JPS6030624Y2 - 円柱型熱交換器 - Google Patents
円柱型熱交換器Info
- Publication number
- JPS6030624Y2 JPS6030624Y2 JP11233778U JP11233778U JPS6030624Y2 JP S6030624 Y2 JPS6030624 Y2 JP S6030624Y2 JP 11233778 U JP11233778 U JP 11233778U JP 11233778 U JP11233778 U JP 11233778U JP S6030624 Y2 JPS6030624 Y2 JP S6030624Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heat transfer
- fixed head
- cover
- heat exchanger
- cylindrical
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Heat-Exchange Devices With Radiators And Conduit Assemblies (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は不浸透黒鉛製円柱型熱交換器の改良に関する。
従来の不浸透黒鉛製の円柱型熱交換器は第1図に示すよ
うに、軸方向にプロセス側伝熱孔1を、またこの直角方
向にサービス側伝熱孔2を穿設した円柱状単位伝熱ブロ
ック3の複数個を外套4内に挿入し、この伝熱ブロック
群の両端にカバー5.6およびカバーフランジ7.8を
設け、更に通しボルト9で押えて一体に組立てられてい
る。
うに、軸方向にプロセス側伝熱孔1を、またこの直角方
向にサービス側伝熱孔2を穿設した円柱状単位伝熱ブロ
ック3の複数個を外套4内に挿入し、この伝熱ブロック
群の両端にカバー5.6およびカバーフランジ7.8を
設け、更に通しボルト9で押えて一体に組立てられてい
る。
伝熱ブロックおよびその他の構成部品は、その間にガス
ケット10を挟んで組合せ、一体化されている。
ケット10を挟んで組合せ、一体化されている。
このようにガスケットを狭んで伝熱ブロックが形成され
る型式のものは、据付、運転に際して、外套より抜き出
し、単位伝熱ブロック毎に点険、補修交換等を行うこと
は容易である利点がある。
る型式のものは、据付、運転に際して、外套より抜き出
し、単位伝熱ブロック毎に点険、補修交換等を行うこと
は容易である利点がある。
しかし、この型式のものは、カバーフランジ6.7を締
付けることによってはじめて伝熱ブロック群を外套4内
に固定できるので、組立てたま)の状態で、内部を点険
し、或いは掃除等を行うことは困難であった。
付けることによってはじめて伝熱ブロック群を外套4内
に固定できるので、組立てたま)の状態で、内部を点険
し、或いは掃除等を行うことは困難であった。
熱交換器が縦型の場合、下部のカバーを外すと伝熱ブ
ロックが落下するため、上部カバーのみを外して点検を
行っていたが、十分な点検、観察は不可能であった。
ロックが落下するため、上部カバーのみを外して点検を
行っていたが、十分な点検、観察は不可能であった。
又、横型の場合、カバーを外すと伝熱ブロック間に緩み
が生ずるため、外套側に水、空気等の圧力をかけて伝熱
ブロック自体、および伝熱ブロック間のガスケットから
の漏洩の有無確認のテストを行うことが出来なかった。
が生ずるため、外套側に水、空気等の圧力をかけて伝熱
ブロック自体、および伝熱ブロック間のガスケットから
の漏洩の有無確認のテストを行うことが出来なかった。
本考案の目的は、前記のような問題点を解決して、伝熱
ブロック群を外套内に固定し、組立てたま)の状態で内
部の点検、掃除等の作業が容易に行いうる円柱状熱交換
器を提供するにある。
ブロック群を外套内に固定し、組立てたま)の状態で内
部の点検、掃除等の作業が容易に行いうる円柱状熱交換
器を提供するにある。
前記目的を達成するための本考案の要旨とするところは
、軸方向にプロセス側伝熱孔を、またこの直角方向にサ
ービス側伝熱孔を穿設した円柱状単位伝熱ブロックの複
数個を外套内に挿入し、該伝熱ブロック群の一端に固定
頭および固定頭カバーを、又、他の一端には遊動類およ
び遊動類カバーを順に設けて一体に組立てられてなる円
柱状熱交換器において、該固定頭と該遊動類のそれぞれ
に押えフランジを具備していることを特徴とするいる円
柱型熱交換器に存する。
、軸方向にプロセス側伝熱孔を、またこの直角方向にサ
ービス側伝熱孔を穿設した円柱状単位伝熱ブロックの複
数個を外套内に挿入し、該伝熱ブロック群の一端に固定
頭および固定頭カバーを、又、他の一端には遊動類およ
び遊動類カバーを順に設けて一体に組立てられてなる円
柱状熱交換器において、該固定頭と該遊動類のそれぞれ
に押えフランジを具備していることを特徴とするいる円
柱型熱交換器に存する。
以下に図面について本考案の実施例を詳細に説明する。
第2図は本考案の一実施例である円柱型熱交換器の断面
図を示す。
図を示す。
13は不浸透黒鉛製円柱状単位伝熱ブロックで、軸方向
にプロセス側伝熱孔11、またこの直角方向にサービス
側伝熱孔12が穿設されて居り、各伝熱ブロック13の
間にガスケット20を狭んで複数個(好ましくは3〜1
0個)積み重ねて体とした伝熱ブロック群が形成されて
いる。
にプロセス側伝熱孔11、またこの直角方向にサービス
側伝熱孔12が穿設されて居り、各伝熱ブロック13の
間にガスケット20を狭んで複数個(好ましくは3〜1
0個)積み重ねて体とした伝熱ブロック群が形成されて
いる。
伝熱ブロック群は外套14内に挿入され、その一端には
不浸透黒鉛製の固定頭21、固定頭カバー16とカバー
フランジ18を設け、又他の一端には不浸透黒鉛製の遊
動類22、遊動類カバー15とカバーフランジ17を設
け、そのカバーフランジ18.17を通しボルト19.
19、スプリング24で押えて一体に組立てられている
。
不浸透黒鉛製の固定頭21、固定頭カバー16とカバー
フランジ18を設け、又他の一端には不浸透黒鉛製の遊
動類22、遊動類カバー15とカバーフランジ17を設
け、そのカバーフランジ18.17を通しボルト19.
19、スプリング24で押えて一体に組立てられている
。
固定頭21は外套14の一端に固定され、遊動類22は
、その外周面は、グランド・パツキン23により密封さ
れ、かつスプリング24を使用して締付けた遊動構造と
なっている。
、その外周面は、グランド・パツキン23により密封さ
れ、かつスプリング24を使用して締付けた遊動構造と
なっている。
伝熱ブロック、固定頭、固定頭カバーや遊動類、遊動類
カバーの間はガスケット20a”−dで各々シールサれ
ている。
カバーの間はガスケット20a”−dで各々シールサれ
ている。
このため各構造部品の取外し、交換は自由に行うことが
出来る。
出来る。
外套14には熱媒体出入口29.30、空気抜孔31、
ドレーン抜32、邪魔板33が取付けられている。
ドレーン抜32、邪魔板33が取付けられている。
25は固定頭用押えフランジ、26は遊動頭用押えフラ
ンジで、各々カバーに外挿された状態で固定頭、遊動類
の両端外周縁部に設けられている。
ンジで、各々カバーに外挿された状態で固定頭、遊動類
の両端外周縁部に設けられている。
熱交換器の運転稼動時には遊動機構が正常に働くように
ナツト28を緩めておくが、点検を行う時には、ナラ)
27.28を締付けて伝熱ブロック群、固定頭、遊動類
を固定し、上下のカバー15.17を取外して内部を観
察することが出来る。
ナツト28を緩めておくが、点検を行う時には、ナラ)
27.28を締付けて伝熱ブロック群、固定頭、遊動類
を固定し、上下のカバー15.17を取外して内部を観
察することが出来る。
又、外套側に水又は空気等で圧力をかけ、伝熱ブロック
自体及びガスケット部からの漏洩の有無をプロセス側伝
熱孔11内を観察することによって確認することができ
る。
自体及びガスケット部からの漏洩の有無をプロセス側伝
熱孔11内を観察することによって確認することができ
る。
更にプロセス側伝熱孔内の掃除も現場に据付けたま)の
状態で、カバーを取外して容易に行うことも可能となっ
た。
状態で、カバーを取外して容易に行うことも可能となっ
た。
第1図は従来の熱交換器の組立て状態を示す縦断面図、
第2図は本発明の一実施例になる円柱型熱交換器を示す
縦断面図を示す。 符号の説明、11・・・・・・プロセス側伝熱孔、12
・・・・・・サービス側伝熱孔、13・・・・・・単位
伝熱ブロック、14・・・・・・外套、15・・・・・
・遊動類カバー、16・・・・・・固定頭カバー、17
.18・・・・・・カバーフランジ、19・・・・・・
通しボルト、20.20a−d・・・・・・ガスケット
、21・・・・・・固定頭、22・・・・・・遊動類、
23・・・・・・グランド・パツキン、24・・・・・
・スプリング、25,26・・・・・・押えフランジ、
27,28・・・・・・ナツト。
第2図は本発明の一実施例になる円柱型熱交換器を示す
縦断面図を示す。 符号の説明、11・・・・・・プロセス側伝熱孔、12
・・・・・・サービス側伝熱孔、13・・・・・・単位
伝熱ブロック、14・・・・・・外套、15・・・・・
・遊動類カバー、16・・・・・・固定頭カバー、17
.18・・・・・・カバーフランジ、19・・・・・・
通しボルト、20.20a−d・・・・・・ガスケット
、21・・・・・・固定頭、22・・・・・・遊動類、
23・・・・・・グランド・パツキン、24・・・・・
・スプリング、25,26・・・・・・押えフランジ、
27,28・・・・・・ナツト。
Claims (1)
- 軸方向にプロセス側伝熱孔を、またこの直角方向にサー
ビス側伝熱孔を穿設した円柱状単位伝熱ブロックの複数
個を外套内に挿入し、該伝熱ブロック群の一端に固定頭
および固定頭カバーを、又、他の一端には遊動類および
遊動類カバーを順に設けて一体に組立てられてなる円柱
状熱交換器において、該固定頭と該遊動類のそれぞれに
押えフランジを具備していることを特徴とするいる円柱
型熱交換器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11233778U JPS6030624Y2 (ja) | 1978-08-16 | 1978-08-16 | 円柱型熱交換器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11233778U JPS6030624Y2 (ja) | 1978-08-16 | 1978-08-16 | 円柱型熱交換器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5529372U JPS5529372U (ja) | 1980-02-26 |
JPS6030624Y2 true JPS6030624Y2 (ja) | 1985-09-13 |
Family
ID=29061054
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11233778U Expired JPS6030624Y2 (ja) | 1978-08-16 | 1978-08-16 | 円柱型熱交換器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6030624Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0325044Y2 (ja) * | 1985-12-10 | 1991-05-31 |
-
1978
- 1978-08-16 JP JP11233778U patent/JPS6030624Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5529372U (ja) | 1980-02-26 |
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