはa:b:cが1:2:1.5から1:3
:1.8となるように設定する。このように各厚さを設
定すると共に、中間層6にのみ補強性無機添加剤を配合
することによって、先に説明した利点をほぼ確実に満足
することができる。尚、第1真空成形後における中間層
凹部の周壁13や底面9の厚さは、同様に第1真空成形
後における第1外層7及び第2外層8の厚さよりも、薄
くなることもあるが、このような厚さ関係であっても、
上述した厚さa,b,cの関係を維持できれば、第2真
空成形時に周壁13が甚しく潰れたり、或いは完成た内
装材の耐熱変形性や剛性が特に低下する如き不都合は生
じない。また、第1真空成形後における周壁13や底面
9の厚さは、その場所によって異なり、一定していない
のが普通である。本発明において、第1真空成形後の各
層6,7,8の厚さb,a,cを規定したのは、このよ
うな事情も考慮に入れたためである。また、中間層6に
配合する無機添加剤として、タルクを用いたときには、
このタルクの配合割合を、中間層材料を10の雲量%と
して、20乃至40重量%、特に3の重量%に設定する
と、高い耐熱変形性と軽量化とを特に有効に達成するこ
とができる。
次に、第3図及び第4図に示した方法によって製造した
内装材を、第2図に示す如き天井用内張り材として用い
たときのたれ下り量に関する実験結果を示しておく。
この実験のために、表1に示す8つの基体層を第3図に
示す第1の真空成形型によって製作した。そしてこの基
体層2と、クッション層3と表皮層4とを一体的に第4
図に示す第2の真空成形型によって成形して天井用内張
り村を得、これを第2図に示す如き車廟の天井板金10
に取付部材100によって取付けた。その際、表皮層4
の車内側に、基体層2の第1外層7を天井板金10側に
向けて配置し、第1外層7と天井板金10の内側面との
間に隙間dをあげた。天井板金101こ取付けられた内
張り材の全幅Wは約120仇吻、上記隙間dは約2仇蚊
、内張り村の各様近傍の曲率半径R,は約50肌、その
中央のほぼ平担な領域wの幅は約100仇肋、この領間
wにおける曲率半径R2は約2000側、内張り材の端
部における、水平線日に対する角度のま約45o、そし
て水平線日から表皮層4までの距離Vは約10伍吻であ
った。内張り村のたれ下り量は、内張り材のほぼ平坦な
領域wにて測定した。X,乃至X4は、たれ下り量を測
定した測定個所を示す。表1に示した第1外層、中間層
、第2外層の厚さa,b,cは先に説明した通り、第1
の真空成形後、第2真空成形前の各層の厚さであり、b
は中間層の凹部(周壁及び底面)以外の個所の厚さであ
る。
各層を構成する熱可塑性合成樹脂は全てポリプロピレン
、補強性無機添加剤はタルクであつて、このポリプロピ
レン(7の重量%)にタルク(3の重量%)を配合した
材料の性質は表2に示す通りである。またこの実験に用
いた内張り材の表皮層4とクッション層3は次の通りで
ある。
実験1から肌においては、表皮層4として厚さ0.3肋
、比重1.3の軟質PVCシートを使用し、クッション
層3としては厚さ5側、見掛け比重0.018のエーテ
ルタイプのポリウレタンフオームを使用した。その際、
クッション層と基体層とを接着する接着剤又は接着フィ
ルムと、表皮層と、クッション層との積層体の重量は約
590夕/机である。また実験例肌においては、表皮層
4として、厚さ0.15側、比重0.9のオレフィン系
熱可塑性ェラストマーシートを用い、クッション層3と
しては、厚さ3側、発泡倍率3功苦の架橋ポリエチレン
フオームを使用した。その際、表皮層とクッション層、
及びクッション層と基体層との接着は、接着剤を用いず
に熱融着でこれを行った。この場合のクッション層と表
皮層の積層体の重量は約220夕/机であった。上述の
如き天井用内張り村を、先に説明した如く天井板金1川
こ取付けて、これを90qoの下に6時間放置した後の
たれ下り量私ま、表1の「たれ下り量」の欄に示す通り
である。表1 表 2 表1におけるr重量(700夕/力以下)」及び「たれ
下り量(6柳以下)」の欄には、基体層の重量が700
タ′で以下、たれ下り量が6肋以下のものについては「
0」印を付し、これが満足のいけるものであることを示
し、これらの値よりも大きな値を示したものについては
「×」印を付して、好ましい基体層でないことを表わし
た。
表1から判るように、中間層にのみ既述の好ましい割合
でタルクを配合し、各層の厚さa,b,cの比を先に説
明した範囲内に設定した実験例m、川及び肌においては
、たれ下り量が6側以下、重量が700夕/め以下とな
っており、かかる条件を満たさない実験例1、0、W、
V及び肌においては、たれ下り量又は重量のうち少なく
とも一方は、満足のいける結果となっていない。
尚、実験例N及びVもこおいては、各層の厚さはmと同
一であるが、中間層のタルク含有量が17%及び50%
であるため、Wではたれ下り量、Vでは重量がmにおけ
るよりも劣っている。
また、実験例皿においては、表皮層として既述のように
オレフィン系熱可塑性ェラストマーシートを使用し、の
においては表皮層として欧質PVCシートを用いたが、
オレフィン系熱可塑性ェラストマ−の方が、敏質PVC
よりも耐熱性に優れているため、Wにおけるよりも肌に
おける方がたれ下り量が少なかったものと考えられる。
次に、基体層2における各層6,7,8の厚さを、上述
の如く形成する際に、特に有利に用いることのできる第
1の真空形成型14について説明する。
第6図は第3図に示した第1の真空形成型14を展開し
て示す説明図であり、第7図は第6図の血−肌線断面図
である。
この型14の面には、既述の凹所15が形成され、本例
ではこれら凹所15は、円形の横断面形状を有し、凹所
の形態は全て同一である。しかも各凹所15は等間隔に
配置されている(このような円形横断面の凹所15によ
って、第1図に示す如き形態の凹部5を持った中間層が
形成されることになる)。第6図及び第7図には、図を
判りやすくするため、第3図に示した真空孔は示してい
ない。今、第6図に示した凹所15のうち、互いに隣接
する4つの凹所15を考えると共に、これら凹所の円形
中心23を結ぶ線分により区画された四辺形領域(第6
図にはこの領域に斜線を付してある)Bを考え、この領
域Bの面積を単位区画面積Mと称することにする。
次にこの領域Bに存する凹所15の底面24が占める面
積(これについては第6図に縦線を付してある)を考え
ると、この面積は1つの凹所の円形底面24の面積に一
致する(従って、以下の説明では第6図に縦線を付して
示した面の面積を単に円の面積と言うことにする)。上
述の如き領域Bと、円の面積を考えたとき、上記の円の
面積が、上記単位区画面積Mの50%乃至70%となる
ように、第1の真空成形型14を形成すると、これにに
よって、本発明に係る有利な中間層6ひいては基体層を
得ることができる。
上記円の面積が50%以下の場合は、この型により成形
された基体層2の曲げ強さが低下し、逆に70%を越す
と第1真空成形時のシートの展開率が大となり、中間層
6の凹部の周壁13や底部のシート厚さが極端に薄くな
る。また上述の如き形態の型14は、簡単に製作するこ
とができる。上述の如き利点の得られることは、本発明
者が各種形態の型14を製作し、これによって中間層6
を成形した結果、実験的に得られた結論である。また型
14における各凹所15の深さT(第7図)を、その円
形の直径公の0.4倍乃至0.針音、特に0.45乃至
0.53音に設定すると、この型により成形された中間
層凹部5の周壁13(第1図)の厚ごをその強度低下を
伴う程、薄くすることなく、所望する厚さにすることが
でき、且つ基体層2としての曲げ剛性を最高に維持する
ことができる。
時に、上述の如き条件の下に製作した第2の真空成形型
のより具体的な実施例を付記しておく。互いに隣接する
凹所15の各円形中心間距離、即ち、上記領域Bを区画
する線分の長さLを1仇舷とし、領域Bの形状を2つの
正三角形から構成される菱形とした。そして各凹所の円
形の半径rを4柵とし、各凹所の深さTを4.5側とし
た。このように各々の大きな規定をすることにより、次
の如き関係を持つ型14を得た。‘1} 単位区画面積
(M)M=2{10×(1$in600)×1′2}=
86.6025柵‘2) 円の面積(C) C=〆×打=42×刀=50.2655桝糊 単位区画
面積中の円以外の面積(P)(第6図に横線を付した部
分の面積)P=M−C=36.337嫌 ‘4)単位区画面積中の円と円以外の面積比円・・・・
・・50.2655/86.6025×100=58.
04%円以外・・・・・・36.337/86.602
5×100=41.96%■ 凹所側壁円周面の面積(
Q)Q=8×m×4.5=113.0973桝‘6)第
1の真空成形時の展開率(E) E=竿寿SX・00=230‐59% {7)第1の真空成形時における凹所での展開率(F)
F=竿三×loo=325o%(これは、素材シートが
凹所に入り込んで、その表面層が325%増大したこと
を意味する)‘81 凹所の円直径とその深さとの比公
/T=8:4.5=1:0.5625 第1の真空成形型の特に有利な構成例を上に説明したが
、中間層を、上記型によってのみ成形できるということ
ではなく、他の形態の型によっても成形し得ることは当
然であり、例えば、型の凹所の横断面形態を円形以外の
各種の形態とし、これに対応した凹所を形成することも
できるし、第1の真空成形型を、ドラム状にせず、例え
ばこれを平坦状の型にしてもよいことも当然である。
以上の説明からも判るように、本発明によれば簡単な構
成によって従来の欠点を除去することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る車輪用内装材の一例を示す斜視図
であって、図を判りやすくするため、その各種の一部を
分離して示した図、第2図は内装材を車顔に装着した状
態を図式的に示す断面図、第3図は基体層を製造するた
め第1の真空成形装置の断面図、第4図は基体層とクッ
ション層と表皮層との貼り合せ体と、これを成形する第
2の真空成形装置とを模式的に示す断面図、第5図は第
1の真空成形装置にて成形された基体層の断面図、第6
図は第3図に示した第1の真空成形型を展開して示す説
明図、第7図は第6図の肌一肌線断面図である。 1・・・・・・内装材、2・・・・・・基体層、3・・
・・・・クッション層、4・・…・表皮層、5・・・…
凹部、6・・・・・・中間層、6a・・・・・・素材シ
ート、7・…・・第1外層、8・・・・.・第2外層、
9・・・・・・底面、13・・・・・・周壁、14・・
・…真空成形型、15……凹所、23……中心、a,b
,c・・・・・・厚さ、B・・・・・・領域、M・・・
・・・単位区画面積、T…・・・深さ。 第4図 第1図 第2図 第3図 第5図 第7図 第6図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 複数の凹部を有する中間層、該中間層の凹部開口側
    の面に積層された第1外層、前記中間層の凹部底面側に
    積層された第2外層を含む熱可塑性合成樹脂製の基体層
    と、該基体層に貼り合されたクツシヨン層と、該クツシ
    ヨン層に貼り合された表皮層とから成る車輛用内装材に
    おいて、 前記基体層、クツシヨン層及び表皮層を一体
    的に成形する前の前記第1外層の厚さをa、前記中間層
    の凹部以外の個所の厚さをb、前記第2外層の厚さをc
    としたとき、a<c<bなる関係を保ち、且つ前記厚さ
    bが1.8a乃至3.2a、前記厚さcが1.3a乃至
    2.0aとなるように、基体層の前記各層の厚さを設定
    したこと、及び 前記中間層の熱可塑性合成樹脂にのみ
    補強性無機添加剤を配合したことを特徴とする前記内装
    材。 2 a:b:cが1:2:1.5から1:3:1.8の
    範囲にあるように、前記厚さa,b,cをそれぞれ設定
    した特許請求の範囲第1項に記載の内装材。 3 前記補強性無機添加剤の配合割合が、中間層材料を
    100重量%として、20乃至40重量%である特許請
    求の範囲第1項又は第2項に記載の内装材。 4 前記補強性無機添加剤がタルクである特許請求の範
    囲第1項、第2項又は第3項に記載の内装材。 5 前記第1外層及び第2外層がポリプロピレンから成
    り、前記中間層がタルク入りのポリプロピレンから成る
    特許請求の範囲第1項又は第4項のうちいずれか1つに
    記載の内装材。 6 前記タルク入りポリプロピレンのメルト・フロー・
    インデツクス(230℃、2.16kg)が0.3乃至
    3.0である特許請求の範囲第5項に記載の内装材。 7 複数の凹部を有する中間層、該中間層の凹部開口側
    の面に積層された第1外層、前記中間層の凹部底面側に
    積層された第2外層を含む熱可塑性合成樹脂製の基体層
    と、該基体層に貼り合されたクツシヨン層と、該クツシ
    ヨン層に貼り合された表皮層とから成り、前記基体層、
    クツシヨン層及び表皮層を一体的に成形する前の前記第
    1外層の厚さをa、前記中間層の凹部以外の個所の厚さ
    をb、前記第2外層の厚さをcとしたとき、a<c<b
    なる関係を保ち、且つ前記厚さbが1.8a乃至3.2
    a、前記厚さcが1.3a乃至2.0aとなるように、
    基体層の前記各層の厚さを設定し、前記中間層の熱可塑
    性合成樹脂にのみ補強性無機添加剤を配合して成る車輛
    用内装材の前記中間層を製造する真空成形型において、
    中間層を前記凹部を成形するための複数の円形横断面
    凹所を有し、該凹所を互いにほぼ等間隔で配置したこと
    、及び 互いに隣接する4つの凹所の各円形中心を結ぶ
    線分により区画される四辺形領域の面積を単位区画面積
    としたとき、その内部の凹所の円分の面積の合計が、前
    記単位区画面積の50%乃至70%となるように、前記
    凹所を形成したことを特徴とする前記真空成形型。 8 前記凹所の深さを、その円の直径の0.4倍乃至0
    .6倍に設定した特許請求の範囲第7項に記載の真空成
    形型。
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