JPS6031706B2 - オイルタンク用ブリ−ザキヤツプ - Google Patents
オイルタンク用ブリ−ザキヤツプInfo
- Publication number
- JPS6031706B2 JPS6031706B2 JP57096758A JP9675882A JPS6031706B2 JP S6031706 B2 JPS6031706 B2 JP S6031706B2 JP 57096758 A JP57096758 A JP 57096758A JP 9675882 A JP9675882 A JP 9675882A JP S6031706 B2 JPS6031706 B2 JP S6031706B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cap
- filter
- breather
- cap base
- tank
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Landscapes
- Closures For Containers (AREA)
- Supply Devices, Intensifiers, Converters, And Telemotors (AREA)
- Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明はオイルタンク特に油圧アクチュェータを作動
させるための作動油タンクに用いられるブリーザキヤツ
プに関するものである。
させるための作動油タンクに用いられるブリーザキヤツ
プに関するものである。
例えばフオークリフトトラックの作動油タンクにあって
は、荷役装置の昇降動や前傾動をさせるために多量の作
動油が往復動し、液面が大きく変動する。
は、荷役装置の昇降動や前傾動をさせるために多量の作
動油が往復動し、液面が大きく変動する。
この液面変動に対し、作動油の供給戻りを円滑に行なわ
せるためにタンク内と大気とが通気可能なようにフィル
タ付のブリーザが設けられている。作動油の汚れはリフ
トシリンダ、チルトシリンダ、アタッチメント用油圧シ
リンダ、油圧ポンプ等の油圧機器の摩耗を促進し、シー
ル性を損なわせたりする。また油圧コントロールバルブ
のスプール部が固着して作動不良をひき起したりすると
いう弊害が大きい。このため外部の塵挨がタンク内に侵
入しないようにプリーザのフィル夕はその櫨過機能が重
要な役割を担っている。このブリーザはタンク給油口の
キャップを兼ねたものが多くこれをブリーザキャップと
称している。ところで、特に塵挨の多い場所で油圧機器
を用いる場合通常のブリーザキャップでは猿過能力が不
十分であり、作動油の汚れが激しく上述したような不具
合をひき起しやしすくなる。このためこのような挨の多
い所で油圧機器を操作する者からは更に櫨過能力の高い
ブリーザギャップをつけることが強く望まれているので
あるが、単にフィル夕の目を細かくして渡過能力を高く
するとフィル夕の目詰まりが早くなり、このためフィル
夕の清掃や交換が容易に出来るプリーザキャップが更に
望まれることになる。ところが通常のプリーザキャップ
は内部にフィル夕が納まった構造をしているため清掃が
困難であり、これを脱看式にするとコスト的にも高くな
り、また保全上の安定性にも欠けるという問題があり、
にわかに採用しがたいというのが実状である。
せるためにタンク内と大気とが通気可能なようにフィル
タ付のブリーザが設けられている。作動油の汚れはリフ
トシリンダ、チルトシリンダ、アタッチメント用油圧シ
リンダ、油圧ポンプ等の油圧機器の摩耗を促進し、シー
ル性を損なわせたりする。また油圧コントロールバルブ
のスプール部が固着して作動不良をひき起したりすると
いう弊害が大きい。このため外部の塵挨がタンク内に侵
入しないようにプリーザのフィル夕はその櫨過機能が重
要な役割を担っている。このブリーザはタンク給油口の
キャップを兼ねたものが多くこれをブリーザキャップと
称している。ところで、特に塵挨の多い場所で油圧機器
を用いる場合通常のブリーザキャップでは猿過能力が不
十分であり、作動油の汚れが激しく上述したような不具
合をひき起しやしすくなる。このためこのような挨の多
い所で油圧機器を操作する者からは更に櫨過能力の高い
ブリーザギャップをつけることが強く望まれているので
あるが、単にフィル夕の目を細かくして渡過能力を高く
するとフィル夕の目詰まりが早くなり、このためフィル
夕の清掃や交換が容易に出来るプリーザキャップが更に
望まれることになる。ところが通常のプリーザキャップ
は内部にフィル夕が納まった構造をしているため清掃が
困難であり、これを脱看式にするとコスト的にも高くな
り、また保全上の安定性にも欠けるという問題があり、
にわかに採用しがたいというのが実状である。
そこでフィルタ目詰まり迄の時間を長くするために漣過
面積を大きくしたフィル夕を別に設けることが考えられ
るが、これではしィアウト的な制約を受けやすく、また
コスト的にも不利である。
面積を大きくしたフィル夕を別に設けることが考えられ
るが、これではしィアウト的な制約を受けやすく、また
コスト的にも不利である。
この発明はかかる実状に鑑みてなされたもので、通常の
フィルタ付プリーザキャップに何らレイアウト上制約を
与えることなく別のフィル夕を追加付設して上述の塵挨
の多い場所での作業上の問題を解消し、しかも前記追加
したフィル夕を脱着可能とすることにより、この追加し
たフィル夕の清掃を容易ならしめ、保全上の安定性を確
保できるようにしたブリーザキャップを提供することを
目的とするものである。以下図面に示す実施例によりこ
の発明の詳細を説明する。
フィルタ付プリーザキャップに何らレイアウト上制約を
与えることなく別のフィル夕を追加付設して上述の塵挨
の多い場所での作業上の問題を解消し、しかも前記追加
したフィル夕を脱着可能とすることにより、この追加し
たフィル夕の清掃を容易ならしめ、保全上の安定性を確
保できるようにしたブリーザキャップを提供することを
目的とするものである。以下図面に示す実施例によりこ
の発明の詳細を説明する。
図において、1はオイルタンク例えばフオークリフトト
ラックの荷役装置における油圧シリンダ作動用油のタン
クでトラックの車体サイドフレームにタンク形成用部材
としてのコ字状プレートを溶接して形成されるものであ
る。2はタンクーの上面に開設された給油口、3は給油
0まわりに溶接Wされたフィラネックで、このフイラネ
ック3にはキャップ固定用バョネツト片3aが形成され
ている。
ラックの荷役装置における油圧シリンダ作動用油のタン
クでトラックの車体サイドフレームにタンク形成用部材
としてのコ字状プレートを溶接して形成されるものであ
る。2はタンクーの上面に開設された給油口、3は給油
0まわりに溶接Wされたフィラネックで、このフイラネ
ック3にはキャップ固定用バョネツト片3aが形成され
ている。
4はブリーザキャツプで、底面5a及び上側下面5bに
タンクー内及び大気にそれぞれ達通するブリーザ孔5c
,5dが開設され、底側壁に前記バョネット片3aに係
合してブリーザキャップ4を固定するための図示省略し
た係合溝が形成されたキャップベース5とこのキャップ
ベース5の上端周縁にへミング加工により固定され、キ
ャップベースの上方を被冠する外筒6と、キャップベー
ス5に同心的に結合されかつ上部フランジ7a及び底面
7bにブリーザ孔7c,7dがそれぞれ開設され、キャ
ップベース5と外筒6とで形成する空間を二室A,Bに
仕切る内筒7と、この内筒7の上部に固定され、空間A
を更にA,,A2の二室に仕切り、底面8aにブリーザ
孔8bが開設された仕切りプレート8と、空間A,及び
Bに装填され、大気中の塵挨を付着するステイールウー
ル等の主フィル夕9とを備えている。
タンクー内及び大気にそれぞれ達通するブリーザ孔5c
,5dが開設され、底側壁に前記バョネット片3aに係
合してブリーザキャップ4を固定するための図示省略し
た係合溝が形成されたキャップベース5とこのキャップ
ベース5の上端周縁にへミング加工により固定され、キ
ャップベースの上方を被冠する外筒6と、キャップベー
ス5に同心的に結合されかつ上部フランジ7a及び底面
7bにブリーザ孔7c,7dがそれぞれ開設され、キャ
ップベース5と外筒6とで形成する空間を二室A,Bに
仕切る内筒7と、この内筒7の上部に固定され、空間A
を更にA,,A2の二室に仕切り、底面8aにブリーザ
孔8bが開設された仕切りプレート8と、空間A,及び
Bに装填され、大気中の塵挨を付着するステイールウー
ル等の主フィル夕9とを備えている。
しかもこのブリーザキャップ4にはこの発明の特徴であ
るバッフル筒10とサブフィルタ11とが装着されてい
る。すなわち、キャップベース5と外筒6とのへミング
加工部分には外筒6の下部より下方に延びる円筒状でフ
ィラネック3より大径のバッフル筒I0が共締め装着さ
れ、キャップベースの下側周及びブリーザ孔5dを包囲
している。
るバッフル筒10とサブフィルタ11とが装着されてい
る。すなわち、キャップベース5と外筒6とのへミング
加工部分には外筒6の下部より下方に延びる円筒状でフ
ィラネック3より大径のバッフル筒I0が共締め装着さ
れ、キャップベースの下側周及びブリーザ孔5dを包囲
している。
このバッフル筒10とキャップベース5の下側周との間
にはプリーザ孔5dを覆ってサブフィルタ11が脱着可
能に介装されている。
にはプリーザ孔5dを覆ってサブフィルタ11が脱着可
能に介装されている。
このように構成されたブリーザキャップ4はフイラネツ
ク3にコルテックスコルクラバー等のパッキン12を介
して脱看可能に固定されるものである。
ク3にコルテックスコルクラバー等のパッキン12を介
して脱看可能に固定されるものである。
かかる構成により通常のブリーザキヤップ4はサブフィ
ルタ11が取り外された状態で使用に供され、塵挨等の
多い場所で荷役作業を行なう場合はサブフイルタ11を
取り付けた状態で使用されるものであるが、この場合タ
ンクー内の液面が変動して低くなったとき、(すなわち
、リフトシリンダ等へ作動油を多量に供給したりした場
合)タンク1内が負圧になって作動油が円滑に供給でき
なくなるのを防ぐためタンクー内に大気を導入するわけ
であるが、大気はまずサブフイルタ1で櫨週されてブリ
ーザ孔5dより進入して空間Bに入ってこの空間B内の
主フィル夕9によって更に樋過され、次にブリーザ孔7
cを通って空間んに入り、ブリーザ孔8bを経て空間A
,に入り、ここでも主フィル夕9によって櫨週され、こ
の猿過された大気がブリーザ孔7d,5cを通ってタン
ク内に導入されるのである。
ルタ11が取り外された状態で使用に供され、塵挨等の
多い場所で荷役作業を行なう場合はサブフイルタ11を
取り付けた状態で使用されるものであるが、この場合タ
ンクー内の液面が変動して低くなったとき、(すなわち
、リフトシリンダ等へ作動油を多量に供給したりした場
合)タンク1内が負圧になって作動油が円滑に供給でき
なくなるのを防ぐためタンクー内に大気を導入するわけ
であるが、大気はまずサブフイルタ1で櫨週されてブリ
ーザ孔5dより進入して空間Bに入ってこの空間B内の
主フィル夕9によって更に樋過され、次にブリーザ孔7
cを通って空間んに入り、ブリーザ孔8bを経て空間A
,に入り、ここでも主フィル夕9によって櫨週され、こ
の猿過された大気がブリーザ孔7d,5cを通ってタン
ク内に導入されるのである。
タンク内の液面が高くなったときは上記の逆の経路でタ
ンク内空気が大気中に放出されるのである。以上実施例
の説明から明らかなように、この発明によればキャップ
ベース内に収納されて取り出し取り外しが困難な主フィ
ル夕とは別にキャップベース側周とバツフル筒との間に
脱着可能なサブフィルタを介装していることから、塵挨
の多い場所での荷役作業する場合等フィル夕の蝿過能力
を高く必要とされる場合にサブフィルタ、主フィル夕の
両方で猿週できるのでタンク内への塵挨の侵入による各
種不具合は解消できる。
ンク内空気が大気中に放出されるのである。以上実施例
の説明から明らかなように、この発明によればキャップ
ベース内に収納されて取り出し取り外しが困難な主フィ
ル夕とは別にキャップベース側周とバツフル筒との間に
脱着可能なサブフィルタを介装していることから、塵挨
の多い場所での荷役作業する場合等フィル夕の蝿過能力
を高く必要とされる場合にサブフィルタ、主フィル夕の
両方で猿週できるのでタンク内への塵挨の侵入による各
種不具合は解消できる。
しかもこのサブフィルタは通常のブリーザキヤップの大
きさの範囲内に納まっているためキャップレイアウト上
の制約を受けることはなくしかもコスト的にも著しく増
加することはない。また、サブフィルタは脱着が可能な
ためフィル夕清掃が楽に行ない得しかも交換も容易であ
る。更に主フィル夕は脱着が困難であるため、脱落等の
必配や装着忘れ等の心配がなく保全上の安定性が良い。
また更にサブフィルタと主フィル夕とを目の異なるフィ
ル夕とすることにより薄過能力を種々豊富なものとする
ことができ、通常主フィル夕のみを用いる場合にはサブ
フィルタを目の細かなものにすることによって一層櫨過
能力を向上させることができる。
きさの範囲内に納まっているためキャップレイアウト上
の制約を受けることはなくしかもコスト的にも著しく増
加することはない。また、サブフィルタは脱着が可能な
ためフィル夕清掃が楽に行ない得しかも交換も容易であ
る。更に主フィル夕は脱着が困難であるため、脱落等の
必配や装着忘れ等の心配がなく保全上の安定性が良い。
また更にサブフィルタと主フィル夕とを目の異なるフィ
ル夕とすることにより薄過能力を種々豊富なものとする
ことができ、通常主フィル夕のみを用いる場合にはサブ
フィルタを目の細かなものにすることによって一層櫨過
能力を向上させることができる。
図はこの発明の実施例を示す断面説明図である。
1……タンク、3……フイラネック、4……フリーザキ
ヤツプ、5……キヤツブベース、5a……底面、5b・
・・・・・上側下面、6・・…・外筒、A,A,,ん,
B……空間、9……主フィル夕、10……バッフル筒、
11……サブフィルタ。
ヤツプ、5……キヤツブベース、5a……底面、5b・
・・・・・上側下面、6・・…・外筒、A,A,,ん,
B……空間、9……主フィル夕、10……バッフル筒、
11……サブフィルタ。
Claims (1)
- 1 下底面及び上側下面にブリーザ孔を有し、オイルタ
ンクのフイラネツクに着脱自在に装着されるキヤツプベ
ースと、該キヤツプベースの上方を被冠するように、キ
ヤツプベース上端周縁に固定された外筒と、該外筒と該
キヤツプベースとの間の空間に内装された主フイルタと
を備えて成るオイルタンク用ブリーザキヤツプにおいて
、前記外筒の下方にキヤツプベースの上側下面のブリー
ザ孔及び側周を包囲するバツフル筒を配設し、該バツフ
ル筒とキヤツプベースの側周との間にサブフイルタを脱
着可能に介装して成るオルルタンク用ブリーザキヤツプ
。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57096758A JPS6031706B2 (ja) | 1982-06-04 | 1982-06-04 | オイルタンク用ブリ−ザキヤツプ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57096758A JPS6031706B2 (ja) | 1982-06-04 | 1982-06-04 | オイルタンク用ブリ−ザキヤツプ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58216556A JPS58216556A (ja) | 1983-12-16 |
JPS6031706B2 true JPS6031706B2 (ja) | 1985-07-24 |
Family
ID=14173547
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP57096758A Expired JPS6031706B2 (ja) | 1982-06-04 | 1982-06-04 | オイルタンク用ブリ−ザキヤツプ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6031706B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6380218U (ja) * | 1986-11-15 | 1988-05-27 | ||
US9573461B2 (en) * | 2011-10-31 | 2017-02-21 | Volvo Lastvagnar Ab | Filter device and arrangement for ventilating a tank comprising a filter device |
-
1982
- 1982-06-04 JP JP57096758A patent/JPS6031706B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS58216556A (ja) | 1983-12-16 |
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