JPS6033112Y2 - コンテナ専用船のハツチ - Google Patents
コンテナ専用船のハツチInfo
- Publication number
- JPS6033112Y2 JPS6033112Y2 JP8139780U JP8139780U JPS6033112Y2 JP S6033112 Y2 JPS6033112 Y2 JP S6033112Y2 JP 8139780 U JP8139780 U JP 8139780U JP 8139780 U JP8139780 U JP 8139780U JP S6033112 Y2 JPS6033112 Y2 JP S6033112Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- batch
- cover
- containers
- hold
- container
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Ship Loading And Unloading (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案はコンテナ専用船のバッチに関する。
コンテナ専用船においては、船倉内だけでなく、バッチ
カバー上にも相当量のコンテナが積載される。
カバー上にも相当量のコンテナが積載される。
ところが、コンテナ専用船のバッチカバーは陸上の揚陸
設備を用いて開閉されるため、この設備の能力によって
バッチカバー1枚当りの重量が制限され、これによりバ
ッチカバーの強度も制限される。
設備を用いて開閉されるため、この設備の能力によって
バッチカバー1枚当りの重量が制限され、これによりバ
ッチカバーの強度も制限される。
そして、従来のコンテナ専用船では、1枚のバッチカバ
ーの外周縁部だけがバッチコーミングで支持され、しか
もこのように外周縁部だけが支持されたバッチカバーの
上にコンテナが積載されるため、バッチカバー上の多量
のコンテナを積載しようとすれば、バッチカバーの補度
が必要になって、バッチカバーの重量が制限値以上にな
り、バッチカバーの重量を制限値以下に押えようとすれ
ば、バッチカバーの強度も制限されて、バッチカバー上
に積載しうるコンテナの量が制限される。
ーの外周縁部だけがバッチコーミングで支持され、しか
もこのように外周縁部だけが支持されたバッチカバーの
上にコンテナが積載されるため、バッチカバー上の多量
のコンテナを積載しようとすれば、バッチカバーの補度
が必要になって、バッチカバーの重量が制限値以上にな
り、バッチカバーの重量を制限値以下に押えようとすれ
ば、バッチカバーの強度も制限されて、バッチカバー上
に積載しうるコンテナの量が制限される。
このような問題を解決するため、船倉内に積載したコン
テナの最上層のものの上面にバッチカバーを支持し、こ
のバッチカバーの上にコンテナを積載して、バッチカバ
ー上のコンテナの重tを船倉内のコンテナで支持するよ
うにしたコンテナ船が提案されている(特公昭44−2
852ff参照)。
テナの最上層のものの上面にバッチカバーを支持し、こ
のバッチカバーの上にコンテナを積載して、バッチカバ
ー上のコンテナの重tを船倉内のコンテナで支持するよ
うにしたコンテナ船が提案されている(特公昭44−2
852ff参照)。
ところが、この場合、バッチカバーを支持する船倉内の
最上層のコンテナの上面が常にバッチコーミングの上端
より少し上になるようにする必要があり、これによって
船倉の高さや船倉内に積載するコンテナの高さが制約を
受ける。
最上層のコンテナの上面が常にバッチコーミングの上端
より少し上になるようにする必要があり、これによって
船倉の高さや船倉内に積載するコンテナの高さが制約を
受ける。
そして、船倉内に積載するコンテナの高さが常に同じで
あれば問題はないが、コンテナの高さが変った場合や高
さの異なるコンテナを混載る場合は、バッチカバー上の
コンテナの重量を船倉内のコンテナで支持することは困
難である。
あれば問題はないが、コンテナの高さが変った場合や高
さの異なるコンテナを混載る場合は、バッチカバー上の
コンテナの重量を船倉内のコンテナで支持することは困
難である。
また、前記の問題を解決するため、バッチカバーを小さ
く分割して、バッチカバー1枚当りの重量を軽減するこ
とも考えられる。
く分割して、バッチカバー1枚当りの重量を軽減するこ
とも考えられる。
ところが、この場合には、バッチカバーの枚数が増すた
め、その分だけ開閉操作が煩雑になる。
め、その分だけ開閉操作が煩雑になる。
この考案は、上記の実情に鑑みてなされたものであって
、バッチカバーで多量のコンテナを支持でき、しかもバ
ッチカバーの開閉操作が簡単なコンテナ専用船のバッチ
を提供することを目的とする。
、バッチカバーで多量のコンテナを支持でき、しかもバ
ッチカバーの開閉操作が簡単なコンテナ専用船のバッチ
を提供することを目的とする。
この考案によるコンテナ専用船のバッチは、バッチカバ
ーを1枚備えており、長方形状に形成されたバッチコー
ミングの内面に、船倉内に積載されるコンテナ相互間の
上方において船の長さ方向に延びるようにバッチ内に配
置されたカバー支持部材の両端が固着され、支持部材の
上面がバッチコーミングの上端面と同じ高さに形成され
て、1枚のバッチカバーの中間部が支持部材で支持され
るようになされ、少なくともバッチコーミングの4隅部
およびバッチコーミングと支持部材との固着部分の隅部
に、バッチコーミングから船倉底に至るコンテナガイド
が設けられているものである。
ーを1枚備えており、長方形状に形成されたバッチコー
ミングの内面に、船倉内に積載されるコンテナ相互間の
上方において船の長さ方向に延びるようにバッチ内に配
置されたカバー支持部材の両端が固着され、支持部材の
上面がバッチコーミングの上端面と同じ高さに形成され
て、1枚のバッチカバーの中間部が支持部材で支持され
るようになされ、少なくともバッチコーミングの4隅部
およびバッチコーミングと支持部材との固着部分の隅部
に、バッチコーミングから船倉底に至るコンテナガイド
が設けられているものである。
以下、図面を参照して、この考案の実施例を説明する。
なお、こめ明細書において、長方形という用語は正方形
も含む意味に用いられる。
も含む意味に用いられる。
コンテナ専用船1は、船1の幅方向に2列に配置された
多数のバッチ2を備え、各バッチ2のバッチコーミング
3は長方形状に形成されている。
多数のバッチ2を備え、各バッチ2のバッチコーミング
3は長方形状に形成されている。
各バッチ2の下方はコンテナ積載用の船倉4となってお
り、各船倉4には、エンドコーミング3a、3aの相互
間距離より若干短い長さを有する長いコンテナCと、こ
れの半分の長さを有する短いコンテナCとが、それぞれ
船1の長さ方向に沿うように積載きれる。
り、各船倉4には、エンドコーミング3a、3aの相互
間距離より若干短い長さを有する長いコンテナCと、こ
れの半分の長さを有する短いコンテナCとが、それぞれ
船1の長さ方向に沿うように積載きれる。
これらのコンテナCは、一定の幅を有し、船倉4内に船
1の幅方向5列にかつ多段に積み重ねられる。
1の幅方向5列にかつ多段に積み重ねられる。
バッチコーミング3のエンドコーミング3a、3aの内
面に、船1の長さ方向に延びるようにバッチ2内に配置
されたカバー支持部材5の両端が固着されている。
面に、船1の長さ方向に延びるようにバッチ2内に配置
されたカバー支持部材5の両端が固着されている。
との支持部材5は、第4図に・詳細に示されているよう
に、みぞ形鋼5aと、みぞ形鋼5aの上面に固着された
台形断面の鋼材5bとからなり、支持部材5の上面はバ
ッチコーミング3の上端面と同じ高さに形成されている
。
に、みぞ形鋼5aと、みぞ形鋼5aの上面に固着された
台形断面の鋼材5bとからなり、支持部材5の上面はバ
ッチコーミング3の上端面と同じ高さに形成されている
。
また、支持部材5は、船倉4内に積載されるコンテナC
相互間の上方に位置しており、支持部材5と船側側のサ
イドコーミング3bとの間には2列、支持部材5と他方
のサイドコーミング3bとの間には3列のコンテナCが
配置される。
相互間の上方に位置しており、支持部材5と船側側のサ
イドコーミング3bとの間には2列、支持部材5と他方
のサイドコーミング3bとの間には3列のコンテナCが
配置される。
バッチコーミング3の4隅部およびバッチコーミング3
と支持部材5との固着部分の隅部には、バッチコーミン
グ3から船倉底に至るコンテナガイド6が設けられてい
る。
と支持部材5との固着部分の隅部には、バッチコーミン
グ3から船倉底に至るコンテナガイド6が設けられてい
る。
このガイド6は、互いに直角に交わるサイドコーミング
3bまたは支持部材5とエンドコーミング3aとの上端
部から、互いに接近するように、斜め下方に延びた傾斜
板材7,7と、傾斜板材7.7の下端縁からそれぞれ船
倉底まで垂直に延びた垂直板材8.8とから一体状に構
成されたものであり、垂直板材8,8の一方は船1の長
さ方向と平行で、同他方は船1の幅方向と平行である(
第3図および第4図参照)。
3bまたは支持部材5とエンドコーミング3aとの上端
部から、互いに接近するように、斜め下方に延びた傾斜
板材7,7と、傾斜板材7.7の下端縁からそれぞれ船
倉底まで垂直に延びた垂直板材8.8とから一体状に構
成されたものであり、垂直板材8,8の一方は船1の長
さ方向と平行で、同他方は船1の幅方向と平行である(
第3図および第4図参照)。
なお、エンドコーミング3a。3aには、上記の他にも
船倉4内のコンテナC相互間に対応する位置に、必要に
応じて上記同様のコンテナガイドを設けることができる
。
船倉4内のコンテナC相互間に対応する位置に、必要に
応じて上記同様のコンテナガイドを設けることができる
。
このコンテナ専用船1のバッチ2はバッチカバー10を
1枚ずつ備えており、バッチカバー10には、船1の長
さ方向の両端部と、同中央部の2箇所とに、船1の幅方
向に延びた補強材11,12が設けられている。
1枚ずつ備えており、バッチカバー10には、船1の長
さ方向の両端部と、同中央部の2箇所とに、船1の幅方
向に延びた補強材11,12が設けられている。
そして、バッチカバー10上には、船倉4内と同様にコ
ンテナCが積載される。
ンテナCが積載される。
このとき、長いコンテナCは、その両端部と中央部が4
つの補強材11.12に支持されるように積載され、短
いコンテナCは、その両端部がカバー10一端の補強材
11とこれに近い中央部の補強材12とに支持されるよ
うに積載される。
つの補強材11.12に支持されるように積載され、短
いコンテナCは、その両端部がカバー10一端の補強材
11とこれに近い中央部の補強材12とに支持されるよ
うに積載される。
このように、バッチカバー10の中央部の補強材12の
中間部がバッチ2の支持部材5によって支持されるため
、バッチカバー10の重量をとくに大きくしなくても、
その強度を実質的に高めることができ、1枚のカバー1
0上に多量のコンテナCを積載することが可能になる。
中間部がバッチ2の支持部材5によって支持されるため
、バッチカバー10の重量をとくに大きくしなくても、
その強度を実質的に高めることができ、1枚のカバー1
0上に多量のコンテナCを積載することが可能になる。
この考案によれば、バッチ内に固定されたカバー支持部
材5で1枚のバッチカバー10の中間部が支持されるよ
うになされているから、ハッチカバーの重量をとくに大
きくしなくても、ハツチカバーの強度を実質的に高める
ことができる。
材5で1枚のバッチカバー10の中間部が支持されるよ
うになされているから、ハッチカバーの重量をとくに大
きくしなくても、ハツチカバーの強度を実質的に高める
ことができる。
このため、ハツチカバー上のコンテナの重量を船倉内の
コンテナで支持するようにしなくても、ハツチカバーで
多量のコンテナを支持することができる。
コンテナで支持するようにしなくても、ハツチカバーで
多量のコンテナを支持することができる。
したがって、船倉の高さや船倉内に積載するコンテナの
高さが制約を受けることがなく、コンテナの高さが変っ
た場合や高さの異なるコンテナを混載する場合でも、何
ら支障なく、ハツチカバー上に多量のコンテナを積載す
ることができる。
高さが制約を受けることがなく、コンテナの高さが変っ
た場合や高さの異なるコンテナを混載する場合でも、何
ら支障なく、ハツチカバー上に多量のコンテナを積載す
ることができる。
また、ハツチカバーの強度を実質的に高めるためにとく
にハツチカバーの重量を大きくしなくてもよいから、ハ
ツチカバーを小さく分割して1枚当りの重量を軽減する
ような必要がない。
にハツチカバーの重量を大きくしなくてもよいから、ハ
ツチカバーを小さく分割して1枚当りの重量を軽減する
ような必要がない。
したがって、ハツチカバーが1枚ですみ、ハツチカバー
で多量のコンテナを支持できるにもかかわらず、ハツチ
カバーの開閉操作がきわめて簡単である。
で多量のコンテナを支持できるにもかかわらず、ハツチ
カバーの開閉操作がきわめて簡単である。
また、カバー支持部材5は、船倉4内に積載されるコン
テナ相互間の上方に位置するようになされているから、
荷役作業の邪魔になることがなく、さらに、支持部材5
を利用してコンテナガイド6を設けることができ、少な
くともハツチコーミング3の4隅部およびハツチコーミ
ング3と支持部材5との固着部分の隅部に、ハツチコー
ミング3から船倉底に至るコンテナガイド6が設けられ
ているから、荷役作業を能率良く行なうことができる。
テナ相互間の上方に位置するようになされているから、
荷役作業の邪魔になることがなく、さらに、支持部材5
を利用してコンテナガイド6を設けることができ、少な
くともハツチコーミング3の4隅部およびハツチコーミ
ング3と支持部材5との固着部分の隅部に、ハツチコー
ミング3から船倉底に至るコンテナガイド6が設けられ
ているから、荷役作業を能率良く行なうことができる。
図面はこの考案の実施例を示し、第1図はコンテナ専用
船の一部分を概略的に示す平面図、第2図は第1図■−
■線の断面図、第3図は第1図のハツチの一部分の拡大
図、第4図は第3図IV−IV線の断面図である。 1・・・・・・コンテナ専用船、2・・・・・・ハツチ
、3・・・・・・ハツチコーミング、4・・・・・・船
倉、5・・・・・・カバー支持部材、6・・・・・・コ
ンテナガイド、10・・・・・・ハツチカバー、C・・
・・・・コンテナ。
船の一部分を概略的に示す平面図、第2図は第1図■−
■線の断面図、第3図は第1図のハツチの一部分の拡大
図、第4図は第3図IV−IV線の断面図である。 1・・・・・・コンテナ専用船、2・・・・・・ハツチ
、3・・・・・・ハツチコーミング、4・・・・・・船
倉、5・・・・・・カバー支持部材、6・・・・・・コ
ンテナガイド、10・・・・・・ハツチカバー、C・・
・・・・コンテナ。
Claims (1)
- バッチカバー10を1枚備えており、長方形状に形成さ
れたバッチコーミング3の内面に、船倉4内に積載され
るコンテナC相互間の上方において船1の長さ方向に延
びるようにバッチ内に配置されたカバー支持部材5の両
端が固着され、支持部材5の上面がバッチコーミング3
の上端面と同じ高さに形成されて、1枚のバッチカバー
10の中央部が支持部材5で支持されるようになされ、
少なくともバッチコーミング3の4隅部およびバッチコ
ーミング3と支持部材5・との固着部分の隅部に、バッ
チコーミング3から船倉底に至るコンテナガイド6が設
けられているコンテナ専用船のバッチ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8139780U JPS6033112Y2 (ja) | 1980-06-10 | 1980-06-10 | コンテナ専用船のハツチ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8139780U JPS6033112Y2 (ja) | 1980-06-10 | 1980-06-10 | コンテナ専用船のハツチ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS575396U JPS575396U (ja) | 1982-01-12 |
JPS6033112Y2 true JPS6033112Y2 (ja) | 1985-10-02 |
Family
ID=29443796
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8139780U Expired JPS6033112Y2 (ja) | 1980-06-10 | 1980-06-10 | コンテナ専用船のハツチ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6033112Y2 (ja) |
-
1980
- 1980-06-10 JP JP8139780U patent/JPS6033112Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS575396U (ja) | 1982-01-12 |
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