JPS6031608B2 - 難削材用帯鋸刃 - Google Patents
難削材用帯鋸刃Info
- Publication number
- JPS6031608B2 JPS6031608B2 JP18035881A JP18035881A JPS6031608B2 JP S6031608 B2 JPS6031608 B2 JP S6031608B2 JP 18035881 A JP18035881 A JP 18035881A JP 18035881 A JP18035881 A JP 18035881A JP S6031608 B2 JPS6031608 B2 JP S6031608B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- band saw
- saw blade
- difficult
- teeth
- blade
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23D—PLANING; SLOTTING; SHEARING; BROACHING; SAWING; FILING; SCRAPING; LIKE OPERATIONS FOR WORKING METAL BY REMOVING MATERIAL, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23D61/00—Tools for sawing machines or sawing devices; Clamping devices for these tools
- B23D61/12—Straight saw blades; Strap saw blades
- B23D61/123—Details of saw blade body
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Sawing (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、難削材用帯鎖刃に関するものである。
元来帯鎖刃と呼ばれる切断機は、帯鋸刃と呼ばれる弾性
を持った薄い工具鋼の板材を熱処理して使用しているた
め‘こ、振動を発生し易い工具を使った切断機である。
を持った薄い工具鋼の板材を熱処理して使用しているた
め‘こ、振動を発生し易い工具を使った切断機である。
特にステンレス鋼やスーパアロィ等、硬度の外に鞠性を
具えた材料や、打圧によって加工硬化現象を呈する難削
材を切削する場合には、帯鋸刃の長さ方向に関する縦振
動と横振動がともに共振を誘起し、或いは自励振動をと
もなって、高い金属音となり、人によっては頭痛を訴え
るなど騒音公害としての非難を受けることもあるのであ
る。これら共振や自励振動を工具の切削作用の面から防
止する手段として周期的な連続振動を蝿乱する手段が色
々と考えられている。即ち帯鎖刃は弾性を持った薄い工
具で座屈を起し易いこともあり、難肖り村自身の持つ加
工硬陸もあるのと、切削中に帯鏡刃の移動速度を増減す
るのも機構上も複雑になるので、隣接する帯鋸刃の歯の
形状を変えたり、歯の高さを変化させたり、帯鎖刃を被
切断材に対して振動的に接近離反させる振動切削方式な
どが行われている。しかしながら、帯鍵盤の方に振動機
構を追加するのは、複雑な装置を追加することになり、
帯鋸刃の歯の形状や高さを変化させるのは、再生の困難
な便いすて工具を製造する工程の上からやはり帯鋸刃が
高価にならざるを得ない問題があるのである。
具えた材料や、打圧によって加工硬化現象を呈する難削
材を切削する場合には、帯鋸刃の長さ方向に関する縦振
動と横振動がともに共振を誘起し、或いは自励振動をと
もなって、高い金属音となり、人によっては頭痛を訴え
るなど騒音公害としての非難を受けることもあるのであ
る。これら共振や自励振動を工具の切削作用の面から防
止する手段として周期的な連続振動を蝿乱する手段が色
々と考えられている。即ち帯鎖刃は弾性を持った薄い工
具で座屈を起し易いこともあり、難肖り村自身の持つ加
工硬陸もあるのと、切削中に帯鏡刃の移動速度を増減す
るのも機構上も複雑になるので、隣接する帯鋸刃の歯の
形状を変えたり、歯の高さを変化させたり、帯鎖刃を被
切断材に対して振動的に接近離反させる振動切削方式な
どが行われている。しかしながら、帯鍵盤の方に振動機
構を追加するのは、複雑な装置を追加することになり、
帯鋸刃の歯の形状や高さを変化させるのは、再生の困難
な便いすて工具を製造する工程の上からやはり帯鋸刃が
高価にならざるを得ない問題があるのである。
云い換えれば歯形形状が同じで、歯の高さも1定の刃を
流しながら歯切り加工、あさり打ち、熱処理を経て製造
する都合上、歯のある側に変化を求めず、歯の背側を規
則的に変化させた帯鎖刃の方が同じ振動防止の効果が得
られれ‘ま品質のすぐれた帯鋸刃を低価格で提供できる
ことになる。本発明は第1図に示すように上記の技術思
想を具体化したもので、歯形、歯の高さは均一でありな
がら、背に粗い波形を規則的に切削加工した帯鋸刃で、
その相互の位相に差が設けてある。
流しながら歯切り加工、あさり打ち、熱処理を経て製造
する都合上、歯のある側に変化を求めず、歯の背側を規
則的に変化させた帯鎖刃の方が同じ振動防止の効果が得
られれ‘ま品質のすぐれた帯鋸刃を低価格で提供できる
ことになる。本発明は第1図に示すように上記の技術思
想を具体化したもので、歯形、歯の高さは均一でありな
がら、背に粗い波形を規則的に切削加工した帯鋸刃で、
その相互の位相に差が設けてある。
帯鏡刃1の歯3は、同1歯形同1歯高であり、背5に設
けた波形の各頂部7間長さ‘ま、例えば歯3の先端間距
離の5.3倍に設けてあって、10と3が互に素数関係
を持っている為にその最小公倍数である波形の10サイ
クル目と歯山の53山目とが上下方向に1線上に位置す
るものである。第2図に波形の10サイクル分を示した
。
けた波形の各頂部7間長さ‘ま、例えば歯3の先端間距
離の5.3倍に設けてあって、10と3が互に素数関係
を持っている為にその最小公倍数である波形の10サイ
クル目と歯山の53山目とが上下方向に1線上に位置す
るものである。第2図に波形の10サイクル分を示した
。
即ち波形の頂部7の1サイクル位置は、歯形の5.3山
位置であり、2サイクル位置は、歯形の10.6山位置
に相当する。かくして波形の10サイクル目の頂部7の
真下に歯の53蚤目が位置し、刃の上に記した0と10
の位置の帯鋸刃の歯の条件が同じになるのである。本実
施例では、波形の1サイクルが歯山の5.3サイクルに
選択してあるが、5.7倍でも7.針苦でも小数点以下
の数字が10との間に素数関係があれば、何れも波形の
10サイクルごとにもとにもどる。
位置であり、2サイクル位置は、歯形の10.6山位置
に相当する。かくして波形の10サイクル目の頂部7の
真下に歯の53蚤目が位置し、刃の上に記した0と10
の位置の帯鋸刃の歯の条件が同じになるのである。本実
施例では、波形の1サイクルが歯山の5.3サイクルに
選択してあるが、5.7倍でも7.針苦でも小数点以下
の数字が10との間に素数関係があれば、何れも波形の
10サイクルごとにもとにもどる。
云い換えればスタートと同1条件になるものである。た
だし、小数の数字が10との間に素数関係があっても、
1とか9とかを選ぶと、歯の山とのずれが1サイクル毎
に規則的に僅かづつずれることになって、前記した周期
的な連続振動を撹乱する効果が低いために、3と7を選
んだものである。
だし、小数の数字が10との間に素数関係があっても、
1とか9とかを選ぶと、歯の山とのずれが1サイクル毎
に規則的に僅かづつずれることになって、前記した周期
的な連続振動を撹乱する効果が低いために、3と7を選
んだものである。
本発明の帯鏡刃を帯鍵盤に装着して使用すると、帯鋸刃
の背の波形の頂部が帯鋸盤の鎖刃ガイド部の背あてロ−
ル、或いは上下方向のガイドブロックに当綾するから、
その真下の歯が強く被切削材に食い込むことになり、振
動を発生する根源にはなるが、その歯は第1図、第2図
に説明した実施例では、5山おき6山おきに不規則に作
用するために共振や自励振動を阻止する効果が得られる
のである。しかも歯切加工と波形加工は、同形同寸の繰
り返えしであるから、流れ作業が可能であり、帯鍵盤に
も特別の振動装置を設ける必要もないことから、品質の
よい帯鍵刃を低価格で供給でき、既存の帯鍵盤に何等追
加装置を必要としないで使用して騒音の発生を阻止する
効果を得たのである。
の背の波形の頂部が帯鋸盤の鎖刃ガイド部の背あてロ−
ル、或いは上下方向のガイドブロックに当綾するから、
その真下の歯が強く被切削材に食い込むことになり、振
動を発生する根源にはなるが、その歯は第1図、第2図
に説明した実施例では、5山おき6山おきに不規則に作
用するために共振や自励振動を阻止する効果が得られる
のである。しかも歯切加工と波形加工は、同形同寸の繰
り返えしであるから、流れ作業が可能であり、帯鍵盤に
も特別の振動装置を設ける必要もないことから、品質の
よい帯鍵刃を低価格で供給でき、既存の帯鍵盤に何等追
加装置を必要としないで使用して騒音の発生を阻止する
効果を得たのである。
第1図は、本発明を実施した帯鎖刃の正面図、第2図は
、上記の帯鎖刃を背の波形の10サイクル分を示した説
明図である。 図面の主要部分を表わす符号の説明、1・・・・・・帯
鋸刃、3・・・・・・歯、5・・・・・・背、7・・…
・波形の頂部。 第1図第2図
、上記の帯鎖刃を背の波形の10サイクル分を示した説
明図である。 図面の主要部分を表わす符号の説明、1・・・・・・帯
鋸刃、3・・・・・・歯、5・・・・・・背、7・・…
・波形の頂部。 第1図第2図
Claims (1)
- 1 同形同寸の多数の歯を切削側に設けた帯鋸刃にして
、該帯鋸刃の背側に歯山の整数倍に小数倍を加えた粗い
周期の波形を備えたことを特徴とする難削材用帯鋸刃。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18035881A JPS6031608B2 (ja) | 1981-11-12 | 1981-11-12 | 難削材用帯鋸刃 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18035881A JPS6031608B2 (ja) | 1981-11-12 | 1981-11-12 | 難削材用帯鋸刃 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5882620A JPS5882620A (ja) | 1983-05-18 |
JPS6031608B2 true JPS6031608B2 (ja) | 1985-07-23 |
Family
ID=16081840
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18035881A Expired JPS6031608B2 (ja) | 1981-11-12 | 1981-11-12 | 難削材用帯鋸刃 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6031608B2 (ja) |
Families Citing this family (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100478387B1 (ko) * | 1996-03-11 | 2005-10-05 | 아마다 컴패니 리미티드 | 띠톱날 |
JP4529032B2 (ja) * | 2004-08-19 | 2010-08-25 | 株式会社アマダ | 帯鋸刃及び切削方法 |
CN100566900C (zh) * | 2004-08-19 | 2009-12-09 | 株式会社阿玛达 | 带锯条及切削方法 |
JP4102817B2 (ja) | 2004-08-19 | 2008-06-18 | 株式会社アマダ | 帯鋸刃 |
JP4751214B2 (ja) * | 2006-02-28 | 2011-08-17 | 株式会社アマダ | 帯鋸盤 |
DE102013110120A1 (de) * | 2013-09-13 | 2015-03-19 | WIKUS-Sägenfabrik Wilhelm H. Kullmann GmbH & Co. KG | Sägeband mit profiliertem Bandrücken |
CN110039115A (zh) * | 2019-05-27 | 2019-07-23 | 湖南泰嘉新材料科技股份有限公司 | 一种异型底边带锯条 |
-
1981
- 1981-11-12 JP JP18035881A patent/JPS6031608B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5882620A (ja) | 1983-05-18 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US6532852B1 (en) | Band saw blade | |
JP4447665B2 (ja) | 改良された帯鋸 | |
CA1195904A (en) | Saw blade | |
JP4133325B2 (ja) | 鋸刃 | |
US6065380A (en) | Saw blade and method and method and apparatus for forming grouped saw blade teeth | |
PT900616E (pt) | Ca para a sua producao folha de serra com configuracao de dentes de serra e tecni | |
JPH11320247A (ja) | 歯のグル―プ間距離が一様でない帯鋸身 | |
JPS6031608B2 (ja) | 難削材用帯鋸刃 | |
FR2401734A1 (fr) | Lame de scie circulaire | |
EP0007909A1 (en) | Cutting tool | |
ATE335563T1 (de) | Vormaterial für sägeblätter oder sägebänder | |
Ahmad et al. | Effect of machining parameters and workpiece shape on a bandsawing process | |
US3203072A (en) | Milling cutters | |
ATE233634T1 (de) | Hochgeschwindigkeitshandkreissäge und kreissägeblatt | |
ITRM930296A1 (it) | Procedimento per generare utensili di lavorazione fine a forma di ruote dentate, in particolare per la ripassatura di coltelli rasatori, ed utensile, in particolare coltello rasatore, in cui e' applicabile il procedimento. | |
JP2004195609A (ja) | 鋸刃 | |
JP2686084B2 (ja) | 鋸 刃 | |
AU663932B2 (en) | Variable height, high performance, bandsaw blade and method of manufacture therefor | |
JPH06717A (ja) | 鋸 刃 | |
JP4301798B2 (ja) | 鋸刃 | |
JP2801897B2 (ja) | 鋸 刃 | |
WO2002072302A8 (en) | Determination of band saw feeding speed | |
JP2001038525A (ja) | 回転鋸 | |
RU2086408C1 (ru) | Дисковая пила и способ ее изготовления | |
SU1634400A1 (ru) | Способ изготовлени круглых пил |