JPS6030864A - 直結クラツチ附流体継手の流体制御回路 - Google Patents

直結クラツチ附流体継手の流体制御回路

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JPS6030864A
JPS6030864A JP13858983A JP13858983A JPS6030864A JP S6030864 A JPS6030864 A JP S6030864A JP 13858983 A JP13858983 A JP 13858983A JP 13858983 A JP13858983 A JP 13858983A JP S6030864 A JPS6030864 A JP S6030864A
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valve
flow path
boat
pressure
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Hiroaki Maeda
宏昭 前田
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Aisin Seiki Co Ltd
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    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H61/00Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing
    • F16H61/14Control of torque converter lock-up clutches
    • F16H61/143Control of torque converter lock-up clutches using electric control means

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  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Control Of Fluid Gearings (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本つ’tj明は流体継手の制御回路に係り、殊に歯車装
置と連結され変速機を構成する流体継手において、特に
入力要素と出力要素とを適宜断続すべく配設された所謂
直結クラッチを有する流体継手の流体制御回路に関する
ものである。
直結クラッチを内部に組込んだ流体継手としては、入力
要素となるポンプ羽根車を駆動する殻体に摩擦係合面を
形成して、此の面に係合し得る摩擦面を備え且つ出力要
素となるタービン羽根車に連繋されたピストンを設け、
ポンプ羽根車とタービン羽根車との間で油源(エネルギ
ー)流体が作動する動力室内へ、作動流体を供給する経
路を反転させることにより、ピストンの係脱作動を行う
方式(例えば、1966年5月24日附で特許された亜
米利加合衆国特許第3,252,352号にて提案され
た如き流体伝動装置)が良く知られている。
一般に、流体継手内へ供給する作動流体の押込圧は、羽
根車の回転時のキャビテーションの発注が起きないよう
な圧に設定されている。通常作動流体は、導入流路から
流体継手内へ供給され動圧油源(エネルギー)流体とし
て動力室内で作動するとともに、流体継手の作動時に発
生する熱を外部に運び出す所謂冷却流体としても働くよ
う導出流路から熱交換器であるターラへ送出され、更に
、ターラにて冷やされた流体は適宜の潤滑必要部分(例
えば、流体継手に連結された変速機の歯車部分、軸受部
分、摩擦係合装置の摩擦面などの潤11″i必要部分)
へ導かれ所謂潤滑流体としても用いられる。
ごのような各種の条件をもとに作動流体の押込圧は、一
般に1 、5 kg/cJ〜5 、 Okg/etaに
設定されている。このような流体継手内へ供給される流
体の圧の設定は一般に導出流路に1;1(設された調整
弁によってなされる。従って、流体継手が回転するごと
によって生ずる圧を除いた流体継手内の圧、所謂内圧は
路上記した値になっている。
而して、前述した如き直結クラッチを内部に組込んだ流
体継手にあっては、流体継手内へ供給する作例流体の方
向を切換えねばならず、上記した流体の各種の条件を考
慮したばあい、単に導入流路と導出流路とを切換えるだ
けでは済まず、潤滑用の流量を適宜に制御する装置或い
は熱交換器への流体の流量を適宜に制御する別の装置等
をl111設せねばならず、制御回路の構成が複雑とな
り好ましくない。
一方、流体継手内へ供給する作動流体の方向を切換えず
に直結クラッチの係合・非係合を制御する、直結クラッ
チを内部に組込んだ流体継手(例えば、1967年8月
29日附で特許された亜米利加合衆国特許第3.338
,358号にて提案された如き、流体作動式直結クラッ
チ附トルクコンバータ)がある。
このような流体継手によれば、入力要素となるポンプ羽
根車と出力要素となるタービン羽根車間の伝動作用を行
う動力室から分離して作動室が形成されており、この作
動室と動力室との間の圧力差により押圧変位されるピス
トン部材を設け、このピストン部材により入力要素と出
力要素とを適宜断続すべく配設されたクラッチ部材を係
合或いは非係合するようにしたものであり、流体継手の
動力室へ導入され動圧油源流体として作動し且つ冷却流
体としての働きをし更に潤滑流体としても用いられる流
体の供給回路と、流体継手の作動室に供給されピストン
部材を作用なす流体の供給回路とが別々になっているた
め、前述した如き不都合はないものである。
このような流体継手によれば、作動室と動力室との間の
圧力差が小さいとクラッチ部材を係合或いは非係合する
ためのピストン部材の作動が遅れがちとなり、例えば、
加速性能が低下したり変速機の変速性能が低下したり、
直結クラッチの係合或いは非係合の機会が変わり(早す
ぎたり遅すぎたりして)作動が円滑に行われなくなり、
運転者に不快感を与えること等が屡々生ずる。
又、流体継手の共通化を勘案して大きな動力のものにも
同じ大きさの流体継手(ポンプ羽根車及びタービン羽根
車の内の少なくとも何れか一方の羽根角度のみを変える
程度の変更は通常行う)を適用した場合、直結クラッチ
の係合力も大きくせねばならない。直結クラッチの係合
力を大きくしようとした場合ビスト7部材の受圧面積を
増やせばよいが、半径方向に制限がある場合には面積を
増やすことは困難である。クラッチの係合力を大きくす
るには、ピストン部材が作用する流体の圧力を高くして
もよいことから、ピストン部材が作用する作動室と動力
室との間の圧力差を大きくする方法を採ればよいが、作
動室に供給する流体の圧力を高くするには限度がある。
従って、作動室と動力室との間の圧力差を大きくするた
めには、入力要素となるポンプ羽根車と出力要素となる
タービン羽根車間の伝動作用を行う動力室へ供給する作
動流体の圧力を低くする必要がある。
然し乍ら、この作動流体の圧力、即ち押込圧は、流体継
手内での発熱の冷却或いは適宜の潤滑必要部分(例えば
、流体継手に連結された変速機の歯車部分、軸受部分、
摩擦係合装置の摩擦面などの潤滑必要部分)の潤滑等に
関与すものであり、押込圧を低くして圧力差を大きくし
て前述した点を解消しようとすると、これらの各作用に
支障を来し好ましくない。
本発明は、以上の点に鑑みなされたものであり、先ず、
流体継手の作動室に供給されピストン部材を作用なす流
体の供給流量或いは供給圧力をあげることな(作動室と
動力室との間の圧力差を大きくし、クラッチ部材を保合
或いは非係合するためのピストン部材の作動の遅れを解
消した直結クラッチ附流体継手の流体1filJ御回路
を提供するものであり、又、作動流体の果たす冷却作用
或いは潤YF4作用を疎外することなく、流体継手の動
力室内の作動流体の圧力を低くし、所謂流体継手の内圧
を下げ流体継手内の作動室と動力室との間の圧力差を大
きくし、直結クラッチの係合力を大きくした直結クラッ
チ附流体継手の流体制御回路を提供するものである。
本発明は、特に、直結クラッチを係合作動させるべく作
動室へ流体を給出したことに応答して作動室と動力室と
の間の圧力差を大きくしたものであり、より詳しくは、
作動流体が導かれ流体を介して入力要素と出力要素間の
伝動作用を行う動力室と、入力要素と出力要素とを適宜
断続すべく配設されたクラッチ部材と、前記動力室から
分離されて形成された作動室と、該作動室と前記動力室
との間の圧力差により押圧変位され前記クラッチ部材を
係合或いは非係合するピストン部材を具備した流体継手
、該流体継手の前記動力室内へ作動流体を供給するため
に用意された流体圧力源、前記作動室へ適宜流体を供給
し或いは排出し前記クラッチの断続を制御する直結クラ
ッチ制御装置、該直結クラッチ制御装置が前記作動室へ
流体を給出したことに応答して前記流体圧力源から供給
された前記動力室内の内圧を低下させ前記作動室と動力
室との間の圧力差を大きくさせる制御手段を備えてなる
直結クラッチ附流体継手の流体制御回路である。
又、本発明は、作動流体が導かれ流体を介して入力要素
と出力要素間の伝動作用を行う動力室と、入力要素と出
力要素とを適宜断続すべく配設されたクラッチ部材と、
前記動力室から分離されて形成された作動室と、該作動
室と前記動力室との間の圧力差により押圧変位され前記
クラッチ部材を係合或いは非係合するピストン部材を具
備した流体継手、該流体継手の前記動力室内へ作動流体
を供給するために用意された流体圧力源、該流体圧力源
からの作動流体を前記動力室内へ導く導入流路、前記動
力室内の作動流体を導出して適宜の流体必要部材へ導く
導出流路、前記作動室へ適宜流体を供給し或いは排出し
前記クラッチの断続を制御する直結クラッチ制御装置、
該直結クラッチ制御装置が前記作動室へ流体を給出した
ことに応答して前記導入流路から前記動力室内へ導(作
動流体のすくなくとも一部を前記導出流路に直接小流さ
せる制御弁を備えてなる直結クラッチ附流体継手の流体
制御回路である。
更に、本発明は、作動流体が導かれ流体を介して入力要
素と出力要素間の伝動作用を行う動力室と、入力要素と
出力要素とを適宜断続すべく配設されたクラッチ部材と
、前記動力室から分離されて形成された作動室と、該作
動室と前記動力室との間の圧力差により押圧変位され前
記クラッチ部材を係合或いは非係合するピストン部材を
具備した流体継手、該流体継手の前記動力室内へ作動流
体を供給するために用意された流体圧力源、該流体圧力
源からの作動流体を前記動力室内へ導く導入流路、前記
動力室内の作動流体を導出して適宜の流体必要部材へ導
く導出流路、前記作動室へ適宜流体を供給し或いは排出
し前記クラッチの断続を制御する直結クラッチ制御装置
、該直結クラッチ制御装置が前記作動室へ流体を給出し
たことに応答して前記動力室内の作動流体の圧力を低下
させるべく前記導出流路に配設された制御弁手段を備え
てなる直結クラッチ附流体継手の流体制御回路である。
以下、本発明を図面に基づき実施例について説明する。
先ず、第1A図により本発明が適用される直結クラッチ
附流体継手を有する変速機の一例を説明する。流体継手
の−っであるトルクコンバータ10は一般に周知の3要
素1段2相式のものであり、機関であるエンジンの出力
軸に連結されるポンプインペラ(ポンプ羽根車)12と
歯車装置20の入力軸13に連結されるタービンランナ
(タービン羽根車)14及びケース15にワンウェイブ
レーキ16を介して支持されるステータホイール17と
から成っている。又、このトルクコンバータlOにはポ
ンプインペラ12とタービンランナ14、即ちエンジン
出力軸11と変速機20の入力軸13とを直結にする直
結クラッチ(ロックアツプクラッチ)が設けられている
入力軸13の後方には変速機20の出力軸19が同志的
に配設されており、これら両軸の間には夫々太陽歯車(
21s、22s、23s)、輪環内接歯車(21r、2
2 r、23 r)及び該両歯車間の噛合連動関係を構
成する遊星子歯車(21p・21p、22p、23p)
を回転自在に支持する支持腕部利(21c、22 c、
23 c)を備えた3組の遊星歯車機構21,22.2
3が順次配設されている。第1の遊星歯車機構21の太
陽歯車21sと第2の遊星歯車機構22の輪環内接山車
22rと第3の遊星歯車機構23の太陽歯車233とが
駆動的に連結されており、これらを入力軸】3に対し係
合または解放し肖る第1クラツチC1が配設されている
。又、第1の遊星歯車機構21の支持腕部材21cと第
2の遊星歯車機構22の太陽歯車22sとが駆動的に連
結されており、これら連結体を入力軸13に対し係合ま
たは解放し得る第2クラツチc2が入力軸側に配設され
ている。又、第2クラツチc2の外周部にはこれら連結
体をケース15に固締し得る第3ブレーキB3が配設さ
れている。第1の遊星歯車機構21の輪環内接歯車21
rと第3の遊星歯車機構23の輪環内接歯車23rとは
夫々第2ブレーキB2及び第1ブレーキB1により各々
ケース15に固締されうる。第2の遊星歯車機構22の
支持腕部材22cと第3の遊星歯車機構23の支持腕部
材23cとは互いに駆動的に連結され且つ出力軸19に
駆動的に連結されている。
此のような構成の動力列において、第1クラツチCIと
第1ブレーキB1とを係合させると前進第1速が完成し
、第1クラツチc1と第2ブレーキB2とを係合させる
と前進第2速が完成し、第1クラツチC1と第3ブレー
キB3とを係合させると前進第3速が完成し、第1クラ
ツチC1と第2クラツチC2とを係合させると前進第4
連(直結駆動)が完成し、第2クラツチC2と第1ブレ
ーキB1とを係合させると後進駆動が完成するようにな
っている。この関係を表にまとめると第1表の如くなる
第 1 表 面して、これらのクラッチ及びブレーキが複数の摩擦係
合装置を呈している。
次に本発明に従った制御回路について第1B図乃至第1
E図を参照して説明すると、制御回路は流体°圧力源を
呈するオイルポンプ30.調圧弁(レギュレータバルブ
)40.安全弁50(セーフティバルブ)、流体圧力源
からの流体を複数の摩擦係合装置に適宜切換えて供給す
る切換弁であるマニュアルハルプロ0、スロットルバル
ブ70゜スロットルモジュレータバルブ80.切換弁6
0と複数の摩擦係合装置の前進態様時に適用される複数
の摩擦係合装置とを結ぶ流路中に配設されており変速信
号に応動して当該複数の摩擦係合装置への流体の給排を
制御する複数の変速弁となる1=2シフトバルブ110
,2;!3シフトバルブI20.3;!4シフトバルブ
130、複数の変速弁110.120,130の夫々へ
変速信号を出力する第1信号弁210.第2信号弁22
0、複数の摩擦係合装置CI、C2,Bl、B2.B3
へ供給する流体の圧力を夫々調整する關整弁(トリマー
パル)゛ン310,320,330.,340゜350
、直結クラッチ18を係合操作し得る制御系400を構
成する直結クラッチ制御弁4】0゜トルクコンバータへ
の圧油を制御するトルクコンバータ制御弁420.潤滑
流路を制御する潤滑制御弁430から成っている・ 主に第1E図を参照して以下説明する。ポンプ30ば直
接エンジン出力軸11からポンプインペラ13を介して
駆動され、これによりポンプ30はオイルタンク31か
ら濾過器32及び吸入流路33を経て流体を吸入し吐出
流路34へ吐出する。流路35は調圧弁40に連通して
おり、複数の摩擦係合装置CI、C2,Bl、B2.B
3を係合させ変速ta20に所定の動力列を保証するラ
イン圧流路である。
調圧弁40はライン圧流路35内の流体圧を調圧するた
めに働くものであり、バルブボディ41内の弁孔に嵌合
する同径のランド42a、42b、42Cを有するバル
ブ42と、該バルブを図の下方に押圧するスプリング4
3と、該スプリング43を保持するとともに図の上下方
向に可動で且つバルブボディ41内の弁孔に嵌入固定さ
れたバルブスリーブ44に嵌合されたランド45aを伴
い(別体、一体何れでもよい)プリング43の受座を呈
する座部45b、案内軸部45Cを有するスプリングリ
テーナ45と、バルブボディ41内の弁孔に嵌入固定さ
れたバルブスリーブ46に嵌−合され異なる径のランド
47a、47bを有するプランジャ47とが含まれてい
る。バルブボディ41はボート41a、41b、41c
、41d。
41e、41f、41g、41h、41kを有する。ボ
ート41fは排出ボートであり、流路3Gにより吸入流
路33に連通されている。ボート41b、41cばオイ
ルタンク31に連通ずる排出ボートである。ボート41
aは、バルブスリーブ44の油室44a内に連通ずるボ
ートである。ポーl−41dは、その途中に絞り48を
有する流路37によりトルクコンバータ1oに連通され
、トルクコンバータ10に潤滑油を供給する。ボート4
1eには吐出流路34とライン圧流路35とが連通され
ている。ボート41gはバルブ42とプランジャ47と
の間の室に連通ずるボート、又ボート41にはプランジ
ャ47の端illが露呈する室に連通ずるボートである
。ボート41hは絞り49を介して分岐流路35aによ
りライン圧油路35に連通されている。
マニュアルバルブ60は、ボート612.61b、61
c、61d、61e、61 f、(ilg。
61hを有するバルブボディ61と該バルブボディに形
成された弁孔内に密封的に摺動可能に嵌入される同径の
ランド62a、62bと操作杆に連繋される環状溝部6
2cを有するハルプロ2を含む。ボート61bは前述の
ライン圧油路35に分岐油路35cを介して連通されて
おりライン圧が導かれている。ボート61aば流路63
により3=4シフトバルブ130の入力ボート131d
に連通されている。ボー)61cば流路64によりレギ
ュレータバルブ4oのボート41 Kに連通されており
、適宜必要に応じて64aが介在される。ボート6]d
は流路65により第1クラツチCIに連通されるととも
に第1クラツチcl用の調整弁350のボート351a
及びボート351dに連通されており、又、■−2シフ
トバルブ110の入力ボート1lleに連通されており
、更に、第2信号弁220の電磁弁5OL2.入力ボー
ト221eに連通されている。ボート61dはまた流路
66 (流路65から分岐した流路でも良い。)により
スロワI・ルバルブ70の入力ポードア1dに連通され
るとともにスロットルモジュレータバルブ80の入力ポ
ードア1dに連通されている。ボート61eは流路67
により3.24シフトバルブ130の制御ボー1−13
1bに連通されている。ボート61fは流路68により
2−3シフ第 2 表 ト弁1200)制御ボート121bに連通されている。
ボート61gは流路69によりl−2シフトバルブ11
0の制御ボー)111kに連通されている。而して、バ
ルブ62の操作位置と各ボートに連通した流路に給出さ
れるライン圧の関係を示すと第2表の如くなる。尚、第
2表に於て、○印はライン圧が給出されている状態を示
す。
スロットルバルブ70は、ボート61a乃至61fを有
するボディ71と、該ボディ71に形成された弁孔内に
密封的に摺動iiJ能に嵌入された同径のランド72a
、72bおよびこれらのランドより小径で同様に弁孔に
嵌入されたランド72bを有するバルブ72と、エンジ
ンの出力を代表する信号の一つであるスロットル開度変
化に応じて連動するよう連繋されボディ71の弁孔内に
摺動可能に嵌入されたプラグ73と、該プラグ73とバ
ルブ72との間に弾装されたスプリング74を含む。ボ
ート71cは流路75により絞り76を介してボー1−
71fに連通されており、又流路75によりレギュレー
タバルブ40のボート41aに(fl宜必要に応じて絞
り75Q1を介して)連通されている。更に流路75か
ら分岐しく適宜必要に応じて絞り75Q2が介在され)
た流路75aにより、スロットルモジュレータバルブ8
0の信号ボート81aに連通されるとともに、エキゾー
ストコントロールバルブ140の制御ボート141aに
連通されている。而して、入力ポードア1dから導入さ
れたライン圧は、スプリング74の荷重に対応した圧に
調整されて流路75,75aへ出力される。スプリング
74の荷重はプラク73の変位によって変化され、即ち
、エンジンのスロットル開度に応じて変化されることか
ら、調整された圧はスロットル開度に対応した所nWス
ロットル圧(p t h)となる。尚、ボート71a。
71b、71gはドレーンボートを呈している。
スロットルモジュレータバルブ80は、ボート81a乃
至81eを有するボディ81と、この弁孔内に密封的に
摺動可能に嵌入された同径ランド82a、82bおよび
これらより小径で同様に弁孔内に嵌入されたランド82
cを有するバルブ82と、このバルブを図示右方へ押圧
するべく弾装されたスプリング83を含む。ボー)81
cは絞り85を介して制御ボート81eに連通されてお
り、流路84により調整弁310,320,350の信
号ボート311b、321b、351bに夫々連通され
ている。而して、ボート81dがら導入されたライン圧
(P L)を、スロットル圧(Pth)に対応した別の
圧である所謂スロットルモジュレーク圧(P t hm
)に調整してボート8JCから流路84へ出力する。
主に第1F図を参照して、以下説明する。第1信号弁2
10は、ボート211a乃至211gを有するボディ2
11と、このボディに形成された弁孔内に密封的に摺動
可能に嵌入された同径のランド212a、212b、2
12cを有するノ〈ルブ212と、このバルブを図示上
方へ押圧するべく弾装されたスプリング213を含む。
ボート211aは流路35fにより絞り35Q1を介し
て流路35eに連通されている。流路35rcこしよ当
該流路内の圧油を適宜排圧する電磁弁s o L iが
附設されている。ボート211bは入力ボートであり流
路35eからライン圧が導かれてし)る。、1ミート2
11Cは流路214により、lキ2シフ1−バルブの信
号ボート1llbに連通されてし)る。
ボート211eは流路215により、3−4シフトバル
ブ130の信号ボー)131aに連通されている。ボー
ト211fは第2信号弁220の出カポ−)221cに
連通されている。ボート211dおよびボート211g
はドレインボートを呈している。
第2信号弁220は、ボート221a乃至221eを有
するボディ221と、これに形成された弁孔に密封的に
摺動可能に嵌入された同径ランド222a、222bを
有するバルブ222と、このバルブを図示」二方へ押圧
するべく弾装されたスプリング223を含む。ボート2
21aは流路65aにより、絞り65Q1を介して流路
65に連通されている。流路65aにば当該流路内の圧
を排圧する電磁弁5OL2が附設されている。ボート2
21Cは流路224により、第1信号弁21Oのボート
211fに連通されるとともに、i=2シフトバルブ1
10の信号ボー)111aおよび2−3シフトバルブ1
20の信号ボート121aに連通されている。
電磁弁5OL1,5OL2は何れも通電(ON)状態で
、流路35 g、35 bを開放する型式である。従っ
て、流路35e及び流路[i 5からライン圧が導かれ
ている状態において、電磁弁5QL1.5OL2が通電
されると信号弁210,220のバルブ212,222
は図示左半分に示した如くスプリング213,223に
より上方に位置される。又、電磁弁5QL1.5LO2
が非通電(OFF)とされるとボート211a、221
aからライン圧がバルブ212,222の上方端面に作
用し図示右半分に示した如くスプリング213.223
を圧縮して下方に位置される。
而して、電磁弁5OLI、5OL2とバルブ212.2
22の位置及び流路214,215.224へのライン
圧の給出関係をまとめると第3表の如くなる。
1〃〕、第3表に於て、ONは電磁弁通電状態を、OF
 Fは電磁弁非通電状態を、下方はバルブが下方(図示
右半分の)位置にある状態を、上方はバルブが上方(図
示左半分)位置にある状態を、および、0印は信号圧が
検出された状態を夫々示す第 3 表 次に、主として第1D図を参照して以下説明する。1;
!2シフトバルブ110は、ボート111a乃至111
kを有するバルブボディ111と、このボディ内に形成
された弁孔に密封的に摺動可能に嵌入された同径のラン
ド112a、112b、112cを有するバルブ112
と、該バルブの図示上方に弁孔に密封的に摺動可能に嵌
入されたプラグ1.13と、このプラグ113を図示下
方へ押圧すべく弾装されたスプリング114及び、バル
ブ112をスプリング114の附勢力に抗して図示上方
へ押圧ずべく弾装されたスプリング115を含む。ボデ
ィ1llcは、流路116により絞り116Q1を介し
て油溜に連通されているとともに、エキゾーストコント
ロールバルブ140のボート141bに連通されており
、適宜絞り116Q2が設けられる。而して、この流1
?& 116が排出用流路を呈している。ボー1−11
1 dは、Wtl?!i 11 ’rによ2−3シヤフ
トバルブ120のボー 1−121 fに連通されてお
り、且つ分岐した流路117により、第1E図のレギュ
レータバルブ40のボート41gに連通されている。こ
のボーl−41gへの連通は、適宜絞り117Q1を介
在してなされる。更に、ボー1−111 dは流路11
7により第1B図の直結クラッチ制御弁410部分に連
通されている。ボート111eにば流路65から圧油が
供給され、又ボート1llfには流路35dから圧油が
供給される。ボー)111gは流路により、第1ブレー
キB1に連通されるとともに、第1ブレーキBl用の調
整弁310のボート311a及びボー1−311dに連
通されている。
2−3シヤフトバルブ120は、ボート121a乃至ボ
ート121kを有するバルブボディ121と、このボデ
ィ内に形成された弁孔に密封的に摺動可能に嵌合された
同4’lのランド122a、]22b、122cを有す
るバルブ122と、このバルブ122を図示上方に押圧
ずべく弾装されたスプリング123と、バルブ122の
上方に位置し、ボディ121内に形成された弁孔に嵌入
固定されたバルブスリーブ124に形成された弁孔に密
封的に摺動可能に嵌合された異る径のランド125a、
125bを有するプランジャ125とを含む。このプラ
ンジャ125の下端は、バルブ122の上端に当接し得
る。ボート12】aは、スリーブ124の上端の室に連
通されており、その流路214からの圧油を導入する。
ボート121bは、スリーブ124に嵌合したプランジ
ャ125のランド125aと125bとの差面積部分に
連通しており、流路68からの圧油を導入する。
ボート121dは、流路126により絞り126Q1を
介して油溜に連通されているとともに、エキゾーストコ
ントロールバルブ140のボート141dに連通されて
おり、適宜絞り126Q2が設けられる。面して、この
YIL路126が排出用流路を呈している。ボート12
1eは、流路127により3コ4シフトバルブ130の
ボー1−131fに連通されている。ボー1−121 
fには流路117から圧油が導入される。ボート121
gは、流路12Bにより第2ブレーキ132に連通され
るとともに、第2ブレーキB2用の調整弁320のボー
ト321a及びボート321dに連通されている。ボー
1121c、121++、121にはドレーンボートで
あり、ボートl 21 Itは、適宜絞り129Qを介
して油溜に連通される。
3−4シフトバルブ130ば、ボート131a乃至13
1kを有するバルブボディ131と、このボディ131
内に形成された弁孔に密封的に摺動可能に嵌合された同
i条のランド132a、132b、132cとを有する
バルブ132と、このバルブ132を図示上方に押圧ず
べく弾装されたスプリング133と、バルブ132の上
方に位置し、ボディ131内に形成された部孔に嵌入固
定されたバルブスリーブ134に形成された弁孔に密封
的に摺動可能に嵌合された異る径のランド135a、1
35bを有するプランジャ135とを含む。このプラン
ジャ135の下端は、バルブ132の上端に当接し得る
。ボート131aば、スリーブ134の上端の室に連通
されており、その室に流路215がらの圧油を導入する
。ボート131bはスリーブ134に嵌合したプランジ
ャ135のランド135aと135bとの差面積部分に
連通しており、流路67からの圧油を導入する。ボート
131dには流路63からの圧油が導かれており、適宜
絞り63Qを介して導入される。
ボーI−13eは、流路136により第2クラツチC2
に連通されるとともに、第2クラツチc2用の調整弁3
40のボート341a及びボート341dに連通されて
いる。ボート131gは流路137により第3ブレーキ
B3に連通されるとともに、第3ブレーキB3用調整弁
330のボート331a及びボート331dに連通され
ている。ボ−1131c、131h、131にはドレー
ンポートであり、ボート131hは、適宜絞り139Q
を介して油溜に連通される。
コニキソ゛−ストコントロールバルフ′140は、ポ)
141a乃至141aを有するバルブボディ141と、
このボディ内に形成された弁孔に密封的に摺動可能に嵌
合された同径のランド142a、142bを肴するバル
ブ142と、ごのバルブ142を図示左方に押圧ずべく
弾装されたスプリング143を含む。ボート141aに
は流路75aからスロットル圧(Ptb)が導かれてい
る。
ボー1−141 bば流路116が、又ボート141d
には流路126が夫々連通されている。又ボート141
C及びボート141eは夫々ドレーンポートを呈してい
る。而して、図示状態では、ボー1−141bとボート
141Cとが、又ボート141dとボート1.416と
が連通されている。バルブ142が右方へ変位されると
これらの連通度合が減少し、ついには連通が遮断される
。従って、スロットル圧(P t h)に応じて連通度
合が制御送に、主として第1C図を参照して以下説明す
る。調整弁310は、ボート311a乃至311fを有
するバルブボディ311と、このボディ内に形成されて
おりボート311a及びボート311bが開口するシリ
ンダに密封的に摺動可能に嵌合されたピストン312と
、ボディ311内に形成されボート311c、311d
、311eが開口する弁孔に密封的に摺動可能に嵌合さ
れた同径ランド313a、313bを有するバルブ31
3と、このバルブ313とピストン312との間に弾装
されたスプリング314と、ボディ311内に形成され
ボディ311fが開口するシリンダに密封的に摺動可能
に嵌合されたピストン315と、このピストン315を
図示上方へ押圧するスプリング316と、このスプリン
グ316を保持するリテーナ317とを含む。ボディ3
11aと流路118とは二つの流路で連結されており、
一方の流路には一方向弁CVIが配設されている。ボー
ト311bにば流路84から、スロットルモジュレータ
バルブ80から出力されたスロットルモジュレータ圧(
Pthm)が導かれる。ボート31idは絞り319Q
を介してボート311eに連通されるとともにボート3
11fに連通されている。尚、ボー1−31 l bは
ドレーンボートである。
調整弁320,330,340,350は基本的に同じ
構成である為、調整弁320について説明することによ
り他の調整弁の説明をしたものとする。 調整弁320
は、ボート321 a乃至321eを有するバルブボデ
ィ321と、ボディ321内に形成されボート321a
、:(21bが開口するシリンダに密封的に嵌合された
ピストン332と、ボディ311内に形成されボート3
21c、321d、321eが開口するJr孔に密封的
に摺動可能に嵌合された同径ランド323a、323b
を有するバルブ323と、ごのバルブ323とピストン
332との間に弾装されたスプリング324とを含む。
ボート321dは絞り329Qを介してボート321e
に連通されている。ボーl−321bには、流路84か
ら、スロットルモジュレータバルブ80から出力された
スロットルモジュレータ圧(P t h)が導かれてい
る。ボート321dはドレーンボートである。調整弁3
30.340のボー1−331b、341bは流路84
には連通されておらず、ドレーンボートを呈している。
尚、調整弁330,340,350に於て、数字の下1
桁及びアルファヘットがgIliI’l弁320と同じ
ものは、調整弁320と同一部材或いは均等部分を示す
次に、主として第1B図を参照して以下説明する。直結
クラッチ制御弁410は、ポート411a乃至411e
を有するボディ411と、このボディに形成された弁孔
内に密封的に摺動可能に嵌合された同径のランド412
a、412bを有するバルブ412と、このバルブを図
示左方へ押圧するべく弾装されたスプリングを含む。ボ
ート411aは流路117aにより絞り117Q3を介
して流路117に連通されたとともに、トルクコンバー
タ制御弁420のボート421aに連通されており、流
路117aから分岐した流路117bに附設された電磁
弁5QL3により、流路117a、117b内の圧が適
宜排圧される。電磁弁5OL3は非通電(OFF)状態
で流路117bを開放する型式である。ボート411 
Cは、流路415により直結クラッチ18に連通されて
いる。ボート411dは絞り117Q2を介して流路1
17に連通されている。ボート411b、411eはド
レーンポートを呈している。
トルクコンバータ制御弁420は、ポート421a乃至
421eを有するバルブボディ421と、このボディ内
に形成された弁孔に密J、・1的に摺動可能に嵌合され
た同径ランド422a、4.22bを有するバルブ42
2と、このバルブを図示左方へ押圧ずべく弾装されたス
プリング423を含む。ボート421 aには流路11
7aからの圧油が導かれる。ボート421bは、絞り4
25Q1を介して流路425によりトルクコンバータ1
0に連通されている。ボート421Cは、絞り425Q
2を介して流路425に連通されている。ボー1−42
1dば、絞り426Q1を介し流路426により、流路
426aから歯車装置20の潤滑必要部分(Lub)に
連通されている。ボート421eはドレーンボートを呈
している。而して、このトルクコンバータ制御弁420
と直結クラッチ制御弁410は、電磁弁5OL3によっ
て作動力(操作されるものであり、流路117から圧油
が導かれている状態において、電磁弁5OL3が非通電
(OFF)されるとボート411a、’421aからバ
ルブ412,422に作用してし)た圧が排圧され、バ
ルブ412,422はスプリング413.423の附勢
力により、夫々図示左方(下半分で示す位置)に位置さ
れる。又、電磁弁5QL3が通電(ON)とされると、
ボート411a。
421aから圧油がバルブ412,422の左方端面に
作用し、夫々図示右方(上半分で示す位置)に位置され
る。
潤滑制御弁430は、ボート431a乃至431dを有
するバルブボディ431と、このボディ431内に形成
された弁孔に密封的に摺動可能器こ嵌合された同径のラ
ンド432a、432bを有するバルブ432と、この
バルブを図示右方へ押圧ずべく弾装されたスプリング4
33を含む。ボディ431Cは流路426に連通され、
又、ボディ431dは絞り46Q2を介して流路426
に連通しており、この流路426は流路427によりト
ルクコンバータ10に連通されている。流路427には
クーラ427Cが介装されている。
次に、以上の構成による作用を説明する。先ず車輌のエ
ンジンの始動に当っては、変速機を中立(N:ニュトラ
ル)状態とせねばならず運転室内の操作杆を中立(N)
にシフトすると、これに連動して、第1E図中に示され
る、マニュアルバルブ60のハルプロ2が、図示状態か
ら左方へ変位されランド62bがボディ61Cとボディ
61dとの杆に位置し、ランド62aがボディ61aの
右側に位置される。この状態で、中立(N)検出スイッ
チが作動し、エンジン始動が可能となる。
エンジンが始動されると、オイルポンプ30が駆動され
オイルタンク31から濾過器32及び吸入流路33を経
て流体を吸入し吐出流路34へ吐出する。吐出流路34
内の流体は、1周圧弁40のボート41eへ導かれると
ともに流路35からの分岐流路35aから絞り49を介
してボート41hからプランジャ47のランド47aと
ランド47bとの差面積部に導かれる一方、流路35か
らの分岐流路35Cからマニュアルバルブ60を経て流
路64から絞り64. Qを介して、プランジャ47の
ランド47bの下端面部に導かれる。これにより調圧弁
40のプランジャ47に作用した流体による力によりバ
ルブ42をスプリング43の附勢力に抗して図示上方に
押し上げる。バルブ42が図示上方に変位されると先ず
ランド42aがボート41dとボー1−418との連通
を開始し、その連通度合を変位に対応して増す。これに
より、ボー)41eからボート41dへ流体が導かれ、
絞り48を介して流路37から第1B図示のトルクコン
バータ制御バルブ420のボート421Cに導かれる。
ところで、電磁弁5OL3は非通電(OF F)状態に
なるため、バルブ422は図示左方(下平分で示す位置
)に位置し、ボート421bと4210とが連通されて
いる。従って、ボート421Cに導かれた流路は、絞り
425Q1.425Q2を経て流路425からトルクコ
ンバータ10へ供給される。そして、トルクコンバータ
lOの作動流体として充満される。その後充満された流
体は、流路427からクーラ427Cを経て流路426
aから変速機の潤滑必要部分(Lub)へ供給される。
このように流れる流体の量が、増大し或いは潤滑必要部
分への流路の抵抗が人であると、潤滑制御弁430のバ
ルブ432(7)右端面に作用する圧が増えることにな
りバルブ432が左動してランド432aがボート43
1Cをドレーンボート431bに連通し、排圧する。
するとバルブに作用する圧が減少するためバルブ432
はスプリング433の1(1」勢力により右動されボー
ト431Cとボート431bとの連通を遮断する。これ
により、バルブ432に作用していた圧が増える。この
ような作動をくり返して、結果として、流路426.4
27,426a内の流体圧を略一定に調整する。
と、ころで、第1E図示の調圧弁において、ボート41
eに導かれた流体の圧が所定の圧となって、おればバル
ブ42はボート41eとボート41dを連通させ、ボー
ト41eとボート41fとは連通しない状態で間圧作用
を行う。然し乍ら、ボート41eに導かれた流体の量が
増大(例えば、エンジンの回転速度が上昇して、ボート
30の吐出流量が増大)したような場合には流体の圧が
増大することになる。すると、プランジャ47に作用し
た圧によりバルブ42を図示上方へ押上げる力が増大し
、スプリング43の附勢力に抗して、バルブ42が更に
上方へ変位されボート41eとボート41fとが連通さ
れる。これによりボート41eに導かれた流体がボー1
−41 fから流路36からオイルタンク31へ埋戻さ
れる。これにより、流路35へ導かれる流体の圧は低下
し、プランジャ47に作用している圧も下がるため、バ
ルブ42がスプリング43の附勢力により図示下方へ押
戻され、ボート41eと41fとの連通が遮断される。
これにより、流路35へ導かれる流体の圧は増大する。
而して、この圧の増大、低下がくりかえされることによ
って、プランジャ47に作用する圧により力とスプリン
グ43の附勢力との均合によって略一定の所定圧に調整
される。この調整された圧をここではライン圧と称して
以下説明する。
流路35に選出されたライン圧は、流路35の分岐流路
35dからlコクシフト弁110のボート111fへ導
かれるとともに、流路35eがら第1信号弁210のボ
ート211bへ導がれ、更に、絞り35Q1を経て流路
35fがらボート211aへ又流路35gから電流弁S
QL 1へ導かれる。
ここで、電磁弁SQL 1及び5OL2の作動について
述べると、電磁弁5OLI、5OL2は図示しない電子
制御装置からの信号により切換作動される。一般に、電
磁弁5OLI、−3QL2の切換作動は、主にエンジン
の出力を代表する信号と車速を代表する信号によって、
予め設定された関係で信号が出力される。この際必要に
応じて、路面の勾配、積載荷重等の条件が加味されるこ
ともある。而して、運転席に設けた操作杆の位置(シフ
トポジション)、即ちこれに運動するマニュアルバルブ
60の位置(この例では、第1E図に於て、Ml、M2
.M3.MDで示す圧力検出器により位置検出を行なっ
ている。)に関連して、この変速機の制御装置としては
、第4表の如く、電磁弁5OLI、5OL2の作動状態
が設定されている。
又、5OL3はトルクコンバータ10の直結クラッチ1
8係合或いは非係合させるべく操作されるものであり、
前述の如き電子制御装置(図示せず)からの信号に応答
して作動する。又、a・要に応じて、手動切換スイッチ
等からの信号によって作動される。
5QL3を通電(ON)状態にすると直結クラッチ18
が係合され、非通電(OFF)状態とされると直結クラ
ッチ18は非係合とされるのである。
次に、このような設定に基づき、変速機の作動について
以下説明する。
中立(N)聾IL 運転席にある操作杆を中立(N)にシフトすると、前述
した如くマニュアルバルブ6oのバルブ62が図示位置
から左方へ変位され、流路35Cから導かれたライン圧
は第2表に示した如く流路64へのみ導かれる。これに
より、調圧弁4oは中立範囲として定められた所定のラ
イン圧(PLn〕に流体圧を調整する。この中立(N)
態様に於て、電磁弁5OLI、5OL2 (第1D図を
参照)は第4表に示した如く共に非通電(OFF)であ
り、第3表に示した如く、信号弁210.220のバル
ブ212,222は共に下方に位置される。この時流路
65にはライン圧が供給されておらず、流路224,2
15にはライン圧が給出されていない。
又、流路35eにライン圧が供給されているが、信号弁
210のボー1−21 l bは閉じられている為、流
路214にはライン圧が給出されてぃない。これにより
、第4表に示した如くシフト弁110,120,130
は全て第1C図示上方(右半分に示した状態)に位置さ
れる。従って、流路35dから導入された流体は、流路
118から第1ブレーキB1に供給される。このとき、
調整弁310の作用により、流路118に流体が供給さ
れた時点から所定時間ライン圧(PLn)が適宜調整さ
れる。即ち、ボー)311dに導かれた流体は、絞り3
19Qを介してボート311eからバルブ313の下端
に作用するが、このとき同時にボート311fからピス
トン315の上端に作用する。従って、このピストン3
15を図示上方へ押圧するスプリング316の附勢力を
適宜設定し、例えばバルブ313が押上げられる前にピ
ストン315が変位するようにすると、ピストン315
が変位を終了するまでは、Ml!J整作用が行われずに
、流体が第1ブレーキBlに供給され、このサーボピス
トンが初期変位した時期にピストン315変位を終了す
ると、バルブ313の下端に作用する圧が上昇する。こ
れによりバルブ313が上動して、ランド313aがド
レーンボート311Cとボート311dとを連通ずる。
この結果ボート311d及びこれに連通した流路の圧が
低下し、バルブ313を上方へ押圧する力も減少し、バ
ルブ313はスプリング314により下方へ押戻される
。するとボート311Cと311dとの連通が遮断され
、ボート311d及びこれに連通した流路の圧が上昇し
、バルブ313を上方へ押圧する力も増大し、バルブ3
13が再び上方へ押圧され上述した動作が繰り返され、
スプリング314の附勢力に対応した圧に調整される。
一方、ボート311aこの圧が導かれており、ピストン
312に作用しスプリング314を弾縮するべくピスト
ン312が図示下方に変位される。この結果、スプリン
グ314のト1(勢力が増大し、結果として調整圧力が
漸次増大し、ピストン312が変位終了して図示半分の
状態となり直接バルブ313に当接すると、バルブ31
3による調整作用が停止され、流路内の圧はライン圧ま
で上昇する。
これにより、第1ブレーキB1の係合外円lhに行われ
る。
このような中立(N)B様に於て5OL3が、電子制御
装置の誤作動或は運転車輌用制動液厚制御装置が5OL
3専用の手動スイッチを誤つ操作し、通電(ON)され
たとしても、流路117に流体が導かれていないため、
直結クラッチ制御弁410.1−ルクコンハータ制御弁
420は第1B図左方に位置(下半分で示す如り)シた
ままで、作動せず直結クラッチ18は開放状態のままと
なっている。
後進(R)態様 次に運転席になる操作杆を後進(R:リバース)にシフ
トすると、これに連動して、第1E図中に示されるマニ
ュアルバルブ60のバルブ62が(N)位置から更に左
方へ変位されランド62aがボーI・61 aの左側に
位置され、ランド62bがボート61bと61cとの間
に位置される。これにより、流路64は流路35cとの
連通を断たれ、ドレーンに連通される。同時に流路63
が流路35cと連通される。
流路64がドレーンに連通されることがらプランジャ4
7のランド47bの下端面に作用していた圧が押圧する
力が減少(プランジャ47のランド47aと47bとの
差面積部に作用するカたりになり)する。この結果とし
てスプリング43の附勢力に対抗する力が減少し、この
分だけ圧が高くなり、調圧弁4oは後進範囲として定め
られた所定のライン圧(PLr)に流体圧を調圧するこ
とになる。
流路63が流路35cに連通されると、ライン圧(PL
e)の流体が流路63がら3−4シフト弁130のボー
)131dに導かれる。この後進(R)範囲に於て、電
磁弁5OLI、5OL2は第4表に示した如く共に非通
電(OF F)であり、信号弁210. 220(Dハ
/Izブ212,222は共に下方に位置され、前述し
たと同様に流路214.215,224にはライン圧が
給出去れず、第4表に示した如くシフト弁110,12
0゜130は全て第10図示上方(右半分に示ルた状態
)に位置される。
従って、3;!4シフト弁130のボート131dに導
かれた流体は流路136から第2クラツチC2に供給さ
れる。このとき、調整弁340の作用により、流路13
6に流体が供給された時点から所定時間ライン圧(PL
r)が適宜調整される。即ち、ボート341dに導かれ
た流体は、絞り349Qを介してボート341eからバ
ルブ343の下端に作用し、バルブ343が(第1C図
示)上方へ押圧変位され、ボー1−341 dがドレー
ンボート341cに連通ずる。この結果ボート341d
及びこれに連通した流路の圧が低下し、バルブ343を
上方へ押圧する力も減少し、バルブ343はスプリング
344により下方へ押戻される。これによりボート34
1Cと341dとの連通が遮断され、ボー)341dと
よびこれに連通した流路の圧が上昇し、バルブ343を
上方へ押圧する力も増大し、バルブ343が再び上方へ
押圧され上述した動作が繰り返され、スプリング344
の附勢力に対応した圧に調整される。一方、ボート34
1aにこの圧が導かれており、ピストン342に作用し
スプリング344を弾縮するべくピストン342が図示
下方に変位される。この結果、スプリング344の附勢
力が増大し、結果として調整圧力が漸次増大し、ピスト
ン342が変位終了して図示半分の状態となり直接バル
ブ343に当接すると、バルブ343による調整作用が
停止され、流路内の圧はライン圧まで上昇する。これに
より第2クラツチC2の係合が円滑に行われる。尚、第
1ブレーキB1は係合状態のままとなっており、変速機
に後進動力列が完成する。
而して、車輌のブレー キを解除し、アクセルペダルを
踏込むと車輌は後進を始める。
このような後進(R)態様に於ても、前述の中立(N)
態様の場合と同様に、電磁弁5OL3が誤って通電(O
N)されても、直結クラッチ18は、開放状態のままと
なる。
直l工則と廁莱 運転席にある操作杆を前進〔D=ニドライブにシフトす
ると、これに連動して、マニュアルバルブ60のバルブ
62が第1E図示の如き(D)位置に切換られ、流路3
5cが流路64.65.’666に連通される。
操作杆が前進CD)にシフトされたことに応答して、電
子制御装置は電磁弁5OLI、5OL2を所定の関係に
位置づける。仮に、車輌が停止しているとすると、例え
ば変速機に第1速を完成するべく、電磁弁SQL 1を
非通電とし電磁弁5OL2を通電とする。
前進CD)態様に操作されたか否かは操作杆の位置を検
出すれば良いことは云うまでもないが、例えば、流路6
Gに附設した圧力検出器Mdと他の検出器Ml、M2.
M3との圧力検出状況により、第2表に示す関係から、
実際の状態を検知することができる。
流路35cから流路64に流体が給出されると、調圧弁
40の附47のランド47bの第1E図示下端面に圧が
作用し、中立CN)態様で述べたと同様に調整作用を先
ず始める。一方、流路35Cから流路66に給出された
流体は、スロットルバルブ70のボー1−71dに導入
され、エンジンスロットル開度に対応したスロットル圧
(P t h)が流路75に出力される。このスロット
ル圧(Pth)は、調圧弁40のボート41aがらスプ
リングリテーナ45のランド45aの上端面に作用し、
スプリング43をスロットル圧(Pth)に対応して弾
縮する。これにより、スプリング43の附勢力が変化さ
れ、調圧弁40は結果的にスロットル圧(p t h)
によって調整圧を変るよう働く。即ち、調圧弁40はス
ロットル開度に対応して変化(スロットル開度が増大る
と増大変化)する、前進〔D)lii囲として定められ
た所定のライン圧(PLd=PLn −f (P t 
h))に流体圧を調圧する。流路75に出力されたスロ
ットル圧(P t h)は、校り75Q2を介し流路7
5からスロットルモジュレータバルブ8oのボート81
aと、エキゾーストコントロールハルツ140のボー)
141aに導かれ、信号圧として夫々バルブ82.及び
バルブ142の図示左端に作用する。
スロットルモジュレータバルブ80は、取付當態に於て
、第1E図示當態から右動されておりボート81cと8
1dとが連通されている。従って、流路66からボート
81dへ導かれるとともに絞り85を介してボー1−8
16へ導かれバルブ82のランド82aの右端面に作用
し、バルブ82を図示左方へ押圧変位する。これにより
、ボート81Cと81dとの連通が遮断され、次いでボ
ート81cと82bとが連通され、流路84へ流出され
た流体がドレーンされ、バルブ82のランド82aの右
端面に作用している圧が低下する。この結果、バルブ8
2はスプリング83の附勢力及びボート81aから導入
されたスロットル圧(PLkI)による力により図示右
方へ押戻され、ボート81Cはボート81bとの連通が
遮断され、ボート81dに連通される。これにより、流
路66から流路84へ再び流体が流出さ、バルブ82の
ランド82aに作用している圧が上昇し、再びパルプ8
2図示左方へ押圧変位する。このような動作が繰り返さ
れて、その結果ボート81dから導入されたライン圧(
この常態ではPLd)は、スロットル圧(PLh)に対
応した別のスロットルモジュレータ圧(Pthm)とし
て調整され、流路84へ出力される。このスロットルモ
ジュレータ圧(pthm)は、流路84により調整弁3
1O,320,350のボート311b、321b、3
51bに導き、各調整弁の働きにスロットル開度に対応
した補正を加える作用をする。
流路35cから流路65へ給出された流体は、第1クラ
ツチC1へ導かれ調整弁350の働き(前述した如き調
整作用)により円滑にクラッチが係合される。一方、流
路65へ給出された流体は、1−2シフト弁110のボ
ート111eと、第2信号弁220部分へ導かれている
。又、流路35の分岐流路35dから1−2シフト弁1
10のボート1llfにも流体かだ導かれている。
〔第1速〕 而して、電磁弁SQL Iが非通電、5QL2が通電と
なっていることから、第4表に示した如く信号弁210
,220の出力流路214..215.224には信号
圧は給出されていないことがら、シフト弁110,12
0,130は全て、図示上方(第1C図に於て右半分で
示す状態)に位置している。従って、流路35dから流
路118を過て第1ブレーキB1に流体が導かれる。こ
の際、調整弁30の働きにより、第1ブレーキB1の係
合が円滑に行われる。
このブレーキB1と第1クラツチC1が係合されること
により、変速器に前進第1速の動力列が完成する。この
状態で車ビのブレーキを解除し、アクセルペーダルを踏
み込むと車輌は前進を始めるこのような第1速状聾に於
て、電磁弁5OL3が誤って通電(ON)されても、連
結クラッチ18は、開放状態のままとなっている。
面、この第1速に於けるライン圧は、PLdとなってお
り第1速を完成するに十分な圧となっている。
〔第2速〕 」二記第1速状態に於て、電磁弁SQL 1が通電され
ると、流路35fから信号弁212に作用していた圧が
流路35gから排出されるため、バルブ212は第1D
図示上方に変位し、図で左半分に示した状態となり、ボ
ート211bと211Cが連通されて、出力流路214
に信号圧が出方される。これにより、1キ2シフト弁1
10のバルブ112が第1C図示下方にて変位され、図
の左半分に示した状態となり、ボート111gのボート
111fとの連通を遮断し、ドレーンボート111hに
連通ずると同時に、ボート111dと1lieを連通ず
る。このとき他のシフト弁120.130は前の状態(
上方位置)を保っている。
従って、流路65からボー)111eに導がれた流体は
、流路117がら2コ3シフト弁120のボー)121
fからボート122gを経て、流路128により第2ブ
レーキB2に導がれている。
この際調整弁320の調整作用により、第2ブレーキB
2の保合が円滑に行われる。この係合作用と同時に第1
ブレーキB1に供給されていた流体カホート1llhか
ら排出され、第1ブレーキB2の係合が解除れれる。
而して、第1クラツチC1とブレーキB2が停台状態と
なり、変速機に前進2速の動力列が完成する。
このとき、流路117から第1E図示の調圧弁40のボ
ー1−41 gに流体が導かれる。これによって、バル
ブ42のランド42Cの下端面に圧が作用し、それまで
とは異る力でバルブ42を図示上方押圧することになる
。従って、調圧弁40は、前進CD’)態様の第2速以
上として定められた所定のライン圧(PLd=に一])
Ld)に流体圧を調整する。尚、このライン圧もスロッ
トル開度に対応して変化することは云うまでもない。
このような第2速状態に於て、流路117から直結クラ
ッチ制御弁410に流体が導かれている為、電磁弁5O
L3を通電(ON)すると、流路117bかだ閉じられ
、絞り117Q3を介し流路117aから、直結クラッ
チ制御弁410のバルブ412およびトルクコンバータ
制fffll弁420のバルブ422の第1B図示左端
面に流体が作用し、夫々のバルブが右動く図に於て、」
二半分に示した状!3)される。これにより、流路11
7へ導かれている流体が直結クラッチ制御弁410の絞
り117Q2を経て、ボート411dからボート411
Cへ導かれ流路425から直結クラッチ18の作動室へ
供給される。
一方、トルクコンバータ制御弁420へ流路37から導
かれた潤滑作用の流体は、絞り425Q2を経て流路4
25からトルクコンバータ10へ給出されるとともに、
一部の流体はボート421dから絞り426Q1を経て
流路426.流路426aから?wl滑必要箇所へ送ら
れる。即ち、ボー)421cからの流路が全て流路42
5へ給出されていた状態から、流路425と流路426
へ適宜分配されることになる。従って、トルクコンバー
タ10へ流路415から供給される流体の流量が経るこ
とになり、トルクコンバータlOの内圧は状態に於ける
所定圧(潤滑制御弁430によって調整された設定圧以
上の圧から設定圧以下の圧へ)から低下する。これによ
り、直結クラッチ18のピストン18aのクラッチ係合
方向への移動力を助勢増加させることになる。この時、
トルクコンバーク10へ供給された流体は、流路427
からクーラ427cを経て適宜冷却されて、流路426
からの流体と合流してalinI必要箇所へ送出される
。このため、潤滑性については直結クラッチ18の係合
時と非係合時とで変化がな(、潤滑不足等の支承を来す
こともない。面して、直結クラッチ18は係合作例され
、エンジンの出力軸11からの動力は直接入力軸に伝達
される。
次に、電磁弁5QL3を非通電(OF F)すると、流
路117bが開放され、直結クラッチ制fll弁410
のバルブ412及びトルクコンバータ制御弁420のバ
ルブ422に作用し“ζいた流体が排出され、両バルブ
は左動(図に於て、下半分に示した状態)し、直結クラ
ッチ18に供給されていた流体が、ボート411 cか
らボー1−41 l bを経て排出される一方、流路3
7がらの潤滑流体は、全て流路425へ給出される。こ
れにより、直結クラッチ18のピストン18aがクラッ
チ(非係合)方向へ移動し、直結クラッチが解除され、
エンジンの出力軸11がらの動力はトルクコンバータ1
0の作動流体を介してポンプ羽根車12からタービン羽
根車14に伝達され、入力軸へと伝達される。
〔第3速〕 次に、第2速状態に於て、電磁弁5OL2が非通電とさ
れると、流路65aから信号弁220のバルブ222に
圧力が作用しバルブ222が第1D図示下方に変位され
、図で右半分に示した状態となり、ボー)221dへ導
かれてぃた流体がボート221cから流路224に信号
圧として出力される。これにより、2−3シフト弁12
0のバルブ122が、プランジャ125に作用した圧に
よる力で第1C図下方に変位され、図で左半分に示した
状態となる。この結果、ボート121fはボート122
cの連通が遮断されボート121eに連通され、同時に
ボート122cがドレーンボーl−121hに連通され
る。従って、ボート12ifに導かれた流体は、流路1
27がら3に4シフト弁130のボー)131fがらポ
ート131gを経て流路136により、第3ブレーキB
3に導かれる。この際、調整弁330の調整作用により
、第3ブレーキB3の係合が円滑に行われる。
この係合作用と同時に第2ブレーキ132に供給されて
いた流体がボー1−121hから排出され、第2ブレー
キB2の係合が解除される。
而して 、第1クラツチC1と第3ブレーキB3が停台
状態となり、変速機に前進3速の動力列が完成する。
このような、第3速状態に於て、電磁弁5QL3を適宜
通電(ON) 、非通電(OFF)することにより、第
2速状態で説明したと同様に直結クラッチ18が操作さ
れるものである。
〔第4速〕 」1記した第3速状態に於て、電磁弁SQL 1が非通
電とされると流路35fから信号弁210のバルブ21
2に圧が作用し、第1D図示下方にバルブ222が変位
され、図で右半分に示した状態となり、ボー1−211
fへ導かれていた流体がボー)211eから流路215
に信号圧と出力される一方流路214に信号圧として出
力されていた流体がボート211cとボート211dと
の連通により排出される。これに′より、3ヰ4シフト
弁130のバルブ132が、プランジャ135の上端面
に作用した圧による力で、第10図示下方に変位され、
図で左半分に示した状態となる。この結果、ボート13
1fはボート131gとの連通が遮断されボー)131
eに連通され、同時にボート131gがドレーンポート
131hに連通される。
従って、ボート131fに導かれた流体は、ボート13
1eから流路136により第2クラツチC2に導かれる
。この際、調整弁340の調整作用により、第2クラツ
チC2の係合が円滑に行われる。この係合作用と同時に
第3ブレーキB3に供給されていた流体がボー)131
hがら排出され、第3ブレーキB3の係合が解除される
而して、第1クラツチC1と第2クラツチc2か停台状
態となり、変速機に前進4速の動力列が完成する。
このような、第4速状態に於て、電磁弁5QL3を適宜
通電(ON) 、非通電(OF F)することにより、
第2速状恕で説明したと同様に直結クラッチ18が操作
されるものである。
以上の説明は、第1速→第2速−・第3速−第4速と順
次変速した例であるが、例えば第1速−第3速(或いは
第4速)というように飛び越して変速することも出来る
ことは云うまでもない。又、第4速から順次第1速まで
変速する作用については上述した説明から容易に理解さ
れるので省略する。尚、この場に於ても、例えば第4速
−第2速(或は第1速)というように飛び越し゛ζ変速
できることは云うまでもない。
前進〔3〕態様 運転席にある操作杆を前進〔3〕にシフトすると、これ
に連動してマニュアルバルブ60のバルブ62が第1E
図に於て、ランド62bがボート61eと61fとの間
に位置するよう変位され、流路35Cが流路64,65
,66.67に連通される。操作杆が前進〔3〕にシフ
トされたことに応答して、電子制御装置は電磁弁5OL
I、5OL2(必要に応じて5OL3)を前進〔3〕と
して予め定められた状態で切換制御する。
流路35cから流路67に流体が給出されると、第1C
図に示す3キ4シフト弁130のボート131bからζ
プランジャ135のランド135aと135bとの差面
積部分に圧が作用する。。
これにより、例えば流路215からプランジャ135の
ランド135aの上端面に流体が作用し、その圧による
力でプランジャ135が下方に押圧されていたとすると
、その押圧力を軽減するよう働く。このため、スプリン
グ133の附勢力によりバルブ132が上動し図で右半
分で示した状態に位置される。
従って、この前進〔3〕態様に於ては、3−4シフト弁
130は、シフトされることがなく、第4表に示した如
く、第1速、第2速、第3速の状態を得ることができる
。これらの作用については、前述した(D)態様と同様
であり、前述の説明から容易に理解されるので省略する
前進〔2〕態様 運転席にある操作杆を前進〔2〕にシフトすると、これ
に連動してマニュアルノ<ルブ6°のノ〈ルブ62が第
1E図に於て、ランド62bが、Jミーl−61fと6
1gとの間に位置するよう変位され、流路35Cが流路
64,65.6G、67.68に連通される。操作杆が
前進〔2〕にシフトされたことに応答して、電子制御装
置は電磁弁5QL1.5OL2 (必要に応じて5OL
3)を予め定められた状態で切換制御する。
流路35Cから流路68に流体が給出されると、第1C
図に示す2コ3シフト弁120の、Iミート121bか
ら、プランジャ125のランド125aと125bとの
差面積部分に圧が作用する。これにより、例えば流路2
24からプランジャ125のランド125. aの上端
面に流体が作用し、その圧による力でプランジャ135
が下方Gこ押圧されていたとすると、その押圧力を軽減
するよう働く。このため、スプリング123の151(
勢力Gこよりバルブ122が上動し図で右半分で示した
状B(、こ位置される。又、3−4シフト弁130は前
述の前進〔3〕態様と同様に位置されるものである。
従って、この前進〔2〕態様に於ては、3−4シフト弁
130及び2−3シフト弁120はシフトされることが
なく、第4表に示した如く、第1速、第2速の状態を得
ることができる。
この二つの状態については、前述したCD)態様と同様
であり、前述の説明から容易に理解されるので省略する
肛腹工七と践穣 運転積にある操作杆を前進〔1〕にシフトすると、これ
に連動してマニュアルバルブ60バルブ62が第1E図
に於て、ランド62bがボート61gとボート61hと
の杆に位置するよう変位され、流路35Cが流路64,
65,66.67゜68.69に連通される。操作杆が
前進(1)にシフトされたことに応答して、電子制御装
置は電磁弁5OLI、5OL2 (必要に応じて5OL
3)を予め定められた状態で切換制御する。
流路35cから流路69に流体が給出されると、第1c
図に示ず1z2シフト弁110のボート111kからバ
ルブ112の下端部に圧が作用する。これにより、例え
ば流路224からプランジャ113」:端面に流体が作
用し、その圧による力でプランジャ113がスプリング
114の附勢力と相俟って下方に押圧されていたとする
と、その押圧力を軽減するよう働く。その押圧力を軽減
するよう働く。このため、スプリング115の附勢力に
よりスプリング114の附勢力に抗して、バルブ112
が上動され、図で右半分で示した状態に位置される。又
、2−3シフト弁120,3:4シフト弁130は前述
の前述〔2〕態様と同様に位置されるものである。
従って、この前述〔1〕態様に於ては、シフト弁110
,120,130全てシフトされることがなく、第1速
の状態を保持することができる。
以上説明した各範囲(運転席にある操作杆をシフトする
ことによって選択される)におて、例えば電子制御装置
等の故障により、電磁弁SQL 1.5OL2の通電(
ON)、非通電(OFF)の制御が不能となり、非通電
状態のままとなった場合でも、第4表に於て変連弾の項
に〔〕を附して示しり如<、マニュアルハルプロ0のバ
ルブ62の操作によって、前進の第1速・第2速・第3
速・第4速の動力列の切換が可能であるとともに(N)
態様、(R)s様の選択が出来るものである。
以上説明した構成では、直結クラッチ18へ供給される
流体、或は直結クラッチ制御弁410を制御するため電
磁弁5QL3部分へ送られる信号としての流体は、第1
B図を参照して、流路りが流路117に連結されている
ものである。然し乍ら、この流路りは流路127に連結
しても良く、又、流路136に連結しても良い。流路1
27に連結した場合は、第3速、第4速状態において、
直結クラッチ18の係合・解放の変換ができ、流路13
6に連結した場合には、第4速状態において、直結クラ
ッチ18の係合・解放の変換ができることになる。
第2図は、本発明の他の実施例の主要部を示すものであ
り、前述した例に於りる第1B図On分Gこ対応したも
ので、この部分を置換れば前述した装置に適用できるも
のである。以下この第2図Gこついて、第1B図と異る
点について説明する。
直結クラッチ制御弁410.1−ルクコンバーター制御
弁420.潤滑制御弁430の構成は、第1B図のもの
と同じである。
直結クラッチ制御弁410のボーl−117aLよ、流
路117a、117bにより電磁弁5OL3に連通され
ており、絞りLQlを介し−C流路し人に連通されてい
る。又、ボー1−411tNよ絞りLQ2を介して流路
L2に連通されてし)る。トルクコンバータ制御弁42
0のボー1−421 a &よ、流路415の分岐流路
415aに連通されてし)る。
その他のボート及び流路の連通状態は第1B図と同じで
ある。
而して、例えば流路L1を流路117に連結し、流路L
2を流路65に連結したとすると、直結クラッチ制御弁
410のボー1−411 dに番よ、正j進の各範囲を
選択したときに流体が導かれ、後進(R)態様、中立(
N)態様を選択したときには流体は導かれないものであ
る。又、ボート411a及び電磁弁5OL3に連通され
た流路117a、117bには、第2速、第3速、第4
速状態のとき絞りLQlを介して流体が導かれ、このと
き電磁弁5OL3が通電(ON)されるとノ\ルブ41
2が右動され、ボー1−411dに導かれた流体がボー
ト411Cから流路415により、直結クラッチ18に
供給されるとともに、分岐流路415aからトルクコン
バータ制御弁420のボート421aに供給され、バル
ブ422を右動し第1B図の場合で述べたと同様に潤滑
用流体の供給を変更するよう作動する。これにより、直
結クラッチ18は先に説明したように係合されるもので
ある。
このような構成に於て、流路L1とL2の連結を変えて
、流路L1を流路65に連結し、流路L2を流路117
に連結しても良い。更に、流路L1と流路L2の何れか
一方を流路65に連結し、何れか他方を流路117、流
路127、流路136の三者の内の何れかに連結しても
良い。
第3図は、本発明の別の実施例の主要部を示すものであ
り、前述した第1B図部分に対応したものであり、この
部分を置換れば前述した装置に適用できるものである。
以下この第3図について、第1B図と異る点に付いて説
明する。
直結クラッチ制御弁410.)ルクコンバータ制御弁4
20.潤滑制御弁430の構成は、第1B図のものと同
じである。
直結クラッチ制御弁410のボー1−411 aにば流
路117’a、117bにより、電磁弁5QL3に連通
されている。
トルクコンバータ制御弁420のボート421aにば流
路415の分岐流路415aから流体が導かれており、
ボート421Cは流路37にのみ連通されている。又、
ボート42 l bは絞り425Q1を介して流路42
5に連通されている。
その他の流路及び各弁のボーI・との連通状態は第1B
図と同じである。
而して、例えば流路りを流路117に連結したとすると
、直結クラッチ制御弁410のボート411a、411
dには、前進の各態様を選択した場合の内、第1速以外
の第2速、第3速、第4速状態のときに流体が導かれ、
後進(R)態様、中立(N)態様を選択したときには流
体は導かれないものである。従って、前進態様の第2速
以上の変速段状態において、電磁弁5OL3が通電(O
N)されると、バルブ412が右動され、ボート411
dに導かれた流体がボー)411Cから流路415によ
り、直結クラッチ18に供給されるとともに、分岐流路
415aからトルクコンバータ制御弁420のボー)4
21aに供給され、バルブ422を右動する。これによ
り、ボート421Cからボー1−421bを経て流路4
25に給出されていた流体が遮断され、ボート421d
から流路426に流体が導かれて潤滑制御弁430によ
り適宜の圧に調整されて流路426aから1lIfh必
要個所へ給出される。即ち、ボート421cからの流体
が全て流路426へ給出されることになる。この時、ト
ルクコンバータ18の動力室内10aの作動流体の圧力
、所謂流体継手の内圧は、流路425から流体が導かれ
ないことから下ることになり、トルクコンバータ10の
内圧は常態におりる所定圧から(潤滑制御弁430によ
って調整された設定圧以上の圧から設定圧以下の圧へ)
低下する。これにより、トルクコンバータ18の動力室
内10aと作動室18bとの間の圧力差は大きくなり、
ピストン部材18aの作動が助勢されるとともに、直結
クラッチの係合力を大きくできるものである。尚、トル
クコンバータ18の動力室10a内には流路427側か
ら流体圧が押込まれるよう働くため、動力室10a内が
空になることは無いものである。
第4図は、本発明の異なる実施例の主要部を示すもので
あり、前述した第1B図部分に対応したものであり、こ
の部分を置換れば前述した装置に適用できるものである
。以下この第4図について、第1B図と異る点について
説明する。
直結クラッチ制御弁410は、ボー1−411a乃至4
11eを有するボディ411と、このボディ411に形
成された弁孔内に密封的に摺動可能に嵌合された同径の
ランド412a、412bを有するバルブ412と、こ
のバルブを図示右方へ押圧するべく弾装されたスプリン
グ413を含む。ボート411aは、流路117aによ
り絞り117Q3を介して流路117に連通されるとと
もに、流路117bにより電磁弁5OL3に連通されて
おり、この電磁弁5OL3により流路117a、117
b内の圧が適宜排圧される。電磁弁5OL3は、この例
では非通電(OF F)状態で流路117bを開放する
形式である。ボート411bは絞り117Q2を介して
、ボー1−4118は絞りを介せず直接に、夫々流路1
17に連通されている。また、ボート411Cは、流路
415により直結クラッチ18の作用室18bに連通さ
れている。尚、ボート411dはドレーンボートを呈し
ている。
トルクコンバータ制御弁420は、ボート421a乃至
421Cを有するボディ421と、このボディ内に形成
された弁孔に密封的に摺動可能に嵌合された同径のラン
ド422a、422bを有するバルブ422と、このバ
ルブ422を図示左方へ押圧するべく弾装されたスプリ
ング423を含む。ボート421aは分岐流路415a
により流路415に連通されており、ボー1−421 
cは流路37にのみ連通されている。又、ボー1へ42
1bは絞り425Q1を介して流路425に連通されて
いる。この流路425には、ボー1−421dが絞り4
25Q2を介して連通されている。バルブ422のラン
ド422a、422bは、スプリング423の附勢力に
より図示左方に位置している(図において下半分で示す
状態)常態で、ボート421cがボート421b、ボー
ト421 dの両方に連通ずるように形成されている。
潤lrI制御弁430は、基本的に第1B図示のものと
同じであり、クーラ427cにボート431Cが流路4
28にて連通されており、流路428aにより潤lh必
要個所(Lub)に連通されている。ボー)431Cは
流路428に連通されており、ボート431dは絞り4
28Q1を介在して流路428に連通されている。ボー
ト431a。
ボート4431bは各々ドレーンボートを呈してしいる
而して、例えば流路りを流路117に連結したとすると
、直結クラッチ制御弁410のボート411a、411
bには、前進の各態様を選択した場合の内、第1速以外
の第2速、第3速、第4速状態のときに流体が導かれ、
後進(R)態様、中立(N)態様を選択したときには流
体は導がれないものである。従って、前進態様の第2速
以上の変速段状態において、電磁弁5OL3が通電(O
N)されると、バルブ412が右動され、ボート411
bに導かれた流体がボー)411cがら流路415によ
り、直結クラッチ18に供給されるとともに、分岐流路
415aからトルクコンバータ制御弁420のボー1−
4218に供給され、バルブ422を右動する。これに
より、ボート421Cからボート421b及びボート4
21dを経て流路425に給出されていた流体が切換え
られ、ボー)421dだけから流路426に流体が導か
れる。即ち、ボート421cからの流体が、稜り425
Q1,425Q2の両方を介してう給出されていた常態
から、絞り425Q2を介して給出されることになり、
流路抵抗が大きくなる。この時、トルクコンバータ18
の動力室内10aの仲働流体の圧力、所謂流体継手の内
圧は、流路425からの流体の流量が減少することから
、トルクコンハーク10の内圧は常態における所定圧か
ら低下する。これにより、トルクコンバータ18の動力
室内10aと作動室18bとの間の圧力差は大きくなり
、ピストン部材18aの作動が助勢されるとともに、直
結クラッチの係合力を大きくできるものである。トルク
コンバータ制御弁420のボート421 aは、流路4
15との連通を遮断して、2点鎖線で示ず流路117c
により、流路117bに連通してもよい。
第5図は、本発明の更なる実施例の主要部を示すもので
あり、前述した第1B図部分に対応したものであり、こ
の部分を置換れば前述した装置に適用できるものである
。以下この第5図について説明する。
直結クラッチ制御#−410は、ボー)411a乃至4
11eを有するボディ411と、このボディ411に形
成された弁孔内に密封的に摺動可能に嵌合された同径の
ランド412a、412bを有するバルブ412と、こ
のバルブを図示右方へ押圧するべ(弾装されたスプリン
グ413を含む。ポー)411aは、流路117aによ
り絞り117Q3を介して流路117に連通されるとと
もに、流路117bにより電磁弁5OL3に連通されて
おり、この電磁弁5OL3により流路117a、117
b内の圧が適宜排圧される。電磁弁5OL3は、この例
では非通電(OF F)状態で流路117bを開放する
形式である。ボー)411bは絞り117Q2を介して
、ボート411eは絞り介せず直接に、夫々流路117
に連通されている。また、ポー1〜411cは、流路4
15により直結クラッチ18の作用室18bに連通され
ている。尚、ボート411dはドレーンボートを呈して
いる。
トルクコンバータ制御弁420は、ボート421a乃至
421fを有するボディ421と、このボディ内に形成
された弁孔に密封的に摺動可能に嵌合された同径のラン
ド422a、422b、422cを有するバルブ422
と、このバルブ422を図示左方へ押圧するべく弾装さ
れたスプリング423を含む。ボー)421aは分岐流
路415aにより流路415に連通されており、ボート
421cは流路37にのみ連通されている。又、ボート
421bは絞り425QIを介して流路425に連通さ
れている。ボート421dは流路429により潤滑制御
弁430のボート431eに連通されるとともに、一方
向弁CV9及び絞り425Q2を介して流路425に連
通している。バルブ422のランド422a、422b
、422Cは、スプリング423の附勢力により図示左
方に位置している(図において下半分で示す状態)常態
で、ボート421Cがポー)421b、に連通ずるとと
もに、ボート421dがボート421eに連通するよう
形成されている。
潤滑制御弁430は、ボート431a乃至431eを有
するボディ431と、このボディに形成された弁孔に密
封的に摺動可能に嵌合さた同径のランド432a、43
2bを有するバルブ432と、このバルブを図示右方へ
押圧すべ(弾装されたスプリング433と、バルブ43
2の図示右方に位置しボディに形成された別の弁孔に密
封的に摺動可能に嵌合さたプラグ434とを含む。プラ
グ434の図示左端部はバルブ432の図示右端部に当
接する。ボート431bは、流路435によりiT、!
I ?Fk必要個所Lubに連通されている。ボート4
31Cは流路428によりクーラ427Cに連通されて
おり、且つ絞り428Q2を介して流路428aにより
潤滑必要個所(Lub)に連通されている。ボート43
1dは絞り428Q1を介して流路428に連通されて
いる。ボート431aはドレーンボートを呈してしいる
而して、例えば流路りを流路117に連結したとすると
、直結クラッチ制御弁410のボート411a、411
b、411eには、前進の各態様を選択した場合の内、
第1速以外の第2速、第3速、第4速状態のときに流体
が導かれ、後進〔R〕態様、中立(N)態様を選択した
ときには流体は導かれないものである。従って、前進態
様の第2速以上の変速段状態において、電磁弁5OL3
が通電(ON)されると、バルブ412が右動され、ボ
ー1−41 l bに導かれた流体がボート411Cか
ら流路415により、直結クラッチ18に供給されると
ともに、分岐流路415aからトルクコンバータ制御弁
420のポー1−4218に供給され、バルブ422を
右動する。これにより、ボート421Cからボート42
1bを経て流路425に給出されていた流体が切換えら
れ、ボート421dから流路429により、潤〆埒制御
弁430のボート431eに流体が導かれプラグ434
をしてバルブ432を図示左方に押圧するとともに、一
方向弁CV9および絞り425Q2を介して流路425
に導かれ る。即ち、ボート421Cからの流体が絞り
425Q1介して流路425に給出され、且つ流路42
9からボート431e内の流体が排出されていた常態か
ら、流路429からボート431e内へ流体が供給され
、且つ一方向弁CV9及び絞り425Q2を介して流路
425へ給出されることになる。この時、トルクコンバ
ータ18の動力室内10aの作fllJ流体の圧力、所
謂流体継手の内圧は、潤滑制御弁430がプラグ434
をしてバルブ432を図示左方に押圧される分だけ、そ
の調整圧力が低くなり、トルクコンバータ10の内圧は
常態における所定圧から低下する。これにより、トルク
コンバータ18の動力室内10aと作動室18bとの間
の圧力差は大きくなり、ピストン部材18’aの作動が
助勢されるとともに(直結クラッチの係合力を大きくで
きるものである。トルクコンバータ制御弁420のボー
)421aは、流路415との連通を遮断して、2点鎖
線で示ず流路117Cにより、流路117bに連通して
もよい。又、潤滑制御弁のポー)431eに印加する信
号圧として流体は、流路117bからの流体を導いても
良く、流路415からの流体を適宜調整し導いても良い
ことば云うまでもない。
以上詳細に説明したが要するに、本発明によれば、作(
す」流体が導かれ流体を介して入力要素(ポンプ羽根車
12)と出力要素(タービン羽根車14)間の伝動作用
を行う動力室(10a)と、入力要素(ポンプ羽根車1
2)と出力要素(タービン羽根車14)とを適宜断続す
べく配設されたクラッチ部材(18c)と、前記動力室
(I Oa)から分離されて形成された作動室(18b
)と、該作動室(18b)と前記動力室(10a)との
間の圧力差により押圧変位され前記クラッチ部材(18
C)を保合或いは非係合するピストン部材(18a)を
具備した流体継手(1,0)、該流体継手(10)の前
記動力室(10a)内へ作動流体を供給するために用意
された流体圧力源(ポンプ30.調圧弁40)、前記作
動室(18b)へ適宜流体を供給し或いは排出し直結ク
ラッチの断続を制御する直結クラッチ制御装置(電磁弁
5O173、直結クラッチ制御弁410) 、該直結ク
ラッチ制御装置(電磁弁5QL3.直結クラッチ制御弁
410)が前記作動室(18b)へ流体を給出したこと
に応答して前記流体圧力源(ポンプ30、調圧弁40)
から供給された前記動力室(10a)内の内圧を低下さ
せ前記作動室(18b)と動力室(10a)との間の圧
力差を大きくさせる制御手段(トルクコンバータ制御弁
420と潤滑制御弁430の内の少なくとも何れか一方
)を備えてなる直結クラッチ附流体継手の流体制御回路
としたことにより、流体継手の作動室に供給されピスト
ン部材を作用なす流体の供給流量或いは供給圧力をあげ
ることなく作動室と動力室との間の圧力差を大きくし、
クラッチ部材を係合或いは非係合するためのピストン部
材の作動の遅れを解消できるものである。また、直結ク
ラッチを作動させる制御回路を、従来の流体継手の流体
制御弁装置を配設した回路の途中に制御手段(トルクコ
ンバータ制御弁420と潤滑制御弁430の内の少なく
とも何れか一方)を1111設することで達成出来るた
め、従来との互換性の有る流体回路部品の変更だけで対
応でき、生産設備の変更も必要なく実用上の効果は大き
い。
面、本発明は実施例に限定されるものでは無く、本発明
の精神を逸脱しない範囲で適宜変更・変形して実施でき
るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は分図第1A図乃至第1 F図の接続関係を示す
配置図、第1A図乃至第1F図は本発明に従った制御回
路の部分詳細図、第2図は本発明の他の実施例を示す部
分詳細図、第3図は本発明の別の実施例を示す部分詳細
図、第4図は本発明の異なる実施例を示す部分詳細図、
第5図は本発明の更なる実施例を示す部分詳細図である
。 符合の説明 図中、 12は入力要素、 14は出力要素、 10aは動力室、 18cはクラッチ部材、 18bは作動室、 18aはピストン部材、 10は流体継手、 30、’40は流体圧力源、 5QL3,410は直結クラッチ制御装置、420.4
30は制御手段 を夫々示す。 特許出願人 アイシン精機株式会社 代表者中井令夫

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 作動流体が導かれ流体を介して入力要素と出力要素
    間の伝動作用を行う動力室と、入力要素と出力要素とを
    適宜断続すべく配設されたクラッチ部材と、前記動力室
    から分離されて形成された作動室と、該作動室と前記動
    力室との間の圧力差により押圧変位され前記クラッチ部
    材を係合或いは非係合するピストン部材を具備した流体
    継手、該流体継手の前記動力室内へ作動流体を供給する
    ために用意された流体圧力源、前記作動室へ適宜流体を
    供給し或いは排出し前記クラッチの断続を制御する直結
    クラッチ制御装置、該直結クラッチ制御装置が前記作動
    室へ流体を給出したことに応答して前記流体圧力源から
    供給された前記動力室内の内圧を低下させ前記作動室と
    動力室との間の圧力差を大きくさせる制御手段を備えて
    なる直結クラッチ附流体継手の流体制御回路。 2 作動流体が導かれ流体を介して入力要素と出力要素
    間の伝動作用を行う動力室と、入力要素と出力要素とを
    適宜断続すべく配設されたクラッチ部材と、前記動力室
    から分離されて形成された作動室と、該作動室と前記動
    力室との間の圧力差により押圧変位され前記クラッチ部
    材を保合或いは非係合するピストン部材を具備した流体
    継手、該流体継手の前記動力室内へ作動流体を供給する
    ために用意された流体圧力源、該流体圧力源からの作動
    流体を前記動力室内へ導く導入流路、前記動力室内の作
    動流体を導出して適宜の流体必要部材へ導く導出流路、
    前記作動室へ適宜流体を供給し或いは排出し前記クラッ
    チの断続を制御する直結クラッチ制御装置、該直結クラ
    ッチ制御装置が前記作動室へ流体を給出したことに応答
    して前記導入流路から前記動力室内へ導く作動流体のす
    くなくとも一部を前記導出流路に直接小流させる制御弁
    を備えてなる直結クラッチ附流体継手の流体制御回路。 3 作動流体が導かれ流体を介して入力要素と出力要素
    間の伝動作用を行う動力室と、入力要素と出力要素とを
    適宜断続すべく配設されたクラッチ部材と、前記動力室
    から分離されて形成された作動室と、該作動室と前記動
    力室との間の圧力差により押圧変位され前記クラッチ部
    材を係合或いは非係合するピストン部材を具備した流体
    継手、該流体継手の前記動力室内へ作動流体を供給する
    ために用意された流体圧力源、該流体圧力源からの作動
    流体を前記動力室内へ導く導入流路、前記動力室内の作
    動流体を導出して適宜の流体必要部材へ導く導出流路、
    前記作動室へ適宜流体を供給し或いは排出し前記クラッ
    チの断続を制御する直結クラッチ制御装置、該直結クラ
    ッチ制御装置が前記作動室へ流体を給出したことに応答
    して前記動力室内の作動流体の圧力を低下させるべく前
    記導出流路に配設された制御弁手段を備えてなる直結ク
    ラッチ剛流体継手の流体制御回路。
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JPH04242038A (ja) * 1991-01-17 1992-08-28 Koito Mfg Co Ltd 放電ランプ装置
JP2011106554A (ja) * 2009-11-17 2011-06-02 Aisin Seiki Co Ltd インペラクラッチの係合方法及び係合制御装置

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