JPS6032606Y2 - 超音波探傷装置用水受 - Google Patents

超音波探傷装置用水受

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Publication number
JPS6032606Y2
JPS6032606Y2 JP3451078U JP3451078U JPS6032606Y2 JP S6032606 Y2 JPS6032606 Y2 JP S6032606Y2 JP 3451078 U JP3451078 U JP 3451078U JP 3451078 U JP3451078 U JP 3451078U JP S6032606 Y2 JPS6032606 Y2 JP S6032606Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
water
water receiver
tube
flaw detection
opening edge
Prior art date
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Expired
Application number
JP3451078U
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English (en)
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JPS551U (ja
Inventor
純一 杉谷
輝夫 葭本
Original Assignee
株式会社クボタ
大阪瓦斯株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社クボタ, 大阪瓦斯株式会社 filed Critical 株式会社クボタ
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Publication of JPS551U publication Critical patent/JPS551U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は主としてオーステナイト系耐熱鋳鋼加熱管の経
年変化検査用に本考案者等が開発した水浸斜角2探過式
超音波探傷法に用いられる装置の水受に関する。
従来水蒸気接触改質加熱管等のオーステナイト系耐熱鋳
鋼加熱管の超音波探傷法はほとんど実施不可能であった
が、本考案者等はこのような加熱管においても有効に検
査できる水浸斜角2探透過式超音波探傷を開発した。
この新しい超音波探傷法に使用する装置の概略は第1図
により説明すると、1は被検査管、2は発信探触子3・
受信探触子4を内蔵した被検査管1に沿って配設される
アダプターである。
該アダプター2に取り付けられた各探触子3,4と被検
査管1との間の超音波経路に当る部分には水浸法を用い
るべく水タンク5よりポンプ6を介して水が給送される
一方、アダプター2と被検査管1とが当接される部分の
間隙より水が漏れ出し、水は被検査管1の外周面に沿っ
て下方に流れる落ちるのである。
そして、この流れ落ちる水を放置しておけば、被検査管
1の炉内等に装備された状態であれば炉内に水が流入す
ることになって大問題となり、炉外においても水の垂れ
流しは決して好ましくない。
従ってこの流れ落ちる水を捕集し、外部に排出すること
が必要であり、本考案者等はこのような目的を遠戚する
ために一例として図中符号7で示す水受けをアダプター
2の下方に配置したのである。
ここで第1図中符号8は各探触子3,4と接続する探傷
器を示し、9はこの探傷器と接続された記録計を示す。
本考案はこのような水受7に関するもので、確実に水の
捕集排出が行なえ、更に取扱いの簡便なものを提供する
もので、その特徴とする処は、上方に大径開口縁を、下
方に小径開口縁を有し、該小径開口縁近傍部を管に締着
して管に取り付けられて管を包囲する袋状中空体であっ
て、左右に分割若しくは分離可能となるような上下方向
の着脱可能な接合部を有すると共に該接合部には止水処
理が施されている点にある。
以下図示の実施例について説明する。
第2図は被検査管1に取付けた状態のl実施例を示し、
この場合、水受は左右一対の割型を接合して戒り、図に
おいて8は上方に大径開口縁9、下方に小径開口縁10
を有し、底部には水排出口11が設けられた庇付円筒状
の金属性水受本体であり、被検査管1を包囲している。
12は水受本体8の小径開口縁10から下方に連設され
た略被検査管1と同径の筒状部であり、その内周面には
薄ゴム13が内張されていると共に、この薄ゴム13を
介して後述する様に管1に締付られており、水受本体8
内に捕集された水14の漏出を防止し、同時に水受本体
8を固定している。
このような水受は左右一対に分割可能となるような上下
方向の接合部を有する。
つまり水受本体8と筒状部12には上下方向に連続する
前後一対の対接するフランジ部15,15,16,16
が形成されており締付金具17を締付操作して一体に接
合されている。
水受本体8に形成されたフランジ部15.15の夫々対
接面には水漏防止用の薄ゴム18が張設されている。
又、筒状部12に形成されたフランジ部16.16の対
接面間には前記の内張された薄ゴム13が介在している
このような実施列の水受では管1が炉内に装備された状
態、つまり管1が上下に接続された状態であっても、筒
状部12と一体に予め水受本体8を分割した状態から管
1を抱込んでフランジ部15.16を接合すれば管1に
取付けることができるのである。
そして前述のアダプター2より管1を伝わって流れ落ち
る水14は水受本体8内に捕集され、ポンプ等により水
排出口11から水14を外部に排出すれば良い。
この際、筒状部12は薄コム13を介して管1に締付け
られており、又接合部であるフランジ部15.15,1
6.16もまた薄ゴム13.18を介して締付けられて
いるので、水受本体8内からの水漏れの虞れは無い。
以上のようにすればアダプター2から流出した水14の
垂れ流しを防止することができるのであり、これにより
炉内においても管1の超音波探傷が実施できるのであり
、そしてて管1の検査が終了すれば水受を分割すること
により除去できるのである。
次に第3図に示す他の実施例を説明する。
図において19は上方に大径開口縁20を、下方に小径
開口縁21を有し、該開口縁21近傍に水排出口22が
設けられたあさがお状の防水布製の水受本体であり管1
を包囲している。
23は水受本体19の小径開口縁21近傍部を介して管
1に締付けられる輪状のワンタッチ締付バンドでアリ、
水受本体19の小径開口縁21近傍部を管1に圧接して
水受本体19内に捕集された水14の漏出を防止してい
ると共に水受本体19を固定している。
24は水受本体19の上方に位置し、管1に締付けられ
た輪状のワンタッチ締付バンドであり、該バンド24と
水受本体19の大径開口縁20とを結んで水受本体19
戊形用に適数本の吊り線材25が張設され、水受本体1
9内に水14が捕集されても型部れしない。
又前述のように水受本体19があさがお状である故、水
受本体19内に捕集された水14の荷重に抗して成形性
が良好に保持される。
このような水受は水受本体19が左右に分離可能となる
よう上下方向の接合部を有する。
つまり水受本体19は上方の大径開口縁20を下方の小
径開口縁21を結ぶ上下方向の1条の防水ファスナー2
6により着脱可能に接合されているのである。
この実施例で示すものでは、管1に取付けた状態では第
1図の実施例と同様にして氷14の補集排出が為される
のであり、又勿論水受本体19が防水布製で、小径開口
縁21近傍部が管1に圧接されており、接合部は防水フ
ァスナー26を使用している故、水漏れは確実に防止さ
れるのであって、これにより第2図実施例と同様の効果
を得る。
更に、この実施例の水受においては第2図のものより取
付は取外しが非常に簡単である。
即ち、この場合水受の取外し操作の一例を説明すると、
バンド23を外してから、防水ファスナー26を開いて
水受本体19を左右に分離し、しかる後バンド24を外
せば簡単に行なえ、取付ける際にはこの逆の手順で行な
えば良い。
そして第2図のもでは水受本体8が金属製の比較的重量
物であり、左右の割型から威るため、取付は取外し時に
は2個の割型を支持するのに2名、締付は又は取外し操
作するのに1名計3名の人員を要し、通常取付けるのに
は10〜1粉を要するのに比し、第3図の水受では水受
本体19が防水布製であるゆえ軽量であり、又、ワンタ
ッチ締付バンド23,24等を用いるため1名の人員で
1分以内に容易に取付は出来る。
従って、この実施例のものでは労力及び時間の節約が為
され、管1の超音波探傷検査能率が改善される。
以上詳述したように本考案の水受を使用すれば水浸斜角
2探透過式式超音波探傷法により炉内に装された被検査
管であっても支障なく検査が出来るのであり、又水浸斜
角2探透過式に限らず管の超音波探傷に本考案の水受を
使用すれば、被検査管が炉内あるいは炉外にある場合を
問わず水浸法に供給され、被検査管を伝わって流れ落ち
る水の垂れ流し問題は一掃されるのであり、その実用的
効果は著大と言える。
【図面の簡単な説明】 第1図は水浸斜角2探透過式超音波深傷法に使用する装
置の概略説明図、第2図は■は本考案の1実施例を示す
一部断面正面図、第2図■は同平面図、第2図■は第2
図Iの要部拡大図、第3図は本考案の他の実施例を示す
一部断面正面図である。 1・・・・・・管、8,19・・・・・・水受本体、1
5,16・・・・・・フランジ部、26−−−−−−防
水ファスナー。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 上方に大径開口縁を、下方に小型開口縁を有し、該小型
    開口縁近傍部を管に締着して管に取り付けられて管を包
    囲する袋状中空体であって、左右に分割若しくは分離可
    能となるような上下方向の着脱可能な接合部を有すると
    共に該接合部には止水処理が施されていることを特徴と
    する超音波探傷装置用水受。
JP3451078U 1978-03-15 1978-03-15 超音波探傷装置用水受 Expired JPS6032606Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3451078U JPS6032606Y2 (ja) 1978-03-15 1978-03-15 超音波探傷装置用水受

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3451078U JPS6032606Y2 (ja) 1978-03-15 1978-03-15 超音波探傷装置用水受

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS551U JPS551U (ja) 1980-01-05
JPS6032606Y2 true JPS6032606Y2 (ja) 1985-09-28

Family

ID=28892014

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3451078U Expired JPS6032606Y2 (ja) 1978-03-15 1978-03-15 超音波探傷装置用水受

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58156265U (ja) * 1982-04-14 1983-10-19 株式会社クボタ 立設管用超音波探傷装置に対する水回収容器

Also Published As

Publication number Publication date
JPS551U (ja) 1980-01-05

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