JPS6031522B2 - 反応生成物から酸性物質を除去する方法 - Google Patents

反応生成物から酸性物質を除去する方法

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JPS6031522B2
JPS6031522B2 JP2017376A JP2017376A JPS6031522B2 JP S6031522 B2 JPS6031522 B2 JP S6031522B2 JP 2017376 A JP2017376 A JP 2017376A JP 2017376 A JP2017376 A JP 2017376A JP S6031522 B2 JPS6031522 B2 JP S6031522B2
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、強酸型陽イオン交換樹脂の触媒とする接触反
応により、得られた反応生成混合物から不所望の酸性物
質を除去する方法に関する。
強酸型陽イオン交≠奥樹脂を触媒とする、数多くの種類
の接触反応が知られており、化合物の工業的構造に利用
されている。上記の種類の接触反応においては、触媒に
使用する強酸型陽イオン交換樹脂に含まれる、遊離形の
、芳香族スルホン酸或いは硫酸のような酸性物質が抽出
或いは脱離されて、反応生成物中に随伴される傾向があ
り、その結果、好ましくない問題を生じる。例えば、上
記のような種類の反応を利用して、化合物を工業的に製
造するプロセスにおいては、反応速度を高める目的で、
或いは副反応を抑制する目的で、生成系中に未反応の原
料混合物をかなりの濃度で存在させるような条件下で反
応を行わせ、この反応生成混合物から、所望の反応生成
物と、未反応原料混合物を蒸留、抽出、或いは吸着によ
り分離、未反応原料混合物を反応に再循環させる、とい
う方法がとられていることが多い。
上記の分離工程において、反応生成混合物中に強酸型陽
イオン交手製樹脂から酸性物質が抽出され随伴されてい
ると、蒸留に際しては加熱により逆反応その他の副反応
が起り、抽出或いは吸着に際しては、抽出剤、吸着剤に
害を与える、という問題を生じる。従来、これらの強い
酸性を示す物質を除去するためには、通常、苛性ソーダ
、酸化又は水酸化カルシウムなどの強塩基性物質を添加
中和する方法がとられるが、その場合は中和反応で生成
した塩類を分類することが困難であり、また流出する酸
の濃度は触媒の種類、温度、原料の種類、流量、反応時
間等の変化により大きく変化するため添加する塩基性物
質の定量がかなり難しい。
また、活性炭活性白土、シリカーアルミナなどの通常の
酸吸着型吸着剤を使用することも行われるが、吸着溶量
が小さく、吸着すべき酸の濃度が低下すると酸吸着能が
著しく低下するという欠点がある。
本発明者らは上記の問題点を解決すべく鋭意研究した結
果、ハイドロタルサィトが、強酸型腸ィオン交灘樹脂と
接触した反応生成混合物から酸性物質を除去し得る優れ
た能力を有することを見し、出し本発明を完成した。
即ち、本発明は強酸型陽イオン交手製樹脂を触媒とする
接触反応により、得られた反応生成混合物から、該強酸
型陽イオン交換樹脂に起因して、該反応生成混合物中に
随伴された酸性物質を除去する方法において、酸性物質
を含有する反応生成混合物又は、その少くとも一つの成
分をハイドロタルサィトと接触させることを特徴とする
方法である。
本発明の方法によれば、上記の従来の方法の欠点は全く
認められず強酸型陽イオン交換樹脂から抽出あるいは脱
離される強い酸性を示す物質は実際上、全てハイドロタ
ルサィトに移行し、反応生成混合物から除去される。
更に、ハイドロタルサィトを構成する金属イオンが、反
応生成混合物に随伴されることもない。その結果、後続
する反応生成物回収工程および回収工程以後の諸工程に
おける不都合は全て改善される。強酸型腸イオン交≠奥
樹脂に起因する酸性物質が反応生成混合物からハイドロ
タルサィトに移行する機構は明らかでないが、ハイドロ
タルサィトに吸着されるか又はハイドロタルサィトと反
応するか、或いはその両方が起るかであろうと推定され
る。
本発明でいう強酸型陽イオン交≠灘樹脂とは、強酸性を
示すスルフオン酸型陽イオン交≠熱願脂であり、スチレ
ン系スルホン酸型樹脂あるいはフェノールスルホン酸型
樹脂等がそれらの代表的例である。
スチレン系スルホン酸型イオン交換樹脂はスチレンとジ
ビニルベンゼンなどの多不飽和化合物を共重合させて得
られる樹脂をスルホン化したものであり、通常次式で示
される。またフェノールスルホン酸型樹脂は通常フェノ
ールスルホン酸をホルムアルデヒドで縮合したものであ
り、通常次式で示される。
また本発明でいうハイドロタルサィトとは、天然にはノ
ルウェーのスナムル地方、ソ連邦のウラル地方に少量且
つ不純物を含んで産出されるものであり、合成的には例
えば日化誌92,514(1971)に示されているよ
うに硫酸アルミニウム、塩化マグネシウムまたは硫酸マ
グネシウム、炭酸ナトリウムおよび水酸化ナトリウムな
どの金属塩類を、混合、共沈、焼成して得られるもので
あり通常次式で示される。
Mg6N2(OH),6C03・4日20又はN203
・母Mg〇・C〇2・12日2〇ハイドロタルサィトは
通常マグネシウム対アルミニウムのモル比が約3である
が、これを合成した場合、製法によってはモル比が約3
からかなり変動したものも得られることがある。
しかしながらマグネシウム対アルミニウムのモル比が1
〜10の範囲においても、そのX線回折図はマグネシウ
ム対アルミニウムのモル比が3であるハイドロタルサィ
トの特徴あるピークを示すものがあり、これらのマグネ
シウム対アルミニウムのモル比1〜loを有するものも
本発明で言うハイド。タルサィトに含まれ、本発明にし
たがい酸性物質の除去に使用できる。強酸型腸イオン交
換樹脂を触媒とする如何なる反応の反応生成混合物も、
本発明の方法により、その中に随伴される酸性物質を除
去することができる。
本発明の方法により、その反応生成混合物を処理するの
に特に通した反応の例は、次のものである。
{1} オレフィン系不飽和炭化水素とアルコールかり
エーテルの製造、{2) オレフィン系不飽和炭化水素
の水和によるアルコールの製造、‘3} オレフィン系
不飽和炭化水素と多価アルコールから多価アルコールエ
ーテル特にグリコールモノェーテルの製造、‘4)ジグ
リコールの脱水環化反応による環状エーテルの製造、【
6ー 芳香族化合物のアルキル化によるアルキル芳香族
の製造、【6’オレフィン系不飽和炭化水素の低重合方
法、‘7ー オレフィン系不飽和炭化水素の不飽和結合
を転移する異性化方法、(8} 炭化水素類をより分枝
度の高い骨格のものにする異性化方法、【9} ケトン
および又はアルデヒドのアルドール縮合反能。
上記に例示した反応は何れも本質的に触媒の有するスル
ホン基(R−S038日田)の触媒作用によるもであり
、反応生成混合物中に随伴される酸性物質は芳香族スル
ホン酸あるいは硫酸である。
随伴される酸性物質の量は反応条件によって異なるが1
00〜100の血である。上に例示した各反応において
使用される原料は次のとおりである。すなわち反応‘1
}ではオレフィン系不飽和炭化水素としては炭素数が2
〜2数庁ましくは3〜10のもの、たとえばプロピレン
、nーブテン、i−ブテン、ベンテル、ヘキセン、オク
テン等が、アルコールとしては炭素数が1〜3数守まし
くは1〜20のもの、例えばメタノール、エタノール、
nープロ/fノール、iープロ/ぐノール、n−ブタノ
ール、secーブタノール、ヘキサノール、オクタノー
ル、オレィルアルコール等が、反応‘2}では反応【1
1と同じオレフィン系不飽和炭化水素が、反応‘3’で
は、オレフィソ系不飽和炭化水素としては反応{1}と
同じものが、多価アルコールとしては炭素数が1〜3汝
序ましくは1〜20のもの、例えばエチレングリコール
、1,2一プロピレングリコール、グリセリン、ジエチ
レングリコール、トリエチレングリコール等が、反応■
では、ジグリコールとしては炭素数が1〜3汝序まし〈
は1〜20のジアルキレングリコール、例えばジェチル
グリコール、ジプロピレングリコール、ジブチレングリ
コール等が、反応■では、芳香族化合物としては炭素数
6〜30の単環又は多環のもの例えばベンゼン、トルエ
ン、キシレン、キユメン、テトラリン、ナフタレン、ア
ントラセン、トリメチルベンゼン、テトラメチルベンゼ
ン等が、アルキル化剤としては炭素数が2〜2汝序まし
くは3〜15のオレフィン系不飽和炭化水素、たとえば
プロピレン、n−ブテン、i−ブテン、ベンテン、ヘキ
セン、デセン、ドデセン等および炭素数が1〜22好ま
し〈は1〜15の飽和ハロゲン化物たとえば塩化メチル
、臭化メチル、臭化エチル、塩化プロピル、塩化ブチル
、塩化ドデシル等が、反応■では反応mと同じオレフィ
ン系不飽和炭化水素が、反応‘7)では炭素数が4〜2
2好ましくは4〜10のもの、たとえばブテン−1、ベ
ンテンー1、ベプテンー1等が、反応{8)では炭素数
4〜22の脂肪族または脂環族飽和炭化水素、たとえば
ブタン、ベンタン、ヘプタン、デカンまたは、これらを
含む各種石油留分特にガソリンに使用される石油蟹分等
が、反応(9}では炭素数1〜2城守ましくは2〜8の
もの、例えばアセトアルデヒド、アセトン、プロピオン
アルデヒド、ブチルアルデヒド等が原料として用いられ
る。反応の条件は反応の種類により異なるが、この種の
強酸型腸イオン交換樹脂の触媒特性からして、通常0〜
250qo、好ましくは50〜150ooで実施される
0℃以下ではいずれの反応も有効に進行しないために、
また250こ○以上では原料の分解およびこの種の強酸
型陽イオン交手製樹脂の分解などのために好ましくない
また圧力は減圧でも良いが通常、常圧ないし5ぴ気圧好
ましくは常圧ないし1偽気圧で行なわれる。触媒と接触
する原料は気体、液体のいずれの状態でも良い。
原料を触媒に接触させるには触媒を充填層にして流体原
料を通過させる方法が好ましく採用されるが、流体原料
中に触媒を懸濁させる方法または、流体原料により触媒
を流動化させた状態で接触させる方法が採用される。前
に例示した如き、本発明の方法を適用できる接触反応に
おいては、多くの場合、目的とする反応生成物の外に未
反応原料、及び反応溶媒を用いた場合には反応溶媒を含
む混合物が、反応生成混合物として反応帯城から取り出
される。
本発明の方法においては、上記の反応生成混合物をその
ままハイドロタルサィトを接触させることができる。し
かしながら、ストリツピング又は静暦のような簡単な操
作により容易に除去できるような成分を、反応生成混合
物から予じめ除去した後、残りの酸性物質を含有する成
分をハイドロタルサィトと接触させてもよい。又、反応
生成混合物中に固体の触媒が混入している場合には、ハ
イドロタルサィトと接触させる前にこれを除去するのが
よい。接触の方法は、前記した接触反応と同様に通常ハ
イドロタルサイトを充填した充填層中を処理すべき反応
生成混合物を通過させる方法が好ましく、またハイドロ
タルサィトを流体状反応生成混合物で懸濁させた状態ま
たは流動化させた状態で接触させることができる。
ハイドロタルサイトは粉末ないいま径1仇奴程度までの
粒子として使用できる。たとえば、球形、円柱形(ェク
スッルーデート)の形状で使用することができる。接触
の温度は特に限定されないが、たとえば00〜3000
0好ましくはoo ないし150o0である。本発明に
よれば、上記に例示したようにして、反応生成混合物を
ハイドロタルサィトに接触させることにより、反応生成
混合物流体中の酸性物質はハイドロタルサィト側にほと
んど全て移行する。ハイドロタルサィトの使用量は除去
すべき酸性物質を含む酸性溶液の酸濃度によって加減で
きるが、通常、回分方式の場合は酸性溶液中に0.1〜
5肌t%好ましくは1〜2肌t%加えればよく、流通方
式の場合はハイドロタルサィト1のこつき1時間当り1
〜1000タr好ましくは10〜100タrの割合で酸
性溶液を通せばよい。以下に実施例を示し、本発明の方
法をさらに具体的に説明する。
実施例 1 インプロピルアルコール1モルに対して50Wt%のプ
ロピレンを含んだブロピレンープロパン混合物90タr
を加圧状態で液化して混合させる。
この溶液にスチレン型陽イオン交換樹脂(Rohm&
Haas社製アンバーリスト15)10タrを加えて損
洋式反応器中で10び0で1時間放置する。反応終了後
の系からフラッシュによりプロピレンプロパンを、炉過
によって陽イオン交≠剣樹脂を除去したインプロピルア
ルコールとジイソプロピルエーテルの二成分よりなる溶
液を得る。この溶液の酸濃度は1.0×10‐leq/
そであり、この溶液に粉末状のハイドロタルサィト10
.0タrを添加し10分間燈拝した後、炉週によってハ
イドロタルサィトを除去し酸濃度1.2×10‐7eq
/その中性の溶液を得る。このようにして得られた中性
溶液を蒸留することにより純度99.7%のジィソプロ
ピルヱーナル48.5タrを得た。実施例 2 プロピレン1モルとメタノール1モルを加圧液化し混合
する。
この溶液に15タrのフェノールスルフオン酸型イオン
交換樹脂(アンバーライトIR−1>を加え縄洋式反応
器中で85qoで2時間放置する。反応終了後の系から
フラッシュにより禾反応プロピレンを除去し、炉週によ
って陽イオン交換樹脂を除去し、メタノールとメチルィ
ソプロピルェーテルの混合溶液70タrを得た。この溶
液の酸濃度は2.1×10‐2であり、この溶液に直径
約0.8肋(平均)、長さ約1側(平均)の円柱状ハイ
ドロタルサィト0.8タrを添加し3ぴ分間蝿梓後炉過
によりハイドロタルサィトを除去し、酸濃度2.2×1
0‐7eq/その中性溶液を得る。このようにして得ら
れた溶液から簡単な蒸留により、純度99.5%以上の
メチルイソプロピルェーテルが55タr得られた。実施
例 3 実施例1で回収した未反応インプロピルアルコールを使
用し、実施例1の条件で再度反応を行なったところ、触
媒の劣化は全く認められず実施例1の場合と同様の成績
が得られる。
実施例 4 内径5肌、高さ20伽の円筒形反応容器に実施例1で使
用したものと同じ強酸型陽イオン交換樹脂を200タr
充填する。
一方ィソプロピルァルコール1モルと、純度40%のィ
ソブチレンを含んだ混合ブチレン140タrを混合した
組成からなる反応原料を2000タr/hrの流速にて
加圧液化の状態で、50ooで上記の陽イオン交換樹脂
を充填した反応容器中で通過させ、更に反応物を実施例
2で用いたのと同様のハイドロタルサィト20タrを充
填した中和ポットを通過させた後、フラッシュ操作で未
反応混合ブチレンを除去し、残った溶液を蒸留する。以
上の操作でインプロピルアルコールの反応率は98%で
あり純度99.7%以上のィソフ。。ピルターシャリプ
チルエーテルが得られた。実施例 5 エチレングリコール62タrとイソブチレン1モルから
なる反応原料を加圧液化し、あらかじめスチレン型陽イ
オン交換樹脂(スチレンおよび5%のジビニルベンゼン
を共重合させて得られた樹脂をスルホン化したもので、
20〜50メッシュの粒径のもの)15タrを添加した
反応容器に導入する。
燈拝しながら50qoで5時間放置後未反応のィソプチ
レンを除去し、陽イオン交換樹脂を除去した後溶液(酸
濃度1.0×10−もq/そ)に、実施例1で用いたの
と同様のハイドロタルサィト5タrを添加し30分間櫨
拝する。ハイドロタルサィトを分離して得られた酸濃度
3.0×10‐7eq/その中性溶液を蒸留し反応率9
8%で、純度99%以上のエチレングリコールモノター
シャリブチルェーテルを回収した。実施例 6 プロピレングリコール1モルに対し、プロピレン1モル
の組成からなる反応原料を、強酸型陽イオン交≠鰯樹脂
(10%のジビニルベンゼンを含むスチレンを重合させ
て得た樹脂をスルホン化したもので、20〜50メッシ
ュの粒径のもの)220タrを充填した内蓬5狐、高さ
20弧の円筒型反応容器に2000タr/Hrで加圧液
化して通過させる。
反応器を出た反応物はフラッシング操作を行い未反応プ
ロピレンを除去し、次に実施例2で用いたのと同様のハ
イドロタルサイト1009rを充填した円筒型中和ポッ
トを通過した後蒸留される。蒸留により得られたプロピ
レングリコールモノィソプロピルェーテルは純度99.
5%であり、反応によって生成したプロピレングリコー
ルモノィソプロピルェーテルの回収率は98%であった
。比較例 実施例6の条件で反応させて得た反応混合物を、ハイド
ロタルサィトによる処理を行なわず蒸留したところ、反
応により生成したプロピレングリコールモノィソプロピ
ルェーテルの回収率はわずかに17%であった。
なお、この場合、蒸留塔塔頂から、回収したプロピレン
グリコールモノイソプロピルエーテル1モルに対して約
4.8モル倍のプロピレンが得られまた繁底には、プロ
ピレンとほぼ等モルのエチレングリコールが蓄積した。
実施例 7プロピレン1モルに対し水20モルの組成か
らなる反応原料を実施例1と同じ強酸型陽イオン交換樹
脂220タrを充填した内径5弧、高さ20肌の円筒筒
型反応容器中を300汐r/hrで温度120qo〜1
40ooで通過させる。
禾反応のプロピレンを除去した後の反応液の酸濃度は2
.5×10‐2eq/そであった。この反応液を実施例
2で用いたのと同様のハイドロタルサィト100タrを
充填した円筒型中和ポットを2,000夕/hrの流速
で通過させた酸濃度は1.6×10‐7eq/そであっ
た。実施例 8擁梓機を備えた200の‘のステンレス
・スチール製容器に、ジェチレングラィコール80タr
およびスチレン型陽イオン交換樹脂(アンバーリスト1
5)30タrを加えて13000で蝿拝しながら1瓜時
間反応を行った。
反応終了後、反応液を炉過した腸イオン交モ剣樹脂を除
去する。得られた溶液の酸濃度は5.7×10‐leq
/そであり、この溶液に実施例1で用いたのと同様のハ
イドロタルサィト10.0タrを添加し1扮ふ間擬拝し
た後、炉過によってハイドロタルサィトを除去し、酸濃
度1.1×10‐7eq/その中性溶液を得る。このよ
うにして得られた中性溶液を蒸留することにより、純度
99.5%のpージオキサン52タrが得られた。実施
例 9 還流冷却器、磯梓機付の200の‘ガラス製フラスコに
、スチレン型陽イオン交予期樹脂(アンバーリスト一1
5)20タrとp−キシレンン60タrを加え、常圧下
12000で、吹き込み管を通して液中にブロピレンを
ガス状で400叫/minの流速で吹き込んで3時間反
応を行ない、反応終了後、反応、液を炉遇した腸イオン
交換樹脂を除去する。
その結果、p−キシレンの転化率100%で、2,5ー
ジイソプロピルp−キシレンが99%の収率で得られた
。この溶液の酸濃度は2.5×10‐leq/そであり
、この溶液に実施例1で用いたのと同様のハイドロタル
サイト5.0タrを添加し、15分間燈拝した後、炉週
によってハイドロタルサィトを除去したところ、1.5
×10‐7eq/そを中性溶液が得られた。実施例 1
0 蝿洋機を備えた1〆容量のスチレンスチール製容器に、
スチレン型腸イオン交モ剣樹脂(アンバーリスト一15
)125タr、ベンゼン195多r、および炭素数10
〜14の混合n−オレフィン86タrを加えて120午
Cで蝿拝しながら6時間反応を行なった。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 強酸型陽イオン交換樹脂を触媒とする接触反応によ
    り、得られた反応生成混合物から、該強酸型陽イオン交
    換樹脂に起因して、該反応生成混合物中に随伴された酸
    性物質を除去する方法において、酸性物質を含有する反
    応生成混合物又は、その少くとも一つの成分をハイドロ
    タルサイトと接触させることを特徴とする方法。
JP2017376A 1976-02-27 1976-02-27 反応生成物から酸性物質を除去する方法 Expired JPS6031522B2 (ja)

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