JPS6032679B2 - 液体洗剤組成物 - Google Patents

液体洗剤組成物

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JPS6032679B2
JPS6032679B2 JP4946180A JP4946180A JPS6032679B2 JP S6032679 B2 JPS6032679 B2 JP S6032679B2 JP 4946180 A JP4946180 A JP 4946180A JP 4946180 A JP4946180 A JP 4946180A JP S6032679 B2 JPS6032679 B2 JP S6032679B2
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JP
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weight
detergent composition
discoloration
liquid detergent
general formula
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JP4946180A
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透 大野
孝子 岩元
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Lion Corp
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Lion Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、液体洗剤組成物、更に詳しくは皮フ刺激性が
少なく、かつ変色の少ない液体洗剤組成物に関する。
両性界面活性剤は、各種アニオン界面活性剤に比較し、
一般に目や肌に対してマイルドな性質をもつ事が知られ
ているが、液体洗剤組成物中に両性界面活性剤を配合す
ると、高泡性、高洗浄性でしかも肌マイルドな液体洗剤
組成物となりうろことが知られている。
しかしながら、上記組成物に両性界面活性剤を配合する
と、皮フ刺激性は低下するが、高温における変色が激し
く(商品としての液体洗剤剤はその保管条件により、冬
期における−5℃位から真夏における40qo又はそれ
以上の温度下においても安定であることが要求される。
)変色防止剤を添加する必要がある。変色防止剤として
は、重金属キレート剤としてエチレンジアミン4酢酸(
EDTA)、トリポリリン酸ソーダ(TSPP)、ピロ
リン酸ソーダ(STP)、ヘキサメタリン酸ソーダ(H
MP)ポリリン酸ソーダなどがあるが、両性界面活性剤
の変色を防止する効果は示さない。
また酸化防止剤としてBHT(ジブチルヒドロキシトル
エン)、BHA(ジブチルヒドロキシアニソール)およ
び有機酸であるリンゴ酸、クエン酸、酒石酸、サリチル
酸についても検討を行なったが、前記同様両性界面活性
剤の変色防止効果は示さない。又、リン酸系キレート剤
として知られるェタンー1、ヒドロキシ−1、1−ジホ
スホニツクアシッド(以下EHDPと略称する)を多量
に配合するといくらか両性界面活性剤の変色防止する効
果はあるが、結晶が析出してしまい、本質的な解決策と
はなり得ない。
液体洗剤組成物の変色は、洗浄力にはあまり影響がない
にしても、商品価値を維持する上で是非とも解決してお
かなければならぬ問題の一つである。特公昭40‐18
62班HDPを配合した界面活性物質に関する記載を有
し、特に石けんにおいて光線の影響下や長期保存した場
合、酸敗、着色又は香気の劣化が起るが、EHDPを添
加すると劣化が起らないと述べている。
しかしながらアミドアミン型、イミダゾリン型等の両性
界面活性剤を液洗剤に使用すると高温(35〜45つ0
)保存や通常の条件(20〜2500)でも長期間(1
〜2年)保存すると著しく変色してくることが分ってい
る。
本発明者はEHDPを上記両性界面活性剤用の変色防止
剤として検討したが、それ程効果はなく、又オキシカル
ボン酸のような有機酸のみでは更に効果は少ない事がわ
かつた。本発明の目的は皮膚刺激性が少なく、かつ変色
のない液体洗剤組成物を提供することである。本発明の
液体洗剤組成物はアミドアミン型両性界面活性剤、ィミ
ダゾIJニウムベタィン型両性界面活性剤又はスルホベ
タィン型両性界面活性剤を3〜35重量%一般式 (式中、MはH又はアルカリ金属) で表わされるリン酸化合物を0.03〜2.の重量%、
及びオキシカルボン酸を0.1〜5重量%、含有する事
を特徴とする。
本発明において、第1の必須成分として用いられる両性
界面活性剤について述べる。
始めにアミドアミン型両性界面活性剤としてはつぎの2
つの一般式で表わされるものが使用され、これも各々単
独はもちろん、適宜に混合して用いることができる。
(ただし、上式中、R,は9なし、し17個の平均炭素
数を有するアルキル基またはアルケニル基、R2は−C
H2COOMまたは−CQC日2COOM、R3は水素
、一CH2COOMまたは一CH2CH2COOM、M
は水溶性塩を形成するカチオン。
)(上式中、R,,R2,R3は一般式‘1ーの記号と
同一の意味を表わし、R4は水素、一C比COOMまた
は一CQC日2COOM、このMは一般式【1}の記号
と同一の意味を表わす。
)好ましい具体例を挙げれば、一般式‘1}で表わされ
る両性界面活性剤としては、NーラウロィルーN一(2
−ヒドロキシエチル)一N′−力ルボキシメチルエチレ
ンジアミン、N−ラウロイルーN−(2−ヒドロキシエ
チル)−N′ーカルボキエチルエチレンジアミン、N−
ラウロイル−N−(2ーヒドロキシエチル)一N′一N
′−ビス(力ルボキシメチル)エチレンジアミン、など
がある。
また一般式【2}で表わされる両性界面活性剤としては
、N−ラウロイル−N′−力ルボキシメチル−N′−力
ルボキシメトキシエチルエチレンジアミン、N−ラウロ
イルーN′ーカルボキシエチルーN′−(2−ヒドロキ
シヱチル)ーヱチレンジアミン、N−ラウロイル−N′
−力ルボキシエトキシエチルエチレンジアミン、N−ラ
ウロイル−N′−力ルボキシエチルーN′ーカルボキシ
エトキシエチルエチレンジアミン、などがあり、上記化
合物のラウロィル基をパルミチロィル基と置換したもの
も、好ましい両性界面活性剤である。商品名を挙げれば
、リフタゾリンCL(ill研ファンケミカル社製)と
か、オバゾリン(東邦化学社製)などがある。又、ィミ
ダゾリニウムベタィン型又はスルホベタィン型両性界面
活性剤としては、つぎの一般式糊〜‘5ーで表わされる
化合物で1種または2種以上を併用することができる。
(ただし、式中R,は約4なし、し18個の炭素原子を
有するアルキル基またはアルケニル基、R2は1なし、
し4個のアルキレン基、R3はR2またはOH基で置換
されたアルキレン基、Mは水素原子、アルカリ金属また
はアルカノールアミンから誘導されるカチオン、そして
Gはアニオソである。
)さらに具体例の構造式を挙げるならば、一般式■に属
する化合物としては、などがあり、一般式【4に属する
化合物としては、などがあり、一般式■に属する化合物
としては、などがある。
これらのうち、一般式【5)の化合物よりは一般式‘4
},【3}のものが好ましく、商品名で云えば、ミラノ
ールC2MSFconc(ミラノール社製)などが好ま
しい。
これら、両性界面活性剤は洗剤組成物に対し3〜35重
量%配合されるが、より好ましい配合量7〜20重量%
である。
本発明の第2の必須成分であるリン酸化合物としては、
下記一般式を有する化合物(式中、Mは、H又はアルカ
リ金属) であり、このリン酸化合物は亜リン酸のアシル化生成物
であってこれは種々の公知の方法、例えば、パイルシユ
タイン、ハンドブック、テアオルガニッシェン、ヘミ4
版、2巻171頁第4節〜172頁第1節およびジャー
ナル・オブ・ジ・アメリカンケミカル・ソサィアティ3
亀萱492頁〜499頁に記載されている方法で製造さ
れる。
このリン酸化合物の添加量は、本発明の液体洗剤組成物
に占める量で、0.03〜20重量%の範囲であり、好
ましくは0.1〜1.0重量%である。0.03重量%
を下回る添加量では、たとえ後述のオキシカルボン酸と
併用しても、液体シャンプー組成物の変色を防止するこ
とができない。
また、2.の重量%を超えると、変色は防止可能である
が、リン酸化合物の変質が起る為好ましくなく、高温に
おいてこの変質したリン酸化合物が経印こより析出し、
リン酸化合物自体の臭気により任意の香りを付与するこ
とが困難となる。本発明の第3の必須成分として用いる
のは、オキシカルボン酸でその適正な添加量としては、
本発明の液体洗剤組成物に占める量で少なくとも0.1
重量%以上5重量%まで配合する事が必要であり、更に
好ましい範囲としては0.5〜2.の重量%である。
0.1重量%未満では、両性界面活性剤の変色を防止す
ることができない。
5重量%を超えると、変色はある程度防止可能であるが
、効果がほぼ平衡に達してしまうので好ましくなく、又
両性活性剤の臭気の劣化をきたし好ましくない。
本発明のオキシカルボン酸としては、リンゴ酸、クエン
酸、酒石酸が特に効果があり、特に好ましくはクエン酸
である。これらは、それぞれ単独または混合して添加す
ることが可能である。本発明はこれらオキシカルポン酸
及び前述のリン酸化合物との併用で、両性界面活性剤を
含有する液体洗剤組成物の高温における変色を画期的に
防止するとができる。本発明の組成物は、上述した必須
成分の他にたとえば、他の界面活性剤及び溶剤、香料、
殺菌剤、キレート剤、紫外線吸収剤などの常用成分を本
発明の目的、効果に影響のない範囲で配合することがで
きる。
次に、本発明を以下の実験例に基づいてさらに具体的に
説明する。
なお、それに先立って実験例で採用した実験方法、評価
方法の概要を説明する。・皮層刺激性については、下記
の‘1},■の方法を用い評価を行なった。
‘1) 皮膚刺激性 テスター10名によりシャンプー組成物1%水溶液(3
500)を用い、手による浸贋実験1分毎の浸債−乾燥
操作を15回行ない、2餌時間後皮膚を視覚判定し、皮
膚荒れの程度を判定する。
○:皮膚あれほとんどなし △:皮膚の角質表層に一部乾燥落肩性変化あり×:3割
以上に乾燥蕗屑性変化あり■ 皮膚刺激性 皮膚刺激性の評価は牛血清アルブミンの分子楕円率(既
A分子楕円率)をインジケーターとし、これを次の方法
で測定した。
斑A分子楕円率測定法 牛血清アルブミン100脚と各試料溶液を混合後、5肌
Mとなるよう燐酸ナトリウム緩衝液を添加 し 、 2
5 ℃ に 於 て JASCOCDSpectrop
olarimeterにて、円偏光二色性を測定し、分
子楕円率(0)を求めた。
ちなみに未変性の牛血清アルブミンの分子楕円率は、一
11.3×1びdeg・地/decimolであった。
(表中の数値単位は−〔8〕×10‐6で示す。また、
分子楕円率が牛血清アルブミンと同等であり、変性を示
さないものでは皮層刺激もほとんどないことが確認され
ている。・変色度 調製された洗剤組成物を60o0、2週間の促進実験条
件で保存し、420hムにおける吸光度を測定し、次式
により算出した。
変色度=学 lt:60oo、1ケ月経日後の吸光度 1。
:60℃、1ケ月経日前の吸光度変色度が1.1以上の
場合には商品価値上問題があり、好ましくない。
・結晶析出 組成物を35℃恒温槽に保存し、1ケ月経日後結晶析出
の有無を視覚判定する。
なお、下記実験例において組成成分は重量%で示される
実験例 1 下記表一1に基づいて1の蓮の試料を調製し、その性能
を評価した。
これらは試料はいずれも組成が本発明の組成と異なるた
め、所望の効果が得られない。例えば比較例姉.1〜3
は皮膚刺激性の評価が不良であり、比較例恥.4〜10
は変色度が大きい。表一1 ギ1:ャシ油ァルコ−ル硫酸ェステルTEA塩そ2:ド
デンルベンゼンスルホン酸ナトリウム*3:ラヮリルァ
ルコール硫酸ェステルナトリヮム塩※4:失5:エチレ
ンソァミン四酢酸 妾6:エタンー1,ヒドロキンー1,1‐ジホスホニツ
クアシツド実験例 2下記表−2に基づいて、11種の
試料を調製し、その性能を評価した。
比較例船.11〜18は本発明の実施例M.1〜3より
も変色度が大きい。−2 実施例 3 下記表−3に基づいて、1母蚤の試料を調製し、その性
能を評価した。
比較例No.23は変色度、結晶析出、皮膚刺激性がい
ずれも本発明の実験例恥.4〜10と同様に良好である
が、両性活性剤の変質した臭気が生ずるため好ましくな
い。−3 実験例 4 下記表一4に基づいて、5種の試料を調製しいずれも満
足する結果を得た。
一4 x7:実験例1に同じ

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 アミドアミン型又は、イミダゾリニウムベタイン型
    又は、スルホベタイン型の両性界面活性剤を3〜35重
    量% 一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、MはH又はアルカリ金属) で表わされるリン酸化合物を0.03〜2.0重量%、
    及びオキシカルボン酸を0.1〜5重量%、含有する事
    を特徴とする液体洗剤組成物。
JP4946180A 1980-04-15 1980-04-15 液体洗剤組成物 Expired JPS6032679B2 (ja)

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JP4946180A JPS6032679B2 (ja) 1980-04-15 1980-04-15 液体洗剤組成物

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JPS56145997A JPS56145997A (en) 1981-11-13
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US5851980A (en) * 1996-07-10 1998-12-22 S. C. Johnson & Sons, Inc. Liquid hard surface cleaner comprising a monocarboxylate acid and an ampholytic surfactant having no carboxyl groups
WO2005033062A1 (ja) * 2003-10-06 2005-04-14 Lion Akzo Co., Ltd. カルボン酸アミド及びその誘導体の製造方法

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