JPS6032485B2 - 沈殿汚泥掻寄装置 - Google Patents
沈殿汚泥掻寄装置Info
- Publication number
- JPS6032485B2 JPS6032485B2 JP8859377A JP8859377A JPS6032485B2 JP S6032485 B2 JPS6032485 B2 JP S6032485B2 JP 8859377 A JP8859377 A JP 8859377A JP 8859377 A JP8859377 A JP 8859377A JP S6032485 B2 JPS6032485 B2 JP S6032485B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sludge
- center
- scum
- fixed
- arm
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は沈殿池における沈降汚泥の掻寄せ装置に関する
ものである。
ものである。
沈殿池のうちで中央に回転軸を有し、この回転軸に浮上
したスカムを掻寄せるスカムスキーマと沈降した汚泥を
掻き寄せる汚泥掻客装置を設けた所謂円形沈殿池におい
て、該汚泥掻寄装置は従来では回転軸の下部両側に固定
した長い腕の下部に夫々複数の中の狭いスクレーパブレ
ードを固定したものである。この従来方式の場合、一方
の腕の下部の複数のスクレーパブレードが掻取っていっ
た部分の間に残っている汚泥を他方の腕の下部のスクレ
ーパブレードが騒取っていくようになっている。このた
め掻取り残しが生じ、又各腕に多数のスクレーパブレー
ドをボルトナットで取付けるさし、、その位置調整が大
変難かしく、又、腕とブレードとの角度のために汚泥又
は障害物による過負荷の検知がきわめて簸かしい等の問
題があった。本発明は上記の問題に鑑みて、広中のスク
レーパプレードを用いることにより取付けが容易で且つ
汚泥の掻取り能率も良好となったものであるが、その詳
細を説明すれば次の通りである。
したスカムを掻寄せるスカムスキーマと沈降した汚泥を
掻き寄せる汚泥掻客装置を設けた所謂円形沈殿池におい
て、該汚泥掻寄装置は従来では回転軸の下部両側に固定
した長い腕の下部に夫々複数の中の狭いスクレーパブレ
ードを固定したものである。この従来方式の場合、一方
の腕の下部の複数のスクレーパブレードが掻取っていっ
た部分の間に残っている汚泥を他方の腕の下部のスクレ
ーパブレードが騒取っていくようになっている。このた
め掻取り残しが生じ、又各腕に多数のスクレーパブレー
ドをボルトナットで取付けるさし、、その位置調整が大
変難かしく、又、腕とブレードとの角度のために汚泥又
は障害物による過負荷の検知がきわめて簸かしい等の問
題があった。本発明は上記の問題に鑑みて、広中のスク
レーパプレードを用いることにより取付けが容易で且つ
汚泥の掻取り能率も良好となったものであるが、その詳
細を説明すれば次の通りである。
図において、１は円形沈殿池、２はその中心に設けた垂
直の回転軸であり、この軸２はモータ、減速装置等から
成る駆動装置３により一定の方向に駆動される。４‘ま
回転軸２の下端両側に固定した短かし、腕でこの各腕４
の下側には、槽１の底部中央近くにある濃縮汚泥を中央
の汚泥溜め５に掻き落す複数の小中スクレーパブレード
６を固定してあり、該汚泥溜め５には汚泥引抜管７を設
ける。
直の回転軸であり、この軸２はモータ、減速装置等から
成る駆動装置３により一定の方向に駆動される。４‘ま
回転軸２の下端両側に固定した短かし、腕でこの各腕４
の下側には、槽１の底部中央近くにある濃縮汚泥を中央
の汚泥溜め５に掻き落す複数の小中スクレーパブレード
６を固定してあり、該汚泥溜め５には汚泥引抜管７を設
ける。
該各腕４の外端には適宜の取付角をもって長い腕８を夫
々固定する。
々固定する。
この各腕８は第１図に示すように沈殿池１の周壁近くに
達しており、且つ腕４，８の接点を通る軸２を中心とす
る円周に対して接線方向となる中の広いスクレーパブレ
ード９が、各脇８の下側に固定され、このブレード９に
より沈殿池１の底面上の周壁附近から中心の汚泥溜め５
附近までの全面の汚泥を該汚泥溜め５近くに掻寄せるよ
うになっている。該回転軸２の上端近くにも腕１０を設
け、この腕１０の下側には水面に浮上したスカムをスカ
ム排出部（図示省略）へ掻寄せるスカムスキーマ１１を
取付ける。
達しており、且つ腕４，８の接点を通る軸２を中心とす
る円周に対して接線方向となる中の広いスクレーパブレ
ード９が、各脇８の下側に固定され、このブレード９に
より沈殿池１の底面上の周壁附近から中心の汚泥溜め５
附近までの全面の汚泥を該汚泥溜め５近くに掻寄せるよ
うになっている。該回転軸２の上端近くにも腕１０を設
け、この腕１０の下側には水面に浮上したスカムをスカ
ム排出部（図示省略）へ掻寄せるスカムスキーマ１１を
取付ける。
１２は沈殿池１の上部中央に設けた上下開放状の円筒状
センターウェルで、このセンターウェル１２内に汚水等
の原水流入管１３の内端を開口させる。
センターウェルで、このセンターウェル１２内に汚水等
の原水流入管１３の内端を開口させる。
その他、図中１４は上燈水の越流トラフである。本発明
は上記の構成であり、原水は流入管１３からセンターゥ
ェル１２内に流入し、沈降した汚泥はスクレーパプレー
ド６及び９により汚泥溜め５に掻寄せられ引抜管７によ
り引抜かれる。
は上記の構成であり、原水は流入管１３からセンターゥ
ェル１２内に流入し、沈降した汚泥はスクレーパプレー
ド６及び９により汚泥溜め５に掻寄せられ引抜管７によ
り引抜かれる。
−方、上燈水は越流トラフ１４を越流して適宜取出され
、浮上したスカムはスカムスキーマ１１によりスカム排
出部へ掻寄せられて排出される。上記のような作用にお
いて、本発明の場合、沈殿池１の底面上に沈降した汚泥
の大部分は第１図の矢印方向に回る中の広いスクレーパ
ブレード９により底部中央へ掻き寄せられ、中央に寄せ
られた汚泥は中央部の小中のスクレーパブレード６によ
り、汚泥溜め５に落される。本発明は上記のように沈殿
池１の底面の半径の殆んど全長に亘る中のスクレーパブ
レード９により底面上の汚泥を一度に掻寄せるものであ
るから従来のづ・中のブレードを多数設けた掻取装置の
ように掻き残りがなくなる。
、浮上したスカムはスカムスキーマ１１によりスカム排
出部へ掻寄せられて排出される。上記のような作用にお
いて、本発明の場合、沈殿池１の底面上に沈降した汚泥
の大部分は第１図の矢印方向に回る中の広いスクレーパ
ブレード９により底部中央へ掻き寄せられ、中央に寄せ
られた汚泥は中央部の小中のスクレーパブレード６によ
り、汚泥溜め５に落される。本発明は上記のように沈殿
池１の底面の半径の殆んど全長に亘る中のスクレーパブ
レード９により底面上の汚泥を一度に掻寄せるものであ
るから従来のづ・中のブレードを多数設けた掻取装置の
ように掻き残りがなくなる。
又、取付時の沈殿池１の底面とスクレーパプレード９の
下縁の間隙調整も極めて簡単である。更にブレード９で
中央に寄せられてきた汚泥は中央部の小中のスクレーパ
ブレード６で残すことなく汚泥溜め５へ落すので汚泥の
除去は完全に行なえる等の効果がある。
下縁の間隙調整も極めて簡単である。更にブレード９で
中央に寄せられてきた汚泥は中央部の小中のスクレーパ
ブレード６で残すことなく汚泥溜め５へ落すので汚泥の
除去は完全に行なえる等の効果がある。
第１図は本発明を実施した沈殿池の平面図、第２図は同
上の縦断正面図である。 １……沈殿池、２……回転軸、４……短かし、腕、５・
・・・・・汚泥潜め、６・・・・・・４・中のスクレー
パブレード、８……長い腕、９……中の広いスクレーパ
ブレード、１０……腕、１１……スカムスキ−マ〇
．第
１図第２図
上の縦断正面図である。 １……沈殿池、２……回転軸、４……短かし、腕、５・
・・・・・汚泥潜め、６・・・・・・４・中のスクレー
パブレード、８……長い腕、９……中の広いスクレーパ
ブレード、１０……腕、１１……スカムスキ−マ〇
．第
１図第２図
Claims (1)
- １ 中央に回転軸を設け、この回転軸には浮上したスカ
ムをスカム排出部へ掻き寄せるスカムスキーマを設けた
沈殿池において、該回転軸の下部両側に横向きに固定し
た短い腕の下部に沈殿池の底部中央近くにある汚泥を中
央の汚泥溜めに掻き寄せる小巾のスクレーパブレードを
固定し、この短い腕の外端に夫々沈殿池の周壁へ向けて
固定した長い腕の下部には沈殿池の周囲部から、中央部
近くに及ぶ範囲の沈殿池底部の汚泥を中央部へ掻き寄せ
る巾の広いスクレーパブレードを固定した沈殿汚泥掻寄
装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8859377A JPS6032485B2 (ja) | 1977-07-19 | 1977-07-19 | 沈殿汚泥掻寄装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8859377A JPS6032485B2 (ja) | 1977-07-19 | 1977-07-19 | 沈殿汚泥掻寄装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5422949A JPS5422949A (en) | 1979-02-21 |
| JPS6032485B2 true JPS6032485B2 (ja) | 1985-07-29 |
Family
ID=13947119
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8859377A Expired JPS6032485B2 (ja) | 1977-07-19 | 1977-07-19 | 沈殿汚泥掻寄装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6032485B2 (ja) |
-
1977
- 1977-07-19 JP JP8859377A patent/JPS6032485B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5422949A (en) | 1979-02-21 |
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