JPS6031922Y2 - 軌道車両における空気タイヤパンク検出装置 - Google Patents
軌道車両における空気タイヤパンク検出装置Info
- Publication number
- JPS6031922Y2 JPS6031922Y2 JP1981197887U JP19788781U JPS6031922Y2 JP S6031922 Y2 JPS6031922 Y2 JP S6031922Y2 JP 1981197887 U JP1981197887 U JP 1981197887U JP 19788781 U JP19788781 U JP 19788781U JP S6031922 Y2 JPS6031922 Y2 JP S6031922Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tire
- pneumatic tire
- core
- track
- vehicle
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Emergency Alarm Devices (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、中子を有する空気タイヤにより軌道を走行
する軌道車両において、空気タイヤのパンクを検出する
空気タイヤパンク検出装置に関するものである。
する軌道車両において、空気タイヤのパンクを検出する
空気タイヤパンク検出装置に関するものである。
従来、上記軌道車両において空気タイヤのパンクを検出
する装置として、空気タイヤに空気スイッチを取り付け
、タイヤパンク時にタイヤ内圧が低下するのを検知する
もの、あるいは、車軸の両側に各空気タイヤに近接する
部分に検出子を取り付け、一方、軌道側に検出器を設置
し、タイヤパンク時に、検出子が降下して軌道側の検出
器に接触し、この検出器を作動させることによりタイヤ
パンクを検出するもの等がある。
する装置として、空気タイヤに空気スイッチを取り付け
、タイヤパンク時にタイヤ内圧が低下するのを検知する
もの、あるいは、車軸の両側に各空気タイヤに近接する
部分に検出子を取り付け、一方、軌道側に検出器を設置
し、タイヤパンク時に、検出子が降下して軌道側の検出
器に接触し、この検出器を作動させることによりタイヤ
パンクを検出するもの等がある。
しかし、いずれの装置も気圧スイッチ又は検出子を車両
毎にしかもその各空気タイヤ毎に取り付けなければなら
ないので、それらの所要数がきわめて多数となり、この
ため保守管理に多くの手数を要する上、信頼性にも欠け
ることとなる。
毎にしかもその各空気タイヤ毎に取り付けなければなら
ないので、それらの所要数がきわめて多数となり、この
ため保守管理に多くの手数を要する上、信頼性にも欠け
ることとなる。
さらに、前者の装置では気圧スイッチが高価であるため
設備費用が高くなり、後者の装置では検出子と検出器と
が直接接触するので、破損し易いという欠点もある。
設備費用が高くなり、後者の装置では検出子と検出器と
が直接接触するので、破損し易いという欠点もある。
この発明は上記従来の欠点を解消するために提案された
もので、中子を有する空気タイヤにより軌道を走行する
軌道車両において空気タイヤ毎に検出子等を設ける必要
もなく、しかも、信頼性高く、かつ安価に軌道車両の空
気タイヤパンクを検出することを可能とする空気タイヤ
パンク検出装置を得ることを目的とするものである。
もので、中子を有する空気タイヤにより軌道を走行する
軌道車両において空気タイヤ毎に検出子等を設ける必要
もなく、しかも、信頼性高く、かつ安価に軌道車両の空
気タイヤパンクを検出することを可能とする空気タイヤ
パンク検出装置を得ることを目的とするものである。
以下、この考案の実施例を図面に従って説明する。
第１図は本考案の対象とする空気タイヤを示すもので、
この空気タイヤ１のリム２には、Ｔ形断面の金属製の中
子３がリム全周に渡って固定されている。
この空気タイヤ１のリム２には、Ｔ形断面の金属製の中
子３がリム全周に渡って固定されている。
この中子３は、通常の空気タイヤであれば、パンクした
時、空気タイヤの潰れにより車両が大きく傾いて危険で
あり、かつ走行不能となるので、これを防止して、空気
タイヤがパンクした時でも中子の存在によって車両の傾
きを小さく留め、かつ一時的な走行を可能とするために
設けられたものである。
時、空気タイヤの潰れにより車両が大きく傾いて危険で
あり、かつ走行不能となるので、これを防止して、空気
タイヤがパンクした時でも中子の存在によって車両の傾
きを小さく留め、かつ一時的な走行を可能とするために
設けられたものである。
なお、４はタイヤコム、５は車輪バブ、６は車軸を示す
。
。
第２図は軌道車両を示すもので、図において車両の空気
タイヤ１は略図で示している。
タイヤ１は略図で示している。
軌道のタイヤ踏面７の下部には、タイヤパンクにより前
記中子３がタイヤ踏面７に接近した状態で車両が通過し
た時にこの中子３が検知する近接スイッチ８を設けてい
る。
記中子３がタイヤ踏面７に接近した状態で車両が通過し
た時にこの中子３が検知する近接スイッチ８を設けてい
る。
この近接スイッチ８は、第３図に示す如く、軌道におけ
る適宜の位置に配置する。
る適宜の位置に配置する。
第３図において９は車体を示す。そして前記近接スイッ
チ８は、図示せぬ警報装置に接続されている。
チ８は、図示せぬ警報装置に接続されている。
次に動作について説明する。
第２図に示すように、空気タイヤ１がパンクしていない
車両がこの近接スイッチ８上を通過したときは、中子３
の下端面とタイヤ踏面７との距離りが光分離れているの
で、近接スイッチ８は作動しない。
車両がこの近接スイッチ８上を通過したときは、中子３
の下端面とタイヤ踏面７との距離りが光分離れているの
で、近接スイッチ８は作動しない。
第４図に示すように空気タイヤ１がパンクした車両が通
過した時は、空気タイヤ１が潰れて中子３とタイヤ踏面
７との間の距離はタイヤゴムの厚みだけとなって、中子
の下端面がタイヤ踏面７に接近するので、近接スイッチ
８はこの中子３を検知して接点ＯＮとなり、警報装置、
例えばブザー、あるいは表示ランプなどを鳴らし、ある
いは点灯させ、こうして空気タイヤパンクが検出される
。
過した時は、空気タイヤ１が潰れて中子３とタイヤ踏面
７との間の距離はタイヤゴムの厚みだけとなって、中子
の下端面がタイヤ踏面７に接近するので、近接スイッチ
８はこの中子３を検知して接点ＯＮとなり、警報装置、
例えばブザー、あるいは表示ランプなどを鳴らし、ある
いは点灯させ、こうして空気タイヤパンクが検出される
。
以上説明したように本考案は、軌道のタイヤ踏面に下部
に、タイヤパンクにより中子がタイヤ踏面に接近した状
態で車両が通過した時にこの中子を検知する近接スイッ
チを設けて、この近接スイッチの中子検出信号により警
報を発するようにしている。
に、タイヤパンクにより中子がタイヤ踏面に接近した状
態で車両が通過した時にこの中子を検知する近接スイッ
チを設けて、この近接スイッチの中子検出信号により警
報を発するようにしている。
したがって、特定の場所に検出装置を設置することによ
り、通過する全車両についてのタイヤパンクを検出する
ことができ、検出装置の所要数が著しく少なくて済み、
したがって、保守管理は容易であり、また安価である。
り、通過する全車両についてのタイヤパンクを検出する
ことができ、検出装置の所要数が著しく少なくて済み、
したがって、保守管理は容易であり、また安価である。
さらに、車両側には何ら特別な装置を必要としないので
、在来線車両への適用が容易である。
、在来線車両への適用が容易である。
また、空気タイヤ側に検出子を取り付け、軌道側に検出
器を取り付けた従来の検出装置と異なり、破損するおそ
れも少なく、また車両の走行中の動揺によって検出の確
実さが損われることなく、信頼性の高いパンク検出がな
され、また、車両の走行中、停止中に関係なく検出する
ことができる。
器を取り付けた従来の検出装置と異なり、破損するおそ
れも少なく、また車両の走行中の動揺によって検出の確
実さが損われることなく、信頼性の高いパンク検出がな
され、また、車両の走行中、停止中に関係なく検出する
ことができる。
図面は本考案の実施例を示すもので、第１図は本考案の
対象とする空気タイヤ断面図、第２図は軌道断面図、第
３図は軌道平面図、第４図は軌道断面図である。 １・・・・・・空気タイヤ、３・・・・・・中子、７・
・・・・・タイヤ踏面、訃・・・・・近接スイッチ。
対象とする空気タイヤ断面図、第２図は軌道断面図、第
３図は軌道平面図、第４図は軌道断面図である。 １・・・・・・空気タイヤ、３・・・・・・中子、７・
・・・・・タイヤ踏面、訃・・・・・近接スイッチ。
Claims (1)
- 中子を有する空気タイヤにより軌道を走行する軌道車両
において、軌道のタイヤ踏面の下部に、タイヤパンクに
より、中子がタイヤ踏面に接近した状態で車両が通過し
た時にこの中子を検知する近接スイッチを設け、この近
接スイッチの中子検知信号により警報を発するようにし
た軌道車両における空気タイヤパンク検出装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1981197887U JPS6031922Y2 (ja) | 1981-12-28 | 1981-12-28 | 軌道車両における空気タイヤパンク検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1981197887U JPS6031922Y2 (ja) | 1981-12-28 | 1981-12-28 | 軌道車両における空気タイヤパンク検出装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58100805U JPS58100805U (ja) | 1983-07-08 |
| JPS6031922Y2 true JPS6031922Y2 (ja) | 1985-09-25 |
Family
ID=30111091
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1981197887U Expired JPS6031922Y2 (ja) | 1981-12-28 | 1981-12-28 | 軌道車両における空気タイヤパンク検出装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6031922Y2 (ja) |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS55160114A (en) * | 1979-05-29 | 1980-12-12 | Yamaha Motor Co Ltd | Exhaust cleaner for autobicycle |
| JPS55161912A (en) * | 1979-06-01 | 1980-12-16 | Yamaha Motor Co Ltd | Secondary air feeding device for exhaust air purification |
-
1981
- 1981-12-28 JP JP1981197887U patent/JPS6031922Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS55160114A (en) * | 1979-05-29 | 1980-12-12 | Yamaha Motor Co Ltd | Exhaust cleaner for autobicycle |
| JPS55161912A (en) * | 1979-06-01 | 1980-12-16 | Yamaha Motor Co Ltd | Secondary air feeding device for exhaust air purification |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS58100805U (ja) | 1983-07-08 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| CN107499069A (zh) | 车辆轮胎爆胎预警装置 | |
| FI88379B (fi) | Foerfarande och anordning foer beroeringsfri maetning av bromstemperaturerna hos foerbipasserande jaernvaegsvagnar | |
| US20030201880A1 (en) | Automobile flat tires/blowout alert system | |
| JPS6031922Y2 (ja) | 軌道車両における空気タイヤパンク検出装置 | |
| CN100478228C (zh) | 汽车轮胎压力的报警控制设备 | |
| KR102179282B1 (ko) | 열차속도감지부의 테스트 시스템 | |
| CN208813217U (zh) | 一种轨道车辆用脱轨检测装置 | |
| CN100427916C (zh) | 无线胎压及胎温监测系统 | |
| JPS6161158B2 (ja) | ||
| CN107933207B (zh) | 汽车轮胎异物检测系统及方法 | |
| JPH0113606Y2 (ja) | ||
| JPS62295709A (ja) | タイヤ異常検出装置 | |
| JPH0116684B2 (ja) | ||
| JPS6344241Y2 (ja) | ||
| CN111002764B (zh) | 一种磁流体可调刚度轮胎 | |
| CN219215037U (zh) | 列车预警刹车系统 | |
| CN2556051Y (zh) | 轮胎欠压报警器 | |
| CN202368274U (zh) | 一种用于汽车车轮的胎压监测模块 | |
| CN110606063B (zh) | 坡度传感器、车辆手刹拉紧到位提示装置及方法以及车辆 | |
| KR960010550Y1 (ko) | 타이어의 공기압력 저하를 검출하는 자동 경보장치 | |
| EP0123695A1 (en) | Wheel for vehicle | |
| US20040140888A1 (en) | Low air pressure warning system for tires | |
| JPH01255401A (ja) | 通勤電車混雑車両検出システム | |
| CN202088804U (zh) | 保安便修汽车真空车轮 | |
| KR960012568B1 (ko) | 자동차의 타이어 펑크 감지장치 |