JPS6032418Y2 - ロツクナツト - Google Patents
ロツクナツトInfo
- Publication number
- JPS6032418Y2 JPS6032418Y2 JP1977121807U JP12180777U JPS6032418Y2 JP S6032418 Y2 JPS6032418 Y2 JP S6032418Y2 JP 1977121807 U JP1977121807 U JP 1977121807U JP 12180777 U JP12180777 U JP 12180777U JP S6032418 Y2 JPS6032418 Y2 JP S6032418Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ring
- fitted
- ring fitting
- lock nut
- groove
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Mutual Connection Of Rods And Tubes (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、ロックナツトの改良に関し、目的とするとこ
ろは、ボルト・ナツトのネジ山に傷を与えることなく優
れたロック効果(弛み止め効果)を発揮するところのロ
ックナツトを提供することにある。
ろは、ボルト・ナツトのネジ山に傷を与えることなく優
れたロック効果(弛み止め効果)を発揮するところのロ
ックナツトを提供することにある。
本考案のロックナツトは、上端面の雌ネジ周囲にリング
嵌合用筒が形成され且つ該リング嵌合用筒の端面に軸線
方向の割溝が施されたナツト本体と、前記リング嵌合用
筒に嵌着されるリングとから威り、リング嵌合用筒にリ
ングを嵌着するようにしたロックナツトに於て、該リン
グ内径をリング嵌合角筒外径より僅かに小さくし、且つ
リングをナツト本体上面に接する様にリング嵌合用筒に
嵌着したことを特徴とするロックナツト。
嵌合用筒が形成され且つ該リング嵌合用筒の端面に軸線
方向の割溝が施されたナツト本体と、前記リング嵌合用
筒に嵌着されるリングとから威り、リング嵌合用筒にリ
ングを嵌着するようにしたロックナツトに於て、該リン
グ内径をリング嵌合角筒外径より僅かに小さくし、且つ
リングをナツト本体上面に接する様にリング嵌合用筒に
嵌着したことを特徴とするロックナツト。
これを実施例において詳説すると次の通りである。
即ち、図中1はナツト本体であって、上端面がわへ開口
した雌ネジ2の周囲に、筒内にニーのネジ山が存在する
程度の高さのリング嵌合用筒3が突設され、且つ該リン
グ嵌合用筒3の端面4に、リング嵌合用筒3の立上り分
だけ堀下げた状態の割溝5が付設された構成となってい
る。
した雌ネジ2の周囲に、筒内にニーのネジ山が存在する
程度の高さのリング嵌合用筒3が突設され、且つ該リン
グ嵌合用筒3の端面4に、リング嵌合用筒3の立上り分
だけ堀下げた状態の割溝5が付設された構成となってい
る。
6はリング嵌合用筒3の外周に嵌着されるリングであっ
て、その内径7が、リング嵌合用筒3の外径8よりも僅
かに小さく(はとんど同径でもよい)形成されている。
て、その内径7が、リング嵌合用筒3の外径8よりも僅
かに小さく(はとんど同径でもよい)形成されている。
又、リング嵌合用筒3の肉厚は雌ネジ2のサイズによっ
て任意に決定されるものであって、リングの嵌着によっ
て雌ネジ径が収縮される程度とする。
て任意に決定されるものであって、リングの嵌着によっ
て雌ネジ径が収縮される程度とする。
第4図は、リング嵌合用筒3にリング6を嵌着した状態
を拡大して示すものである。
を拡大して示すものである。
リング6がリング嵌合用筒3にナツト本体の上面20に
まで完全に打ち込まれており、従ってリング6上部内側
と嵌合筒3上部外側にαなる空間が形成され、リング6
下部内側と嵌合用筒3下部外側の接点を支点βとし、ボ
ルト外周と嵌合用筒3外周の接点を作用点とするバネが
形威される。
まで完全に打ち込まれており、従ってリング6上部内側
と嵌合筒3上部外側にαなる空間が形成され、リング6
下部内側と嵌合用筒3下部外側の接点を支点βとし、ボ
ルト外周と嵌合用筒3外周の接点を作用点とするバネが
形威される。
今仮に第5図の様にリング上端部にのみ嵌着しても上記
バネ作用を生じず、従って下記の効果は生じない。
バネ作用を生じず、従って下記の効果は生じない。
又、第3図に示す実施例は、リング嵌合用筒3を雌ネジ
と同心円に溝9を切削することによってナツト本体1の
上端面に形威した場合であって、溝9の外周に形威され
た外輪10とリング嵌合用筒3のそれぞれに割溝5′が
施されている。
と同心円に溝9を切削することによってナツト本体1の
上端面に形威した場合であって、溝9の外周に形威され
た外輪10とリング嵌合用筒3のそれぞれに割溝5′が
施されている。
この場合、外輪10には割溝を形威しなくても以下に説
明する作用効果を奏する。
明する作用効果を奏する。
又、外輪10の突出量はリング嵌合用筒3よりも低い状
態とすることが好ましい。
態とすることが好ましい。
上述の如く、ナツト本体の上端面に、割溝を有するリン
グ嵌合筒を突設し、これにリングを嵌着した構成とした
から、リング嵌合用筒3は周囲のリングによって中心方
向へ押されて歪み、リング嵌合用筒内の雌ネジが中心軸
線に向うテーパとなる。
グ嵌合筒を突設し、これにリングを嵌着した構成とした
から、リング嵌合用筒3は周囲のリングによって中心方
向へ押されて歪み、リング嵌合用筒内の雌ネジが中心軸
線に向うテーパとなる。
従って、ボルトを捻込むとボルトの先端部によって前記
テーパとなった雌ネジ部分が嵌着されたリングによる締
付力に抗して押拡げられ、ボルトのネジ山への雌ネジの
押付力が強大となる。
テーパとなった雌ネジ部分が嵌着されたリングによる締
付力に抗して押拡げられ、ボルトのネジ山への雌ネジの
押付力が強大となる。
この強大となった押付力によってネジ山相互間の回転に
対する摩擦抵抗力は著しく大となり、振動等によるネジ
の自由回動を阻止してロックナツトとしての機能を十二
分に発揮する。
対する摩擦抵抗力は著しく大となり、振動等によるネジ
の自由回動を阻止してロックナツトとしての機能を十二
分に発揮する。
又、本考案のロックナツトは、その挟圧部分がネジ山面
相互の広い面積で接すると共にリング嵌合用筒部の弾性
力の作用によって、ネジ山に損傷を与えることなくロッ
クナツトとして反復使用することができる。
相互の広い面積で接すると共にリング嵌合用筒部の弾性
力の作用によって、ネジ山に損傷を与えることなくロッ
クナツトとして反復使用することができる。
更に、本考案のロックナツトは、上端面に雌ネジと同心
にリング嵌合用筒部を削出し割溝を加工したナツト本体
と該筒部に嵌着するリングから成る極めて簡単な構成の
二部品を嵌着結合させたから部品の製作加工が容易で組
立ても極めて簡単である。
にリング嵌合用筒部を削出し割溝を加工したナツト本体
と該筒部に嵌着するリングから成る極めて簡単な構成の
二部品を嵌着結合させたから部品の製作加工が容易で組
立ても極めて簡単である。
しかもリングの嵌着は、ナツトへボルトを螺入した後に
行なうことも可能であるので、ボルト、ナツトの結合を
した後、リングを嵌着する場合にはボルト、ナツトの締
結作業が非常に楽に行なえる。
行なうことも可能であるので、ボルト、ナツトの結合を
した後、リングを嵌着する場合にはボルト、ナツトの締
結作業が非常に楽に行なえる。
但し、第1図、第2図、第4図に示す実施例の欠点は、
外力が加わることによってリングが外れるおそれがある
ことである。
外力が加わることによってリングが外れるおそれがある
ことである。
従って、第3図に示す様に外輪を設けてリングを嵌合用
筒3と外輪10の間に嵌着すると、外力によって容易に
リングが抜けない効果を生ずるのである。
筒3と外輪10の間に嵌着すると、外力によって容易に
リングが抜けない効果を生ずるのである。
図面は本考案ロックナツトの実施例であって、第1図は
分解斜視図、第2図はリングを嵌着した場合の断面図、
第3図は他の実施例の分解斜視図、第4図は第2図部分
拡大図、第5図はバネ作用を生じない例を示す。 1・・・・・・ナツト本体、2・・・・・・雌ネジ、3
・・・・・・リング嵌合用筒、4・・・・・・端面、5
,5′・・・・・・割溝、6・・・・・・リング、7・
・・・・・内径、8・・・・・・外径、9・・・・・・
溝、10・・・・・・外輪、20・・・・・・ナツト本
体の上面。
分解斜視図、第2図はリングを嵌着した場合の断面図、
第3図は他の実施例の分解斜視図、第4図は第2図部分
拡大図、第5図はバネ作用を生じない例を示す。 1・・・・・・ナツト本体、2・・・・・・雌ネジ、3
・・・・・・リング嵌合用筒、4・・・・・・端面、5
,5′・・・・・・割溝、6・・・・・・リング、7・
・・・・・内径、8・・・・・・外径、9・・・・・・
溝、10・・・・・・外輪、20・・・・・・ナツト本
体の上面。
Claims (4)
- (1)上端面の雌ネジ周囲にリング嵌合用筒を形成する
と共に該リング嵌合用筒の端面に軸線方向の割溝が施さ
れたナツト本体と、前記リング嵌合用筒に嵌着されるリ
ングとから成るロックナツトに於て、該リング内径をリ
ング嵌合用筒外径より僅かに小さくし、且つリングをナ
ツト本体上面に接する様にリング嵌合用筒に嵌着したこ
とを特徴とするロックナツト。 - (2)上端面に雌ネジと同心円の溝を形成してリング嵌
合用筒が形成された実用新案登録請求の範囲第1項記載
のロックナツト。 - (3)溝外壁にも割溝が形成された実用新案登録請求の
範囲第2項記載のロックナツト。 - (4)割溝を等角間隔て形成した実用新案登録請求の範
囲第1項乃至第3項記載のロックナツト。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1977121807U JPS6032418Y2 (ja) | 1977-09-09 | 1977-09-09 | ロツクナツト |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1977121807U JPS6032418Y2 (ja) | 1977-09-09 | 1977-09-09 | ロツクナツト |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5448251U JPS5448251U (ja) | 1979-04-04 |
JPS6032418Y2 true JPS6032418Y2 (ja) | 1985-09-27 |
Family
ID=29079315
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1977121807U Expired JPS6032418Y2 (ja) | 1977-09-09 | 1977-09-09 | ロツクナツト |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6032418Y2 (ja) |
-
1977
- 1977-09-09 JP JP1977121807U patent/JPS6032418Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5448251U (ja) | 1979-04-04 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPS602336Y2 (ja) | ゆるみ止めナツト | |
JPS6032418Y2 (ja) | ロツクナツト | |
JPS63175383U (ja) | ||
JP2504853Y2 (ja) | 釣り竿の尻栓 | |
JPH026812U (ja) | ||
JPH0346016U (ja) | ||
JPS602337Y2 (ja) | ばね付ボルト | |
JPS6340702Y2 (ja) | ||
JPS597612Y2 (ja) | 浮動ねじ構造 | |
JPS63160419U (ja) | ||
JPH0219613Y2 (ja) | ||
JPS6294117U (ja) | ||
JPS595268Y2 (ja) | 合成樹脂製水栓ハンドルの固定装置 | |
JP2546977Y2 (ja) | 軸締結装置 | |
JPH0465895U (ja) | ||
JPH0516407Y2 (ja) | ||
JPH02146207U (ja) | ||
JPH0293511U (ja) | ||
JPS62197093A (ja) | 鋏 | |
JPH01154318U (ja) | ||
JPS63185912U (ja) | ||
JPH0332218U (ja) | ||
JPH01126409U (ja) | ||
JPH0329459U (ja) | ||
JPH01122569U (ja) |