JPS6031367Y2 - ケ−ブル延線装置 - Google Patents

ケ−ブル延線装置

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Publication number
JPS6031367Y2
JPS6031367Y2 JP3015081U JP3015081U JPS6031367Y2 JP S6031367 Y2 JPS6031367 Y2 JP S6031367Y2 JP 3015081 U JP3015081 U JP 3015081U JP 3015081 U JP3015081 U JP 3015081U JP S6031367 Y2 JPS6031367 Y2 JP S6031367Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cable
belt
caterpillar
shoe
transmission rate
Prior art date
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Expired
Application number
JP3015081U
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English (en)
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JPS57143819U (ja
Inventor
佐武郎 千葉
瀞 永瀬
礼治 中村
Original Assignee
日立電線株式会社
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Publication date
Application filed by 日立電線株式会社 filed Critical 日立電線株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はケーブル延線装置に係り、特にスプロケットに
よって回転駆動される一対のキャタピラシューとともに
回転するベルトによって延線するケーブルを送り出すよ
うにしたケーブル延線装置の改良に関するものである。
キャタピラ式ケーブル延線装置のケーブルにキャタピラ
動力を伝達するシュ一部分は、一般にケーブルに確実に
送り出し動力を伝達できるようにするため、下記のよう
な方式を採用している。
(1)金属体上にゴム等をモールドしたもので構成した
シューを駆動体のチェーンに取り付けて、このシューか
らケーブルに動力を伝達する方式。
(2)上記シューをかこむようにゴム等のベルトを張架
し、このベルトからケーブルに動力を伝達して、シュー
の表面の凹凸の影響を受けないようにする方式。
(3)片面にタイミングベルトのような駆動用凹凸を設
け、他方の面にケーブルとの摩擦力を大きくする溝を設
けた構造のゴムベルトを用いてケーブルに動力を伝達す
る方式。
上記の3つの方式は、駆動力が直接スリップなしでキャ
タピラシューまたはキャタピラベルトに伝達される構造
であり、モータよりキャタピラまでにスリップ機構がな
いため、ケーブルを止めたりまたは他のキャタピラ等と
送り速度の不一致が発生すると、キャタピラとケーブル
間でスリップが発生し、ケーブル表面を損傷する可能性
が生ずる欠点がある。
本考案は上記に鑑みてなされたもので、その目的とする
ところは、ケーブル表面を損傷しないようにできるケー
ブル延線装置を提供することにある。
本考案の特徴は、それぞれスプロケットによって回転駆
動される一対のキャタピラシューに無端ベルトを張架し
、この無端ベルトからケーブルに送り出し動力を伝達す
るようにし、かつ、上記キヤタピラシューと上記ベルト
との間の動力伝達率が上記ベルトと上記ケーブルとの間
の動力伝達率より小さくなるように、上記キャタピラシ
ューと上記ベルトとを構成した点にある。
以下本考案を第1図、第2図に示した実施例を用いて詳
細に説明する。
第1図は本考案のケーブル延線装置の一実施例を示す平
面図、第2図は第1図に立面図である。
第1図、第2図において、1はキャタピラフレーム、2
はキャタピラシューで、キャタピラシュー2は駆動体(
モータ)3で回転駆動される駆動側スプロケット4によ
って回転駆動される。
5は非駆動側スプロケットである。
6はキャタピラシュー2の外周に張架されたベルトで、
7はベルトガイドローラである。
このように構成されたものが、延線するケーブル10を
はさんで対向して左右に設けてあり、フレーム8に締付
ハンドル9によって、一方をケーブル10に押圧できる
ように装着しである。
なお、キャタピラシュー2は金属で構成してあり、ベル
ト6はゴムで構成してあり、キャタピラシュー2とベル
ト6との間の動力伝達率(摩擦係数)がベルト6とケー
ブル10との間の動力伝達率より小さくなAよう」こし
である。
次に作用について説明する。
イ 駆動体3で得られる回転力を駆動体3に内蔵された
減速機によりケーブル延線速度に適する回転数まで減速
し、その回転力をスプロケット4に伝達し、スプロケッ
ト4からキャタピラシュー2に伝達する。
ロ キャタピラシュー2はスプロケット4,5により適
度な張力を持たせであるので、回転中にジャムが生ずる
ことはない。
ハ キャタピラフレーム1間にケーブル10を入れ、締
付ハンドル9を操作してキャタピラシュー2とケーブル
10間に押付力を発生させる。
この場合、キャタピラシュー2とケーブル10間にベル
ト6があるため、ベルト6とキャタピラシュー2間にも
押付力が生じ、キャタピラシュー2が回転すると、キャ
タピラシュー2とベルト6間の摩擦力でベルト6が駆動
される。
ニ ベルト6もケーブル10に押し付けられているので
、ハと同様の原理でベルト6の力がケーブル10に伝達
されてケーブル延線が行われる。
ホ ところで、ベルト6とキャタピラシュー2間の動力
伝達率はベルト6とケーブル10間の動力伝達率より小
さいので、ケーブル10とベルト6間でスリップが発生
することがなく、ケーブル10が損傷されることがない
上記したように、本考案の実施例によれば、ケーブル1
0を止めたりまたは他のキャタピラ等と送り速度の不一
致が発生すると、キャタピラシュー2とベルト6との間
でスリップが発生し、ベルト6とケーブル10との間で
スリップが発生することなく、ケーブル10が損傷する
ことがない。
なお、ベルト6がスリップにより損傷することが考えら
れるが、ベルト6の交換は容易であり、また、安価であ
るので別に問題となることはない。
また駆動体3に無理な力が加わることがなくなるので安
全である。
また、ケーブル10に無理な力が加わることもなくなり
、操作が容易になる。
なお、上記した実施例では、キャタピラシュー2および
ベルト6を構成する材料の選定によってキャタピラシュ
ー2とベルト6との間の動力伝達率がベルト6とケーブ
ル10との間の動力伝達率より小さくなるようにしたが
、ベルト6の表面と裏面との形状を変えることによって
上記と同じ関係になるようにしてよく、同一の効果があ
る。
また、キャタピラ方式以外のケーブル延線装置、例えば
、電動ローラ方式のものでも本考案と同一の方式にする
ことが考えられる。
以上説明したように、本考案によれば、ケーブル表面を
損傷することがないようにできるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のケーブル延線装置の一実施例を示す平
面図、第2図は第1図の立面図である。 1:キャタピラフレーム、2:キャタピラシュー、3:
駆動体、4:駆動側スプロケット、5:非駆動側スプロ
ケット、6:ベルト。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 それぞれスプロケットによって回転駆動される一対
    のキャタピラシューと、該それぞれのキャタピラシュー
    に張架された無端ベルトとよりなり、前記それぞれのベ
    ルトで延線するケーブルをまさんで送り出すケーブル延
    線装置において、前記キャタピラシューと前記ベルトと
    の間の動力伝達率が前記ベルトと前記ケーブルとの間の
    動力伝達率より小さくなるように前記キャタピラシュー
    と前記ベルトとが構成しであることを特徴とするケーブ
    ル延線装置。 2 前記キャタピラシューを金属で構成し、前記ベルト
    ゴムで構成しである実用新案登録請求の範囲第1項記載
    のケーブル延線装置。
JP3015081U 1981-03-04 1981-03-04 ケ−ブル延線装置 Expired JPS6031367Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3015081U JPS6031367Y2 (ja) 1981-03-04 1981-03-04 ケ−ブル延線装置

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3015081U JPS6031367Y2 (ja) 1981-03-04 1981-03-04 ケ−ブル延線装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57143819U JPS57143819U (ja) 1982-09-09
JPS6031367Y2 true JPS6031367Y2 (ja) 1985-09-19

Family

ID=29827676

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JP3015081U Expired JPS6031367Y2 (ja) 1981-03-04 1981-03-04 ケ−ブル延線装置

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JPS57143819U (ja) 1982-09-09

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