JPS6031047Y2 - スノ−ドライアイス製造装置用消音ホ−ン - Google Patents

スノ−ドライアイス製造装置用消音ホ−ン

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Publication number
JPS6031047Y2
JPS6031047Y2 JP1980161939U JP16193980U JPS6031047Y2 JP S6031047 Y2 JPS6031047 Y2 JP S6031047Y2 JP 1980161939 U JP1980161939 U JP 1980161939U JP 16193980 U JP16193980 U JP 16193980U JP S6031047 Y2 JPS6031047 Y2 JP S6031047Y2
Authority
JP
Japan
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horn
dry ice
snow
cylindrical body
snow dry
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Expired
Application number
JP1980161939U
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English (en)
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JPS5787028U (ja
Inventor
博友 守田
隆司 桜井
Original Assignee
日本炭酸株式会社
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Filing date
Publication date
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Publication of JPS5787028U publication Critical patent/JPS5787028U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、スノー状ドライアイス製造装置用のホーンに
関するものであり、詳しくは、本考案は、スノードライ
アイス噴射管に装着する消音ホーンに関するものである
スノー状ドライアイスは、液化炭酸ガスを噴射ノズルか
噴射させ製造されているが、噴射時がより大きな噴射音
を生じ、しかも噴射音は高音の金属音であるため取扱者
に著しい不快感を与えたり、また女性従業者を驚愕させ
たりすることが度々である。
このため、従来から、つり鐘状或はラッパ状のホーンを
スノードライアイス噴射管に付設し、噴射時の音を出来
るだけ低くし且つ静かにする試みが行われているが未だ
満足すべき結果が得られていない。
本考案者等は、スノードライアイス噴射時の消音方法に
つき鋭意検討した結果、ホーンの先端を絞り且つ先端部
にスカート部を設けるという比較的簡単な手段により消
音効果を高めるとともにスノードライアイスの噴射散布
も有利に実施出来ることを見出し本考案を遠戚した。
即ち、本考案は、スノードライアイス製造装置用消音ホ
ーンを提供することを目的とし、かかる目的は、本考案
に従い、上部にはスノードライアイス噴射管に嵌着する
保持具を設けた天板を有し、底部は開口している中空筒
状体にして、該筒状体は底部に行くに従い徐々に小径と
されており、また底部には該底部開口と同径の筒状のス
カートを設けたことによりなるスノードライアイス製造
装置用消音ホーンにより容易に遠戚される。
本考案を図面に従い更に詳細に説明する。
第1図は、本考案による消音ホーンの一例で一部を破断
した斜視図を示すものであり、先端に液化炭酸ガス噴射
ノズル7を有する噴射管1に保持具3によって消音ホー
ンを嵌着した状態を示す。
本考案の消音ホーンは、上部から下部に向って漸次径の
長さが小さくなっている中空筒状体4を本体とする。
該中空筒状体としては、逆円錐台形、六角或は六角等の
逆多角錐台形等の形状をとりうるが、図示した如き、逆
円錐台形が好ましい。
中空筒状体の上部には、天板2が設けられ、天板はスノ
ードライアイス噴射管に消音ホーンを取り付けるための
保持具3を有している。
天板2は円板状でも、ゆるやかな曲面を有する半球状で
も良いが、簡便には円板状のものが用いられる。
また保持具はスノードライアイス噴射管の形状に合せて
設計され、例えば円筒状で、該噴射管を嵌入した後、任
意の個所をビスで固着しても良い。
本考案による消音ホーンは、保持具で噴射管に嵌着され
た時、保持具と中空筒状体の上部の天板とによって、ノ
ズルの囲りのホーン内部は実質的に外気と遮断される。
中空筒状体の底部5は開口しているが、開口部の径の大
きさは、消音効果と密接な関係を有している。
開口部の直径が上部の天板の直径に比べより小さい方が
消音の点で効果が高められ静かになる傾向があるが、開
口部があまりに狭すぎるとスノードライアイスの流下散
布が円滑にす)まなくなる。
一方、スノー噴射ノズル7から噴射されたスノー状ドラ
イアイスの開口部を通過する速度は音それ自体はもとよ
りスノーの被散布面への飛散状況に影響を及ぼすが、本
考案ホーンに於ては、中空筒状体の長さよりも、上部と
底部の直径の比率にかなり依存しているものと推測され
る。
本考案者らは、一般に市販使用されているスノードライ
アイス噴射装置を使用し、中空筒状体の上部と底部の直
径を種々に変化させて実験を行った結果底部開口部の直
径、上部天板の直径及び、筒状体の高さく天板2から底
部開口部までの垂直方向の距離)の間には、相関性があ
り、次式(1)の関係式で表される条件を満すときすぐ
れた効果が得られることを見出した。
そして、底部開口部の直径は通常30〜50mm、好ま
しくは、35〜40M1!tであり約4−とするのが最
も好ましいのである。
開口部の直径を40rrrIILとした場合、上部の直
径と筒状体の高さとを次式を満足するように選定すれば
より一層すぐれた効果が達せられる。
但し、式中a及びlは前記(1)式におけるものと同じ
意義を有する。
また、ホーンの底部開口部より直接スノー状ドライアイ
スが噴出すると、被散布面に均一に散布されず、かなり
の範囲に飛散する傾向がある。
本考案のホーンでは開口底部に同じ径のスカート部6が
設けられているので、スノードライアイスの噴射に方向
性を付与すると同時にスノーの飛び散りを防止すること
が出来るのである。
スノーの飛散防止の点からは、スカート部の長さを徒ら
に長くしても格別の利点は無く、他方あまりに短かいと
所望の効果が得られず、スカート部の長さは通常30〜
8−の範囲で選ばれ、殊にこの範囲内に於ても長さが長
くなるにつれ次第に効果が高められる傾向にあるので、
7oTIIIR前後にするのが最も好ましい。
本考案の消音ホーンに使用される材質は、低温に耐えら
れ、銹を生じないものであれば、特に制限されずステン
レス鋼、アルミなどの金属板、或は合成樹脂、更には、
金属板を合成樹脂で内面コーティングしたものなどが用
いられるが、取り扱いの容易さの点で金属特にアルミが
適当である。
本考案消音ホーンの効果を従来のホーンを使用した場合
と比較して示せば、下記の表−1に示す通りである。
なお、噴射音は、入熱により気化した炭酸ガスを噴射す
る際のガス噴射音とスノー噴射の際の噴射音とに分けて
測定した。
また、音の測定はJISZ 8731に準じ、A特性
を使用した。
本考案の消音ホーンa及びbの大きさを下記表−2に示
す。
以上の結果から明らかなように、本考案消音ホーンと従
来のホーンを比較した場合、本考案ホーンがすぐれてお
り、最も良いときには、8〜10ホ一ン程度の音量を低
くすることが出来る。
これは、音の大きさにすると約1n程度になり、感覚的
にかなり静かになっていることは明らかである。
加えて、本考案の消音ホーンを用いた場合はスノードラ
イアイスも被散布面に均一に散布されていた。
本考案の消音ホーンは、一般に市販されているスノード
ライアイス製造装置に特別の補助具を必要とすることな
く簡単に適用することが出来且つ十分消音効果を奏する
とか出来るので極めて有用である。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案消音ホーンの一部を破断して示す斜視
図であり、図中1=噴射管、2:天板、3:保持具、4
:中空筒状体、5:底部開口部、6:スカート部、7:
スノー噴射ノズルを表わす。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 上部にはスノードライアイス噴射管に嵌着する保持具を
    設けた天板を有し、底部は開口している中空筒状体にし
    て、該筒状体は底部に行くに従い徐々に小径とされてお
    り、また底部には該底部開口と同径の筒状のスカート部
    を設けたことを特徴とするスノードライアイス製造装置
    用消音ホーン。
JP1980161939U 1980-11-12 1980-11-12 スノ−ドライアイス製造装置用消音ホ−ン Expired JPS6031047Y2 (ja)

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JPS5787028U JPS5787028U (ja) 1982-05-28
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DE102014018981A1 (de) * 2014-12-18 2016-06-23 Messer France S.A.S Verfahren und Vorrichtung zum Erzeugen von unterkühltem Kohlendioxidschnee
DE102021002056B4 (de) * 2021-04-20 2023-02-23 Messer Se & Co. Kgaa Vorrichtung zum Dosieren von Kohlendioxidschnee

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JPS5787028U (ja) 1982-05-28

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