JPS6031130Y2 - 同軸ケ−ブル - Google Patents

同軸ケ−ブル

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Publication number
JPS6031130Y2
JPS6031130Y2 JP10152181U JP10152181U JPS6031130Y2 JP S6031130 Y2 JPS6031130 Y2 JP S6031130Y2 JP 10152181 U JP10152181 U JP 10152181U JP 10152181 U JP10152181 U JP 10152181U JP S6031130 Y2 JPS6031130 Y2 JP S6031130Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
insulator
coaxial cable
outer conductor
water
conductor
Prior art date
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Expired
Application number
JP10152181U
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English (en)
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JPS587413U (ja
Inventor
英二 井利
博三 奥園
Original Assignee
三菱電線工業株式会社
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Publication date
Application filed by 三菱電線工業株式会社 filed Critical 三菱電線工業株式会社
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Publication of JPS587413U publication Critical patent/JPS587413U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は可撓性に富む同軸ケーブルに関腰耐候性特に遮
水性に優れた同軸ケーブルに関する。
可撓性に富み、且つ耐候性特に遮水性を向上させた従来
の同軸ケーブルを第1図に示す。
第1図は従来の同軸ケーブルの部分断面図で、11は中
心導体を示し、21は絶縁体、31は絶縁体上に塗布さ
れた接着剤層、41は独立したリンク状波付外部導体、
51は保護被覆である。
このケーブルは波付の外部導体41を有するので可撓性
が良好であり、しかも波付外部導体41は、絶縁体21
の外径より若干大きい内径を有する絶縁体21上に装着
された外部導体となるパイプに波付を施こし絶縁体上に
塗布された接着剤層31に波付外部導体の内径谷部が完
全に接着する如くになされているので、水分が浸入する
恐れがなく、かなりな遮水性を有するものである。
ところで、このような従来の同軸ケーブルでは接着剤層
31と絶縁体21と波付外部導体41とを接着させて浸
水を防いでいるが、周囲温度の変化等、周囲環境の変化
により接着剤層31の接着剤が変質して遮水性を長く保
つことが難かしくなる欠点を有する。
また、このようなケーブルは接着剤層31の接着剤がじ
ゃまになり、接続部の接続作業が困難となり、或いは接
続部が故障する原因となる。
更に、この同軸ケーブルにおいては、絶縁体21の外部
に接着剤層31を施す工程を必要とするため製造コスト
が高くなる。
本考案は上述の点に鑑みなされたもので、可撓性に富み
、且つ耐候性特に遮水性を向上させ、接続部の接続作業
に不都合を生じさせないと共に布設後においても接続部
の故障のほとんどない、しかも製造コストが安価な同軸
ケーブルを提供するもので、その要旨は外部導体と、中
心導体との間に絶縁体を介在させた同軸ケーブルにおい
て、前記絶縁体はショアーA硬度Aが30≦A≦70で
ある最外層部を有する絶縁体であり、前記外部導体は山
部半径Rと谷部半径rとが一4≦rく土なる関係R−−
軍 式で表わされる独立したリンク状波付外部導体であり、
しかも該外部導体の谷部が前記絶縁体にくい込んでいる
ことを特徴とする同軸ケーブルに存する。
以下、本考案を図面に基づいて説明する。
第2図は本考案の一実施例の横断面図を示すもので、第
2図において、1は中心導体を示し、銅線または銅クラ
ット金属線等からなっている。
2は絶縁体でポリエチレン、発泡型ポリエチレン、ポリ
スチロール等からなるもので、この絶縁体2は異なった
材料の複数層から構成されていてもよく、少なくとも絶
縁体2の最外層部において絶縁体2のショアーA硬度A
が30≦A≦70に選ばれておればよい。
4は独立したリンク状波付外部導体であり、銅、アルミ
、銅と他の金属の複合体等からなる。
外部導体4の谷部45は絶縁体2の中にくい込み量Kが
0.5〜2.Orrrm程度となるようにくい込ませで
ある。
また、外部導体4は山部46の半、44 径Rと谷部45の半径rとか、k≦ryになる関係式を
満たすように選ばれている。
5は保護被覆を示す。
上記した波付外部導体の形状および絶縁体の最外層部の
硬度Aを有する本考案の同軸ケーブルは、外部導体4の
内径谷部45が絶縁体2にはと良く食い込み遮水効果が
非常に大きい。
条件範囲内において谷部45の半径rが小さくなると遮
水効果が大きくなるが屈曲特性が悪くなる傾向にある。
また絶縁体2のショアーA硬度Aが大きくなれば屈曲特
性は向上するが遮水効果が小さくなる。
このため谷部45の半径rとしてはに1絶縁体2のショ
アーA硬度Aとしては50〜6咀度の値が実用的である
谷部45の半Lrおよび絶縁体2のショアーA硬度Aの
範囲に関しては、当社ケーブル品名AFH75〜5CR
Wの高発泡型ポリエチレン絶縁リング状銅コルゲート同
軸ケーブルのサンプルにっき第3図、第4図のような遮
水試験と屈曲試験とを行なった。
第3図は遮水試験、第4図は屈曲試験の説明図である。
第3図において、10は逆さT型の金属筒体で、筒体1
0の端部15,15には本考案の同軸ケーブル9の保護
被覆5を除去し、コルゲート谷部にシーリング用Oリン
グ6を嵌めこんだサンプルを挿入してあり、筒体10の
縁部15と外部導体4との間を遮水用ゴム7にてシール
しである。
筒体10の上部16から注水し、同軸ケーブル9の内部
導体1と外部導体4との間からの漏水の有無をみること
により遮水効果を行なう。
また、第4図において、18.18は屈曲試験用マンド
レルで、本考案の同軸ケーブル9をマントル18.18
に交互に巻きつけ180℃の屈曲をくり返すことにより
屈曲試験を行なう。
AFH75−6CRW(7)サイズは、中心導体外径4
.64mAφ、絶縁外径17.1m*φ、外部導体外径
21.0mmφ(リング状の波付け)のものである。
ここで外部導体谷部の絶縁体くい込み量は0.5鴫とし
た。
(1)遮水試験 試料長10C71のAFH75−5CRWを第3図に示
す要領でセットアツプし、2柵間放置後に漏水があるか
ないかで良、不良を評価した。
(2)屈曲試験 屈曲半径はケーブルサイズによりさまざまであるが今回
は試料長1風のAFH75−6CRWを150mm H
のマントルに3往復繰り返し巻きっけを施した後にVS
WR特性の劣化状況により屈曲可否を判定した。
遮水試験および屈曲試験結果を下記に示す。
ここで、 1 遮水試験では漏水がまったく検出されなかつたもの
を良とし、すこしでも検出されたものを不良とした。
屈曲試験では、上記条件で試験を行ない VSWR特性のパターンに変化が生じなかったものを良
とし、すこしでも変化が生じたものを不良とした。
なお、本試験は−サイズAFH75−6CRWについて
のみ報告したが他のサイズのものも同様である。
上表の試験結果より明らかなように、波付外部導体が山
部半径Rと谷部半径rと力嗜≦r≦圭なる関係式で注わ
れるリンク状波付外部導体で、絶縁体の少なくとも最外
層部のショアーA硬度Aが30≦A≦70である本考案
の同軸ケーブルによれば可撓性に富み且つ耐候性特に遮
水性に侵れ、しかも接着剤等を用いていないので、接続
作業に不都合が生じず、接続部の故障の少ない、安価な
同軸ケーブルを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の同軸ケーブルの部分横断面図、第2図は
本考案の一実施例の横断面図、第3図は遮水試験、第4
図は屈曲試験の説明図を夫々れ示す。 図において1は中心導体、2は絶縁体、4は波付外部導
体、5は保護被覆、9は本考案の同軸ケーブルを示す。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 外部導体と、中心導体との間に絶縁体を介在させた同軸
    ケーブルにおいて、前記絶縁体はショアーA硬度Aが3
    0≦A≦70である最外層部を有する絶縁体であり、前
    記外部導体は山部半径Rと谷部、44 半径rとかに≦r≦灰なる関係式で表わされる独立した
    リング状波付外部導体であり、しかも、該外部導体の谷
    部が前記絶縁体にくい込んでいることを特徴とする同軸
    ケーブル。
JP10152181U 1981-07-07 1981-07-07 同軸ケ−ブル Expired JPS6031130Y2 (ja)

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JP10152181U JPS6031130Y2 (ja) 1981-07-07 1981-07-07 同軸ケ−ブル

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JP10152181U JPS6031130Y2 (ja) 1981-07-07 1981-07-07 同軸ケ−ブル

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JPS587413U JPS587413U (ja) 1983-01-18
JPS6031130Y2 true JPS6031130Y2 (ja) 1985-09-18

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000216607A (ja) * 1999-01-22 2000-08-04 Mitsumi Electric Co Ltd 防水アンテナ

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JP2000216607A (ja) * 1999-01-22 2000-08-04 Mitsumi Electric Co Ltd 防水アンテナ

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JPS587413U (ja) 1983-01-18

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