JPS6031589Y2 - 高率で生産できる凡天を有する耳かき - Google Patents

高率で生産できる凡天を有する耳かき

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JPS6031589Y2
JPS6031589Y2 JP10841281U JP10841281U JPS6031589Y2 JP S6031589 Y2 JPS6031589 Y2 JP S6031589Y2 JP 10841281 U JP10841281 U JP 10841281U JP 10841281 U JP10841281 U JP 10841281U JP S6031589 Y2 JPS6031589 Y2 JP S6031589Y2
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shaft
hair
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soft
ordinary
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博司 大塚
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は機械的に高率で生産できる構造にした、耳か
き凡夫に関する。
従来の耳かき用凡夫は取り付は作業を、手作業に頼って
いたのが現状で、その特徴は第5図に例示した様に、竹
軸を削ったハンドル1の端軸6を切断状態にし、次に第
6図に例示した様に柔毛5(白鳥その他の羽毛等)をあ
らかじめそろえ、その柔毛5の根元部で端軸6を覆い、
該柔毛5を糸等の取り付は具7でくるくる巻き付けた後
に、第7図に例示した様に起毛させたものである。
この工程では柔毛5をそろえて端軸6を覆い、取り付は
具7で巻付けてから起毛させる等の一つ一つが、手作業
に頼っていたので生産性は極めて低く、出来上ったもの
はそれだけにはだざわりが柔らかく高級なものとなるが
、数置の使用で汚れ、初回の洗浄でしぼんでしまい元の
ふさふさした凡夫にはもどりにくい他、洗浄のたびに脱
毛があり結局第8図に例示した様に端軸6が露出し、鋭
角的な端軸6が露出状態の危険を呈し使用不能になるこ
ともあり、又巻き付は具7の糸等が切断して早期に完全
に脱毛してしまうのもまれではない。
巻き付は具7に粘着テープを使用して、柔毛5の巻き付
は作業の軽減を計ったものもあるが、これは初回の洗浄
で粘着テープが剥れて柔毛5が脱落して使用不能になる
等の構造的な欠点を呈するものである。
他に第9図に例示した様な軸そのものを凡夫の働きをさ
せる形状にした、らせん状あるいはそれに類する形状に
した凡夫軸8の様な構造もあるがこの凡夫軸8は耳かき
の役目を兼ねた上に耳あかを耳外に出す等の凡夫の働き
の効果をねらったもので、この構造はハンドル1と耳か
き2と凡夫軸8までを樹脂等で一体成形できる有利さが
ある反面、軸体そのものの硬度であるので、柔毛5の凡
夫の如きはだざわりは得られない上、凡夫としての働き
もそれほど期待できず、又耳かきとしても中途半端な形
状であるのが凡夫軸8である。
以上が耳かき用凡夫の従来型の特徴である。
本考案の目的は、柔毛を直接軸体に貼り付けた粘着植毛
の凡夫にして、柔毛を取り付ける作業が著しく高率で生
産できる構造にし、且つ高級なはだざわりを得ると共に
、凡夫部分の軸体の形状がそのまま凡夫の形状を形成す
るので、軸体の先端を円形状態にして完全な安全性を得
る構造にした耳かき用凡夫に関するもので、従来の耳か
き用凡夫に於て不可避であった、その手造りの非生産性
及び軸体の先端の鋭角的危険性を一挙に解決するものを
提供するものである。
本案を図面について説明すれば、ハンドル1の片方側端
部Gに耳かき2を設け、もう一方側の端部Fに先端円形
状軸3を設けて、該先端円形状軸3の表面4に柔毛5を
起毛状態で粘着植毛して被覆し、これを凡夫としたのを
特徴とした耳かき用凡夫を有する耳かきの構造である。
本案の凡夫部分の構造の特徴は、第1図及び第3図及び
第4図に例示した様な、軸体の先端を先端円形状軸3に
して、安全な形状を呈した該先端円形状軸3の表面4に
柔毛5を起毛状に粘着植毛して被覆すると軸体の形状の
如き凡夫になり、高級なはだざわりを呈する構造のもの
である。
本案で貼着植毛と言うのは、例えば先端円形状軸3の表
面4に接着剤を塗布し、あるいは接着剤を塗布したと同
様になる様にして柔毛5を起毛状態で貼り付けて植毛し
たもので、それを詳しく説明すると次の通りである。
(1)静電植毛イ 先端円形状軸3の表面4に接着剤を
塗布してこれを基質側にし、柔毛5(羽毛、微小繊維又
はパイルとも称す)をフロック側として、それを静電気
を利用して接着させたもので、つまり表面4に接着剤の
付いた先端円形状軸3の基質側をアースし、柔毛5(フ
ロック側)に高電圧を与へると、柔毛5は十に帯電して
、基質側とフロック側の間に静電気による磁場が発生し
、フロック側の柔毛5が基質側の表面4に飛昇接着して
貼着植毛される。
(2)静電植毛口 接着剤を使用しないで軸体に柔毛5
を貼着植毛するもので、この方法は比較的溶解温度の低
い樹脂、例えばスチロール樹脂等で軸体を成形して、そ
の先端円形状軸3の表面4を電熱器等で適宜に加温して
、のり状になる様に溶解すると接着剤を塗布したと同様
の表面4になり、それを基質側としてアースし、柔毛5
をフロック側として高電圧を与えると柔毛5は+に帯電
し、基質側とフロック側の間に静電気による磁場が発生
して、フロック側の柔毛5が基質側の表面4に飛昇接着
して粘着植毛される。
(3) 前記貼着植毛(1)、 (2)で説明した方
法の他に、柔毛5をあらかじめ良くそろえて、その一端
に接着剤を付け、接着剤の付いた側を軸体の表面4に圧
着した貼着植毛にして凡夫にする方法がある。
この方法は若干の手作業を要するが従来の凡夫の加工法
に比較して、かなりの高率で凡夫の加工ができるもので
ある。
以上に説明した通り軸体の表面4に柔毛5を貼り付けた
植毛方法を貼着植毛と称したもので、前記した貼着植毛
(1)、 (2>、 (3)のいずれに於ても、凡夫部
分の断面は同一の構造になる。
本考案の構成要件は、柔毛5の植毛法ではなくて、軸体
のバンドル1の一方側端部Fに安全性を追求した先端円
形状軸3を形成した、該先端円形状軸3の表面4に柔毛
5を起毛状に貼着植毛をして被覆した耳かき用凡夫の構
造で、バンドル1の他方の端部Gに耳かき2を設けた軸
体の構造にすれば、実用的で有効な構造の凡夫を有する
耳かきになるのである。
本案の貼着植毛を施した凡夫特に静電植毛イ。
口では、柔毛5が高密度で均一に且つ起毛状態で軸体を
被覆し、機械的に高率で生産できる上先端円形状軸3の
如く軸体の形状が凡夫の形状となるので、安全性が高く
高級なはだざわりの凡夫ができる。
本案の凡夫は高密度で均一にしかも強力な植毛状態にな
るので、かなり乱暴な洗浄をしても脱毛がない上、水切
れが良いので乾燥も早く元のふさふさ状にすぐもどり、
高級なはだざわりが永続きする利点を生じ、又バンドル
1及び耳かき2及び先端円形状軸3の軸体を樹脂等で一
体成形すれば、軸体の生産から凡夫の加工まで一部して
機械的に高率な生産ができ、更に柔毛5を任意の色彩に
すれば美しい色の凡夫にもなり実用的である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本案の軸体部の斜視図である。 第2図は本案の実施例の斜視図である。 第3図は凡夫部の植毛の一部を欠損状態にし、その軸体
の一部を露出状態にしたものと、バンドルの一部の拡大
斜視図である。 第4図は第2図の斜線)1−H’の断面図である。 第5図は従来品の軸体部の斜視図である。 第6図は従来品の軸体に、凡夫となる柔毛を巻き付けた
状態の斜視図である。 第7図は従来品の実施例の斜視図である。 第8図は従来品の凡夫を使い込んだ状態のものと、バン
ドルの一部の斜視図である。 第9図は従来品の一例で、軸体そのもので凡夫を兼ねる
様にした実施例の斜視図である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 軸体のハンドル1の一方側端部Fに、先端円形状軸3を
    設けて形成した、該先端円形状軸3の表面4に柔毛5を
    起毛状態で粘着植毛して被覆した耳かき用凡夫の構造。
JP10841281U 1981-07-21 1981-07-21 高率で生産できる凡天を有する耳かき Expired JPS6031589Y2 (ja)

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JPS5814794U JPS5814794U (ja) 1983-01-29
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6239723B1 (ja) * 2016-11-30 2017-11-29 株式会社レーベン販売 耳清掃具
JP6293339B1 (ja) * 2017-06-30 2018-03-14 株式会社レーベン販売 清掃化粧器具

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JPS5814794U (ja) 1983-01-29

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