JPS6032475Y2 - セルフシ−リングカツプリングの残圧抜取り治具 - Google Patents

セルフシ−リングカツプリングの残圧抜取り治具

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JPS6032475Y2
JPS6032475Y2 JP11835380U JP11835380U JPS6032475Y2 JP S6032475 Y2 JPS6032475 Y2 JP S6032475Y2 JP 11835380 U JP11835380 U JP 11835380U JP 11835380 U JP11835380 U JP 11835380U JP S6032475 Y2 JPS6032475 Y2 JP S6032475Y2
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JP
Japan
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plug
residual pressure
socket
cylindrical member
self
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Expired
Application number
JP11835380U
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English (en)
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JPS5740787U (ja
Inventor
政信 荒堀
Original Assignee
株式会社竹中工務店
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Publication date
Application filed by 株式会社竹中工務店 filed Critical 株式会社竹中工務店
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、圧力流体の配管途中に介装されたセルフシー
リングカップリングを接続し直す際に用いる残圧抜取り
治具に関するものである。
〔従来の技術〕
例えば、杭工事に使用されるケーシングの引抜き装置は
、第1図に示すように、タンクa1ポンプb1油路切換
弁C等により油圧ユニットAと、ケーシングを掴持して
引き抜く機構の駆動源である油圧シリンダBとによって
回路構成され、両者A、Bの油圧配管d・・・はセルフ
シーリングカップリングC・・・によって接続されてい
る。
このセルフシーリングカップリングCは、第2図、第3
図に示すように、スプリングe・・・によって閉弁付勢
された弁体f・・・を有するプラグg及びソケットhか
らなり、プラグgをソケットhに差込み連結することに
より弁体f・・・同士が押し合って開弁し、プラグgを
引き抜くことにより、弁体f・・・が閉じて自動的にシ
ールされるようになっている。
図中、iはプラグgとソケットhを連結状態にロックす
るボールロック方式のロック機構であり、プラグgの外
周面に設けた環状溝j1ソケットhの貫通孔k・・・に
遊嵌された鋼製のボールド・・、これらのボールI・・
・を前記環状溝jと貫通孔にとにわたって嵌合したロッ
ク状態と、前記ボールド・・が環状溝jから飛び出した
(即ち、ソケットhの周壁内面から退出した)ロック解
除状態とに規制する筒体m1該筒体mをソケットhに対
して一方向に摺動付勢する圧縮スプリングn等によって
構成されている。
ところで、上述の如き油圧回路を持つケーシング引抜き
機においては、運搬、他のケーシングへの転用等々、作
業上の都合によって、セルフシーリングカップリングC
・・・を分離することがあるが、プラグgをソケットh
から引き出すことによって弁体f・・・が閉じるので、
油圧シリンダB側の配管には、常に常用圧(約200に
9/art )が残ることになる。
従って、再度プラグgをソケットhに差し込む際、残圧
のために弁体f・・・を押し動かすことができず、プラ
グgとソケットhを接続することができない。
このため、従来では、接続に先立って、弁体fの突出部
をハンマー等で叩いて、残圧を抜いているが、これによ
る場合は、セルフシーリングカップリングが破損しやす
いばかりでなく、ハンマー等で打撃する都度、圧油が周
囲に飛散するため非常に危険であり、作業環境も著しく
悪化するという不都合があった。
〔考案が解決しようとする問題点〕
上記の現状に鑑み、本考案は、セルフシーリングカップ
リングのロック機構を有効に利用した簡単な樹皮により
、セルフシーリングカップリングを破損したり圧力流体
を飛散させることなく、容易かつ安全に残圧処理を行え
るようにした構成部品点数の少ない簡単な構造の残圧抜
取に治具を提供せんとするものである。
〔問題点を解決するための手段〕
上記の問題点を解決するため、本考案は、セルフシーリ
ングカップリングにおけるプラグ又はソケットに、これ
ら両者に具備されているロック機構の一部を用いて連結
状態にロック可能な筒状部材と、その先端に固着され、
かつ、中央部に前記筒状部材の軸芯に沿うねじ孔が形成
された蓋状部材と、前記ねじ孔に軸芯方向移動自在に螺
着され、かつ、外端部に回転操作部を有する雄ねじ付ロ
ッドと、前記筒状部材に連通した残圧排出パイプとを備
え、前記筒状部材を前記プラグ又はソケットに連結した
状態で前記ロッドを軸芯方向に前進させることにより、
前記プラグ又はソケットの内部に具備された弁体を前記
ロッドの先端で押し開けるようにした残圧抜取り治具を
構成したものである。
〔作 用〕
上記の樹皮によれば、筒状部材をプラグ又はソケットに
連結した状態で、回転操作によりロッドをその軸芯周り
に回転させると、ロッドの雄ねじと蓋状部材のねじ孔と
のねじ作用により、ロッドが軸芯方向に前進し、ロッド
先端でプラグ又はソケットに内蔵された弁体を押し開く
ことになる。
弁体に作用する残圧や閉弁付勢用スプリングの力はロッ
ドを押し戻す方向に作用するが、ロッドはねじ嵌合部の
摩擦力によって、前進位置に保たれる。
弁体が開くと、圧力流体は筒状部材の内部と残圧排出パ
イプを通って所望の位置へと排出されることになる。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
第4図は、第2図及び第3図に示したセルフシーリング
カップリングCにおけるプラグg側に用いる残圧抜取り
治具を示す。
1はプラグgに連結可能なソケット状の筒状部材であり
、貫通孔2・・・に遊嵌されたボール3・・・をその球
面の一部が筒状部材1の内周面に突出した状態と該内周
面から外方に退出した状態とに規制する筒体4、該筒体
4を一方向に摺動付勢する圧縮スプリング5等、ソケッ
トhにおけるロック機構iの構成部材と同一の構成部材
を有し、プラグgの環状溝jを利用して連結状態にロッ
クすべく構成されている。
6は筒体4の抜止め用ストッパー、7はOリングである
前記筒状部材1の先端には、該筒状部材1の雌ねじ部に
螺合する筒軸部8aと前記筒状部材1の軸芯に沿うねじ
孔(この実施例ではナツトを利用している)8bとを備
えた蓋状部材9が固着されている。
蓋状部材9のねじ孔8bには、外端部に回転操作部10
aを有する雄ねじ付ロッド10が軸芯方向移動自在に螺
着されている。
11は蓋状部材9に設けた残圧排出パイプであり、その
内端は筒状部材1の内部に連通している。
上記の構成によれば、ロッド10を第4図の左方向に適
当量移動させた状態で、筒状部材1をプラグgに套嵌さ
せると、ロッド10がプラグgの弁体fに当接しないの
で、残圧とは無関係にプラグgに連結でき、かつ、プラ
グgの環状溝jを利用して連結状態にロックできる。
この状態で、回転操作部10aを回動して、ロッド10
を第4図の右方向に前進させると、同図に示すように、
ロッド10の先端が弁体fに当接し、該弁体fを残圧及
びスプリングeに抗して開動する。
従って、プラグg側に残存していた圧力流体は、筒状部
材1内へ流入し、残圧排出パイプ11により所定の場所
に排出され、圧力流体を飛散することなく、残圧処理を
行えるのである。
しかる後、上記の治具を外し、上述したソケットhとプ
ラグgの連結を行えば、残圧が抜かれているため、弁体
f・・・同士を軽く押し動かすことができ、容易に連結
できることになる。
第5図は、上述したセルフシーリングカップリングCに
おけるソケットh側に用いる残圧抜取り治具を示し、筒
状部材1が、ソケットhに対応するプラグ状に形成され
、筒状部材1の外周面に前記環状溝jと同一の、つまり
、ソケットh側のボールド・・が嵌まり込む環状溝12
が設けられている点に特徴がある。
その他の構成は第4図の実施例と同じである。
尚、上記各実施例においては、治具の製作を容易にする
ために、筒状部材1の先端に蓋状部材9をねじ込み固着
したが、両部材を溶接にて固着してもよく、さらには、
筒状部材1自体を、先端にロッド挿通用のねじ孔を有す
る有底の断面形状に加工して、筒状部材1に一体的に固
着された蓋状部材9を形成してもよいことはもちろんで
ある。
〔考案の効果〕
本考案は、上述した構成よりなるため、次の効果を奏し
得る。
■ プラグやソケットに具備されているロック機構を利
用して、治具をプラグ又はソケットと連結し、この状態
で、回転操作部によりロッドを軸芯周りに回転させて、
ロッドの雄ねじと蓋状部材のねじ孔とのねじ作用により
、ロッドを前進させ、ロッド先端で弁体を押し開いて、
圧力流体を残圧パイプにより所定の場所へと排出するこ
とができる。
従って、圧力流体の飛散やこれによる作業環境の悪化等
を招くことがなく、非常に容易かつ安全に残圧処理を行
える。
■ ロッドに形成した雄ねじと筒状部材先端に固着され
た蓋状部材のねじ孔とのねじ作用によって、ロッドを軸
芯方向に移動させる構造としたため、ねじ嵌合部の摩擦
力によってロッドを前進位置に、つまり、ロッド先端で
弁体を残圧及び閉弁付勢用のスプリング力に抗して押し
開いた状態に保つことができ、残圧及びスプリング力に
抗してロッドを前進させた位置にロックするための特別
なストッパー機構が不要であり、構成部品点数の少ない
簡単な構造の残圧抜取り治具を実現できる。
【図面の簡単な説明】
第1図はセルフシーリングカップリングの使用状態を示
す概略油圧回路図、第2図と第3図はプラグとソケット
を連結した状態と分離した状態とを示すセルフシーリン
グカップリングの断面図、第4図は本考案の一実施例を
示す残圧抜取り治具の一部切欠側面図、第5図は本考案
の別の実施例を示す残圧抜取り治具の一部切欠側面図で
ある。 f・・・・・・弁体、g・・・・・・プラグ、h・・・
・・・ソケット、i・・・・・・ロック機構、1・・・
・・・筒状部材、8b・・・・・・ねじ孔、9・・・・
・・蓋状部材、10・・・・・・ロッド、10a・・・
・・・回転操作部、11・・・・・・残圧排出パイプ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. セルフシーリングカップリングにおけるプラグ又はソケ
    ットに、これら両者に具備されているロック機構の一部
    を用いて連結状態にロック可能な筒状部材と、その先端
    に固着され、かつ、中央部に前記筒状部材の軸芯に沿う
    ねじ孔が形成された蓋状部材と、前記ねじ孔に軸芯方向
    移動自在に螺着され、かつ、外端部に回転操作部を有す
    る雄ねじ付ロンドと、前記筒状部材に連通した残圧排出
    パイプとを備え、前記筒状部材を前記プラグ又はソケッ
    トに連結した状態で前記ロンドを軸芯方向に前進させる
    ことにより、前記プラグ又はソケットの内部に具備され
    た弁体を前記ロンドの先端で押し開けるように構成しで
    あることを特徴とするセルフシーリングカップリングの
    残圧抜取り治具。
JP11835380U 1980-08-20 1980-08-20 セルフシ−リングカツプリングの残圧抜取り治具 Expired JPS6032475Y2 (ja)

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JP11835380U JPS6032475Y2 (ja) 1980-08-20 1980-08-20 セルフシ−リングカツプリングの残圧抜取り治具

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JPS5740787U JPS5740787U (ja) 1982-03-05
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JP11835380U Expired JPS6032475Y2 (ja) 1980-08-20 1980-08-20 セルフシ−リングカツプリングの残圧抜取り治具

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021156308A (ja) * 2020-03-25 2021-10-07 日本スピードショア株式会社 管継手
WO2022230421A1 (ja) * 2021-04-27 2022-11-03 コベルコ建機株式会社 圧抜きプラグ及びこれを用いた油圧配管の圧抜き方法

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JP2021156308A (ja) * 2020-03-25 2021-10-07 日本スピードショア株式会社 管継手
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JPS5740787U (ja) 1982-03-05

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