JPS60210732A - 蒸気の漏曳検出装置 - Google Patents
蒸気の漏曳検出装置Info
- Publication number
- JPS60210732A JPS60210732A JP59066801A JP6680184A JPS60210732A JP S60210732 A JPS60210732 A JP S60210732A JP 59066801 A JP59066801 A JP 59066801A JP 6680184 A JP6680184 A JP 6680184A JP S60210732 A JPS60210732 A JP S60210732A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- panel
- steam
- cooler
- cooling
- thermoelectric element
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01M—TESTING STATIC OR DYNAMIC BALANCE OF MACHINES OR STRUCTURES; TESTING OF STRUCTURES OR APPARATUS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- G01M3/00—Investigating fluid-tightness of structures
- G01M3/02—Investigating fluid-tightness of structures by using fluid or vacuum
- G01M3/26—Investigating fluid-tightness of structures by using fluid or vacuum by measuring rate of loss or gain of fluid, e.g. by pressure-responsive devices, by flow detectors
- G01M3/32—Investigating fluid-tightness of structures by using fluid or vacuum by measuring rate of loss or gain of fluid, e.g. by pressure-responsive devices, by flow detectors for containers, e.g. radiators
- G01M3/3227—Investigating fluid-tightness of structures by using fluid or vacuum by measuring rate of loss or gain of fluid, e.g. by pressure-responsive devices, by flow detectors for containers, e.g. radiators for radiators
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Examining Or Testing Airtightness (AREA)
- Monitoring And Testing Of Nuclear Reactors (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
［発明の技術分野］
本発明はたとえば沸騰水型原子力発電プラントの圧力配
管等の亀裂または、シール部からの蒸気等の漏洩を検出
するに好適な蒸気の漏洩検出装置に関する。
管等の亀裂または、シール部からの蒸気等の漏洩を検出
するに好適な蒸気の漏洩検出装置に関する。
［発明の技術的背景とその問題点］
従来、沸騰水型原子力発電プラントでは、原子炉格納容
器内で蒸気の漏洩が生じるとその原子炉格納容器内に設
置したクー、う′−で凝縮されてその漏洩蒸気はクーラ
ーのドレン水となる。このドレン水は原子炉圧力容器の
下方に設けたドレン水サンプに流入する。ドレン水サン
プには、サイホン管が設けられており、ドレン水サンプ
内の水位が一定レベル以上までたまるとサイホンの原理
でドレン水は、ドレン水サンプから排水されタービン流
量計で検知される様になっている。しかしながら、従来
のドレンサンプの流量測定系には以下の不具合があった
。
器内で蒸気の漏洩が生じるとその原子炉格納容器内に設
置したクー、う′−で凝縮されてその漏洩蒸気はクーラ
ーのドレン水となる。このドレン水は原子炉圧力容器の
下方に設けたドレン水サンプに流入する。ドレン水サン
プには、サイホン管が設けられており、ドレン水サンプ
内の水位が一定レベル以上までたまるとサイホンの原理
でドレン水は、ドレン水サンプから排水されタービン流
量計で検知される様になっている。しかしながら、従来
のドレンサンプの流量測定系には以下の不具合があった
。
まず第１に、ドレン水サンプへは、格納容器クーラーの
ドレン水以外にも、原子炉格納容器内に存在するポンプ
やバルブの軸封水が流入しており、格納容器クーラーの
ドレン水量のみを単独に測定できないので漏洩蒸気の量
が少ないと漏洩を検出することが難しかった。第２に、
サイホン管を用いているので、ドレン水の排出が間欠的
で流量を連続的に測定できないため迅速な漏洩検出が困
難であった。
ドレン水以外にも、原子炉格納容器内に存在するポンプ
やバルブの軸封水が流入しており、格納容器クーラーの
ドレン水量のみを単独に測定できないので漏洩蒸気の量
が少ないと漏洩を検出することが難しかった。第２に、
サイホン管を用いているので、ドレン水の排出が間欠的
で流量を連続的に測定できないため迅速な漏洩検出が困
難であった。
第３に、温間測定にタービン流量計を用いているので、
漏洩が無く長期間作動していないと軸受が固着しやすく
、またゴミや鉄鎖が流入すると羽根にからまつ“【故障
しやすい等の欠点があった。
漏洩が無く長期間作動していないと軸受が固着しやすく
、またゴミや鉄鎖が流入すると羽根にからまつ“【故障
しやすい等の欠点があった。
［発明の目的］
本発明は上記欠点を除去するためになされたものであり
、圧力配管等の亀裂による僅少な漏洩蒸気を確定にかつ
迅速に検出することができる漏洩検出装置を提供するこ
とを目的とする。
、圧力配管等の亀裂による僅少な漏洩蒸気を確定にかつ
迅速に検出することができる漏洩検出装置を提供するこ
とを目的とする。
［発明の概要］
本発明は上記目的を達成するために次のように構成され
Ｃいる。
Ｃいる。
冷却器を有する冷却パネルと、この冷却パネルにより凝
縮された凝縮水量を測定する多孔管形流ｍ１とを具備し
たことを特徴とする蒸気の漏洩検出装置である。
縮された凝縮水量を測定する多孔管形流ｍ１とを具備し
たことを特徴とする蒸気の漏洩検出装置である。
［発明の実施例］
以下、本発明に係る漏洩検出装置の一実施例についＣ１
図面を参照し゛（説明する。
図面を参照し゛（説明する。
第１図は本発明に係る漏洩検出装置の全体構成図であり
、図中符号１は冷却パネルである。この冷却パネル１は
冷却機能を有する熱雷素子２を装備した冷却器３で冷却
される。熱電素子２は外部へ延出する導線４を介して熱
電素子制御器５に接続され熱電素子２の冷却作用が適宜
制御されるようになっている。冷却パネル１の下端はド
レン管１１が接続され、ドレン管１１は多孔管形流量計
６に接続されている。上記実施例では冷却器３を有する
パネル１で蒸気が流れる圧力配管から漏洩する蒸気を凝
縮する。すなわち、パネル１で圧力配管周辺から低温部
分をつくり、漏洩により空気中の蒸気分圧が増加した場
合、パネル１での凝縮水間の増加を検知し警報を発生す
るように構成したものである。ドレン管１１内の凝縮水
量の測定は、多孔管形流量計６によって行なわれる。多
孔管形流量計６は第２図に拡大しＣ示したように側面に
複数個の小孔７をあけた多孔管８と、多孔管８の下端に
接続された差圧計９により構成される。
、図中符号１は冷却パネルである。この冷却パネル１は
冷却機能を有する熱雷素子２を装備した冷却器３で冷却
される。熱電素子２は外部へ延出する導線４を介して熱
電素子制御器５に接続され熱電素子２の冷却作用が適宜
制御されるようになっている。冷却パネル１の下端はド
レン管１１が接続され、ドレン管１１は多孔管形流量計
６に接続されている。上記実施例では冷却器３を有する
パネル１で蒸気が流れる圧力配管から漏洩する蒸気を凝
縮する。すなわち、パネル１で圧力配管周辺から低温部
分をつくり、漏洩により空気中の蒸気分圧が増加した場
合、パネル１での凝縮水間の増加を検知し警報を発生す
るように構成したものである。ドレン管１１内の凝縮水
量の測定は、多孔管形流量計６によって行なわれる。多
孔管形流量計６は第２図に拡大しＣ示したように側面に
複数個の小孔７をあけた多孔管８と、多孔管８の下端に
接続された差圧計９により構成される。
差圧計９の他端はたとえば原子炉格納容器内の雰囲気中
へ開放されている。多孔管８から流出したドレン水は下
方に接続したドレン配管１２へ接続され、ドレン水サン
プへと排水される。差圧計９の信号は警報装置１０へ送
られる。
へ開放されている。多孔管８から流出したドレン水は下
方に接続したドレン配管１２へ接続され、ドレン水サン
プへと排水される。差圧計９の信号は警報装置１０へ送
られる。
ここで多孔管型流量計について第２図を参照してその原
理を説明する。多孔管８の側面には複数個の小孔７がお
いており、多孔管８の水位がＨの高さにあるとすると、
ｉ番目の小孔から流出する水の流量ｑｉは次式で表わさ
れる。
理を説明する。多孔管８の側面には複数個の小孔７がお
いており、多孔管８の水位がＨの高さにあるとすると、
ｉ番目の小孔から流出する水の流量ｑｉは次式で表わさ
れる。
ここでｄ目よｉ番目の小孔の直径、△ｈｉＬよ水面から
測った小孔の位置、ｇは重力の加速度、πは円周率であ
り、関数φは次式で定義される。
測った小孔の位置、ｇは重力の加速度、πは円周率であ
り、関数φは次式で定義される。
φ＝ １（△旧〉０のとき） ・・・・・・（２）０（
Δ旧≦Ｏのとき） つまり、小孔が水面上にあるときは流山ｑｉはゼロであ
る。多孔管８の側面には全部でＮ個の小孔がおいている
ので多孔管８から流出する流ＩＱｄはＮ個の小孔から流
出する流量の総和となる。すなわち、 ＝ｆ （Ｈ） で表わされ、水位ト１の関数となり、差圧計で精度良く
測定できる。多孔管型流量計の特徴は小孔の直径や穴の
数、穴の配置等を適当に選ぶことにより、測定範囲を広
くとれることである。多孔管型流量計の代表的な特性の
一例を第３図に示す。第３図中、たて軸は出力電圧を、
よこ軸は流量を示している。第３図の曲線ａから明らか
なように低流量域Ｃ感度が高く、流山が多くなると出力
電圧の変化を小さくして、測定範囲を広くとっているの
が特長ぐある。
Δ旧≦Ｏのとき） つまり、小孔が水面上にあるときは流山ｑｉはゼロであ
る。多孔管８の側面には全部でＮ個の小孔がおいている
ので多孔管８から流出する流ＩＱｄはＮ個の小孔から流
出する流量の総和となる。すなわち、 ＝ｆ （Ｈ） で表わされ、水位ト１の関数となり、差圧計で精度良く
測定できる。多孔管型流量計の特徴は小孔の直径や穴の
数、穴の配置等を適当に選ぶことにより、測定範囲を広
くとれることである。多孔管型流量計の代表的な特性の
一例を第３図に示す。第３図中、たて軸は出力電圧を、
よこ軸は流量を示している。第３図の曲線ａから明らか
なように低流量域Ｃ感度が高く、流山が多くなると出力
電圧の変化を小さくして、測定範囲を広くとっているの
が特長ぐある。
このように構成された漏洩検出装置は、例えば原子炉格
納容器内で漏洩により重大事故に発展する箇所に配置す
る。
納容器内で漏洩により重大事故に発展する箇所に配置す
る。
原子炉格納容器内の温度は、常時原子炉格納容器内に設
置したクーラーで制御されているが、原・−子炉熱出力
の変動に伴ない原子炉格納容器内の温度は変動し水蒸気
分圧も変動づる。
置したクーラーで制御されているが、原・−子炉熱出力
の変動に伴ない原子炉格納容器内の温度は変動し水蒸気
分圧も変動づる。
しかして、圧力配管等の亀裂が生じこの亀裂から水蒸気
が管外へ漏洩して雰囲気中の水蒸気分圧が平常時の変動
幅より増加すれば、冷却パネルで凝縮されるドレン水量
も増加し多孔管形流量計の測定値から水蒸気が漏洩して
いることを検出し適宜警報を出力することができる。
が管外へ漏洩して雰囲気中の水蒸気分圧が平常時の変動
幅より増加すれば、冷却パネルで凝縮されるドレン水量
も増加し多孔管形流量計の測定値から水蒸気が漏洩して
いることを検出し適宜警報を出力することができる。
［発明の効果］
以上説明したように、本発明に係る蒸気の漏洩検出装置
は、冷却器を有する冷却パネルと、この冷却パネルによ
り凝縮された凝縮水量を測定する多孔管形流量計を設け
て構成したのＣ１従来検出が非常に困難であった圧力配
管の亀裂による漏洩蒸気を確実に、かつ迅速に検出する
ことができる効果を奏する。したがって圧力配管の僅か
な亀裂を迅速に、かつ確実に検出することができ、圧力
配管の亀裂拡大により発生する重大事故を未然に防止す
ることができる。また、コンパクトで、かつ簡単な構成
なので製作コストを低減することができ、設置も容易で
ある等種々の効果を有する。
は、冷却器を有する冷却パネルと、この冷却パネルによ
り凝縮された凝縮水量を測定する多孔管形流量計を設け
て構成したのＣ１従来検出が非常に困難であった圧力配
管の亀裂による漏洩蒸気を確実に、かつ迅速に検出する
ことができる効果を奏する。したがって圧力配管の僅か
な亀裂を迅速に、かつ確実に検出することができ、圧力
配管の亀裂拡大により発生する重大事故を未然に防止す
ることができる。また、コンパクトで、かつ簡単な構成
なので製作コストを低減することができ、設置も容易で
ある等種々の効果を有する。
第１図は本発明に係る漏洩検出装置の一実施例を示す断
面図、第２図は第１図における多孔管形流量計を拡大し
て示す部分断面図、第３図は第２図における多孔管形流
量計の特性の一例を示す物性曲線図である。 １・・・・・・・・・・・・冷却パネル２・・・・・・
・・・・・・熱電素子 ３・・・・・・・・・・・・冷却器 ４・・・・・・・・・・・・導線 ５・・・・・・・・・・・・熱電素子制御器６・・・・
・・・・・・・・多孔管形流量計８・・・・・・・・・
・・・多孔管 ９・・・・・・・・・・・・差圧計 １０・・・・・・・・・・・・警報装置１１．１２・・
・ドレン配管 代理人弁理士 則 近 憲 佑 （ばか１名） 第１図 第２図 ２
面図、第２図は第１図における多孔管形流量計を拡大し
て示す部分断面図、第３図は第２図における多孔管形流
量計の特性の一例を示す物性曲線図である。 １・・・・・・・・・・・・冷却パネル２・・・・・・
・・・・・・熱電素子 ３・・・・・・・・・・・・冷却器 ４・・・・・・・・・・・・導線 ５・・・・・・・・・・・・熱電素子制御器６・・・・
・・・・・・・・多孔管形流量計８・・・・・・・・・
・・・多孔管 ９・・・・・・・・・・・・差圧計 １０・・・・・・・・・・・・警報装置１１．１２・・
・ドレン配管 代理人弁理士 則 近 憲 佑 （ばか１名） 第１図 第２図 ２
Claims (2)
- （１）冷却器を有する冷却パネルと、この冷却パネルに
より凝縮された凝縮水量を測定する多孔管形流量計とを
具備したことを特徴とする蒸気の漏洩検出装置。 - （２）冷却パネルの冷却器は熱電素子であることを特徴
とする特許請求の範囲第１項に記載の蒸気の漏洩検出装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59066801A JPS60210732A (ja) | 1984-04-05 | 1984-04-05 | 蒸気の漏曳検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59066801A JPS60210732A (ja) | 1984-04-05 | 1984-04-05 | 蒸気の漏曳検出装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60210732A true JPS60210732A (ja) | 1985-10-23 |
Family
ID=13326336
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP59066801A Pending JPS60210732A (ja) | 1984-04-05 | 1984-04-05 | 蒸気の漏曳検出装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60210732A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013181898A (ja) * | 2012-03-02 | 2013-09-12 | Ihi Corp | 漏出量測定装置 |
-
1984
- 1984-04-05 JP JP59066801A patent/JPS60210732A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013181898A (ja) * | 2012-03-02 | 2013-09-12 | Ihi Corp | 漏出量測定装置 |
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