JPS60328Y2 - 道路層上の切削堆積機械 - Google Patents

道路層上の切削堆積機械

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JPS60328Y2
JPS60328Y2 JP5321181U JP5321181U JPS60328Y2 JP S60328 Y2 JPS60328 Y2 JP S60328Y2 JP 5321181 U JP5321181 U JP 5321181U JP 5321181 U JP5321181 U JP 5321181U JP S60328 Y2 JPS60328 Y2 JP S60328Y2
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JP
Japan
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layer
tine
road
machine
cover
Prior art date
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Expired
Application number
JP5321181U
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English (en)
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JPS57168514U (ja
Inventor
智 松本
Original Assignee
株式会社新潟鐵工所
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Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社新潟鐵工所 filed Critical 株式会社新潟鐵工所
Priority to JP5321181U priority Critical patent/JPS60328Y2/ja
Publication of JPS57168514U publication Critical patent/JPS57168514U/ja
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Publication of JPS60328Y2 publication Critical patent/JPS60328Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、道路補修工事の施工に有用な道路層上の切
削堆積機械に関するものである。
市街地等の道路では、家屋が密になるに従って交通量が
増えると共に、通行する車輌の重量も次第に増大する傾
向にあり、その結果、路盤の支持力が期間の経過と共に
相対的に低下することが避けられす、このことから、し
ばしば道路を補修して良質の路盤材を旧路盤層の上に積
重ねることが行われている。
このため、年月の経過に伴って路盤層が幾重に%l)す
り次第に道路面が高くなることが避けられないが、しか
し、或程度以上レベルが高くなると、道路に而した敷地
の水はけを悪化させることから、その時点では、路面の
レベルを下げる補修工事(以下、「下は工事」という)
が必要となる。
ところで、市街地における一般的な道路層の構成は、支
持力の強い20〜30α厚の路盤層を上層とし、その下
には20〜30cm厚の路床層が敷かれた2層構造にな
っている。
しかして、下げ工事の施行に当っては、単に路盤材の上
部を切削除去して層を薄くしただけでは、道路の支持力
を低下させる結果となるので、その工法としては、路盤
材を一旦全部除去した上で、路床土を必要な厚さだけ取
除く方法が採られる。
ここで、従来行われていたように、ロードスタビライザ
を使って下げ工事を施行する場合には、スタビライザに
は1台のタインロータしか装備されていないことから、
1回の作動走行で同時に路盤材と路床土を切削除去する
と、タインカバーから排出された層上は、路盤材と1部
の路床土とが混じったものとなり、その結果、良質の路
盤材を再使用することが困難となる。
従って、従来の工事施工時には、1回目の走行て路盤材
を切削除去し、次の2回目の走行で路床層上部の路床土
を切削除去するようにし、これにより良質の路盤材を再
使用するようにしていたが、このような2工程作業によ
ると、それだけ工期が延びるばかりでなく、費用の面で
も大きな負担がかかるという欠点があった。
本考案は、上記欠点を解消するためになされたものであ
って、すなわち、本考案の目的は、処理機械の1回の走
行により、路盤と路床の層ごとに切削除去されや各層上
を、別の場所に堆積させるようにした道路層上の切削堆
積機械を提供することにある。
以下、図示の一実施例に基づいて本考案を説明する。
実施例の切削堆積機械は、第1図aないし第3図に示す
ように、自走車体1としてのトラクタの後部に取付けら
れたゲート形のサポートビーム2と、同ビーム2に懸下
された1対のタインカバー3.4と、各カバー3,4内
に横架軸受けされた各タインロータ5,6とで形成され
ている。
先すビーム2は、上、下逆■形の形状をなす前枠7と、
左右下端が1対の車輪8で支持されているU形の後枠9
と、前枠7中央と後枠9中央との間に前後に渡設された
パー10とが一体に形成された骨体てあって、前枠7の
左右前端が車体1に取付けられ、かつ車輪8で日立して
いる。
次に、前部カバー3は、中空カマネコ形の前部3aと、
2又に別れたダクト状の排出通路3bとが一体戒形され
た空体であって、前壁の左右に固設されたブラケット3
cが、回動自在に前枠7の下端に枢着されると共に、バ
ー10前部の左右張出アーム10aに取付けられた油圧
シリンダ11の作動腕が、前部3aの側面に枢着されて
いる。
なお、前部3a側面の中心位置には、油圧モータ12A
が装着されると共に、同モータ12Aの出力軸は、側壁
のベアリング13Aに承支されている。
一方、後部カバー4は、中空カマネコ形の前部4aと、
左右から絞られたダクト状の排出通路4bとが一体戊形
された空体であって、前部4aの左右側壁の前端が、前
部カバー3の左右後端のブラケット3dの回動自在に枢
着されており、かつ前部4a側面と前部カバー排出通路
3b側面との間には、油圧シリンダ14が縦架されてい
る。
このような各カバー3,4の取付構造から、前部カバー
3は、シリンダ11に操作駆動されて排出通路3bを揚
陸させ、かつ後部カバー4は、シリンダ14に操作駆動
されて排出通路4bを揚陸させる。
そのほかカバー4の側面には、カバー3と同様な油圧モ
ータ12Bとベアリング13Bが配設さt′l てし
・る。
次に、カバー前部3aとカバー前部4aの夫々の内空に
軸受13Aにより横架されたタインロータ5,6は、多
数のチップを回転軸から放射状に突出させた回転体であ
って、回転軸の一方端を各油圧モータ12A、12Bの
出力軸に直結させることにより、夫々が独立的に作動回
転している。
ここで、以上のように構成された実施例の切削堆積機械
の作動につき、第1図すと第2図を参照して説明するが
、図示符号15および符号16は、夫々上層としての路
盤層、路盤材、および下層としての路床層、路床土を示
す。
図示稼動状態では、シリンダ11,14の操作に基づき
、ロータ5,6の処理深さが、路盤層15の深度と路床
層16の深度にセットされていて、機械全体は、車体1
と一体に第1図左方に走行する。
この作動走行間に、ロータ5のチップで破砕かつ掻き上
げられた路盤材15は、前部カバー3の排出通路3bの
左右の排出開口から切削溝の左右両側に落とされて溝底
両脇に堆積し、また、ロータ6のチップで破砕かつ掻き
上げられた路床土16は、切削溝の幅線中央の排出通路
4b開口から落下して溝底中央に堆積する。
その後は、第4図に示すように、動力で駆動される図示
バケットエレベータ17あるいはベルトコンベアにより
、路床土16の堆積山をダンプカーに移載させて外部に
搬出させれば、切削溝に残った路盤材15の堆積山を、
そのま)再使用するができる。
なお、このような2次的搬出作業に替え、切削堆積作動
に併行して、連続的に路床土16を外部搬出させること
も可能であり、具体的には、下端を排出通路4bの開口
に臨ませたパケットエレベータを、後枠9の片側の柱に
斜上向きに固設すると共に、車載の動圧油が供給される
駆動モータを同エレベータに付設して常時稼動させるよ
うにすれば、車体1に随伴走行するダンプカーに、排出
直後の路床土16を移載させて、堆積させることなしに
搬出することができる。
このように、実施例の切削堆積機械においては、1回の
作動走行によって下層の路床土を上層の路盤材と分離除
去することができる。
以上詳述したように、本考案に係る道路層上の切削堆積
機械によれば、自走車体と一体に走行するサポートビー
ムに、独立して揚陸かつ回転する1対のタインロータを
懸下させると共に、各ロータのタインカバー排出口を、
走行幅線上の異なる位置に臨ませるように構成したので
、上層と下層の道路層上を、1回の作動走行によって異
なる場所に切削堆積させることができるほか、外部搬出
手段を付設することにより、廃棄する一方の層上を堆積
させることなく除去することが可能であり、これにより
、道路補修工事の施行効率を高めて、工事の工期短縮と
工費低減が得られる効果がある。
【図面の簡単な説明】 第1図aは、本考案の一実施例を示す道路層上の切削堆
積機械の側面図、第1図すは、第1図aの作動図、第2
図は、第1図すの後面図、第3図は、第1図aおよびb
のタインカバーの斜視図、第4図は、堆積層上の搬出手
段の模型図である。 1・・・・・・車体、2・・・・・・サポートビーム、
3,4・・・・・・前部と後部のタインカバー、3a、
4a・・・・・・排出通路、5,6・・・・・・前部と
後部のタインロータ、8・・・・・・車輪、12A、1
2B・・・・・・油圧モータ、15・・・・・・上層と
しての路盤層、16・・・・・・下層としての路床層。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. トラクタ等自走車体に牽引され、切削土排出口が走行幅
    線上の異る位置に開口する前部タインカバーおよび後部
    タインカバーと、上記夫々のタインカバー内に横架軸受
    けされると共に、夫々独立的に作動回転する前部タイン
    ロータおよび後部タインロータとが形成されていて、前
    部タインロータの処理深さを、道路上層の深度にセット
    させると共に、後部タインロータの処理深さを、上記前
    部ロータの処理深さより低くセットさせた状態で走行す
    ることにより、上層切削土と下層切削土とを異る場所に
    堆積させるように形成したことを特徴とする道路層上の
    切削堆積機械。
JP5321181U 1981-04-15 1981-04-15 道路層上の切削堆積機械 Expired JPS60328Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5321181U JPS60328Y2 (ja) 1981-04-15 1981-04-15 道路層上の切削堆積機械

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5321181U JPS60328Y2 (ja) 1981-04-15 1981-04-15 道路層上の切削堆積機械

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57168514U JPS57168514U (ja) 1982-10-23
JPS60328Y2 true JPS60328Y2 (ja) 1985-01-08

Family

ID=29849860

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5321181U Expired JPS60328Y2 (ja) 1981-04-15 1981-04-15 道路層上の切削堆積機械

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100824219B1 (ko) 2007-01-09 2008-04-24 김용현 콘크리트 바닥판 절단 및 절삭장치와 이를 이용한 도로나교면의 보수공법

Also Published As

Publication number Publication date
JPS57168514U (ja) 1982-10-23

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