JPS59220542A - 遮音板 - Google Patents
遮音板Info
- Publication number
- JPS59220542A JPS59220542A JP58094111A JP9411183A JPS59220542A JP S59220542 A JPS59220542 A JP S59220542A JP 58094111 A JP58094111 A JP 58094111A JP 9411183 A JP9411183 A JP 9411183A JP S59220542 A JPS59220542 A JP S59220542A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sound
- sound insulation
- latex
- sound insulating
- iron powder
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Building Environments (AREA)
- Soundproofing, Sound Blocking, And Sound Damping (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は
家屋における壁面特に内装用壁材として用いられる遮音
性の向上された遮音板に関する。
性の向上された遮音板に関する。
(従来技術と本発明の目的、構成)
一般に家屋における遮音対策としては、窓を2重に設け
たりまたカーテンを併用する。
たりまたカーテンを併用する。
また、壁面特に内装用壁材としては合板(合板を下貼り
した後その表面に化粧シートを貼着したりまたは予じめ
化粧シートを貼着された、あるいは柄模様を印刷された
化粧板など)が主に用いられている。
した後その表面に化粧シートを貼着したりまたは予じめ
化粧シートを貼着された、あるいは柄模様を印刷された
化粧板など)が主に用いられている。
しかし使用される3〜12闘厚の合板では面密度 ・1
.5〜5 kp / dであり、それ自体の遮音性が低
く、遮音効果という点では満足できるものではなかった
。
.5〜5 kp / dであり、それ自体の遮音性が低
く、遮音効果という点では満足できるものではなかった
。
一方遮音効果を高める方法として材料の面密度を大きく
する方法が考えられ、そのため材料の面密度を大きくす
る方法きして、合板と面密度の大きい鉛シートとを貼着
された複合合板、または鉛または鉛合金粉末あるいはチ
ップを混入した接着剤で木単板を接着した遮音板が用い
られている。
する方法が考えられ、そのため材料の面密度を大きくす
る方法きして、合板と面密度の大きい鉛シートとを貼着
された複合合板、または鉛または鉛合金粉末あるいはチ
ップを混入した接着剤で木単板を接着した遮音板が用い
られている。
しかし鉛シート、鉛または鉛合金粉末自体の価格が高く
、複合合板は遮音板として高価なものとなり、複合合板
においては一般家屋には使用されず、遮音効果というよ
りも放射線遮蔽効果を必要とする病院などのレントゲン
室の壁材として一部使用されているにすぎない。
、複合合板は遮音板として高価なものとなり、複合合板
においては一般家屋には使用されず、遮音効果というよ
りも放射線遮蔽効果を必要とする病院などのレントゲン
室の壁材として一部使用されているにすぎない。
遮音板においては価格が高価であるばかりでなく周知の
ように、鉛又鉛合金粉の人体に及ぼす毒性等の問題があ
り、実用性のあるものではない。
ように、鉛又鉛合金粉の人体に及ぼす毒性等の問題があ
り、実用性のあるものではない。
本発明はこのような従来の遮音板の問題点を解決するこ
とを目的とする。すなわち、本発明の遮音板は以下述べ
るように、基板1の表面にシーラーを塗布した後、その
表面に表面を酸化した鉄粉を混入した遮音塗料を塗布し
たものである。本溌明は上記のように表面を酸化した
鉄粉を遮音塗料に混入することにより、錆びの発生しな
い、しかも、面密度を小さくすることのない、遮音効果
の高い遮音板を提供しようとするものである。
とを目的とする。すなわち、本発明の遮音板は以下述べ
るように、基板1の表面にシーラーを塗布した後、その
表面に表面を酸化した鉄粉を混入した遮音塗料を塗布し
たものである。本溌明は上記のように表面を酸化した
鉄粉を遮音塗料に混入することにより、錆びの発生しな
い、しかも、面密度を小さくすることのない、遮音効果
の高い遮音板を提供しようとするものである。
以下本発明の実施例について説明する。
(実施例の説明)
■ 1は板状基板であり木板、合板、繊維板、/ソーテ
ィクルボード、石膏板、セメント板、硅カル板、石綿板
などである。
ィクルボード、石膏板、セメント板、硅カル板、石綿板
などである。
板状基板1はその表面に任意化粧を施されたものでよい
。
。
■ 板状基板1の表面、少なくとも片面に(表面に任意
化粧を施されたものについてはその裏面に)合成樹脂あ
るいはラテックスまたは瀝青質材料と必要に応じ比重1
以上の無機質粉末を骨材として混合されたシーラーを塗
布し、下塗り層2を形成する。
化粧を施されたものについてはその裏面に)合成樹脂あ
るいはラテックスまたは瀝青質材料と必要に応じ比重1
以上の無機質粉末を骨材として混合されたシーラーを塗
布し、下塗り層2を形成する。
合成樹脂あるいはラテックスまたは瀝青質材料としては
アクリル樹脂、ウレタン樹脂、エポキシ樹脂、アルキッ
ド°樹脂、ゴムラテックス、MBR,SBR,NBR,
アスファルト、タールなどを用い、好ましくはエマルジ
ョン型を用いる。
アクリル樹脂、ウレタン樹脂、エポキシ樹脂、アルキッ
ド°樹脂、ゴムラテックス、MBR,SBR,NBR,
アスファルト、タールなどを用い、好ましくはエマルジ
ョン型を用いる。
無機質粉末としてはセメント、スラグ、石膏、炭カル、
タルク、クレーなどを用いる。無機質粉末は、比重1以
上のものを用いることにより遮音板とした場合、その比
重を下げることなく下塗り層2が形成される。
タルク、クレーなどを用いる。無機質粉末は、比重1以
上のものを用いることにより遮音板とした場合、その比
重を下げることなく下塗り層2が形成される。
合成樹脂あるいはラテックスまたは瀝青質材料または無
機質粉末などはそれら各々において単独であるいは複数
を併用して用いる。
機質粉末などはそれら各々において単独であるいは複数
を併用して用いる。
下塗り層2を形成することによって板状基板1の表面を
平滑にするとともに後に塗布される遮音塗料の密着を良
くシ、また板状基板からの水分などによるアワなどの抽
出成分の流出抑制を行なう。
平滑にするとともに後に塗布される遮音塗料の密着を良
くシ、また板状基板からの水分などによるアワなどの抽
出成分の流出抑制を行なう。
■ 下塗り層2の表面に表面を酸化された鉄粉と、必要
に応じ比重1以上の無機質粉末を混合された合成樹脂あ
るいはラテックスまたは瀝青質材料からなる遮音塗料を
塗布し、遮音性塗層3を形成する。
に応じ比重1以上の無機質粉末を混合された合成樹脂あ
るいはラテックスまたは瀝青質材料からなる遮音塗料を
塗布し、遮音性塗層3を形成する。
遮音塗料に使用される表面を酸化された鉄粉のかわりに
単なる鉄粉を使用することも考えられるが、面密度は大
きくなされるが遮音性塗層とした後、水分などにより錆
が発生し、壁面を汚。
単なる鉄粉を使用することも考えられるが、面密度は大
きくなされるが遮音性塗層とした後、水分などにより錆
が発生し、壁面を汚。
染する。また酸化鉄を使用することにより錆の発生の問
題は解決されるものの、その面密度は鉄粉の場合に比し
て小さくなり遮音性が低下する。
題は解決されるものの、その面密度は鉄粉の場合に比し
て小さくなり遮音性が低下する。
(鉄比重78、酸化鉄比重5.7)
本発明は表面を酸化された鉄粉を用いることによって遮
音性塗層の面密度を小さくすることなく、シかも水分な
どによる錆の発生を防止されたものである。
音性塗層の面密度を小さくすることなく、シかも水分な
どによる錆の発生を防止されたものである。
表面を酸化された鉄粉はその粒径を2朋以下のものを用
いる。粒径が2龍以上であると合成樹脂あるいはラテッ
クスまたは瀝青質材料との混合時の均一攪拌がむずかし
い。
いる。粒径が2龍以上であると合成樹脂あるいはラテッ
クスまたは瀝青質材料との混合時の均一攪拌がむずかし
い。
また遮音性塗層3の剛性が高くなり、コインシデンス効
果が低周波側に移行するため低周波に対する遮音効果が
低下する。
果が低周波側に移行するため低周波に対する遮音効果が
低下する。
合成樹脂あるいはラテックスまたは瀝青質材料としては
アクリル樹脂、ウレタン樹脂、エポキシ樹脂、アルキッ
ド樹脂、ゴムラテックス、MBR,5BRSNBR,ア
スファルト、タールなどを用いる。好ましくはエマルジ
ョン型を(本発明の作用効果) a:遮音塗料に表面のみを酸化した鉄粉を混入したので
、遮音性塗層3の面密度を小さくすることなく、シかも
剛性が低下され、質量側に基づく遮音性が向上する。ま
た、錆びも発生しないので長期の使用に耐える。
アクリル樹脂、ウレタン樹脂、エポキシ樹脂、アルキッ
ド樹脂、ゴムラテックス、MBR,5BRSNBR,ア
スファルト、タールなどを用いる。好ましくはエマルジ
ョン型を(本発明の作用効果) a:遮音塗料に表面のみを酸化した鉄粉を混入したので
、遮音性塗層3の面密度を小さくすることなく、シかも
剛性が低下され、質量側に基づく遮音性が向上する。ま
た、錆びも発生しないので長期の使用に耐える。
b:下塗り塗層2と、遮音性塗層3の合成樹脂、ラテッ
クス、瀝青質材料は互いに分子間引力を生じ、遮音性塗
層3の面密度が高くても、剥離することが無い。
クス、瀝青質材料は互いに分子間引力を生じ、遮音性塗
層3の面密度が高くても、剥離することが無い。
第1図二基板1の両面に遮音塗料3を塗布した本発明遮
音板の断面図、 第2図:基板1の片面に凹凸状の遮音塗料3を塗布した
本発明遮音板の断面図、 1・・・・・・基板、2・・・・・・下塗り層、3・・
・・・・遮音塗、・□料または遮音性塗層。 「10] 7 / 「102
音板の断面図、 第2図:基板1の片面に凹凸状の遮音塗料3を塗布した
本発明遮音板の断面図、 1・・・・・・基板、2・・・・・・下塗り層、3・・
・・・・遮音塗、・□料または遮音性塗層。 「10] 7 / 「102
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 ■ 板状基板(1)の少なくとも片面に合成樹脂あるい
はラテックスオたは瀝青質材料からなるシーラーを塗布
し下塗り層(2)を形成し、更にその表面に表面を酸化
された鉄粉と合成樹脂あるいはラテックスまた瀝青質材
料とを混合した遮音塗料(3)を塗布し遮音性塗層を形
成した、ことを特徴とする遮音板。 ■ 表面を酸化された鉄粉として粒径が2重m以下のも
のを用いた特許請求の範囲第1項記載の遮音板。 ■ 下塗り層(2)のシーラー中に比重1以上の無機質
粉末を骨材として混合した特許請求の範囲第1項記載の
遮音板。 ■ 遮音塗料(3)中に比重1以上の無機粉末を混合し
た特許請求の範囲第1項記載の遮音板。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58094111A JPS59220542A (ja) | 1983-05-30 | 1983-05-30 | 遮音板 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58094111A JPS59220542A (ja) | 1983-05-30 | 1983-05-30 | 遮音板 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59220542A true JPS59220542A (ja) | 1984-12-12 |
JPH0354225B2 JPH0354225B2 (ja) | 1991-08-19 |
Family
ID=14101318
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58094111A Granted JPS59220542A (ja) | 1983-05-30 | 1983-05-30 | 遮音板 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59220542A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02256098A (ja) * | 1988-12-19 | 1990-10-16 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 防音材 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5080345A (ja) * | 1973-11-21 | 1975-06-30 | ||
JPS5092983A (ja) * | 1973-12-24 | 1975-07-24 |
-
1983
- 1983-05-30 JP JP58094111A patent/JPS59220542A/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5080345A (ja) * | 1973-11-21 | 1975-06-30 | ||
JPS5092983A (ja) * | 1973-12-24 | 1975-07-24 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02256098A (ja) * | 1988-12-19 | 1990-10-16 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 防音材 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0354225B2 (ja) | 1991-08-19 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPS59220542A (ja) | 遮音板 | |
JPS61242252A (ja) | 建物外装仕上工法 | |
CN216787695U (zh) | 直贴阻燃柔性木饰面及安装结构 | |
GB1218013A (en) | Improvements in and relating to laminated boards | |
JPH0543506B2 (ja) | ||
JPS59224742A (ja) | 遮音板 | |
JPS62187150A (ja) | 建築用モルタル下地材 | |
JPS60164589A (ja) | 遮音ドアパネル | |
JPS60164534A (ja) | 遮音下地板及び該下地板を用いた遮音壁面の施工方法 | |
CN206205345U (zh) | 一种装饰一体面板 | |
JPH0242444Y2 (ja) | ||
JPH0243955Y2 (ja) | ||
JPS634151A (ja) | 耐水建築用板及び耐水建築用板を用いたドア | |
JP2510330B2 (ja) | 内壁の仕上げ方法 | |
JPS63206544A (ja) | 化粧無機質板 | |
JP2005048442A (ja) | 建築用パネルの取り付け構造 | |
JPS58546B2 (ja) | メラミン化粧板パネルの旋工方法 | |
JPS5850252A (ja) | 外壁面仕上方法 | |
JP2001058384A (ja) | 化粧板の製造方法 | |
JPS59233065A (ja) | 下地材 | |
JPS585781B2 (ja) | 建築用下地材の製法 | |
JPH04201446A (ja) | 装飾用内装材の製造方法 | |
JPS59224743A (ja) | 遮音板 | |
JPS60246945A (ja) | 木質複合化粧板 | |
JPH0280756A (ja) | コンクリート建築物の内装下地用パネル及び内装工法 |