JPS603063B2 - インダゾ−ル誘導体の製法 - Google Patents
インダゾ−ル誘導体の製法Info
- Publication number
- JPS603063B2 JPS603063B2 JP49129521A JP12952174A JPS603063B2 JP S603063 B2 JPS603063 B2 JP S603063B2 JP 49129521 A JP49129521 A JP 49129521A JP 12952174 A JP12952174 A JP 12952174A JP S603063 B2 JPS603063 B2 JP S603063B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- formula
- compound
- production method
- phthalimidopropyl
- indazole derivatives
- Prior art date
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- Expired
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- Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、一般式
(式中Rは水素原子、ハロゲン原子又は低級アルキル基
、R′はトリメチレン基を示す)で表わされる新規なイ
ンダゾール誘導体の製法に関する。
、R′はトリメチレン基を示す)で表わされる新規なイ
ンダゾール誘導体の製法に関する。
本発明によれば、式1の化合物は、一般式(式中R及び
Rは前記の意味を有する)で表される化合物にヒドラジ
ンを反応させることにより製造される。
Rは前記の意味を有する)で表される化合物にヒドラジ
ンを反応させることにより製造される。
本発明に用いられる式0の化合物は新規化合物*であっ
て、たとえば次の反応により製造される。
て、たとえば次の反応により製造される。
…式中R及びR′は前記の意味を有し、×はハロゲン源
子を示す。式ロの化合物としては、たとえば1一(3′
−フタルイミドプロピル)−3−フエニルー5−クロル
インダゾール、1一(3′−フタルイミドプロピル)一
3ーフエニル−5−メチルインダゾール、1−(3′−
フタルイミドプロピル)−3−フエニルインダゾールが
用いられる。
子を示す。式ロの化合物としては、たとえば1一(3′
−フタルイミドプロピル)−3−フエニルー5−クロル
インダゾール、1一(3′−フタルイミドプロピル)一
3ーフエニル−5−メチルインダゾール、1−(3′−
フタルイミドプロピル)−3−フエニルインダゾールが
用いられる。
本発明を実施するに際しては式0の化合物を有機溶媒、
たとえばェタ/ール等に溶解し、これに当モル量又は過
剰モル量のヒドラジン、好ましくはヒドラジンヒドラー
トを加えて反応させる。
たとえばェタ/ール等に溶解し、これに当モル量又は過
剰モル量のヒドラジン、好ましくはヒドラジンヒドラー
トを加えて反応させる。
反応は室温ないしそれ以上の温度、好ましくは溶媒の還
流温度で1〜4時間で行なわれる。反応混合物から目的
化合物1を単離するには、反応混合液を減圧下に濃縮し
、残査に有機溶媒及び塩基性水溶液の混合液、たとえば
ベンゼン一水酸化ナトリウム水溶液等を加えて室温で残
査が溶解するまで縄拝する。
流温度で1〜4時間で行なわれる。反応混合物から目的
化合物1を単離するには、反応混合液を減圧下に濃縮し
、残査に有機溶媒及び塩基性水溶液の混合液、たとえば
ベンゼン一水酸化ナトリウム水溶液等を加えて室温で残
査が溶解するまで縄拝する。
次いで有機層を分取し、水洗、乾燥したのち減圧下に濃
縮する。目的化合物1は一般に油状物であり、これは常
法により塩酸、硫酸等の無機酸又は惨酸、マロン酸、コ
ハク酸等の有機酸による塩とすることもできる。本発明
により得られる式1の化合物は新規化合物であって、中
枢抑制作用、抗うつ作用、抗炎症作用、循環器系作用等
を有する医薬として、またその合成用中間体として有用
である。原料化合物(0)の製造例 3ーフエニルー5−メチルインダゾール4.17夕をジ
メチルホルムアミド70泌に溶解し、水素化ナトリウム
(純度50%)0.96夕を加えて室温で1G分間蝿拝
する。
縮する。目的化合物1は一般に油状物であり、これは常
法により塩酸、硫酸等の無機酸又は惨酸、マロン酸、コ
ハク酸等の有機酸による塩とすることもできる。本発明
により得られる式1の化合物は新規化合物であって、中
枢抑制作用、抗うつ作用、抗炎症作用、循環器系作用等
を有する医薬として、またその合成用中間体として有用
である。原料化合物(0)の製造例 3ーフエニルー5−メチルインダゾール4.17夕をジ
メチルホルムアミド70泌に溶解し、水素化ナトリウム
(純度50%)0.96夕を加えて室温で1G分間蝿拝
する。
次いでジメチルホルムアミド50の‘に溶解して3ーフ
タルイミドプロピルクロラィド4.47夕をこれに加え
て95℃で6時間燈拝したのち反応混合液を氷水に注ぎ
、クロロホルムで抽出する。抽出液を水洗し苧硝で乾燥
したのち減圧濃縮すると、1一(3−フタルイミドプロ
ピル)−3日フェニル−5−メチルィンダゾール4.9
夕が得られる。これをメタノールより再結晶して得られ
る化合物は融点131〜1320を示す。元素分析値:
C蟹日2,N302として C 日 N 計算値(%)75.93 5.35 10.63実測値
(多)75.96 5.27 10.61実施例 11
一(3′一フタルイミドプロピル)一3ーフエニルー5
ークロルインダゾール8.3夕及びヒドラジンヒドラー
ト2.0夕をエタノール150の【に加えて=3時間加
熱環流を行なう。
タルイミドプロピルクロラィド4.47夕をこれに加え
て95℃で6時間燈拝したのち反応混合液を氷水に注ぎ
、クロロホルムで抽出する。抽出液を水洗し苧硝で乾燥
したのち減圧濃縮すると、1一(3−フタルイミドプロ
ピル)−3日フェニル−5−メチルィンダゾール4.9
夕が得られる。これをメタノールより再結晶して得られ
る化合物は融点131〜1320を示す。元素分析値:
C蟹日2,N302として C 日 N 計算値(%)75.93 5.35 10.63実測値
(多)75.96 5.27 10.61実施例 11
一(3′一フタルイミドプロピル)一3ーフエニルー5
ークロルインダゾール8.3夕及びヒドラジンヒドラー
ト2.0夕をエタノール150の【に加えて=3時間加
熱環流を行なう。
。反応混合液を減圧下に濃縮し、務笹にベンゼン150
叫及び10%水酸化ナトリウム水溶液200机を加え室
温で1時間縄拝する。次いで有機層を分取し、水洗、三
硝で乾燥したのち減圧下に濃縮すると、1一(3′ーア
ミノプロピル)一3−フエニル−5−クロルインダゾー
ル5.5夕が油状物として得られる。これを常法により
エーテル−塩酸で塩酸塩とする。このものをエタノール
ーェーテル混合溶媒より再結晶して得られる化合物は融
点163〜164℃を示す。元素分析値:C,6日,7
N3CI2としてC 日 N計算値(%)59.64
5.32 13.04実測値(脇)59.75 5.2
8 13.19実施例 21−(3′一フタルイミドプ
ロピル)‐3ーフエニルー5−メチルインダゾール5.
0夕及びヒドラジンヒドラート1.5夕を用い、その他
は実施例1と同様に処理すると、1−(3′ーアミノプ
ロピル)一3ーフエニルー5ーメチルインダゾール3.
1夕が油状物として得られる。
叫及び10%水酸化ナトリウム水溶液200机を加え室
温で1時間縄拝する。次いで有機層を分取し、水洗、三
硝で乾燥したのち減圧下に濃縮すると、1一(3′ーア
ミノプロピル)一3−フエニル−5−クロルインダゾー
ル5.5夕が油状物として得られる。これを常法により
エーテル−塩酸で塩酸塩とする。このものをエタノール
ーェーテル混合溶媒より再結晶して得られる化合物は融
点163〜164℃を示す。元素分析値:C,6日,7
N3CI2としてC 日 N計算値(%)59.64
5.32 13.04実測値(脇)59.75 5.2
8 13.19実施例 21−(3′一フタルイミドプ
ロピル)‐3ーフエニルー5−メチルインダゾール5.
0夕及びヒドラジンヒドラート1.5夕を用い、その他
は実施例1と同様に処理すると、1−(3′ーアミノプ
ロピル)一3ーフエニルー5ーメチルインダゾール3.
1夕が油状物として得られる。
これを常法によりエーテル−塩酸で塩酸塩とすると、こ
のものは融点161〜163℃を示す。元素分析値:C
.7日2N3CIとして ○ H N 計算値(%)67.65 6.68 13.92実測値
(努)67.64 6.76 13.63実施例 31
一(3′ーフタルイミドプロピル)−3一フエニルィン
ダゾール00夕及びヒドラジンヒドラート2.0夕を用
い、その他は実施例1と同様に処理すると、1一(3′
ーアミノブロピル)−3一フエニルィンダゾール3−8
夕が油状物として得られる。
のものは融点161〜163℃を示す。元素分析値:C
.7日2N3CIとして ○ H N 計算値(%)67.65 6.68 13.92実測値
(努)67.64 6.76 13.63実施例 31
一(3′ーフタルイミドプロピル)−3一フエニルィン
ダゾール00夕及びヒドラジンヒドラート2.0夕を用
い、その他は実施例1と同様に処理すると、1一(3′
ーアミノブロピル)−3一フエニルィンダゾール3−8
夕が油状物として得られる。
赤外線吸収スペクトル:(neat)(倣‐1)磯70
,3050,2$0.2870,1615,16051
4951150,77& 750,69をN側:8(肌
l3)1.57(‐NH2.2H)、2.06(−C‐
C比−C−、2日、5重線)、2.73(一C舷NH2
、2日、3重線)、4.522日、3重線)、 7.0〜81(芳香核水素、餌)。
,3050,2$0.2870,1615,16051
4951150,77& 750,69をN側:8(肌
l3)1.57(‐NH2.2H)、2.06(−C‐
C比−C−、2日、5重線)、2.73(一C舷NH2
、2日、3重線)、4.522日、3重線)、 7.0〜81(芳香核水素、餌)。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中Rは水素原子、ハロゲン原子又は低級アルキル基
、R′はトリメチレン基を示す)で表わされる化合物に
ヒドラジンを反応させることを特徴とする、一般式▲数
式、化学式、表等があります▼ (式中R及びR′は前記の意味を有する)で表されるイ
ンダゾール誘導体の製法。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP49129521A JPS603063B2 (ja) | 1974-11-12 | 1974-11-12 | インダゾ−ル誘導体の製法 |
US05/541,100 US3994890A (en) | 1974-01-31 | 1975-01-15 | 1-Aminoalkyl, 3-phenyl indazoles |
GB2247/75A GB1489280A (en) | 1974-01-31 | 1975-01-17 | Indazole derivatives |
FR7502955A FR2259601B1 (ja) | 1974-01-31 | 1975-01-30 | |
DE2503815A DE2503815C2 (de) | 1974-01-31 | 1975-01-30 | Indazol-Derivate, Verfahren zu ihrer Herstellung und Arzneimittel |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP49129521A JPS603063B2 (ja) | 1974-11-12 | 1974-11-12 | インダゾ−ル誘導体の製法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5156446A JPS5156446A (en) | 1976-05-18 |
JPS603063B2 true JPS603063B2 (ja) | 1985-01-25 |
Family
ID=15011545
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP49129521A Expired JPS603063B2 (ja) | 1974-01-31 | 1974-11-12 | インダゾ−ル誘導体の製法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS603063B2 (ja) |
-
1974
- 1974-11-12 JP JP49129521A patent/JPS603063B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5156446A (en) | 1976-05-18 |
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