JPS6031115Y2 - 繊維製品の液流処理装置における駆動リ−ル - Google Patents

繊維製品の液流処理装置における駆動リ−ル

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JPS6031115Y2
JPS6031115Y2 JP7774583U JP7774583U JPS6031115Y2 JP S6031115 Y2 JPS6031115 Y2 JP S6031115Y2 JP 7774583 U JP7774583 U JP 7774583U JP 7774583 U JP7774583 U JP 7774583U JP S6031115 Y2 JPS6031115 Y2 JP S6031115Y2
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JP
Japan
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drive reel
processing
retention tank
textile products
liquid flow
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Expired
Application number
JP7774583U
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JPS59181892U (ja
Inventor
正英 佐合
信良 福部
Original Assignee
木曽川染工株式会社
株式会社日阪製作所
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は液流染色機や漂白、精練機のような繊維製品の
液流処理装置における駆動リールに関するものである。
従来例の構成とその問題点 従来から繊維製品の処理装置における駆動リールは駆動
軸の両端に枠体を設け、この枠体間に架橋するように適
宜間隔をあけてガイドパイプを備えたものであった。
このような従来の駆動リールは、主として布帛の引上げ
に用られていた。
このような駆動リールを、移送通路又は、トユ等の出口
部に付設した場合、処理液流が、適宜間隔をあけて備え
られたガイドパイプの間中に流れ込むため、処理液流と
ともに移送される布帛も同様に、そのガイドパイプ間中
に入り、布帛の詰まり、もつれを生じる欠点があった。
さらに、駆動リールとしてはロール形状の表面に凹凸波
状を有するに過ぎず、処理液の移動と被処理物の移送に
は十分でなかった。
考案の目的 本考案は移送通路又はトユの出口部に、複数枚の羽根を
つけた駆動リールを設けることにより布帛の移送を極め
て円滑かつ確実に行なえるようにした液流処理装置を提
供しようとするものである。
考案の構成 本考案は上記目的を達成するため、ループ状に結合され
た布帛その他長尺の繊維製品を蛇行状に移送しながら一
時処理液中に滞溜出来る滞溜槽と、この滞溜槽の両端に
一体的に結合される移送通路とからなる環状処理通路を
備え、前記滞溜槽の両端結合部にはそれぞれとゆを介し
て駆動リールを設け、少なくとも一方結合部には移送通
路方向へ処理液を噴射する処理液噴射部を設け、前記滞
溜槽には少なくとも一つの調節口より吸込口配管を設け
、ポンプおよび熱交換器を介して処理液噴射部に接続し
た処理液循環路を設け、前記環状処理通路に沿って液流
により繊維製品を循環移送するようにした繊維製品の液
流処理装置において、駆動リールは駆動軸の両端に枠体
を設け、この枠体間に架橋するよう適宜間隔をあけてガ
イドパイプを備えると共に軸方向と直角方向の複数枚の
羽根を設けたことを特徴とする繊維製品の液流処理装置
である。
ループ状に結合された布帛は、滞溜槽から駆動リールに
より引上げられると共に移送通路の結合部にある処理液
噴射部の噴流により移送通路方向へ送り込まれる。
移送通路の他方ではとゆ を介して駆動リールへ運ばれ
、滞溜槽へ戻る。
この状態を繰返して、布帛は環状処理通路を循環し、こ
の間に染色等の処理が行なわれる。
処理液噴射部による噴流によって布帛を円滑に移送し、
駆動リールでは拡布作用も加わり布しわの防止となる。
滞溜槽では中央の底部を水平部とし両側に若干の上方へ
の傾斜部を設けると、中央の水平底部に貯まる少ない処
理液で被染物を十分に処理することが可能であり、低浴
比が実現できる。
さらにとゆにより、処理液を駆動リールの頭部近辺に導
くと共に複数枚の羽根に処理液を遠心力で周縁方向に飛
ばすようにすることにより被処理物を円滑に駆動リール
上に移送する作用がある。
実施例の説明 第1図は実施例として、正逆運転できる液流処理装置を
しめす。
1は滞溜槽、2は中央底部の水平部、3は傾斜部で上方
へ傾斜している。
4は両端の結合部、5は移送通路で結合部4で滞溜槽1
と結合されている。
結合部4には両端にそれぞれ噴射部6を有し、この噴射
部は滞溜槽からの循環路7から処理液を移送通路の方向
へ噴射する。
循環路7は滞溜槽から少なくとも一つの調節口8から吸
込配管9を設け、ポンプ10および熱交換器11を介し
て両端の処理液噴射部6に結合されている。
12は駆動リールであり、移送通路5のほぼ水平位置に
ある。
噴射部6と駆動り−ル12との間にはとゆ13が設けら
れ、噴射される処理液がこれに沿って導かれ、被処理物
14が下方に落ちることなく円滑に駆動リール12上へ
移送されるようになっている。
15は処理液を示す。
第2図は結合部の拡大断面図、第3図、第4図は駆動リ
ールの拡大図である。
16は駆動軸、17は駆動軸の両端に設けた枠体、18
はガイドパイプで枠体17間に架橋するよう適宜間隔を
あけると共に複数の羽根19を有するので処理液に遠心
力が作用する。
従って、処理液15は、とゆ13に導かれて駆動リール
12をオーバーフローするように進行し、これに伴なっ
て被処理物1も駆動リール12上に円滑に移送されて滞
溜槽へ送り込まれる。
考案の効果 本考案では、駆動リールの軸方向と直角方向に、複数枚
の羽根を設けているので前記羽根に当った処理液が、回
転時の遠心力で、布帛は、駆動リールの上方をスムーズ
に移送できるので、布帛の詰まり、もつれ等が解消され
た。
また滞溜槽中央底部による少ない処理液により低浴比の
処理が可能となり、省エネルギー化を実現し、環状処理
通路内を移送される布帛が拡布作用と円滑な移送作用に
より布詰り、追越しが発生せず、もつれの解消ができ均
一に処理できる効果が大きい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の断面図、第2図は結合部の拡大断面図
、第3図は駆動リールの側面図、第4図は同正面図で一
部ガイドパイプを省いて羽根を示したものである。 1・・・・・・滞溜槽、2・・・・・・底部水平部、3
・・・・・・傾斜部、4・・・・・・結合部、5・・・
・・・移送部、6・・・・・・噴射部、7・・・・・・
循環路、10・・・・・・ポンプ、11・・・・・・熱
交換器、12・・・・・・駆動リール、13・・・・・
・とゆ、14・・・・・・被処理物、15・・・・・・
処理液、16・・・・・・駆動軸、17・・・・・・枠
体、18・・・・・・ガイドパイプ、19・・・・・・
羽根。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ループ状に結合された布帛その他長尺の繊維製品を蛇行
    状に移送しながら一時処理液中に滞溜出来る滞溜槽と、
    この滞溜槽の両端に一体的に結合される移送通路とから
    なる環状処理通路を備え、前記滞溜槽の両端結合部には
    それぞれとゆを介して駆動リールを設けると共に少なく
    とも一方結合部には移送通路方向へ処理液を噴射する処
    理液噴射部を設け、前記滞溜槽には少なくとも一つの調
    節口より吸込配管を設け、ポンプおよび熱交換器を介し
    て前記の処理液噴射部に接続した処理液循環路を設け、
    前記環状処理通路に沿って液流により繊維製品を循環移
    送するようにした繊維製品の液流処理装置において1、
    駆動リールは駆動軸の両端に枠体を設け、この枠体間に
    架橋するよう適宜間隔をあけてガイドパイプを備え、軸
    方向と直角方向に複数枚の羽根を設けたことを特徴とす
    る繊維製品の液流処理装置における駆動リール。
JP7774583U 1983-05-23 1983-05-23 繊維製品の液流処理装置における駆動リ−ル Expired JPS6031115Y2 (ja)

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JPS59181892U JPS59181892U (ja) 1984-12-04
JPS6031115Y2 true JPS6031115Y2 (ja) 1985-09-18

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