JPS6030981Y2 - 誘導加熱式エルボ継手加工コイル装置 - Google Patents

誘導加熱式エルボ継手加工コイル装置

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Publication number
JPS6030981Y2
JPS6030981Y2 JP4182279U JP4182279U JPS6030981Y2 JP S6030981 Y2 JPS6030981 Y2 JP S6030981Y2 JP 4182279 U JP4182279 U JP 4182279U JP 4182279 U JP4182279 U JP 4182279U JP S6030981 Y2 JPS6030981 Y2 JP S6030981Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
coil
heating coil
curved
mandrel
workpiece
Prior art date
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Expired
Application number
JP4182279U
Other languages
English (en)
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JPS55143912U (ja
Inventor
巌 景由
和平 諸岡
徹郎 今井
義昭 古屋敷
Original Assignee
住友金属工業株式会社
住金機工株式会社
株式会社明電舎
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Filing date
Publication date
Application filed by 住友金属工業株式会社, 住金機工株式会社, 株式会社明電舎 filed Critical 住友金属工業株式会社
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  • Bending Of Plates, Rods, And Pipes (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、エルボ継手加工コイル装置に関する。
従来のこの種装置は、ワーク案内棒の先端に徐々に直径
が増大すると共に湾曲する整形部としてのマンドレルを
取付け、ワーク案内棒の端からワークを嵌挿してプレス
などでワークを整形部に順次送り、整形部を包囲する炉
の中でワークをバーナで加熱してエルボ継手を拡開、整
形していた。
この仕方はかなり大規模な施設を要するため、騒音、煙
などが生じて公害問題を生じ、また、省力の点でも効率
的でなかった。
このような従来技術の問題点にかんがみ、この考案の目
的は、効率的で公害問題を生じないエルボ継手加工コイ
ル装置を提供することにある。
以下、この考案の一実施例を図面について説明する。
この図でワーク案内棒1の先端には直径が徐々に増大し
下方に湾曲するマンドレル2が取付けられている。
マンドレル2の拡開部2aに近いワーク案内棒1の部分
1a、拡開部2a、湾曲部2bの外周にはそれぞれ予備
加熱コイル3、拡開加熱コイル4、湾曲加熱コイル5が
配置され適当に支持されている。
これらのコイルには、それぞれ異なる電力を供給し得る
高周波電源6.7.8がそれぞれ接続されて電力を供給
する。
高周波電源6は商用電源に接続される電源スイツチSS
1変圧器Tからなる変圧器6a;しゃ断@IcB、順変
換部C8、直流リアクトルR1逆変換部Iからなる高周
波変換部6b;変圧器T□、力率調整コンデンサC1切
換スィッチC31整合変圧器T2からなる整合部6cか
らなる。
高周波電源7,8についても同様な構成からなる。
予備加熱コイル3とワーク案内棒1との間、拡開加熱コ
イル4とマンドレル2の拡開部2a、湾曲加熱コイル5
とマンドレル2の湾曲部2bとの間には、それぞれワー
クWがワーク案内棒1、マンドレル2の拡開部2a、湾
曲部2bに同心的にワーク案内棒1、マンドレル2の長
手方向に移動し得る環状の間隙Sが存在する。
また、湾曲加熱コイル5のワーク入力端において、この
コイルの支持用の枠体9には、じゃま板10(詳細後述
)を設けである。
ワーク案内棒1にワークWを嵌挿し、順次プレスなどで
予備加熱コイル3、拡開加熱コイル4、湾曲加熱コイル
5からなる加熱部へワークWを送って加熱整形する。
ワークWに与える加熱温度は、予備加熱コイル3、湾曲
加熱コイル5の加熱領域が等しくなるようにし、拡開加
熱コイル4の領域を高くする。
かくして、予備加熱コイル3で加熱されたワークWは拡
開加熱コイル4の領域でマンドレル2の拡開部2aによ
り拡開され、更に湾曲加熱コイル5の領域で湾曲され、
マンドレルの先端の湾曲加熱コイル5より突出した整形
弊2cで整形されてエルボ継手となる。
この時、加熱がむら無く均一に行なわれることが望まし
く、コイル構造は3分割として高周波電源(インバータ
)が各々調節できるようにしである。
しか腰これでも湾曲加熱コイル5と拡開加熱コイル4と
の間には温度低下が生じることになる。
この原因としては次の3つがある。(1)拡開加熱コイ
ル4の左端には第2図のようにマンドレルの支持部材1
1が半径方向に移動可能に設けるので、この支持部材1
1と湾曲加熱コイル5との間に拡開加熱コイル4に連続
する軸方向突出コイル12を設けて拡開加熱コイル4と
湾曲加熱コイル5との間の空間の温度が低下しないよう
にする。
しかし、このようにすると、枠体9が給電リード線13
の漏洩磁束のためにむだに誘導加熱され枠体9を水冷せ
ざるを得す、これにより湾曲加熱コイル5と拡開加熱コ
イル4との間の空間の温度は低下する。
(2)湾曲のマンドレル2に湾曲加熱コイル5を取付け
、あるいはそれから取外しする際に、ワークWの入口側
の湾曲加熱コイル5の部分はワークWあるいはマンドレ
ル2の下端と当接し易く作業性が著しく悪くなり、この
間、保温状態が悪くなり該空間は温度低下する。
(3) 高周波電源は加熱容量あるいは加熱温度が制
御されてコイル3,4.5の電力制御を行なうので拡開
加熱コイル4と湾曲加熱コイル5とは別々の電源を使用
する。
従って、高周波の位相を合せることは困難である。
コイル4と5を接近させると各コイルの漏洩磁束が干渉
し電源は停止する。
これを避けるには磁気干渉を起さない距離までコイル4
と5を離さなければならなくなり該空間は温度低下を起
こす。
以上の問題点を解決するために湾曲加熱コイル5のワー
ク入口端の枠体9にじゃま板10を設けた。
このじゃま板10は円盤状は角板の銅板等の非磁性体に
ワークWを通す丸穴10aを設けたもので、鎖交磁束に
より生じる温度上昇はこの銅板等を水冷することにより
防止される。
これによりインバータなどの電源の停止が防止され、コ
イル4.5を近接でき、枠体9を冷却する必要がない。
また、湾曲加熱コイル5の取外し取付時に湾曲加熱コイ
ル5がマンドレル2あるいはワークWと直接接触するこ
とがなくらる結果、湾曲加熱コイル5の損傷が防止され
、作業性がよくなり、更に、じゃま板により熱拡散が防
止される。
このように、この考案のエルボ継手加工コイル装置は誘
導加熱形であるため、煙、騒音等の公害が発生せず、ま
た人手、エネルギもかなり省くことができる。
実験の結果としては約45%の省エネルギが遠戚された
また、じゃま板により各コイル相互間の加熱、インバー
タWの停止などが防止できむらのないワーク加熱ができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この考案の誘導加熱式エルボ継手加工コイル
装置の一部縦断面図、第2図は部分拡大図である。 1・・・・・・ワーク案内棒、2・・・・・・マンドレ
ル、3・・・・・・予備加熱コイル、4・・・・・・拡
開加熱コイル、5・・・・・・湾曲加熱コイル、6,7
,8・・・・・・高周波電源、9・・・・・・枠体、1
0・・・・・・じゃま板、11・・・・・・マンドレル
の支持部材、12・・・・・・軸方向突出コイル、13
・・・・・・リード線。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 円筒のワークWを案内するワーク案内棒1の先端に徐々
    に直径が増加し湾曲するマンドレル2を連結し、このマ
    ンドレル2の近くの前記ワーク案内棒1の部分の外周に
    予備加熱コイル3、前記マンドレル2の外周にそれぞれ
    、拡開加熱コイル4、湾曲加熱コイル5を配置し、前記
    ワーク案内棒1と前記予備加熱コイル3との間、前記マ
    ンドレル2と前記拡開加熱コイル4、前記湾曲加熱コイ
    ル5との間に前記ワークWが通り得る環状間隙Sを設け
    た加熱コイルであって、前記湾曲加熱、コイル5のワー
    クW入口端にじゃま板10を取付けたことを特徴とする
    誘導加熱式エルボ継手加工コイル装置。
JP4182279U 1979-03-30 1979-03-30 誘導加熱式エルボ継手加工コイル装置 Expired JPS6030981Y2 (ja)

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JP4182279U JPS6030981Y2 (ja) 1979-03-30 1979-03-30 誘導加熱式エルボ継手加工コイル装置

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JP4182279U JPS6030981Y2 (ja) 1979-03-30 1979-03-30 誘導加熱式エルボ継手加工コイル装置

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JPS55143912U JPS55143912U (ja) 1980-10-15
JPS6030981Y2 true JPS6030981Y2 (ja) 1985-09-17

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JPS55143912U (ja) 1980-10-15

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