JPS6031278B2 - 高温高圧媒体の漏洩検出装置 - Google Patents
高温高圧媒体の漏洩検出装置Info
- Publication number
- JPS6031278B2 JPS6031278B2 JP52100548A JP10054877A JPS6031278B2 JP S6031278 B2 JPS6031278 B2 JP S6031278B2 JP 52100548 A JP52100548 A JP 52100548A JP 10054877 A JP10054877 A JP 10054877A JP S6031278 B2 JPS6031278 B2 JP S6031278B2
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- Japan
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- temperature
- piping
- instrumentation
- pressure
- leakage
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E30/00—Energy generation of nuclear origin
- Y02E30/30—Nuclear fission reactors
Landscapes
- Examining Or Testing Airtightness (AREA)
- Monitoring And Testing Of Nuclear Reactors (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の技術分野〕
本発明は、例えば原子力発電所等に用いられる高温高圧
配管または、容器から導びかれる計器用計装配管におけ
る被断等による媒体の漏洩を検出し、警報を発する漏洩
検出装置に関するものである。
配管または、容器から導びかれる計器用計装配管におけ
る被断等による媒体の漏洩を検出し、警報を発する漏洩
検出装置に関するものである。
原子力発電所等においては運転、監視、制御の必要性よ
り、配管あるいは容器の状態（圧力、流量、差圧等）を
常に測定しているが、この測定は通常、配管または容器
より小口径の計装配管円導びき、この計装配管の端末に
圧力、流量、差圧等の測定計器を接続して実施している
。
り、配管あるいは容器の状態（圧力、流量、差圧等）を
常に測定しているが、この測定は通常、配管または容器
より小口径の計装配管円導びき、この計装配管の端末に
圧力、流量、差圧等の測定計器を接続して実施している
。
しかしながら原子力発電所等を配管は、各種の系統より
構成されていて、配管および容器の数量は膨大であり、
したがって計袋配管の本数も数千本に及ぶ。
構成されていて、配管および容器の数量は膨大であり、
したがって計袋配管の本数も数千本に及ぶ。
しかも一般的に原子力発電所の配管あるいは容器は高温
、高圧で放射性媒体を内包しているので、方一破断等に
よって計装配管より漏洩が生じた場合、原子力発電所建
家内の放射能汚染および運転要員の放射線被曝が予想さ
れ、漏洩を運転要員が気付かず、そのま）保全処理を施
こすことなく漏洩が継続することは、安全上極めて好ま
しくなく、修復保全が大がかりとなる。従来原子力発電
所等においても配管等からの媒体漏洩検出は、高温高圧
の大口径一般配管を対象としたものであり、その方法と
しては配管周囲上部に温度検出器を設置する方法や、配
管より漏洩した媒体が蒸気状態になり、その後に大気中
で凝縮した凝縮水量を測定する方法、放射性媒体を内包
した配管にあっては漏洩時の放射線量測定に依る方法等
があった。
、高圧で放射性媒体を内包しているので、方一破断等に
よって計装配管より漏洩が生じた場合、原子力発電所建
家内の放射能汚染および運転要員の放射線被曝が予想さ
れ、漏洩を運転要員が気付かず、そのま）保全処理を施
こすことなく漏洩が継続することは、安全上極めて好ま
しくなく、修復保全が大がかりとなる。従来原子力発電
所等においても配管等からの媒体漏洩検出は、高温高圧
の大口径一般配管を対象としたものであり、その方法と
しては配管周囲上部に温度検出器を設置する方法や、配
管より漏洩した媒体が蒸気状態になり、その後に大気中
で凝縮した凝縮水量を測定する方法、放射性媒体を内包
した配管にあっては漏洩時の放射線量測定に依る方法等
があった。
しかし、以上の方法では漏洩のあった場合、当該配管の
識別を行うことができないこと、漏洩が生じてからの検
出に要する時間が長くかかること等の問題点があった。
また、計袋配管については一般に小口径であるため配管
破断等によって漏洩が生じても漏洩量が少いため、直ち
に重大事故につながるおそれが少し・ことや、小口径配
管からの漏洩を迅速確実に検出する良い手段がなかった
。
識別を行うことができないこと、漏洩が生じてからの検
出に要する時間が長くかかること等の問題点があった。
また、計袋配管については一般に小口径であるため配管
破断等によって漏洩が生じても漏洩量が少いため、直ち
に重大事故につながるおそれが少し・ことや、小口径配
管からの漏洩を迅速確実に検出する良い手段がなかった
。
本発明は上記の事情に鑑みてなされたもので、通常媒体
が陣帯している端末封止の計装配管で漏洩により上流よ
り温度が変化することを検知して数多くの計装配管の内
から漏洩とその計装配管を検出し、警報を発して運転要
員に適切な保全処置をとらせることができる高温高圧媒
体の漏洩検出装置を提供することを目的としたものであ
る。
が陣帯している端末封止の計装配管で漏洩により上流よ
り温度が変化することを検知して数多くの計装配管の内
から漏洩とその計装配管を検出し、警報を発して運転要
員に適切な保全処置をとらせることができる高温高圧媒
体の漏洩検出装置を提供することを目的としたものであ
る。
〔発明の実施例〕以下本発明について一実施例の図面を
参照して説明する。
参照して説明する。
第１図は構成図で、高温高圧配管１より導びかれた分枝
管２に元弁３を介し計装配管７を接続して先端に例えば
圧力、流量、差圧等の測定用の計器８を取付けて、封止
する。計装配管７の外側で元弁３の下流近傍に温度検出
器４を配置し、この出力信号はケーブル５により警報器
６に入力する。なお、警報器６はブザ、ランプおよび出
力接点を備え、温度検出器４の出力信号がある値以上に
なったなら動作するように設定しておく。
管２に元弁３を介し計装配管７を接続して先端に例えば
圧力、流量、差圧等の測定用の計器８を取付けて、封止
する。計装配管７の外側で元弁３の下流近傍に温度検出
器４を配置し、この出力信号はケーブル５により警報器
６に入力する。なお、警報器６はブザ、ランプおよび出
力接点を備え、温度検出器４の出力信号がある値以上に
なったなら動作するように設定しておく。
上記構成において通常は計装配管７の内部媒体は端末に
計器８が接続されている為、流れが無く周囲の雰囲気温
度とほぼ同一温度になっている。すなわち、第３図の計
装配管表面および内部流体温度と計装配管の長さの関係
の特性図に示す如く、漏洩のない場合の通常時の計装配
管７の温度は、高温高圧配管１側では温度がほぼ内部媒
体の流体温度に等しく計器８側では周囲の雰囲気温度に
ほぼ等しい。
計器８が接続されている為、流れが無く周囲の雰囲気温
度とほぼ同一温度になっている。すなわち、第３図の計
装配管表面および内部流体温度と計装配管の長さの関係
の特性図に示す如く、漏洩のない場合の通常時の計装配
管７の温度は、高温高圧配管１側では温度がほぼ内部媒
体の流体温度に等しく計器８側では周囲の雰囲気温度に
ほぼ等しい。
この温度は媒体の熱伝導率によっても異なるが一般に高
温高圧配管１を少し離れると急激に降下する。次に第１
図において、計装配管７の温度検出器４の下流で計器８
に近い点Ａで破断等により媒体の漏洩が生じた際には、
Ａ点での漏洩量に相当する高温高圧の媒体が高温高圧配
管１より点Ａに向けて供給され、計装配管７内を流下し
てくる。
温高圧配管１を少し離れると急激に降下する。次に第１
図において、計装配管７の温度検出器４の下流で計器８
に近い点Ａで破断等により媒体の漏洩が生じた際には、
Ａ点での漏洩量に相当する高温高圧の媒体が高温高圧配
管１より点Ａに向けて供給され、計装配管７内を流下し
てくる。
この結果、高温高圧配管１と点Ａに至るまでの分枝管２
および計装配管７の表面温度が上昇する。この時の計装
配管７の温度の状態は、第３図に示すように温度勾配が
なだらかで高温高圧配管１側の温度と、計器８側の温度
との差があまりなく、この温度は計装配管７の表面また
は表面近傍に設置され温度検出器４によって検出され、
この信号はケーブル５を介して警報器６に入力される。
警報器６においては温度検出器４の信号とあらかじめ定
めておいた漏洩検出の設定値とを比較し入力信号が設定
値を超えた時漏洩検出として警報を発する。運転要員は
この警報によって元弁３を閉じ、漏洩個所の発見と修復
等適切な保全処理を迅速に礎ずることが可能である。な
お、計装配管７の一部をなす分枝管２が距離的に長い場
合は、温度検出器４を分枝管２の表面または表面近傍に
設置することによって、温度検出器４以降分枝管２を含
めた計装配管７の漏洩を検出し警報を発することも可能
である。
および計装配管７の表面温度が上昇する。この時の計装
配管７の温度の状態は、第３図に示すように温度勾配が
なだらかで高温高圧配管１側の温度と、計器８側の温度
との差があまりなく、この温度は計装配管７の表面また
は表面近傍に設置され温度検出器４によって検出され、
この信号はケーブル５を介して警報器６に入力される。
警報器６においては温度検出器４の信号とあらかじめ定
めておいた漏洩検出の設定値とを比較し入力信号が設定
値を超えた時漏洩検出として警報を発する。運転要員は
この警報によって元弁３を閉じ、漏洩個所の発見と修復
等適切な保全処理を迅速に礎ずることが可能である。な
お、計装配管７の一部をなす分枝管２が距離的に長い場
合は、温度検出器４を分枝管２の表面または表面近傍に
設置することによって、温度検出器４以降分枝管２を含
めた計装配管７の漏洩を検出し警報を発することも可能
である。
すなわち、たとへ漏洩個所点Ａが計菱配管７の計器８に
近に端末であっても漏洩媒体量に見合った高温の媒体が
直ちに高温高圧配管１から供給されるので漏洩個所点Ａ
より上流に設置された温度検出器４の附近は漏洩個所点
Ａより先に温度が上昇し、しかもこの速度は漏洩量と比
例するので早期で確実な漏洩検出ができる。
近に端末であっても漏洩媒体量に見合った高温の媒体が
直ちに高温高圧配管１から供給されるので漏洩個所点Ａ
より上流に設置された温度検出器４の附近は漏洩個所点
Ａより先に温度が上昇し、しかもこの速度は漏洩量と比
例するので早期で確実な漏洩検出ができる。
第２図は、その他の実施例の具体例を示す構成図第１図
と同一作用構造の部品には同一符号を付し詳細な説明を
省略する。
と同一作用構造の部品には同一符号を付し詳細な説明を
省略する。
図中１１は原子炉格納容器でこの内に収納した原子炉圧
力容器１２より分枝管２を導き、元弁３の下流に設けた
ェクセスフローチェツク弁１３を介して計装配管７と計
器８を設けてある。〔発明の効果〕 以上本発明によれば高温高圧媒体の配管あるいは容器に
接続され先端が封止された計装配管からの媒体の漏洩が
簡便な装置でしかも早期に検出ができるので特に多数の
配管を有する原子力発電所等の保守放射能被曝防護が容
易で運転稼動の信頼性が向上する効果がある。
力容器１２より分枝管２を導き、元弁３の下流に設けた
ェクセスフローチェツク弁１３を介して計装配管７と計
器８を設けてある。〔発明の効果〕 以上本発明によれば高温高圧媒体の配管あるいは容器に
接続され先端が封止された計装配管からの媒体の漏洩が
簡便な装置でしかも早期に検出ができるので特に多数の
配管を有する原子力発電所等の保守放射能被曝防護が容
易で運転稼動の信頼性が向上する効果がある。
第１図は本発明の高温高圧媒体の漏洩検出装置の一実施
例を示す構成図、第２図は本発明の他の実施例の具体例
を示す構成図、第３図は計装配管および内部媒体の温度
と計袋配管長さとの関係を示す特性図である。 １・・・・・・高温高圧配管、２・・・・・・分枝管、
３・・・・・・九弁、４・・・・・・温度検出器、６…
・・・警報器、７…・・・計菱配管、８・・…・計器、
１２・・・・・・原子炉圧力容器、Ａ・・・・・・漏洩
個所。 第１図 第２図 第３図
例を示す構成図、第２図は本発明の他の実施例の具体例
を示す構成図、第３図は計装配管および内部媒体の温度
と計袋配管長さとの関係を示す特性図である。 １・・・・・・高温高圧配管、２・・・・・・分枝管、
３・・・・・・九弁、４・・・・・・温度検出器、６…
・・・警報器、７…・・・計菱配管、８・・…・計器、
１２・・・・・・原子炉圧力容器、Ａ・・・・・・漏洩
個所。 第１図 第２図 第３図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １ 一端を高温高圧の配管あるいは容器に連通し他端を
計器等で封止された計装配管において、該計装配管の外
側に温度検出器を配置するとともにこの温度検出器に温
度検出信号があらかじめ設定した値に達したとき警報を
発する警報装置を接続して温度検出器より下流における
媒体の漏洩を検出することを特徴とした高温高圧媒体の
漏洩検出装置。 ２ 計装配管の外側に設置する温度検出器の位置を、高
温高圧の配管あるいは容器に近ずけたことを特徴とする
特許請求の範囲第１項記載の高温高圧媒体の漏洩検出装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP52100548A JPS6031278B2 (ja) | 1977-08-24 | 1977-08-24 | 高温高圧媒体の漏洩検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP52100548A JPS6031278B2 (ja) | 1977-08-24 | 1977-08-24 | 高温高圧媒体の漏洩検出装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5434885A JPS5434885A (en) | 1979-03-14 |
| JPS6031278B2 true JPS6031278B2 (ja) | 1985-07-20 |
Family
ID=14276989
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP52100548A Expired JPS6031278B2 (ja) | 1977-08-24 | 1977-08-24 | 高温高圧媒体の漏洩検出装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6031278B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5757327U (ja) * | 1980-09-21 | 1982-04-03 | ||
| JPH062466Y2 (ja) * | 1985-05-09 | 1994-01-19 | 株式会社シコ−技研 | 位置検知素子１個の一相のディスク型ブラシレスモ−タ |
| CN102384831B (zh) * | 2011-11-04 | 2013-09-18 | 中国石油集团川庆钻探工程有限公司长庆固井公司 | 高压管汇件及立式罐压力容器检测装置的检测方法 |
-
1977
- 1977-08-24 JP JP52100548A patent/JPS6031278B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5434885A (en) | 1979-03-14 |
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