JPS603090B2 - アクリルゴム組成物 - Google Patents
アクリルゴム組成物Info
- Publication number
- JPS603090B2 JPS603090B2 JP9895576A JP9895576A JPS603090B2 JP S603090 B2 JPS603090 B2 JP S603090B2 JP 9895576 A JP9895576 A JP 9895576A JP 9895576 A JP9895576 A JP 9895576A JP S603090 B2 JPS603090 B2 JP S603090B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- weight
- acrylic rubber
- acrylate
- rubber composition
- parts
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明は加稀速度が大きく、圧縮永久ひずみの小さな加
孫物を与えるェボキシ基含有アクリルゴム組成物に関す
るものである。
孫物を与えるェボキシ基含有アクリルゴム組成物に関す
るものである。
ェボキシ基含有アクリルゴムの加孫剤として従釆より種
々のものが開発されているが、その代表的なものとして
安息香酸アンモニウムが挙げられる。
々のものが開発されているが、その代表的なものとして
安息香酸アンモニウムが挙げられる。
この加稀剤を用いた場合には加稀速度が大きく、引張物
性及び圧縮永久ひずみが比較的良好な加硫物を得ること
ができるが、安息香酸アンモニウムはゴム中への分散が
悪く、加稀物の表面肌が愚く、さらには加硫時特異臭を
放つという欠点も有している。また脂肪族又は脂濠式ジ
アミン誘導体は分散性が良く、臭いの問題もないが、加
稀物の圧縮永久ひずみが大きいため、ェポキシ基含有ア
クリルゴムの加硫剤としてはあまり実用的でない。した
がって本発鰯の目的は、加稀時に臭いがなく、迅速に加
稀し、圧縮永久ひずみが小さく、しかも表面肌の平滑な
加磯物を与えるヱボキシ基含有アクリルゴム組成物を提
供することにある。
性及び圧縮永久ひずみが比較的良好な加硫物を得ること
ができるが、安息香酸アンモニウムはゴム中への分散が
悪く、加稀物の表面肌が愚く、さらには加硫時特異臭を
放つという欠点も有している。また脂肪族又は脂濠式ジ
アミン誘導体は分散性が良く、臭いの問題もないが、加
稀物の圧縮永久ひずみが大きいため、ェポキシ基含有ア
クリルゴムの加硫剤としてはあまり実用的でない。した
がって本発鰯の目的は、加稀時に臭いがなく、迅速に加
稀し、圧縮永久ひずみが小さく、しかも表面肌の平滑な
加磯物を与えるヱボキシ基含有アクリルゴム組成物を提
供することにある。
本発明のこの目的は、ェポキシ基含有アクリルゴムに該
ゴム１０の重量部当たり、ヘキサメチレンジアミンカー
バメート、Ｎ・Ｎ′ージシンナミリデン１・６ーヘキサ
ンジアミン又は４・４′ーメチレンピスシクロヘキシル
アミンカーバメートから選択されるジアミン譲導体０．
１〜１０重量部、好ましくは１〜５重量部、及びジヒド
ロキシベンゼン０．１〜１の重量部、好ましくは０．５
〜５重量部を配合することによって達成される。本発明
において用いられるェポキシ基含有アクリルゴムは、構
造式（Ｒは炭素数１〜１の固のアルキル基、シアノアル
キル基、アルコキシアルキル基又はアルコキシチオアル
キル基である）で示されるアクリル酸ェステル７５〜９
９５重量％、ェボキシ基含有単量体０．５〜５重量％及
び他のビニル化合物又はビニリデン化合物０〜２蝿鷹％
よりなる共重合体である。
ゴム１０の重量部当たり、ヘキサメチレンジアミンカー
バメート、Ｎ・Ｎ′ージシンナミリデン１・６ーヘキサ
ンジアミン又は４・４′ーメチレンピスシクロヘキシル
アミンカーバメートから選択されるジアミン譲導体０．
１〜１０重量部、好ましくは１〜５重量部、及びジヒド
ロキシベンゼン０．１〜１の重量部、好ましくは０．５
〜５重量部を配合することによって達成される。本発明
において用いられるェポキシ基含有アクリルゴムは、構
造式（Ｒは炭素数１〜１の固のアルキル基、シアノアル
キル基、アルコキシアルキル基又はアルコキシチオアル
キル基である）で示されるアクリル酸ェステル７５〜９
９５重量％、ェボキシ基含有単量体０．５〜５重量％及
び他のビニル化合物又はビニリデン化合物０〜２蝿鷹％
よりなる共重合体である。
アクリル酸ェステルとしては、メチルアクリレート、エ
チルアクリレート、ブロピルアクリレート、プチルアク
リレート及び２−エチルヘキシルアクリレートなど；メ
トキシメチルアクリレート、メトキシエチルアクリし−
ト、エトキシェチルアクリレート及びプトキシエチルア
クリレートなど；メチルチオエチルアクリレート及びへ
キシルチオェチルアクリレートなど；並びにシアノェチ
ルアクリレート、シアノブチルアクリレート及びシアノ
オクチルアクリレートなどを挙げることができる。ヱボ
キシ基含有単量体としては、グリシジルアクリレート、
グリシジルメタクリレート及びアリルグリシジルエーテ
ルなどが挙げられる。他のビニル化合物又はビニリデン
化合物としては、アクリロニトリル、メタクリロニトリ
ル、スチレン、Ｑーメチルスチレン、ィソブチレン、ア
クリルアミド、酢酸ビニル、塩化ビニル及び塩化ビニリ
デンなどが挙げられる。ジヒドロキシベンゼンとしては
、カテコール、レゾルシン及びハイドロキ／ンが挙げら
れる。
チルアクリレート、ブロピルアクリレート、プチルアク
リレート及び２−エチルヘキシルアクリレートなど；メ
トキシメチルアクリレート、メトキシエチルアクリし−
ト、エトキシェチルアクリレート及びプトキシエチルア
クリレートなど；メチルチオエチルアクリレート及びへ
キシルチオェチルアクリレートなど；並びにシアノェチ
ルアクリレート、シアノブチルアクリレート及びシアノ
オクチルアクリレートなどを挙げることができる。ヱボ
キシ基含有単量体としては、グリシジルアクリレート、
グリシジルメタクリレート及びアリルグリシジルエーテ
ルなどが挙げられる。他のビニル化合物又はビニリデン
化合物としては、アクリロニトリル、メタクリロニトリ
ル、スチレン、Ｑーメチルスチレン、ィソブチレン、ア
クリルアミド、酢酸ビニル、塩化ビニル及び塩化ビニリ
デンなどが挙げられる。ジヒドロキシベンゼンとしては
、カテコール、レゾルシン及びハイドロキ／ンが挙げら
れる。
本発明のアクリルゴム組成物は、必要に応じて補強剤、
充填剤、軟化剤、可塑剤、加流助奇皿皮び老化防止剤な
どの通常の配合剤をも含むことができる。加硫は１００
〜１８ぴ０で数分ないし２４時間加熱することによって
達成されるが、ジヒドロキシベンゼンを含まない場合に
比べて格段に加稀速度が大きく、しかも得られた加硫物
は圧縮永久ひずみが小さい。
充填剤、軟化剤、可塑剤、加流助奇皿皮び老化防止剤な
どの通常の配合剤をも含むことができる。加硫は１００
〜１８ぴ０で数分ないし２４時間加熱することによって
達成されるが、ジヒドロキシベンゼンを含まない場合に
比べて格段に加稀速度が大きく、しかも得られた加硫物
は圧縮永久ひずみが小さい。
次に本発明を実施例により具体的に説明する。
各配合成分の使用部数は重量基準である。実施例 １
第１表に示す配合成分を６インチロールで混練して得ら
れた混練物のムーニースコーチ及びそのプレスカロ孫物
の物性を測定した。
れた混練物のムーニースコーチ及びそのプレスカロ孫物
の物性を測定した。
結果を第１表に示す。なお、いずれの実験番号において
も加孫時：臭いがなく、また加稀シートの表面肌も平俗
であつた。第 １表 ＊エチルアクリレート７０重量％、ブチルアクリレート
２５重量％、アリルグリシジルエーテル５重量％の組成
の英重合体ゴム。
も加孫時：臭いがなく、また加稀シートの表面肌も平俗
であつた。第 １表 ＊エチルアクリレート７０重量％、ブチルアクリレート
２５重量％、アリルグリシジルエーテル５重量％の組成
の英重合体ゴム。
第１表より、本発明の組成物は加硫速度が大きく、圧縮
永久ひずみの小さい加硫物を与えることがわかる。＊実
施例 ２ 第２表に示す配合処方を用いたほかは実施例１と同機の
実施例を行った。
永久ひずみの小さい加硫物を与えることがわかる。＊実
施例 ２ 第２表に示す配合処方を用いたほかは実施例１と同機の
実施例を行った。
結果を第２表に示す。第 ２ 表＊実施例１と同じ
第２表より、本発明の組成物は１５９０×３０分加熱で
加硫が完結し、また圧縮永久ひずみの改良された加硫物
を与えることがわかる。
加硫が完結し、また圧縮永久ひずみの改良された加硫物
を与えることがわかる。
なお、モノヒドロキシベンゼン化合物を用いても（実験
番号５）加硫速度及び圧縮永久ひずみは改良これなし、
。実施例 ３ 実施例１実験番号３で用いたＮ・Ｎ′ージシンナーミリ
デン１・６ーヘキサンジアミン及びレゾルシンの量を第
３表に示す通りに変量して同機の実験を行った。
番号５）加硫速度及び圧縮永久ひずみは改良これなし、
。実施例 ３ 実施例１実験番号３で用いたＮ・Ｎ′ージシンナーミリ
デン１・６ーヘキサンジアミン及びレゾルシンの量を第
３表に示す通りに変量して同機の実験を行った。
結果を第３表に示す。第 ３ 表
Claims (1)
- １ エポキシ基含有アクリルゴム１００重量部当たり、
ヘキサメチレンジアミンカーバメート、Ｎ・Ｎ′−ジシ
ンナミリデン１・６−ヘキサンジアミン又は４・４′−
メチレンビスクロヘキシルアミンカーバメートから選択
されるジアミン誘導体０．１〜１０重量部及びジヒドロ
キシベンゼン０．１〜１０重量部を含有することを特徴
とするアクリルゴム組成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9895576A JPS603090B2 (ja) | 1976-08-19 | 1976-08-19 | アクリルゴム組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9895576A JPS603090B2 (ja) | 1976-08-19 | 1976-08-19 | アクリルゴム組成物 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5324352A JPS5324352A (en) | 1978-03-07 |
| JPS603090B2 true JPS603090B2 (ja) | 1985-01-25 |
Family
ID=14233502
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9895576A Expired JPS603090B2 (ja) | 1976-08-19 | 1976-08-19 | アクリルゴム組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS603090B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62119223A (ja) * | 1985-11-18 | 1987-05-30 | Sumitomo Chem Co Ltd | エラストマ−組成物 |
| US20030108810A1 (en) * | 2001-08-22 | 2003-06-12 | Williamson Sue Ellen | Deodorizing agent for sulfur- or nitrogen-containing salt photoinitiators |
| US8370489B2 (en) | 2010-09-22 | 2013-02-05 | The Nielsen Company (Us), Llc | Methods and apparatus to determine impressions using distributed demographic information |
-
1976
- 1976-08-19 JP JP9895576A patent/JPS603090B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5324352A (en) | 1978-03-07 |
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