JPS6031355Y2 - スピ−カ - Google Patents
スピ−カInfo
- Publication number
- JPS6031355Y2 JPS6031355Y2 JP1978163715U JP16371578U JPS6031355Y2 JP S6031355 Y2 JPS6031355 Y2 JP S6031355Y2 JP 1978163715 U JP1978163715 U JP 1978163715U JP 16371578 U JP16371578 U JP 16371578U JP S6031355 Y2 JPS6031355 Y2 JP S6031355Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- frame
- speaker
- diaphragm
- hole
- mounting
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Audible-Bandwidth Dynamoelectric Transducers Other Than Pickups (AREA)
- Details Of Audible-Bandwidth Transducers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はフレームの取付孔に改良を加えることによって
取付時の歪が振動板やボイスコイルに影響を与えないよ
うにしたスピーカに関するものである。
取付時の歪が振動板やボイスコイルに影響を与えないよ
うにしたスピーカに関するものである。
一般にスピーカは第１図、第２図に示すように構成され
ている。
ている。
すなわち、ヨーク１、柱状マグネット２、ポールピース
３によって構成される磁気回路４にフレーム５を結合し
、このフレーム５の周縁部にガスケット６とともに振動
板７の周縁部を接着結合し、この振動板７の中央部にボ
イスコイル８を結合し、このボイスコイル８の中間部を
ダンパー９で保持して、ボイスコイル８を上記磁気回路
４の磁気ギャップ１０に偏心することなくはめこみ、上
記振動板７の中央部にダストキャップ１１を貼付け、さ
らにフレーム５の最外周部には、ラジオ受信機、テレビ
ジョン受像機、テープレコーダなどのキャビネットにビ
ス１２などで取付ける取付孔１３が設けられて構成され
ていた。
３によって構成される磁気回路４にフレーム５を結合し
、このフレーム５の周縁部にガスケット６とともに振動
板７の周縁部を接着結合し、この振動板７の中央部にボ
イスコイル８を結合し、このボイスコイル８の中間部を
ダンパー９で保持して、ボイスコイル８を上記磁気回路
４の磁気ギャップ１０に偏心することなくはめこみ、上
記振動板７の中央部にダストキャップ１１を貼付け、さ
らにフレーム５の最外周部には、ラジオ受信機、テレビ
ジョン受像機、テープレコーダなどのキャビネットにビ
ス１２などで取付ける取付孔１３が設けられて構成され
ていた。
このような構成のスピーカにおいて、最近の音響機器の
キャビネットは合成樹脂の成形品が多く、柔かくてたわ
みやすいものとなっており、このようなキャビネットに
スピーカを取付ける場合、キャビネットのたわみ量に比
例してスピーカのフレーム５も変形し、この変形が振動
板７を介してボイスコイル８に伝わってボイスコイル８
が磁気ギャップ１０内で偏心し、ボイスコイル８に入力
が印加されてピストン運動するときにギャップごすりを
起し異常音を発生させるおそれの強いものであった。
キャビネットは合成樹脂の成形品が多く、柔かくてたわ
みやすいものとなっており、このようなキャビネットに
スピーカを取付ける場合、キャビネットのたわみ量に比
例してスピーカのフレーム５も変形し、この変形が振動
板７を介してボイスコイル８に伝わってボイスコイル８
が磁気ギャップ１０内で偏心し、ボイスコイル８に入力
が印加されてピストン運動するときにギャップごすりを
起し異常音を発生させるおそれの強いものであった。
このようなことから、従来ではキャビネットの厚みを増
して機械的強度を大きくしたり、フレーム５の材厚を増
してフレーム５の機械的強度を大きくしたり、スピーカ
の背面をクッション性の材料にて軽く押えてキャビネッ
トに固定し、キャビネットのたわみなどがスピーカに加
わらないようにして取付けるなどの方法が採用されてい
るが、コスト面で不利になったり、十分取付時のたわみ
による悪影響を阻止することができなかったり、クッシ
ョン材による取付けによるものでは取付強度の点で問題
があるなどの欠点であった。
して機械的強度を大きくしたり、フレーム５の材厚を増
してフレーム５の機械的強度を大きくしたり、スピーカ
の背面をクッション性の材料にて軽く押えてキャビネッ
トに固定し、キャビネットのたわみなどがスピーカに加
わらないようにして取付けるなどの方法が採用されてい
るが、コスト面で不利になったり、十分取付時のたわみ
による悪影響を阻止することができなかったり、クッシ
ョン材による取付けによるものでは取付強度の点で問題
があるなどの欠点であった。
本考案は以上のような従来の欠点を除去しようとするも
のである。
のである。
以下、本考案の実施例を図面第３図〜第７図により説明
する。
する。
すなわち、本考案は第１図、第２図に示すスピ−力にお
いて、フレーム５の周縁部に設ける取付一孔１３に改良
を加えてキャビネットのたわみやビス１２による締付け
の応力によるフレーム５の変形が振動板７、ボイスコイ
ル８に加わらないようにしようとするものである。
いて、フレーム５の周縁部に設ける取付一孔１３に改良
を加えてキャビネットのたわみやビス１２による締付け
の応力によるフレーム５の変形が振動板７、ボイスコイ
ル８に加わらないようにしようとするものである。
その一実施例を第３図、第４図に示す。
この実施例に示すものは大径孔１４に４本の突片１５を
設け、この突片１５の中央にビス１２をはめこむ装着部
１６を設けて取付孔１３としたものである。
設け、この突片１５の中央にビス１２をはめこむ装着部
１６を設けて取付孔１３としたものである。
この取付孔１３にビス１２をはめこんでキャビネットに
取付けても、キャビネットのたわみはこの突片１５で吸
収され、フレーム５にまで伝わらず、また、ビス１２の
締付時の応力もこの突片１５で吸収されてフレーム５を
変形させることはなくなり、振動板７を介してボイスコ
イル８の磁気ギャップ１０での位置を偏心させることが
なくなる。
取付けても、キャビネットのたわみはこの突片１５で吸
収され、フレーム５にまで伝わらず、また、ビス１２の
締付時の応力もこの突片１５で吸収されてフレーム５を
変形させることはなくなり、振動板７を介してボイスコ
イル８の磁気ギャップ１０での位置を偏心させることが
なくなる。
また、他の実施例としては、５図に示すように長孔１７
を設け、この長孔１７内に２個の突片１５を設けて、こ
の突片１５の先端部にビス１２をはめこむ装着部１６を
形成する構成とすることもできる。
を設け、この長孔１７内に２個の突片１５を設けて、こ
の突片１５の先端部にビス１２をはめこむ装着部１６を
形成する構成とすることもできる。
さらに、第６図、第７図に示すように大径孔１４や大径
の半円状切欠き１８の一部に突片１５を設け、この突片
１５の先端にリング部１９を設けて、リング部１９によ
りビス１２をはめこむ装着部１６を構成する構成とする
ことができる。
の半円状切欠き１８の一部に突片１５を設け、この突片
１５の先端にリング部１９を設けて、リング部１９によ
りビス１２をはめこむ装着部１６を構成する構成とする
ことができる。
上述の突片１５の長さと幅はスピーカ取付後の商品の落
下強度が保証でき、しかも本考案の目的の取付歪が解消
できる値に設定する。
下強度が保証でき、しかも本考案の目的の取付歪が解消
できる値に設定する。
以上のように本考案のスピーカは、フレームに突片を介
してビスのはまりこむ装着部を形成した取付孔を設けた
ため、キャビネットの材厚を増したり、フレームの厚み
を増したりする必要がなく、フレームの成形金型を多少
変更するだけで済み、コスト面で著しく有利となるとと
もに、スピーカの取付時の歪や取付後の材料変更に伴な
う歪をこの取付孔で吸収でき、フレームを変形させ、振
動板を介してボイスコイルの磁気ギャップにはまり合う
位置を偏心させて、動作時にギャップごすりによる異常
音の発生やボイスコイルの破損を阻止し、信頼性の高い
ものとすることができ、実用的価値の大なるものである
。
してビスのはまりこむ装着部を形成した取付孔を設けた
ため、キャビネットの材厚を増したり、フレームの厚み
を増したりする必要がなく、フレームの成形金型を多少
変更するだけで済み、コスト面で著しく有利となるとと
もに、スピーカの取付時の歪や取付後の材料変更に伴な
う歪をこの取付孔で吸収でき、フレームを変形させ、振
動板を介してボイスコイルの磁気ギャップにはまり合う
位置を偏心させて、動作時にギャップごすりによる異常
音の発生やボイスコイルの破損を阻止し、信頼性の高い
ものとすることができ、実用的価値の大なるものである
。
第１図は一般的なスピーカの背面図、第２図は同断面図
、第３図は本考案のスピーカの一実施例を示す要部の背
面図、第４図は同スピーカの取付は状態を示す要部の背
面図１、第５図〜第７図は他の実施例の要部の背面図で
ある。 ４・・・・・・磁気回路、５・・・・・・フレーム、７
・・・・・・振動板、８・・・・・・ボイスコイル、１
０・°°・・°磁気ギャップ、１２・・・・・・ビス、
１３・・・・・・取付孔、１４・・・・・・大径孔、１
５・・・・・・突片、１６・・・・・・ビスのはまり合
う装着部、１７・・・・・・長孔、１８・・・・・・半
円状の切欠き、１９・・・・・・リング部。
、第３図は本考案のスピーカの一実施例を示す要部の背
面図、第４図は同スピーカの取付は状態を示す要部の背
面図１、第５図〜第７図は他の実施例の要部の背面図で
ある。 ４・・・・・・磁気回路、５・・・・・・フレーム、７
・・・・・・振動板、８・・・・・・ボイスコイル、１
０・°°・・°磁気ギャップ、１２・・・・・・ビス、
１３・・・・・・取付孔、１４・・・・・・大径孔、１
５・・・・・・突片、１６・・・・・・ビスのはまり合
う装着部、１７・・・・・・長孔、１８・・・・・・半
円状の切欠き、１９・・・・・・リング部。
Claims (1)
- 磁気回路に結合されるフレームの周縁部に振動板の周縁
部を固着し、この振動板に上記磁気回路の磁気ギャップ
にはまりこむボイスコイルを結合し、さらにフレームの
周縁部に取付体への取付孔を設けて構成され、上記取付
孔として、取付用のビスをはめこむ孔より大きな透孔や
切欠き内に突片を設け、その突片の端部に上記ビスをは
めこむ装着部を形成したスピーカ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1978163715U JPS6031355Y2 (ja) | 1978-11-27 | 1978-11-27 | スピ−カ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1978163715U JPS6031355Y2 (ja) | 1978-11-27 | 1978-11-27 | スピ−カ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5579189U JPS5579189U (ja) | 1980-05-31 |
| JPS6031355Y2 true JPS6031355Y2 (ja) | 1985-09-19 |
Family
ID=29160604
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1978163715U Expired JPS6031355Y2 (ja) | 1978-11-27 | 1978-11-27 | スピ−カ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6031355Y2 (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5229002U (ja) * | 1975-08-21 | 1977-03-01 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5629993Y2 (ja) * | 1976-05-25 | 1981-07-16 |
-
1978
- 1978-11-27 JP JP1978163715U patent/JPS6031355Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5229002U (ja) * | 1975-08-21 | 1977-03-01 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5579189U (ja) | 1980-05-31 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US4198550A (en) | Peripherally reinforced laminated loudspeaker diaphragm | |
| US3728497A (en) | Dynamic loudspeaker using wall as diaphragm | |
| US5115474A (en) | Speaker system | |
| US3955055A (en) | Dynamic loudspeaker | |
| JPS6031355Y2 (ja) | スピ−カ | |
| US1767837A (en) | Loud-speaker | |
| KR200172306Y1 (ko) | 스피커 고정 장치 | |
| JP4140164B2 (ja) | スピーカ | |
| JPS5844711Y2 (ja) | スピ−カ− | |
| CN218416667U (zh) | 一种低音喇叭及音箱 | |
| JP3561991B2 (ja) | スピーカ | |
| US20220312125A1 (en) | Loudspeaker device | |
| JPH0342798Y2 (ja) | ||
| JPS63146690A (ja) | スピ−カ | |
| KR100313136B1 (ko) | 센터캡과댐퍼가일체로형성된마이크로스피커및그의제조방법 | |
| JP3346059B2 (ja) | スピーカ | |
| JPH0712236B2 (ja) | 複合型スピ−カ | |
| JP4003669B2 (ja) | スピーカ | |
| JPH0737433Y2 (ja) | ホーンスピーカ | |
| JPS5941676Y2 (ja) | スピ−カ− | |
| JPS6035346Y2 (ja) | 複合型スピ−カ | |
| JPS597834Y2 (ja) | スピ−カ− | |
| JPH09187096A (ja) | スピーカ装置 | |
| JP2600037Y2 (ja) | スピーカ | |
| JPH0354478Y2 (ja) |