JPS603352A - モルタル下地材 - Google Patents
モルタル下地材Info
- Publication number
- JPS603352A JPS603352A JP10561284A JP10561284A JPS603352A JP S603352 A JPS603352 A JP S603352A JP 10561284 A JP10561284 A JP 10561284A JP 10561284 A JP10561284 A JP 10561284A JP S603352 A JPS603352 A JP S603352A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mortar
- adhesive layer
- layer
- inorganic
- adhesive
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Laminated Bodies (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、モルタル塗装施工時に使用するモルタル下地
材に関するものである。
材に関するものである。
従来建築物にモルタル塗装を行なう場合には、先ず建築
物の柱間にラス下地材を釦着し、その外表面に防水紙を
貼設した後金属製の約ラスを張設して爾後モルタルを前
記絹ラス上に塗布すべくしているが、かくのごときモル
タル塗装施工手段では多くの人手と長い工期を必要とし
たのである。
物の柱間にラス下地材を釦着し、その外表面に防水紙を
貼設した後金属製の約ラスを張設して爾後モルタルを前
記絹ラス上に塗布すべくしているが、かくのごときモル
タル塗装施工手段では多くの人手と長い工期を必要とし
たのである。
そこで最近では防水紙及び網ラスなどを用いることなく
モルタルを直接塗装してモルタル塗装施工を大巾に省略
化できるモルタル下地材が種々開発提供されている。
モルタルを直接塗装してモルタル塗装施工を大巾に省略
化できるモルタル下地材が種々開発提供されている。
ところで従来提供されているモルタル下地材は、その倒
れもがモルタルに対する接着強度が悪いとかあるいはモ
ルタルの塗装後における該モルタルに対するなじみが悪
く、モルタルの伸縮などに対応できずに該モルタルの剥
離又は亀裂を招くなどの問題点があった。
れもがモルタルに対する接着強度が悪いとかあるいはモ
ルタルの塗装後における該モルタルに対するなじみが悪
く、モルタルの伸縮などに対応できずに該モルタルの剥
離又は亀裂を招くなどの問題点があった。
本発明は以上のごとき問題点を改善するためになされた
もので、モルタルに対する接着強度が強く又モルタル塗
装後におけるモルタルとのなじみが良好でモルタルの剥
離又は亀裂全相くことのないモルタル下地材を提供せん
とするものである。
もので、モルタルに対する接着強度が強く又モルタル塗
装後におけるモルタルとのなじみが良好でモルタルの剥
離又は亀裂全相くことのないモルタル下地材を提供せん
とするものである。
さらに詳しくは、基板の少なくとも一方の外表面に接着
剤からなる第１接着層を設け、この接着層の外表面に粉
粒状無機物からなる無機物層を薄く接着一体化させると
共に、さらにこの無機物層の外表面に第２接着層を前記
無機物層の無機物により粗地面が形成されるべく被徨さ
せたことを特徴とするものである。
剤からなる第１接着層を設け、この接着層の外表面に粉
粒状無機物からなる無機物層を薄く接着一体化させると
共に、さらにこの無機物層の外表面に第２接着層を前記
無機物層の無機物により粗地面が形成されるべく被徨さ
せたことを特徴とするものである。
以下本発明のモルタル下地材を図面の実旅例に基いて説
明する。
明する。
図中（１）は基板であって、該基板（１）はパーティク
ルボードあるいはフレークボードなどのチップ集合板又
はラワン合板などの木質繊維板その他を使用するのであ
る。
ルボードあるいはフレークボードなどのチップ集合板又
はラワン合板などの木質繊維板その他を使用するのであ
る。
この基板（１）の少なくとも一方の外表面には、好まし
くは引掻き傷などの地荒し面（２）を形成し、後述する
第、１接着層の前記基板（１）への接着強度を高めるべ
くなすものである。
くは引掻き傷などの地荒し面（２）を形成し、後述する
第、１接着層の前記基板（１）への接着強度を高めるべ
くなすものである。
（３）は前記基板（１）の地荒し面（２）に接着一体化
させた第１接着層で、この接着層（３）は主にエマルジ
ョンタイプのアクリル系樹脂を主成分とする接着剤によ
多形成する。
させた第１接着層で、この接着層（３）は主にエマルジ
ョンタイプのアクリル系樹脂を主成分とする接着剤によ
多形成する。
このエマルジョンタイプのアクリル系樹脂は、基板（１
）に対する接着強度に優れているばかシか、モルタルに
対する接着強度が高いためにモルタル樹脂からなる接着
剤の使用も可能である。
）に対する接着強度に優れているばかシか、モルタルに
対する接着強度が高いためにモルタル樹脂からなる接着
剤の使用も可能である。
又前記第１接着層（３）にはモルタルが直接接触される
ことが少ないため、該接着層（３）は前記接着剤を溶剤
で約半分に薄めて使用するのが経済的である。この溶剤
として水を使ってもよく、該層によってセメントの凝固
ができる。
ことが少ないため、該接着層（３）は前記接着剤を溶剤
で約半分に薄めて使用するのが経済的である。この溶剤
として水を使ってもよく、該層によってセメントの凝固
ができる。
（４）は前記第１接着層（３）の外表面に接着一体化さ
せた無機物層で、該層（４）は都市ゴミ焼却灰、セメン
ト、石灰及び石膏片その他の粉粒状無機物がらなり、こ
の無機物の１種を単独で若しくは複数種類を混合させて
使用するのであり、該無機物を前記接着層（３）の外表
面に薄く散布して該接着層（３）によりｉ状に接着一体
化させて無機物層（４）となすのである。
せた無機物層で、該層（４）は都市ゴミ焼却灰、セメン
ト、石灰及び石膏片その他の粉粒状無機物がらなり、こ
の無機物の１種を単独で若しくは複数種類を混合させて
使用するのであり、該無機物を前記接着層（３）の外表
面に薄く散布して該接着層（３）によりｉ状に接着一体
化させて無機物層（４）となすのである。
（５）は前記無機物Ｎ（４）の外周面に形成した第２接
着層で、該接着層（５）は前記無機物層（４）の無機物
を埋込むのではなく、該無機物の外表面を薄く覆って外
表面に前記無機物による梨地面ないしは粗地面が表出さ
れるように形成するものであり、この粗地面を表出させ
ることによ）モルタルに対する接着強度を物理的に高め
るべくなす。
着層で、該接着層（５）は前記無機物層（４）の無機物
を埋込むのではなく、該無機物の外表面を薄く覆って外
表面に前記無機物による梨地面ないしは粗地面が表出さ
れるように形成するものであり、この粗地面を表出させ
ることによ）モルタルに対する接着強度を物理的に高め
るべくなす。
そして前記第１及び第２接着層（３）（５）のｒｄｉに
無機物層（４）をサンドウィッチ状罠介装させることに
よシモルタル下地材のモルタル塗装側表面に緩動機能を
与え、モルタルの伸縮時にその伸ｍを緩衝してモルタル
の剥離又は亀裂の発生を阻止するのである。
無機物層（４）をサンドウィッチ状罠介装させることに
よシモルタル下地材のモルタル塗装側表面に緩動機能を
与え、モルタルの伸縮時にその伸ｍを緩衝してモルタル
の剥離又は亀裂の発生を阻止するのである。
前記第２接着層（５）は、前記第１接着層（３）と同一
もしくは同系統の樹脂からなる接鬼剤によ多形成し、前
記両液着層（３） （５）間の接着強度を高めるべくな
す。
もしくは同系統の樹脂からなる接鬼剤によ多形成し、前
記両液着層（３） （５）間の接着強度を高めるべくな
す。
又第２接着１ （５）は、第１接着層（３）のごとく接
着剤を希釈することなく原液状態で使用し、モルタルを
強力に接着させるべくなすと共に、第２接着層（５）に
よりモルタルの接湘界面におけるＰＨｉ中立域に保持し
、つ１シ第２接着層（５）によυ基板（１）側からのＰ
Ｈの影響力を阻止してモルタルに対する接着力を化学的
に強化するのであり、しかも請２接着層（５）によシモ
ルタル下地材の表面状態を安定化させ、長期間放置して
も経時劣化によるモルタルとの接着強度が低下するのを
防止するのである。
着剤を希釈することなく原液状態で使用し、モルタルを
強力に接着させるべくなすと共に、第２接着層（５）に
よりモルタルの接湘界面におけるＰＨｉ中立域に保持し
、つ１シ第２接着層（５）によυ基板（１）側からのＰ
Ｈの影響力を阻止してモルタルに対する接着力を化学的
に強化するのであり、しかも請２接着層（５）によシモ
ルタル下地材の表面状態を安定化させ、長期間放置して
も経時劣化によるモルタルとの接着強度が低下するのを
防止するのである。
又、前記基板（１）の側面外周及び裏面には防水加工を
施すことが望ましい。
施すことが望ましい。
次に前記モルタル下地材の具体的な製、−造例を説明す
る。
る。
先ず基板（１）の少なくとも一方の外表面に地荒し面（
２）を形成し、この地荒し面（２）上に第１接着Ｍ（３
）を塗布形成する。そして前記接着＃（３）の外表面に
該接着層（３）の未硬化状態下、で粉粒状の無機物を散
布し、その散布層は前記基板（１）を傾けると第１接着
層（３）に附滝したもの以外は落下してしまう程度の薄
い無機物層（４）を接着一体化する。
２）を形成し、この地荒し面（２）上に第１接着Ｍ（３
）を塗布形成する。そして前記接着＃（３）の外表面に
該接着層（３）の未硬化状態下、で粉粒状の無機物を散
布し、その散布層は前記基板（１）を傾けると第１接着
層（３）に附滝したもの以外は落下してしまう程度の薄
い無機物層（４）を接着一体化する。
この後、前記無機物層（４）の外表面に第２接着層（５
）を塗布形成し、該接着層（５）を硬化させてモルモル
下地相となすのである。
）を塗布形成し、該接着層（５）を硬化させてモルモル
下地相となすのである。
以上説明したごとく本発明のモルタル下地材は基板の少
なくとも一方の外表面に第１接着層を設け、この接Ｍ層
の外表面に無機物層を接着一体化すると共に、該無機物
層の外表面に第２接着層を薄く被覆させるべくしたから
、杓１１記無機物層によシ梨地面ないしは粗動面を形成
し、モルタルに対する接着強Ｗｗ物理的に高めることが
でき、且つ第２接着層により基板側からのモルタル接着
界面に対する悪影響を排除してモルタルに対して化学的
に接着強度を高め、これらの相乗効果によシモルタルに
対する接鬼強度を著しく増大できるものである。しかも
前記無機物層による緩衝効果によシモルタル塗装後にお
りるモルタルとのなじみを良好ならしめ、モルタルの剥
離又は亀裂をカ〈シてモルタルの記入性を高め得るので
ある。さらには前記第２接着層によシモルタル下地材の
表面状態を安産化させ得て長期間放散した後モルタル施
工を行なう場合にあっても経時劣化によりモルタルに対
する接滝強度の低下を招くことがないものである。
なくとも一方の外表面に第１接着層を設け、この接Ｍ層
の外表面に無機物層を接着一体化すると共に、該無機物
層の外表面に第２接着層を薄く被覆させるべくしたから
、杓１１記無機物層によシ梨地面ないしは粗動面を形成
し、モルタルに対する接着強Ｗｗ物理的に高めることが
でき、且つ第２接着層により基板側からのモルタル接着
界面に対する悪影響を排除してモルタルに対して化学的
に接着強度を高め、これらの相乗効果によシモルタルに
対する接鬼強度を著しく増大できるものである。しかも
前記無機物層による緩衝効果によシモルタル塗装後にお
りるモルタルとのなじみを良好ならしめ、モルタルの剥
離又は亀裂をカ〈シてモルタルの記入性を高め得るので
ある。さらには前記第２接着層によシモルタル下地材の
表面状態を安産化させ得て長期間放散した後モルタル施
工を行なう場合にあっても経時劣化によりモルタルに対
する接滝強度の低下を招くことがないものである。
第１図は本発明にかかるモルタル下地材の断面図、第２
図はその拡大図である。 （１）は基板、（３）は第１接着層、（４）は無機物層
、（５）に第２接篇層。 特許出願人
図はその拡大図である。 （１）は基板、（３）は第１接着層、（４）は無機物層
、（５）に第２接篇層。 特許出願人
Claims (1)
- 基板の少なくとも一方の外表面に接着剤からなる第１接
着層を設け、この接着層の外表面に粉粒状無機物からな
る無機物層を薄く接着一体化させると共に、さらにこの
無機物層の外表面に第２接着層を前記無機物層の無機物
によシ粗地面が形成されるべく被覆させたことを特徴と
するモルタル下地材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10561284A JPS603352A (ja) | 1984-05-23 | 1984-05-23 | モルタル下地材 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10561284A JPS603352A (ja) | 1984-05-23 | 1984-05-23 | モルタル下地材 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS603352A true JPS603352A (ja) | 1985-01-09 |
Family
ID=14412320
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10561284A Pending JPS603352A (ja) | 1984-05-23 | 1984-05-23 | モルタル下地材 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS603352A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6294648A (ja) * | 1985-10-21 | 1987-05-01 | 株式会社ノダ | 建築用下地材及びその製造方法 |
-
1984
- 1984-05-23 JP JP10561284A patent/JPS603352A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6294648A (ja) * | 1985-10-21 | 1987-05-01 | 株式会社ノダ | 建築用下地材及びその製造方法 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| CA2184915A1 (en) | Single-package, duroplastic hardenable coating compound | |
| US5271781A (en) | Method of making a thermoplastic sheet with cement particles for use on concrete structures | |
| JPS603352A (ja) | モルタル下地材 | |
| JPS603353A (ja) | モルタル下地材 | |
| JPH0426582Y2 (ja) | ||
| JPH03137350A (ja) | タイルの圧着張り工法 | |
| JPS6060228U (ja) | 下見板被覆材 | |
| JPS5875829U (ja) | 建築用下地パネル | |
| JP3312090B2 (ja) | コンクリート躯体の湿式仕上げ方法 | |
| JPS6034771A (ja) | 塗膜防水工法 | |
| JPS58148115U (ja) | 防水材の補強および脹れ防止用複合シ−ト | |
| JPH0625820A (ja) | コンクリート表面の金属溶射方法 | |
| JPH0517268A (ja) | 平滑表面体の無機系接着材による接着方法 | |
| JPS634908A (ja) | 建築板の端部補強法 | |
| JPH0229145Y2 (ja) | ||
| ATE408590T1 (de) | Verfahren zur beschichtung und verfahren zur verbindung | |
| JPS6278361A (ja) | 打放しコンクリ−トの補修部分の変色防止方法 | |
| JPS59220542A (ja) | 遮音板 | |
| JPS5865613A (ja) | セメント板の製造方法 | |
| JPS5829731U (ja) | 家屋壁面などのタイル施工のためのタイル用下地材 | |
| JPS6036105A (ja) | 硬質木片セメント板に略ｖ字溝を形成する方法 | |
| JPS5921305U (ja) | 耐火構造材 | |
| JPS5817963A (ja) | スポ−ツ床 | |
| JPS61225459A (ja) | タイル仕上げ構造 | |
| JPS58131265A (ja) | 内装材の施工方法 |