JPS6033141B2 - ポリエステル樹脂組成物の同時膨脹及び硬化 - Google Patents

ポリエステル樹脂組成物の同時膨脹及び硬化

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JPS6033141B2
JPS6033141B2 JP56143697A JP14369781A JPS6033141B2 JP S6033141 B2 JPS6033141 B2 JP S6033141B2 JP 56143697 A JP56143697 A JP 56143697A JP 14369781 A JP14369781 A JP 14369781A JP S6033141 B2 JPS6033141 B2 JP S6033141B2
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    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08JWORKING-UP; GENERAL PROCESSES OF COMPOUNDING; AFTER-TREATMENT NOT COVERED BY SUBCLASSES C08B, C08C, C08F, C08G or C08H
    • C08J9/00Working-up of macromolecular substances to porous or cellular articles or materials; After-treatment thereof
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は硬化並びに膨脹したポリエステル樹脂組成の製
造方法、及びこのような方法に於て有用な硬化性で交差
結合性の組成物並びにこのような方法の硬化及び膨脹し
た製品に関するものである。
本発明は液体のポリエステル樹脂組成物{a)を(b’
パーオキサイド;{c} このパーオキサィドの分解を
促進し得る有機金属化合物;及び‘d} ある種のヒド
ラジン型化合物とヒドラゾンから選ばれる化合物;と混
合することにより同時的の膨脹及び硬化させることを含
む。
発飽ポリエステル樹脂組成の製造法に関し、通常は別操
作として発泡と交差結合を扱う、多くの文献が存在する
発泡体がつくられ次にそれをこわすことなく交差結合さ
れるか、あるいは樹脂中にガスが放出されつ)ある間に
樹脂が交差結合されるか、のいずれかである。いずれの
方法に於ても、ガスは各種の手段によって供給されてよ
い。他の方法は硬化剤及び発泡剤として作用するある種
の化学薬剤を使用するが、しかしそれらの商業的応用は
重大な安定性問題あるいは実用性の欠如によって大いに
妨げられてきた。興味ある従来の特許の中には米国特許
第3,410,71計号(196洋王11月12日)(
ローパー)があり、ある種のアルキル−またはアリール
ヒドラジンをパーオキサイドまたは有機塩のいずれかと
組合せて用いる、非発泡固状アクリル型のコーティング
組成物の製造を教示している。
米国特許第3,290,58少号(1973芋11月1
8日)(ヤコブら)はある種のスルホニルヒドラジン、
パーオキサィド触媒、コバルト促進剤、及びハロゲン含
有レドックス化合物を用いて不飽和ポリエステル樹脂組
成物を膨脹させる方法を開示している。米国特許第3,
920,59ぴ号(1973王11月18日)(ヤコブ
ら)は4,4′−オキシビス(ベンゼンスルホニル)ヒ
ドラジド、ヒドラジンのような化学薬剤を、5倍から3
ぴ音の水準のパ−オキサィドとポリエステルの硬化に通
常用いる金属有機塩と一緒に使用する、不飽和ポリエス
テル樹脂の膨脹及び硬化を扱っている。米国特許第3,
920,591号(1973王11月18日)(ャコフ
ら)はスルホニルヒドラジド、パーオキサイド、コバル
ト促進剤、及びアミン、を用いる不飽和ポリエステル樹
脂組成物の膨脹及び硬化方法を開示しており、そして米
国特許第3,993,609号(1976手11月23
日)(カメンズら)は2−t−プチルアゾー2−ヒドロ
キシブタンのようなある種の酸に感応性のアゾ化合物を
、任意的にはパーオキサィドのような硬合剤及びナフテ
ン酸銅のような促進剤と一緒に使用することを示してい
る。このようなアゾ化合物は取扱が困難であり、冷凍を
必要とし、貯蔵寿命がきわめて短かし、。現在では、織
造された化学化合物または混合物は、良好な保存寿命、
ポリエステル中の良好なポットライフ、標準的な樹脂加
工装置との両立性、並びに広い範囲の汎用的不飽和ポリ
エステル樹脂組成物から均質で本質的に亀裂の存在しな
い発泡体をつくる能力、のすべての必要な基準を満たす
ものはない。今ここに、 ‘a} 液体不飽和ポリエステル・ (b} パーオキサイド、 【C} パーオキサィドの分解を促進するのに適した有
機金属化合物、【d}、式RNHNH2及びRNHN=
CRIR2から選ばれるヒドラジンまたはヒドラゾンを
混合することによって本質的に均質な細胞構造をもつ低
密度ポリエステル発泡体をつくることができることが見
出されたのであり、上記の式に於て、RはC,一C.8
アルキル、C2一C,8アルケニル、C5−C6シクロ
アルキル、C7一C9アルアルキル、または置換された
C.−C,8アルキル、C2−C,8ァルケニル、C5
一C6シクロアルキル、またはC7−C9ァルァルキル
で置換基がハロゲン、シアノ、C,−C4アルコキシま
たはC,一C4アルコキシカルボニルであり;RIとR
2は同種または異種であり、かつ水素(RIとR2の少
くとも一つが水素以外のものであるかぎり)、C.一C
Mアルキル、C2一C,6アルケニル、C5−C6シク
ロアルキル、C6一C,。
アリール、C7−C9アルァルキル、または置換された
C,一C,6アルキル、C2−C,6アルケニル、C5
−C6シクロアルキル、C6一Cmアリール、C7−C
9アルアルキルで置換基がハロゲンシアノ、C.−C4
アルコキシまたはC,一C4アルコキシカルボニルであ
り、あるいはRIとR2は一緒になって共通炭素原子で
以てC3−C8シクロアルキルまたは7個から1の固の
炭素原子をもつ架橋環炭化水素を形成する。RNHNH
2型の好ましいヒドラジン化合物はRがC,からC,2
のアルキルであるかあるいはC5からC6のシクロアル
キルである化合物である。RNHN=CRIR2型の好
ましいヒドラゾン化合物はRがC,からC6のアルキル
でありかつRIまたはR2の少くとも一つがC,からC
6のアルキル、C5からC6のシクロアルキルまたはフ
エニルであるが、あるいは=CRIR2基が9個からl
q固の炭素原子をもつ部分ハロゲン化の架橋環アリール
部分を形成する化合物である。本発明に使用する不飽和
ポリエステル樹脂は多価カルボン酸と多価アルコールと
の熱硬化性ポリエステル化生成物または縮合生成物とし
て記述されてもよく、その少くとも一つはエチレン性不
飽和であり、通常はモノェチレン性不飽和である。
実際に、それらのポリエステル樹脂は、スチレン、アク
リルまたはメタクリルのヱステルまたはニトリル、ジア
リルフタレート、トリアリルシアヌレートなどのような
共重合性のエチレン性不飽和モノマーと混合状態で使用
する。(例えば、ェリスの1941年9月9日の米国特
許第2,255,313号;ウェルズの195叫手1月
26日の第2,667,430号:あるいはアジモンの
1966年8月16日の第3,267,055号を、不
飽和線状ポリエステルと、それの溶剤でありパーオキサ
ィド触媒または重合開始剤の存在下で固体状態へ交差結
合し得る液体組成物を提供する共重合性エチレン性モノ
マーと、から成る適当なポリエステル組成物のさらに詳
細について、参照されたい。)「ポリエステル樹脂組成
物」としてここで用いる表現はポリエステルそのものと
ビニルモノマーとの混合物を含む。いよいよ、不飽和ポ
リエステル樹脂は1個または1個以上のグリコールと1
個または1個以上のアルファ、ベーターェチレン性不飽
和多価カルボン酸とからつくられる。制約を意味するつ
もりでない例としては、ポリエステル樹脂はマレィン酸
、フマル酸、アコニット酸、メサコニン酸、シトラコン
酸、エチルマレィン酸、ピロシンコン酸、ベロン(ve
ronic)酸またはィタコン酸、のような酸または酸
無水物(アジピン酸、コハク酸、セバシン酸、フタル酸
、リノレン酸、リノール酸、ェレオステアリン酸、など
との併用または非併用で)と、エチレングリコール、ジ
ヱチレングリコール、トリエチレングリコール、ポリエ
チレングリコール、1,3−プロピレングリコール、1
,2一プロピレングリコール、ジプロピレン(1,3た
は1,2)グリコール、ブチレングリコール、ヘキシレ
ングリコール、またはスチレングリコール、のようなグ
リコール、とからつくることができるといえる。このよ
うなポリエステル樹脂組成物の酸価は0より大で150
にわたる範囲、好ましくは0より大で75にわたる範囲
、最も好ましくは7.5から40の範囲にあることがで
き、樹脂組成物(すなわち、ポリエステル自体とビニル
性モノマーとの合計)の1グラムあたりのKOHのミリ
モル数で表現される。
非常に数多くのパーオキサィドが本発明を実施するのに
有用であり、例えば過酸化水素を含むハイドロパーオキ
サィド類及び有機パーオキサィド類である。
制約を意味するつもりでないその他の適当なパーオキサ
ィドの例は、ベンゾィルパーオキサイド、アセチル/ぐ
−オキサイド、ジーtーフチル/ぐーオキサイド、ジキ
ユミル/f−オキサイド、メチルエチルケトンパーオキ
サイド、ジーt−ブチルパーオキシジカーボネート、t
−プチルパーベンゾエート、2,5ージメチル−2,5
−ビス(ベンゾイルパーオキシ)へキサン、2,5−ジ
メチル−2,5ーピス(ブチルパーオキシ)へキサン、
tーブチルハイドロ/fーオキサイド、キュメンハイド
ロパーオキサイド、及び2,5−ビス(t一ブチルパー
オキサイド)ブタンである。一般的に不飽和ポリエステ
ル樹脂組成物の硬化剤として慣用的に使用されるパーオ
キサイド勉煤または重合開始剤はすべて、有機であって
も無機であっても、かつ真のパーオキサィドまたは等価
のハイドロパーオキサィドであっても、本発明に於て使
用してよい。過酸化水素は単独であっても有機パーオキ
サィドであっても、特に適当である。より詳しく慣用硬
化剤についての開示については上述諸特許を参考にでき
る。
パーオキサィド(b}対ヒドラジンまたはヒドラゾン{
d}のモル比は0.08から7、通常は1から3の範囲
にありうる。
使用する促進剤または活性化剤は広範囲の有機金属及び
特に金属塩及び石鹸であり、これらは反応の促進または
活性化に有利な効果をもち、ポリエステルのパーオキサ
ィド硬化の促進剤として商業的に既知で使用されている
このような活性化剤は代表的には還元された多価状態に
ある金属塩及び金属石鹸から構成されている。これらの
化合物はパーオキサィドとの選択的反応、並びに、パー
オキサィドとの初期的反応から発生する遊離基との部分
反応を特徴とする。代表的活性化剤はすべての金属石鹸
及び塩、並びにポリエステル樹脂系中のそれらの反応か
ら叛生するそれらの複合物を含む。このような活性化剤
は第一コバルト、第一鉄、第一バナジウム、カドミウム
、第一マンガン、第一銅、第一ニッケル、第一錫、第一
鉛、ジルコニウム、第一クロム、などの各イオンの塩、
石鹸、複合物を含む。このような活性化剤のアニオンは
変動してよく、活性化剤へポリエステル系中での溶解性
を付与するようし‘よいま選択される。代表的なアニオ
ンはC2一C28カルボン酸塩のようなカルボン酸塩で
あり、短鎖の酸、脂肪酸、及びナフテン酸塩、を含む。
このようなアニオンはアセテ−ト、プロピオネート、ブ
チレート、2−エチルヘキソエート、ヘキソエート、オ
クトエート、ラウレート、オレエート、リノレート、パ
ルミトェート、アセトアセトネート、及びナフテニック
、を含む。好ましくは活性化剤はコバルトオクトエート
、コバルトアセトンアセトネート、及びコバルトナフテ
ニック、及び類似の塩類であり、特に、コバルトを有機
酸との塩である。これらの活性化剤は単独で使用しても
よく、あるいは他の活性化剤または金属塩と組合わせて
使用してよい。通常、金属濃度はコバルトの場合に於て
ポリエステル樹脂組成物の10の部(すなわち、ポリエ
ステルとモノマーとの合計の10碇部)あたり0.25
から1.碇郭、好ましくは0.040から0.4部の範
囲にあってよい。
一般的に、この濃度は樹脂組成物の100夕あたり0.
40から17ミリモル、好ましくは0.70から7.0
ミリモルであってよい。もし所望ならば、アミン型促進
剤例えばトリェチルァミン、トリブチルアミン、などが
同じく用いられてよい。しかし、総体的反応混合物は正
の酸価を示すべきである。本発明を実施するのに用いて
よいヒドラジン型化合物はアルキル、シクロアルキル及
びアルァルキルのヒドラジンを含むが、しかし、ヒドラ
ジン官能基が芳香族炭素へ直接に結合されていないこと
が好ましい。
これらのヒドラジンはアルキル基またはアリール基へ付
着した他の官能基をまた含んでいてよい。本発明に於て
有用である代表的なヒドラジンは、メチルヒドラジン、
エチルヒドラジン、プロピルヒドラジン、インプロピル
ヒドラジン、アリルヒドラジン、プチルヒドラジン、S
−ブチルヒドラジン、イソブチルヒドラジン、ベンチル
ヒドラジン、2ーベンチルヒドラジン、3−ベンチルヒ
ドラジン、イソベンチルヒドラジン、ヘキシルヒドラジ
ン、2ーヘキシルヒドラジン、3−へキシルヒドラジン
、シクロヘキシルヒドラジン、ヘプチルヒドラジン、オ
クチルヒドラジン、ノニルヒドラジン、デシルヒドラジ
ン、2−デシルヒドラジン、ドデシルヒドラジン、オク
タデシルヒドラジン、4−(2,6−ジメチルヘプチル
)ヒドラジン、シアノエチルヒドラジン、ペンジルヒド
ラジン、エチルヒドラジノアセテート、ヒドラジノアセ
トアルデヒドジエチルアセタ−ル、2一フエネチルヒド
ラジン、エチル3ーヒドララジノプロピオネート、であ
る。次のケトン及びアルデヒドのヒドラゾンが本発明に
於て有用である:アセトン、レブリン酸及びそのエステ
ル、ベンゾインエチルエーテル、2−ブタノン、3ーブ
チン−2−オン、ジヘキシルケトン、2,6−ジメチル
3−へプタノン、2,6ージメチル−4ーヘプタノン、
3,5ージメチル−4−へプタノン、2,4ージメチル
−3ーベンタノン、4,4′ージメチル−2ーベンタノ
ン、1,1ージフエニルアセトン、1,3−ジフエニル
アセトン、エチルビニルケトン、エチルアセトアセテー
ト、11ーヘンヱイコサノン、ガンマーヘプタデカノン
、2ーヘプタノン、3−へプタノン、4−へプタノン、
2−へキサノン、3−へキサノン、5ーヘキセンー2ー
オン、アルフアーイオノン、ベーターイオノン、メシチ
ルオキサイド、メトキシアセトン、6−メチル−5ーヘ
プテン−2ーオン、2−メチル−3−へキサノン、5−
メチル一2−へキサノン、4ーメチル−2−ペンタノン
、10ーノナデカン、2ーベンタノン、3ーベンタノン
、フエノキシアセトン、フエニル−2ーブタノン、ピナ
コロン、2ーウンデカノン、6−ウンデカノン、ベンゾ
フエノン、アセトフエノン、3,4ージクロロアセトフ
エノン、プロピオフエノン、oーメトキシアセトフエノ
ン、m一メトキアセトフエノン、ウンデ′力/フエノン
、シクロプロ/ぐノン、シクロブタノン、シクロベンタ
ノン、シクロヘキサノン、シクロヘフ。
タノン、シクロヘキサシルメチルケトソ、1−デカロン
、1ーテトラロン、2−テトラロン、1ーインダノン、
アセトアルデヒド、ベンズアルデヒド、プロピオンアル
デヒド、ブチルアルデヒド、デカナル、ヘキサナル、ベ
ンタナル、ドデカナル、pーメチルベンズアルデ・ヒド
。前記リストは解説の意味であり制約とは決して考えて
いない。
ヒドラジンの代りにヒドラゾン誘導体を用いることはヒ
ドラジンが低級の(C,一C4)アルキルヒドラジンの
ようなきわめて反応性であるときには好ましい。
ヒドラジンはより細かい細胞状でより均質な泡の形成を
もたらすガス及びラジガルのより緩徐でより調節された
放出を行わせるように見える。
その目的で、ヒドラゾン自体を添加してもよく、あるい
はヒドラジンを所望ケトンの適当な量と一緒に樹脂中に
導中してもよい。ヒドラジン型またはヒドラゾン型化合
物tWまポリエステル樹脂組成物(ポリエステル自体と
モノマーの合計)の100夕あたり0.1から30ミリ
モルの濃度で使用され、広い範囲の密度低下を提供する
反応混合物へ適当な活面活性化剤を添加することは肝要
ではないが、しかしより安定な発泡体とより細かくより
均質な細胞構造を確立するのに勤けとなるかもしれない
アニオン性、カチオン性、または非イオン性の活面活性
剤を核化及び泡安定化を助けるのに用いてよい。このよ
うな活面活性剤はノニルフェニルボリ(エチレングリコ
−ル)エーテル、ノニルフエノキシポリ(エチレンオキ
シ)エタノール、ジートリデシルナトリウムスルホクサ
シネート、ステアリルジメチルベンジルアンモニウムク
ロラィド、及びアルキルアリールポリエーテルスルホネ
ートのナトリウム塩、を含む。シリコーン型界面活性剤
もまた有用である。全体的な酸価が正のま)であるよう
注意すべきである。非イオン性活面活性剤が好ましい。
本発明を実施するために、いくつかの方法をとることが
できる。通常は、促進剤とヒドラジンまたはヒドラゾン
をまずポリエステル樹脂組成物と完全に混合し、次にパ
ーオキサィドを櫨拝しながら添加する。また、ポリエス
テル組成物の一部分をヒドラジンまたはヒドラゾンと促
進剤とを混合し、一方第二のポリエステル部分へパーオ
キサィドを添加し、次に両部分を混合する。このような
混合物を鋳型へ注ぐか注入するか噴露してもよく、ただ
し噴霧施用に対してはすべての成分を贋霧直前に混合ヘ
ッドへ同時に供給してもよい。パーオキサイドをヒドラ
ジンまたはヒドラゾンまたは促進剤と予め混合しないよ
うに注意すべきである。空気の存在下であまりに激しく
蝿拝することに基づく反応混合物中の空気(酸素)のだ
き込みは硬化または発泡を妨げるかもしれず、従って回
避されねばならない。完全な混合は密閉系または不活性
(例えば窒素)雰囲気下で達成することができる。
ポリエステル樹脂組成物の膨脹と硬化は上述の混合物を
膨脹及び硬化の条件へさらすことによって単純に実施さ
れる。
この目的に対し、通常の周辺条件が適当であり、何故な
らば反応は諸成分を混合したのち自発的に進行するから
である。熱の適用は必要ではなく;反応自体は発熱的で
ある。望むならば、特に後硬イ〇段階で、熱を適用して
よい。本発明に従ってつくられる発泡ポリエステルは船
体、バスタブ、建築用パネル、貯蔵槽、などを通常はこ
のようなポリエステル中に補強用ガラス繊維を加えるこ
とによってつくるのに用いてよい。
実施例 1 発泡ポリエステルをつくるときの促進剤濃度の効果を評
価する一連の実線を実施した。
酸価約20でプロピレングリコールーマレェートーフタ
レート反応混合物をベースとするポリマー約55部と約
45部(すべて重量で)のスチレンモノマーを有するポ
リエステル樹脂組成物(25夕)を207地の紙コップ
に注入した。
このポリエステルへ0.25夕のシリコーンーグリコー
ルコポリマー活*面活性剤と第1表に示すコバルト金属
の濃度を達成するナフテン酸コバルト促進剤の各種の量
、並びに0.175夕のターシヤリープチルヒドラジン
を添加した。混合物を室温で約15砂間鷹拝しその間に
過酸化水素30%水溶液0.25夕を添加した。パーオ
キサイドノヒドラジンのモル比は1.11であった。損
拝をさらに19秒続け、次にポリエステル発泡を発現さ
せた。結果を第1表に総括した。第1表(註)(1)ポ
リエステル樹脂組成物100夕あたりのグラム数(2)
発泡体密度(3)パーオキサイド (4)固体 (5)硬化しなかつた。
x発泡体構造の基準。
A:微細細胞、亀裂あり。
B:微細細胞、やや槌裂あり。
C:微細細胞、亀裂をし。
D:粗大細胞、亀裂なし。
実施例 2 パーオキサィドとヒドラジンの濃度と比較の効果を決め
るためにいくつかの実験を行なった。
実施例1の諸成分と方法を本質上採用したが、ただしポ
リエステルは15の酸価をもち、促進剤はナフテン酸コ
バルトの代りに12重量%のCo含量を有するバルトオ
クトェートであった。促進剤の濃度はポリエステル10
0部あたり0.35部であり、シリコーン活面活性剤の
濃度は1部であった(すべて重量による)。実験結果を
第D表に示す。−策 □ 表つくった発泡体はすべ
て微細細胞構造を示し、亀裂は認められなかった。
〔言主〕 ‘1} 樹脂30夕あたりは0230%水溶
液のグラム数。
‘2)ターシヤリーブチルヒドラジン 【31発泡体密度 実施例 3ヒドラゾンとパーオキサィドの濃度並びにパ
ーオキサイド対ヒドラゾンの比率の効果を検討した。
第m表に総括した実験に於て、ポリエステル樹脂は実施
例1の場合と同じに使用したが、ただし樹脂100夕あ
たりコバルトオクトヱート促進剤0.35夕を含んでい
た。用いたヒドラゾンは5ーメチル−2ーヘキサノンt
−ブチルヒドラゾンであった。実験はすべて実施例1の
記述の通りに本質上実施された。結果は第m表に於てま
とめた。第IU表 〔言壬〕(1)樹脂25夕あたりのグラム数(2)5−
メチル−2−へキサノンt−ブチルヒドラゾン発泡体は
すべて微細細胞構造をもち僅かに亀裂を示した星印(*
)によって示した発泡体以外は、亀裂が全くなかった。
実施例 4本質上実施例1の手順に従って、本発明実施
上の各種ヒドラジンの適合性を検討した。
全実験を※通して、30夕のポリエステル(実施例1参
照)を用い。樹脂100夕あたり0.35夕のコバルト
オクトェートを含み、過酸化水素水溶液(30%)の0
.33夕、並びに0.3夕のシリコーン活面活性剤をす
べての実験に於て添加した。結果を第W表にまとめた。
第 IV 表 〔言三f〕×MMH‐モノメチルヒドラジンIBH−イ
ソブチルヒドラジンSPH川S‐−ベンチルヒドラジン DCH−デシルヒドラジン ODfl−オクタデシルヒドラジン BZH−ペンジルヒトトラソン CEH−ンアノエチルヒドラジン ぞ*−結果は、広範囲の種類のヒドラジンをポリエステ
ル樹脂の同時的発泡硬化に用いてよいことを示している
ヒドラジンを含まない硬化した固体のポリエステル樹脂
は1.15夕/地の密度をもっていた。
実施例 5いくつかのヒドラゾンを本発明実施に於ける
有用性について評価した。
実施例1のポリエステル樹脂組成物でその1009あた
り0.3夕のナフサン酸コバルトを含むものを用い、全
実験を通し、0.302の過酸化水素溶液(30%)を
用いた。第V表は樹脂25夕あたりのヒドラゾン使用量
並びに結果を示している。
第V表 〔註〕×PMO:2−ブロパノンメチルヒドラゾンBB
O:2川ブタノンtmブチルヒドラゾンPBO:3−ペ
ンクノンt−ブチルヒドラゾンDBO:3,3−ジメチ
ル日2州ブタノンt−フチルヒドラゾンHBO:5−メ
チル皿2−へキサノンt−ブチルヒドラゾンAPO:2
−ワンデカノンt−ブチルヒト。
ラゾンUBO:2−ワンデカノンt−ブチルヒドラゾン
発泡体はすべて微細細胞を示し亀裂は全くなかつた。実
施例 6 ヒドラジン処理ポリエステルへのケトン添加効果を検討
した。
その目的に対して、実施例1の諸成分と方法を本質上採
用したが、ただし、ポリエステル30夕へ、.6夕のシ
リコーン活面活性剤、0.1夕のメチルヒドラジン(M
MH)、0.2夕のナフテン酸コバルト、並びに30%
の過酸化水素水溶液0.12夕を用いた。アセトンを第
の表に示す水準で添加し、結果はこの表にまとめてある
。第W表 〔言王〕 ‘1} 中程度の微細から粗大の細胞構造で
、やや不規則であり、亀裂はない。
‘2} 01と同じであるが均質度は良好。
‘3} 微細で均質の細胞構造、亀裂なし。■ きわめ
て微細な細胞構造ですぐれた均質性をもち、亀裂なし。
実施例 7 プロピレングリコールーマレエートーフタレ−トのベー
スのポリエステル樹脂(約60%)とスチレン(約4の
重量%)との合体物の約15の酸価をもち0.35タコ
バルトオクトェート促進剤、0.25夕のシリコーン活
面活性剤、0.25夕の4ーメチル−2ーベンチルヒド
ラジンを含む樹脂を用いて、ポリエステル樹脂または反
応混合物の酸価または酸性度の効果を検討した。
混合物の添加触媒は0.4夕の30%過酸化水素水溶液
であった。
過酸化物添加前に各実験での酸価を第肌表に記録した通
り酢酸またはトリェチルアミンのいずれかを用いて調節
した。結果はまたこの表にまとめた。第肌表 〔註〕(1)トリエチルアミン (2)酢 酸 W きわめてゆつくりの硬化 (x※)ゆつくり硬化、発泡体は完全硬化の前に静定。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 (a)0より大きく150までの酸価をもつ液体の
    エチレン系不飽和ポリエステル樹脂組成物;(b)パー
    オキサイド、(c)パーオキサイドのための有機金属促
    進剤、および(d)式RNHNH_2またはRNHN=
    CR^1R^2(式中、RはC_1−C_1_8のアル
    キル、C_2−C_1_8のアルケニル、C_5−C_
    6のシクロアルキル、C_7−C_9のアルアルキル、
    または置換されたC_1−C_1_8のアルキル、C_
    2−C_1_8のアルケニル、C_5−C_6のシクロ
    アルキルまたはC_7−C_9のアルアルキルであつて
    置換基がハロゲン、シアノ、C_1−C_4アルコキシ
    またはC_1−C_4アルコキシカルボニルであり、R
    ^1とR^2は同種または異種でありかつC_1−C_
    1_6アルキル、C_2−C_1_6アルケニル、C_
    5−C_6シクロアルキル、C_6−C_1_0アリー
    ル、C_7−C_9アルアルキル、C_7−C_9アル
    カリールまたは置換されたC_1−C_1_6アルキル
    、C_1−C_1_6アルケニル、C_5−C_6シク
    ロアルキル、C_6−C_1_0アリール、C_7−C
    _9アルアルキル、またはC_7−C_9アルカリール
    、であり、置換基がハロゲン、シアノ、C_1−C_4
    アルコキシまたはC_1−C_4アルコキシカルボニル
    であり、あるいはR^1またはR^2の一つが水素であ
    つてもよく、そしてR^1とR^2は一緒になつて共通
    炭素原子で以てC_3からC_8のシクロアルキルまた
    は7から10個の炭素原子をもつ架橋環炭水化水素基で
    あつてよい)を有するヒドラジンまたはヒドラゾンの混
    合物から成り、膨脹性で硬化性のポリエステル組成物。 2 (d)が式RNHNH_2をもつヒトラジンである
    、特許請求の範囲1の組成物。 3 (d)が式RNHN=CR^1R^2をもつヒドラ
    ゾンである、特許請求の範囲1の組成物。 4 RがC_1からC_1_2のアルキル、またはC_
    5からC_6のシクロアルキルである、特許請求の範囲
    2の組成物。 5 RがC_2からC_6のアルキルであり;R^1と
    R^2の少くとも一つがC_1_からC_6のアルキル
    、C_5からC_6のシクロアルキルまたはフエニルで
    あり、あるいま=CR^1R^2基が9から10個の炭
    素原子をもつ部分ハロゲン化の架橋環アリール部分を形
    成する、特許請求の範囲3の組成物。 6 有機金属促進剤(c)の濃度がポリエステル樹脂組
    成物(a)の100gあたり、0.40から17.0ミ
    リモルの金属であり、ヒドラジンまたはヒドラゾン(d
    )の濃度が0.1から30ミリモルである、特許請求の
    範囲1の組成物。 7 界面活性剤が上記混合物に含まれる、特許請求の範
    囲1の組成物。 8 アルデヒドまたはケトンが上記混合物に含まれる、
    特許請求の範囲2の組成物。 9 パーオキサイド(b)対ヒドラジンまたはヒドラゾ
    ン(d)のモル比が0.08から0.7である、特許請
    求の範囲1の組成物。 10 (a)の酸化が0より大きく75に至る、特許請
    求の範囲1の組成物。 11 パーオキサイド(b)が過酸化水素である、特許
    請求の範囲1の組成物。
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