JPS6030759A - 炭素短繊維補強セメント系セルフレベリング床材 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ント系セルフレベリング床材に関する。その目的（ｄセ
メントヲ主成分としたセルフレベリング原料に炭素短繊
維を混入することにより硬化時の乾燥収縮による亀裂を
防止すると共に長期にわたっても強じんで亀裂発生やひ
び割れのない塗り床材を提供することにある。

無機系セルフレベリング床材は石こうやセメントの速硬
化性と流動性特性を利用したＳ　Ｌ性（　Ｓｅｌｆ　Ｌ
ｅｖｅｌｉｎｇ一自己平滑性）ノ塗床材テある。流し込
むだけで鏝作業を必要としないで容易に表面平滑精度が
良く寸法安定性に優れた床面が短時間で広い面積を施工
することが可能なことや、硬化が早く強度の発現も早い
ので養生期間も短かく工期が短縮できる等の特性から近
年樹脂系タイル、各種ソート等の仕上げ材が施工できる
画期的な省力化床下地材として脚光を浴びている。これ
ら無機系セルフレベリング床材はα半水石こうや超早硬
セメントに骨材、各種添加剤等を配合することによりセ
ルフレベリング性のよいように調合され実用に供されて
いる。しかし石こうを主成分とするものは、水に弱いこ
とから土間、地下、屋上、屋外、屋内でも常時水を使う
場所、湿気が上ってくるような場所への施工はできない
。この欠点をカバーする為、セメントラ主成分とする無
機系セルフレベリング床材が実用化されたか、セメント
は耐水性に優れるものの石こうが硬化時収縮がないため
亀裂が発生せず寸法変化がほとんどないのに反し、セメ
ントは乾燥時の硬化収縮により亀裂が発生し長１ｔＪ！
間に渡っても亀裂やひび割れをｌ！ノｊ止するととがで
きないという欠点かあった。

この問題を解決するため（ｒ（各種無収縮セメントやｉ
ｆ？和剤！′ｉ□ｆ、１　（）；　ｆｌ１し硬叱時の亀
裂発生はかろうじて低減化することが可能になったが十
分とに１゛めえず、寸して長期間亀裂、ひび割れを防ぐ
ことは十メント系では至難とされている。あるい（・、
１上記問題の解決の］ケめに各種繊維を原例料中に混和
し、いわ叩〕る繊維強化を図ってモルタルの引張強度を
高め、収縮や挙動変化により生ずる応力に列接させると
とが試みられている。例えばガラス繊維は高い引張強度
と引張弾性係数をもち補強材として優れた特性を持って
いる。

しか［７セメント系セルフレベリング床材は、拐オＩが
アルカリ性であるためにガラス像維に使用期間中にアル
カリ劣化し補強機能を低下させる。

耐アノ（・カリガラス繊維であっても七ノント中に混入
すると１〜２年で強度は４０係位低−１・する。

このためがラス繊維ｔまセメント系セルフレベリング床
材の補強材としては的確とはいえない。

その他の朦維でもアルカリ劣化は々くとも強度や弾性率
が低く補強材として的確なものがないのが」状である。

さて炭素線ｗは近年その高い引張強度、引張弾性係数等
の力学的特性と耐火・耐水・耐熱・面］アルカリ性等の
優れた特性が注目され低価格の供給の可能性が出てきた
ことによりセノント系複合利料として使用することが容
易（でなりつつある。

この発明に上記の事情に鑑み行なわ、ｒｔセメント系セ
ルフレーくリング床材の亀裂、ひび割れ防止及び補強（
Ｃついて検討を重ねた結果達成されたく）のである。フ
なわち補強効果が高く、アルカリ劣化すること身く、耐
火・面４水・側熱性をｆ１７ｆｉえ、セルフレーバリン
グ材の流動性、表面平滑精度を損わずに亀裂、ひび割！
′１を防止する補強層と［−て炭素繊維に着目したもの
て゛ある。

炭素繊維をセノント系建イオ、合成樹脂等の複合材料と
して使うために繊維長３〜３ｏ　％ｎ　ｉて切断された
直径８〜１８μ、比重１．２〜１．９程度のフィラメン
ト状短繊維が実用に供されている。と３二ろが炭素短繊
維は製造工程中で凝集して小塊となり、この状態のま捷
セメント系セルフレベリング原材料中に投入しても繊維
ｒ１ボール状の小塊となり乍繊維状に分散させること回
：非常に困難である。

そこで本出願人は、この凝集して小塊となった炭素短繊
維をドライな状態において準繊維に分散する方法および
装置を発明し単繊維化が図られるようになった。

図は本発明の一実施例で曝繊維状になった各炭素ケ（ｊ
繊維Ｊ間に、セメント粒子２と、無イ幾質做粉粒子３と
、高分子樹脂粉末粒子４とを介在さ亡、各炭素短繊維１
が再凝集することを防止している。

次に実施例について説明する。

実施例１ ｆｌ＋炭素短繊紺−長さ３〜　３係（重量比）（１２）
超早硬十メンｌ□　３０１ｔ６４裂（〃）（３）無機質
微粉（炭酸カルシウム粒度３μ）３２係（〃）（４）高
分子樹脂粉末（メチルセルローズ）１０μｍ％（ｐ　）
実施例２ （１）炭素短供維　長さ　６へ　２．５％（重量比）（
２）超緊硬セメント　４８％（〃） （３）無水ケイ酸カルシウムＣ粒Ｗ１ｏμ’３４８％（
ＩＩ　）（４）粉末エマルション　０．５％（〃）上記
路材中（２）〜（４）の路材を粉体攪拌機で充分に混合
した後、攪拌機を作動させ乍ら（１）の炭素短繊維を栄
繊維に分散させ小量ずつ投入し連続して混合を行う。

本発明によって製造された炭素短繊維入りセメント系セ
ルフレベリング材は施工現場できわめて容易に混練が可
能であり、微細な炭素短繊維がモノフィラメント状に均
一に分散さｆｌ、ているため何ら原料材の流動性を損う
ことなく、表面平滑性も変化がない。

炭素短繊維入強により力学的特性も曲げ強度が混入前の
５〜７倍に増）ＪＩＬ引張弾性強度の増加と相貫って耐
亀裂、ひび割れ、ｇ１繋性を著しく改善することが認め
られ、ヒメント系セルフレベリング制としてきわめて優
れた性質を有する０ なお本発明は上記実施例の組成に限定されるものではな
く、例えば結合材としてアルミナセメント、早強セメン
ト、膨張セメント等の各種セメントや、骨材としてフラ
イブツシュ、ソリ力バルーン、ンラスバルーン、珪砂、
クレイ、ひる石等を、寸た混和剤として発泡剤、分散剤
、増粘剤等を使用することができる。

【図面の簡単な説明】

図は本発明の拡大部分図である。 ｌ・・炭素短繊維　２・・・セメント粒子３　・無機質
微粉粒子　４・・高分子樹脂粉末粒子持γＦ出願人　成
友商事株式会社 同　株式会社入江壁祠

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 炭素短繊維全セメント系セルフレベリング床材原材料中
   にドライな状態で均一に分散混在させた炭素短繊維補強
   無機系セルフレベリング床材０