JPS6030621B2 - 巻取り軸における巻管支持装置 - Google Patents
巻取り軸における巻管支持装置Info
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- JPS6030621B2 JPS6030621B2 JP55156187A JP15618780A JPS6030621B2 JP S6030621 B2 JPS6030621 B2 JP S6030621B2 JP 55156187 A JP55156187 A JP 55156187A JP 15618780 A JP15618780 A JP 15618780A JP S6030621 B2 JPS6030621 B2 JP S6030621B2
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- friction ring
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65H—HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
- B65H75/00—Storing webs, tapes, or filamentary material, e.g. on reels
- B65H75/02—Cores, formers, supports, or holders for coiled, wound, or folded material, e.g. reels, spindles, bobbins, cop tubes, cans, mandrels or chucks
- B65H75/18—Constructional details
- B65H75/24—Constructional details adjustable in configuration, e.g. expansible
- B65H75/242—Expansible spindles, mandrels or chucks, e.g. for securing or releasing cores, holders or packages
- B65H75/243—Expansible spindles, mandrels or chucks, e.g. for securing or releasing cores, holders or packages actuated by use of a fluid
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65H—HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
- B65H2701/00—Handled material; Storage means
- B65H2701/30—Handled filamentary material
- B65H2701/31—Textiles threads or artificial strands of filaments
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- Winding Of Webs (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は巻取り軸、とくに一本の巻取り麹に多数の紙
管をそれぞれ摩擦により保持するようにした巻取り鞠に
おける巻管支持装置に関するものである。 一本の巻取り軸上に多数のフリクションカラーと紙管ホ
ルダーを交互に配設し、軸方向から加圧することによっ
て級管ホルダーを摩擦駆動する巻取り軸が、スリット紙
その他の長尺シート材料を同時に巻取るのに用いられて
いる。 きわめて簡単な紙管ホルダーとしては、外周に付設され
た鋸刃状の爪が接線方向に突出するようにされており、
この爪が紙管の内周面に喰い込み係合されるものがある
。この種の紙管ホルダーを使用するときは、紙管の着脱
に手間どろとともに、紙管を傷つけ、級管のむしれ屑が
巻取り軸の周辺に飛散する不都合があり、さらに爪が操
作者を傷つけるおそれがあることから、最近では、第1
図に一例を示す者管支綾装置を備えた巻取り軸が使用さ
れている。 第1図は図の上半分にこの従来の装置の側断面を、下半
分にその外形側面をそれぞれ示したものであるが〜加圧
空気の導入孔1を備えた巻取り軸2にフリクションリン
グ登と松縦リングホルダー4とが交互に多数(図では前
記ホルダー4が一対の場合を示す。)配列されており、
フリクションリング3の外端の1つを軸2に固定し、そ
の外のものは紬方向の移動は許容するが「回転はたとえ
ばすべりキーにより巻取り軸2と一体に拘束するように
されている。一方「舷縮リングホルダー亀は、フリクシ
ョンリング3の間に挟圧して保持されるようにフリクシ
gンリング3の反対側の外端の1つに軸方向の外力が加
えられるようにされておりち舷縮リングホルダー4に巻
取り時に加えられる外部からのトルクの程度によってフ
リクションリング3に対してスリップして回転できるよ
うにされている。そして各拡緒リングホルダー母は、内
輪5、外輪6から形成される環帯状の空間に板ばね7に
よって押圧されるチューブ8が収められ、外輪61こは
その聡心に対してたとえば120oの角度に等配された
複数個の窓(この例では3個)があげられて、それに拡
縮片9がはめこまれて構成されている。図では拡綴りン
グホルダー4の左側のものは「拡縮片9が「チューブ8
が板ばね了もこよって押圧されて外輪6の中に沈められ
、縮められている状態を「そして右側のものはト加圧空
気がその導入孔1からチューブ8に導入され、板ばね7
の押圧力に抗してチューブ8が膨張させられることによ
って「拡縦片9が外輪6から浮上り、半径方向に拡張さ
れている状態を示している。従来の巻管支持装置は前記
のように構成されているので、拡縞リングホルダー4に
紙管を装着し、チューブ8内に加圧空気を導入すること
によって級管を、その内周面を全く傷つけることなく保
持することができる。このようにセットした紙管の上に
スリット紙などの材料を巻付け「巻取り鞠2の回転によ
って巻取るのであるが、巻取り鞠をつねに巻取り材料の
送出し速度より大き目に回転させてフリクションリング
3をスリップさせながら、巻取り製品の自重と藤方向の
押圧力の加減により、フリクショントルクすなわち巻取
り張力の調節を行い、任意の巻き固さの巻取り製品をえ
ることができるとされているものである。しかし、この
従来の装置はつぎのような欠点を有している。 {i’拡縮リングホルダー4の構成要素である内輪5は
円周および半径方向の2面の摩擦面を有し、その円周方
向摩擦面が製品およびフリクション本体を支える軸受を
かねているのであるが、運転中に発生するスリップ時の
摩擦熱によってフリクション面(スリップ面)が変形し
〜それによりフリクショントルクのむらがあらわれる。 また「すべり軸受であるため「側方からの押圧力が4・
さし、場合でもフリクショントルクはころがり軸受のよ
うに小さくすることができず、フリクショントルクの微
細なコントロールができない。また前記半径方向摩擦面
は鯵状の1つの面に形成されていることから前記発熱に
よる端面の振れがトルクむらとなってあらわれる。{i
i’ 紙管の上に巻取られる材料が太ってくるにつれ、
その重量が巻取り軸2をたわませることから、前記した
内輪5とフリクションリング3とのはめあい状態が変化
し隙間を生ずることとなり、前記したフリクションむら
がさらにいちじるしくあらわれてくるとともに「前記隙
間から加圧空気が外部へ漏れだし、圧縮空気の消費を増
加させる。 風 運転中にフリクションリング3に対する鍵方向の押
圧力を加減し「 フリクショントルクの設定値を調整す
るために、推力軸受を介して作用させるコイル‘まねや
ェアシリンダなどの図示されていない機構を別に必要と
する。 ‘M フリクショントルク(巻取り張力)の調整は、鯛
方向の押圧力を加減することによって行われるが「その
側圧の伝達が、軸の構造上フリクションリング3、内輪
5、外輪6をへてな$れるために、伝達にあたっては、
これら各メンバーが軸万向にわずかづっ移動しなくては
ならない。 しかし麹2および前記各メンバー間に生ずる摩擦抵抗の
ため、末端部まで正確に側圧が伝達されにくく、とくに
側圧を微小変化させ、それを均一に全体に伝えることは
困難である。このことは各個の巻管支持機構のフリクシ
ョントルクにばらつきを生ずる結果となり〜 また微妙
な張力のコントロールを困難にする。この発明は従来の
巻取り軸における巻管支持袋暦が有する前記した諸欠点
を解消するためになされたものであって、フリクション
リングに生ずるフリクションむらの発生を抑制するとと
もに、それに付与する押圧力を運転中においても容易に
調整できるようにすることによってフリクショントルク
を大きい値から小さい値まで正確かつ均一にコントロー
ルすることができ、さらに運転時における加圧空気の漏
洩を少〈し、省エネルギーをも可能にした装置を提供し
ようとするものである。 以下、この発明にかかる実施例について図面を参照しな
がら詳細に説明する。第2図は図の上半分にこの実施例
の側断面を、下半分にその外形側面をそれぞれ示したも
のである。11は巻取り軸で、その内部に加圧空気の導
入孔1を備えており、その段付部から右方に向ってその
外周面に、外輪にフランジ部材12、さらにそれにフリ
クションリング13を予め装着した玉軸受14、ディス
タンスカラー15「環状シリンダブロック16が隙間を
もたせることなくしつくりはめこまれており、これらの
構成部材が複数組(図では3組)前記順序につぎつぎ前
記軸11に前記のとおり取付けられ、最後に押圧カラー
亀7を取付け、それを滋様のねじ部に舌付き座金にてま
わり止めされるロックナット18を締め込むことによっ
てこれら部材により、玉軸受(正確にはその内輪)14
、ディスタンスカラー15、および環状シリンダブロッ
ク16が巻取り軸11に固定される。 フリクションリング13は第3図に示すような形状をし
ており、その外周面にその鞠心に対して等配された複数
個(この例では4個)の煩斜面をもつ切欠け部21と、
外周面にそった凹部22とが設けられ、この切欠け部2
1には、くさび状の拡縦片23が摺動自在にはめこまれ
る。拡縮片23は第3図に示すように、その上面はかま
ぼこ状の曲面とされ、紙管の内周面との摩擦を大きくす
るためにたとえばニトリルゴムが接着され、その曲率半
径が環状シリンダブロツク16の外周面のそれよりも若
干小さくなるように成形されているとともに、その中央
部に外周面にそった溝24が施されている。25はリン
グ状のコイルスプリングで、フリクションリング13の
切欠け部21にそれぞれはめこまれた拡縮片23をフリ
クションリング13に弾発的に拘束するように、溝24
と凹部22とに礎発力にさからつて拡張して収められて
いる。 環状シリンダブロック16には、複数個(この例では1
針固)のシリンダ31が軸心に対して等配されており、
その底部には加圧空気の導入孔1と接続する導通孔32
が設けられている。33はピストンで、シリンダ31に
はめこまれ、その底面に作用する加圧空気によってフリ
クションリング13の側面をそれぞれ均等に押圧するよ
うにされている。 ピストン33は、そのくびれ部に断面がU字形状のシー
ルパッキンがはめこまれて摺動時の気密保持に備えられ
ているとともに、後記するフリクションリング13との
間に生ずるフリツプ時の摩擦抵抗を少〈するために、す
べり摩擦係数の小さいtたとえばデルリン8010(デ
ュポン社の商品名)などのプラスチック材料にて作られ
ている。なお34は加圧空気の洩れ防止用の0リング、
35は導入孔1へ加圧空気をその空気源から供聯合する
ためのロータリジョィントである。 つぎにこの装置における動作について説明する。 第2図においては、3組の巻管支持機構のうち左側の2
組はその拡縮片23が環状シリンダブロック16の外周
面より外方に拡張されている状態にて、残りの右側の1
組は、舷縮片23が環状シリンダブロツク16の外周面
と一致するよう内方に縮められている状態にてそれぞれ
示されている。さて、前記のように構成されている巻管
支持機構の外周に紙管を挿入する。 紙管の内径は環状シリンダブロック16の外径よりやや
大きいから拡縦片23が前記のとおり内方に縮められて
いる場合はそれによって干渉されることなく自由に挿入
できる。ついで所定の圧力に制御された加圧空気をロー
タリジョィント35を介して導入孔1をへて導通孔32
から環状シリンダブロツク16のそれぞれのシリンダ3
1に導入すると、ピストン33がその底面に作用する加
圧空気によって押出され、その頭面にてフリクションリ
ング13をフランジ部材12の外周面にそって左方へ移
動させ、前記リング13の内部のフランジ面がフランジ
部材12の側面に押圧される。この動作と同時にフリク
ションリング13の前記移動によって、各拡縮片23が
その端面をフランジ部材12に押圧されながら、リング
状のコイルスプリング25の弾発力に抗してフリクショ
ンリング13の切欠け部21において半径方向にそれぞ
れ押出され、紙管の内周面を放射状にそれぞれ押圧する
。このようにして紙管をその支持機構に保持することが
できる。切換弁(図示せず)を操作することによって加
圧空気の供給がとめられ、導入された加圧空気が大気に
放出されると、ピストン33に作用する空気圧が大気圧
状態となり、フリクションリング13を押圧する力がな
くなるので、リング状コイルスプリング25の弾発的復
元力によって、第2図の右方の1組に示されるように、
フリクションリング13がピストン33をシリンダ31
に押込みながらフランジ部材12にそって右方へ移動し
、もとの位置に復帰する。そしてこのフリクションリン
グ13の復帰動作に伴って、各鉱縦片23がコイルスプ
リング25の復元力によってフランジ12にそって半径
方向に沈められ〜その外周面が環状シリンダブロツク1
6の外周面と一致するように縮められると「紙管の支持
機機による保持が開放され、それを自由に取りはずすこ
とができる。ところで、舷縞片23はフリクションリン
グ13の左方向の移動によるくさび作用によって外方へ
拡げられるのであるから、ピストン33からフリクショ
ンリング13に加えられる押圧力をPも切欠け部21の
傾斜面の水平面となす角度を8とすると、拡縮片23の
それぞれが前記紙管の内周面を押圧する力Qは「Q:畠
舎害多:もの8となる。 ただしnは拡縮片23の個数である。したがって前記紙
管と拡縞片23とにおけるそれが拡げられた際のスリッ
プトルクT.は「両者間の摩擦係数払,、紙管の内径を
Diとすると〜DiaT・FQ‘r・。 友‐n=をWrわ‐鱗よ;tただし、紙管は一組の者管
支持機構にだけ装着されているものとする。一方ピスト
ン33の直径をd(肌)、その個数をN、それに作用す
る加圧空気の圧力をp(kgノ鮒)とすると、P=守。 N心側める。 ピストン33は環状シリンダブロツク16を介してつね
に巻取り軸11と同じ回転速さにてまわされるが、フリ
クションリング13はフランジ部材12を介して玉軸受
】4の外輪に固定されているとみなされるから、フリク
ションリング13は巻取り軸11に対して自由回転でき
るようにされている。 したがってフリクションリング13の切欠け部21には
めこまれている舷縞片23は、巻取り鞠量1によって直
嬢まわされるのではなくフリクションリング13と各ピ
ストン33との接触面を生ずるフリクショントルクT2
によって間接的に回転駆動されるわけである。環状シリ
ンダブロック亀6のシリンダ31の配設ピッチ円の直径
をDpとすると前記フリクショントルクT2はつぎの式
にてあらわされる。Dp T2=牛d20N。 p。す仏2=享P小2・Dp
岬
管をそれぞれ摩擦により保持するようにした巻取り鞠に
おける巻管支持装置に関するものである。 一本の巻取り軸上に多数のフリクションカラーと紙管ホ
ルダーを交互に配設し、軸方向から加圧することによっ
て級管ホルダーを摩擦駆動する巻取り軸が、スリット紙
その他の長尺シート材料を同時に巻取るのに用いられて
いる。 きわめて簡単な紙管ホルダーとしては、外周に付設され
た鋸刃状の爪が接線方向に突出するようにされており、
この爪が紙管の内周面に喰い込み係合されるものがある
。この種の紙管ホルダーを使用するときは、紙管の着脱
に手間どろとともに、紙管を傷つけ、級管のむしれ屑が
巻取り軸の周辺に飛散する不都合があり、さらに爪が操
作者を傷つけるおそれがあることから、最近では、第1
図に一例を示す者管支綾装置を備えた巻取り軸が使用さ
れている。 第1図は図の上半分にこの従来の装置の側断面を、下半
分にその外形側面をそれぞれ示したものであるが〜加圧
空気の導入孔1を備えた巻取り軸2にフリクションリン
グ登と松縦リングホルダー4とが交互に多数(図では前
記ホルダー4が一対の場合を示す。)配列されており、
フリクションリング3の外端の1つを軸2に固定し、そ
の外のものは紬方向の移動は許容するが「回転はたとえ
ばすべりキーにより巻取り軸2と一体に拘束するように
されている。一方「舷縮リングホルダー亀は、フリクシ
ョンリング3の間に挟圧して保持されるようにフリクシ
gンリング3の反対側の外端の1つに軸方向の外力が加
えられるようにされておりち舷縮リングホルダー4に巻
取り時に加えられる外部からのトルクの程度によってフ
リクションリング3に対してスリップして回転できるよ
うにされている。そして各拡緒リングホルダー母は、内
輪5、外輪6から形成される環帯状の空間に板ばね7に
よって押圧されるチューブ8が収められ、外輪61こは
その聡心に対してたとえば120oの角度に等配された
複数個の窓(この例では3個)があげられて、それに拡
縮片9がはめこまれて構成されている。図では拡綴りン
グホルダー4の左側のものは「拡縮片9が「チューブ8
が板ばね了もこよって押圧されて外輪6の中に沈められ
、縮められている状態を「そして右側のものはト加圧空
気がその導入孔1からチューブ8に導入され、板ばね7
の押圧力に抗してチューブ8が膨張させられることによ
って「拡縦片9が外輪6から浮上り、半径方向に拡張さ
れている状態を示している。従来の巻管支持装置は前記
のように構成されているので、拡縞リングホルダー4に
紙管を装着し、チューブ8内に加圧空気を導入すること
によって級管を、その内周面を全く傷つけることなく保
持することができる。このようにセットした紙管の上に
スリット紙などの材料を巻付け「巻取り鞠2の回転によ
って巻取るのであるが、巻取り鞠をつねに巻取り材料の
送出し速度より大き目に回転させてフリクションリング
3をスリップさせながら、巻取り製品の自重と藤方向の
押圧力の加減により、フリクショントルクすなわち巻取
り張力の調節を行い、任意の巻き固さの巻取り製品をえ
ることができるとされているものである。しかし、この
従来の装置はつぎのような欠点を有している。 {i’拡縮リングホルダー4の構成要素である内輪5は
円周および半径方向の2面の摩擦面を有し、その円周方
向摩擦面が製品およびフリクション本体を支える軸受を
かねているのであるが、運転中に発生するスリップ時の
摩擦熱によってフリクション面(スリップ面)が変形し
〜それによりフリクショントルクのむらがあらわれる。 また「すべり軸受であるため「側方からの押圧力が4・
さし、場合でもフリクショントルクはころがり軸受のよ
うに小さくすることができず、フリクショントルクの微
細なコントロールができない。また前記半径方向摩擦面
は鯵状の1つの面に形成されていることから前記発熱に
よる端面の振れがトルクむらとなってあらわれる。{i
i’ 紙管の上に巻取られる材料が太ってくるにつれ、
その重量が巻取り軸2をたわませることから、前記した
内輪5とフリクションリング3とのはめあい状態が変化
し隙間を生ずることとなり、前記したフリクションむら
がさらにいちじるしくあらわれてくるとともに「前記隙
間から加圧空気が外部へ漏れだし、圧縮空気の消費を増
加させる。 風 運転中にフリクションリング3に対する鍵方向の押
圧力を加減し「 フリクショントルクの設定値を調整す
るために、推力軸受を介して作用させるコイル‘まねや
ェアシリンダなどの図示されていない機構を別に必要と
する。 ‘M フリクショントルク(巻取り張力)の調整は、鯛
方向の押圧力を加減することによって行われるが「その
側圧の伝達が、軸の構造上フリクションリング3、内輪
5、外輪6をへてな$れるために、伝達にあたっては、
これら各メンバーが軸万向にわずかづっ移動しなくては
ならない。 しかし麹2および前記各メンバー間に生ずる摩擦抵抗の
ため、末端部まで正確に側圧が伝達されにくく、とくに
側圧を微小変化させ、それを均一に全体に伝えることは
困難である。このことは各個の巻管支持機構のフリクシ
ョントルクにばらつきを生ずる結果となり〜 また微妙
な張力のコントロールを困難にする。この発明は従来の
巻取り軸における巻管支持袋暦が有する前記した諸欠点
を解消するためになされたものであって、フリクション
リングに生ずるフリクションむらの発生を抑制するとと
もに、それに付与する押圧力を運転中においても容易に
調整できるようにすることによってフリクショントルク
を大きい値から小さい値まで正確かつ均一にコントロー
ルすることができ、さらに運転時における加圧空気の漏
洩を少〈し、省エネルギーをも可能にした装置を提供し
ようとするものである。 以下、この発明にかかる実施例について図面を参照しな
がら詳細に説明する。第2図は図の上半分にこの実施例
の側断面を、下半分にその外形側面をそれぞれ示したも
のである。11は巻取り軸で、その内部に加圧空気の導
入孔1を備えており、その段付部から右方に向ってその
外周面に、外輪にフランジ部材12、さらにそれにフリ
クションリング13を予め装着した玉軸受14、ディス
タンスカラー15「環状シリンダブロック16が隙間を
もたせることなくしつくりはめこまれており、これらの
構成部材が複数組(図では3組)前記順序につぎつぎ前
記軸11に前記のとおり取付けられ、最後に押圧カラー
亀7を取付け、それを滋様のねじ部に舌付き座金にてま
わり止めされるロックナット18を締め込むことによっ
てこれら部材により、玉軸受(正確にはその内輪)14
、ディスタンスカラー15、および環状シリンダブロッ
ク16が巻取り軸11に固定される。 フリクションリング13は第3図に示すような形状をし
ており、その外周面にその鞠心に対して等配された複数
個(この例では4個)の煩斜面をもつ切欠け部21と、
外周面にそった凹部22とが設けられ、この切欠け部2
1には、くさび状の拡縦片23が摺動自在にはめこまれ
る。拡縮片23は第3図に示すように、その上面はかま
ぼこ状の曲面とされ、紙管の内周面との摩擦を大きくす
るためにたとえばニトリルゴムが接着され、その曲率半
径が環状シリンダブロツク16の外周面のそれよりも若
干小さくなるように成形されているとともに、その中央
部に外周面にそった溝24が施されている。25はリン
グ状のコイルスプリングで、フリクションリング13の
切欠け部21にそれぞれはめこまれた拡縮片23をフリ
クションリング13に弾発的に拘束するように、溝24
と凹部22とに礎発力にさからつて拡張して収められて
いる。 環状シリンダブロック16には、複数個(この例では1
針固)のシリンダ31が軸心に対して等配されており、
その底部には加圧空気の導入孔1と接続する導通孔32
が設けられている。33はピストンで、シリンダ31に
はめこまれ、その底面に作用する加圧空気によってフリ
クションリング13の側面をそれぞれ均等に押圧するよ
うにされている。 ピストン33は、そのくびれ部に断面がU字形状のシー
ルパッキンがはめこまれて摺動時の気密保持に備えられ
ているとともに、後記するフリクションリング13との
間に生ずるフリツプ時の摩擦抵抗を少〈するために、す
べり摩擦係数の小さいtたとえばデルリン8010(デ
ュポン社の商品名)などのプラスチック材料にて作られ
ている。なお34は加圧空気の洩れ防止用の0リング、
35は導入孔1へ加圧空気をその空気源から供聯合する
ためのロータリジョィントである。 つぎにこの装置における動作について説明する。 第2図においては、3組の巻管支持機構のうち左側の2
組はその拡縮片23が環状シリンダブロック16の外周
面より外方に拡張されている状態にて、残りの右側の1
組は、舷縮片23が環状シリンダブロツク16の外周面
と一致するよう内方に縮められている状態にてそれぞれ
示されている。さて、前記のように構成されている巻管
支持機構の外周に紙管を挿入する。 紙管の内径は環状シリンダブロック16の外径よりやや
大きいから拡縦片23が前記のとおり内方に縮められて
いる場合はそれによって干渉されることなく自由に挿入
できる。ついで所定の圧力に制御された加圧空気をロー
タリジョィント35を介して導入孔1をへて導通孔32
から環状シリンダブロツク16のそれぞれのシリンダ3
1に導入すると、ピストン33がその底面に作用する加
圧空気によって押出され、その頭面にてフリクションリ
ング13をフランジ部材12の外周面にそって左方へ移
動させ、前記リング13の内部のフランジ面がフランジ
部材12の側面に押圧される。この動作と同時にフリク
ションリング13の前記移動によって、各拡縮片23が
その端面をフランジ部材12に押圧されながら、リング
状のコイルスプリング25の弾発力に抗してフリクショ
ンリング13の切欠け部21において半径方向にそれぞ
れ押出され、紙管の内周面を放射状にそれぞれ押圧する
。このようにして紙管をその支持機構に保持することが
できる。切換弁(図示せず)を操作することによって加
圧空気の供給がとめられ、導入された加圧空気が大気に
放出されると、ピストン33に作用する空気圧が大気圧
状態となり、フリクションリング13を押圧する力がな
くなるので、リング状コイルスプリング25の弾発的復
元力によって、第2図の右方の1組に示されるように、
フリクションリング13がピストン33をシリンダ31
に押込みながらフランジ部材12にそって右方へ移動し
、もとの位置に復帰する。そしてこのフリクションリン
グ13の復帰動作に伴って、各鉱縦片23がコイルスプ
リング25の復元力によってフランジ12にそって半径
方向に沈められ〜その外周面が環状シリンダブロツク1
6の外周面と一致するように縮められると「紙管の支持
機機による保持が開放され、それを自由に取りはずすこ
とができる。ところで、舷縞片23はフリクションリン
グ13の左方向の移動によるくさび作用によって外方へ
拡げられるのであるから、ピストン33からフリクショ
ンリング13に加えられる押圧力をPも切欠け部21の
傾斜面の水平面となす角度を8とすると、拡縮片23の
それぞれが前記紙管の内周面を押圧する力Qは「Q:畠
舎害多:もの8となる。 ただしnは拡縮片23の個数である。したがって前記紙
管と拡縞片23とにおけるそれが拡げられた際のスリッ
プトルクT.は「両者間の摩擦係数払,、紙管の内径を
Diとすると〜DiaT・FQ‘r・。 友‐n=をWrわ‐鱗よ;tただし、紙管は一組の者管
支持機構にだけ装着されているものとする。一方ピスト
ン33の直径をd(肌)、その個数をN、それに作用す
る加圧空気の圧力をp(kgノ鮒)とすると、P=守。 N心側める。 ピストン33は環状シリンダブロツク16を介してつね
に巻取り軸11と同じ回転速さにてまわされるが、フリ
クションリング13はフランジ部材12を介して玉軸受
】4の外輪に固定されているとみなされるから、フリク
ションリング13は巻取り軸11に対して自由回転でき
るようにされている。 したがってフリクションリング13の切欠け部21には
めこまれている舷縞片23は、巻取り鞠量1によって直
嬢まわされるのではなくフリクションリング13と各ピ
ストン33との接触面を生ずるフリクショントルクT2
によって間接的に回転駆動されるわけである。環状シリ
ンダブロック亀6のシリンダ31の配設ピッチ円の直径
をDpとすると前記フリクショントルクT2はつぎの式
にてあらわされる。Dp T2=牛d20N。 p。す仏2=享P小2・Dp
岬
【口}‘ィ’,‘o}のそれぞ
れ右辺の各項を比較すると「 仏,》必2,Di>Dp
,cot8>1(たとえば8=20oとするとcot8
こ2.747)であるから、T,〉T2となる。すなわ
ち、紙管がその支持機構に拡縞片23によって確保され
るのは、その間にスリップが生ずる場合のスリップトル
クT,がt巻取り軸11の駆動時に生ずるフリクション
リング】3のフリクショントルクT2をつねにはるかに
こえていることによるのである。つぎに「巻取られる材
料に作用するテンションtが第4図に示すように巻き径
○によって変化するようにコントロールされる場合につ
いて考察する。 この場合に必要な巻取りトルクはいうまでもなく季。・
tであり、これが前記したフリクシ9ントルクLによっ
て付与されることになるのであるからに1式により享D
Qt:享Pも松。Dpとなり、したがってテンシヨンt
は、t=等P化 …州あらわされる。 ところで、Dpは前記したように一定値であり、仏2も
同じく一定値とみなされ、Pは加圧空気の圧力pに正比
例するから、巻取られる材料の太り径0に対応するテン
ションtが材料に与えられるように運転するには、し一
式を充足するように加圧空気の圧力をロータリジョィン
ト35の上流に付設したェアレギュレータ(図示せず)
によってコントロールすればよい。 またこのフリクショントルクT2は、‘ロ’式に示され
るようにフリクションリング13に加える押圧力Pすな
わち加圧空気の圧力pを前記のように調整することにつ
いて大きい値から小さい値(ピストン33にすべり摩擦
係数の小さいプラスチック材を用い、山2の値を従釆の
装置に比してはるかに小さくできることによる)まで正
確かつ均一にコントロールすることができる。また、巻
取られる材料が太り、その重量によって巻取り軸11が
たわむ場合でも、巻取り麹11に固定されている玉軸受
14(正確には内輪)〜ディスタンスカラー15、およ
び環状シリンダブロック16は一端は軸の段付きに当て
られており「他端からロックナット18で締付けてしっ
かり固定されているので、軸11のたわみにより前記メ
ンバー間に生ずる隙間はわずかであり、またフリクショ
ン面も軸11のたわみりによる懐斜に応じて個々のピス
トン33の位置が変化するだけで、フリクショントルク
の変動や加圧空気が外部へもれだすことはほとんど生じ
ない。 前記説明においては、紙管が一組の巻管支持機構によっ
て保持される場合についてのべたが「巻取られる材料の
幅が広く、紙管がそれにともなって二組以上の巻管支持
機構によって保持される場合には、‘ィ}式に示したス
リップトルクT,および‘o)式に示したフリクション
トルクT2がそれぞれ2倍、3倍…となることは説明す
るまでもないが、この場合においても前記同様にフリク
ショントルクを正確かつ均一にコントロールすることが
できる。以上の説明において明らかなように、この発明
にかかる巻取り軸における巻管支持装置においては、フ
リクションリングに加える押圧力すなわち加圧空気の圧
力を制御することによってフリクショントルクを大きい
値から小さい値(ピストンが摩擦係数の小さいプラスチ
ック材で成形されているため従来のものよりこの値が小
さくできる)までフリクションむらを伴うことなく正確
かつ均一にコントロールすることができる。 また、紙管の上に巻取られる材料が太つてくるにつれそ
の重量によって巻取り軸がたわむ場合でも、従来の装置
のように前記軸に装着される都材のはめあい状態が変化
し隙間を生じそれから加圧空気が外部へ漏れ出すことは
ほとんどおきず、省エネルギーを可能にする。さらに、
フリクショントルクの発生機構と「級管などの巻管を確
保する支持機構とが従来の装置のように別々に構成され
ておらず同一の機構によって作動するようにされている
ことから、その構成が簡単となり、かつそれらの操作も
容易である。この装置においては消耗部品はピストンの
みであり、従釆の装置のようにフリクション本体(内輪
)を交換する必要がないため、メンテナンスの費用が節
約できるという副次的な効果を有している。
れ右辺の各項を比較すると「 仏,》必2,Di>Dp
,cot8>1(たとえば8=20oとするとcot8
こ2.747)であるから、T,〉T2となる。すなわ
ち、紙管がその支持機構に拡縞片23によって確保され
るのは、その間にスリップが生ずる場合のスリップトル
クT,がt巻取り軸11の駆動時に生ずるフリクション
リング】3のフリクショントルクT2をつねにはるかに
こえていることによるのである。つぎに「巻取られる材
料に作用するテンションtが第4図に示すように巻き径
○によって変化するようにコントロールされる場合につ
いて考察する。 この場合に必要な巻取りトルクはいうまでもなく季。・
tであり、これが前記したフリクシ9ントルクLによっ
て付与されることになるのであるからに1式により享D
Qt:享Pも松。Dpとなり、したがってテンシヨンt
は、t=等P化 …州あらわされる。 ところで、Dpは前記したように一定値であり、仏2も
同じく一定値とみなされ、Pは加圧空気の圧力pに正比
例するから、巻取られる材料の太り径0に対応するテン
ションtが材料に与えられるように運転するには、し一
式を充足するように加圧空気の圧力をロータリジョィン
ト35の上流に付設したェアレギュレータ(図示せず)
によってコントロールすればよい。 またこのフリクショントルクT2は、‘ロ’式に示され
るようにフリクションリング13に加える押圧力Pすな
わち加圧空気の圧力pを前記のように調整することにつ
いて大きい値から小さい値(ピストン33にすべり摩擦
係数の小さいプラスチック材を用い、山2の値を従釆の
装置に比してはるかに小さくできることによる)まで正
確かつ均一にコントロールすることができる。また、巻
取られる材料が太り、その重量によって巻取り軸11が
たわむ場合でも、巻取り麹11に固定されている玉軸受
14(正確には内輪)〜ディスタンスカラー15、およ
び環状シリンダブロック16は一端は軸の段付きに当て
られており「他端からロックナット18で締付けてしっ
かり固定されているので、軸11のたわみにより前記メ
ンバー間に生ずる隙間はわずかであり、またフリクショ
ン面も軸11のたわみりによる懐斜に応じて個々のピス
トン33の位置が変化するだけで、フリクショントルク
の変動や加圧空気が外部へもれだすことはほとんど生じ
ない。 前記説明においては、紙管が一組の巻管支持機構によっ
て保持される場合についてのべたが「巻取られる材料の
幅が広く、紙管がそれにともなって二組以上の巻管支持
機構によって保持される場合には、‘ィ}式に示したス
リップトルクT,および‘o)式に示したフリクション
トルクT2がそれぞれ2倍、3倍…となることは説明す
るまでもないが、この場合においても前記同様にフリク
ショントルクを正確かつ均一にコントロールすることが
できる。以上の説明において明らかなように、この発明
にかかる巻取り軸における巻管支持装置においては、フ
リクションリングに加える押圧力すなわち加圧空気の圧
力を制御することによってフリクショントルクを大きい
値から小さい値(ピストンが摩擦係数の小さいプラスチ
ック材で成形されているため従来のものよりこの値が小
さくできる)までフリクションむらを伴うことなく正確
かつ均一にコントロールすることができる。 また、紙管の上に巻取られる材料が太つてくるにつれそ
の重量によって巻取り軸がたわむ場合でも、従来の装置
のように前記軸に装着される都材のはめあい状態が変化
し隙間を生じそれから加圧空気が外部へ漏れ出すことは
ほとんどおきず、省エネルギーを可能にする。さらに、
フリクショントルクの発生機構と「級管などの巻管を確
保する支持機構とが従来の装置のように別々に構成され
ておらず同一の機構によって作動するようにされている
ことから、その構成が簡単となり、かつそれらの操作も
容易である。この装置においては消耗部品はピストンの
みであり、従釆の装置のようにフリクション本体(内輪
)を交換する必要がないため、メンテナンスの費用が節
約できるという副次的な効果を有している。
第1図は巻取り軸における巻管支持装置の従来の装置に
ついて、図の上半分にこの側断面を〜下半分にその外形
側面をそれぞれに示した図、第2図はこの発明にかかる
実施例について前記同様に′示した図、第3図はフリク
ションリングおよび舷縦片の斜視図、第4図は巻取られ
る材料の巻き蓬Dと巻取り時に前記材料に作用するテン
ションtとの関係の一例を示す線図である。 1・・・・・・加圧空気の導入孔、11・…・・巻取り
軸、12・…・・フランジ部材、13・…・・フリクシ
ョンリング、14……玉軸受、15・・・・・・ディス
タンスカフー、16・・…・環状シリングブロック、2
1・・…・切欠け部、22・…・・凹部、23・・・・
・・拡縮片、24……溝、25……リング状のコイルス
プリング、32……シリンダ、33……ピストン。 図 球 図 N ・滋 第3図 第4図
ついて、図の上半分にこの側断面を〜下半分にその外形
側面をそれぞれに示した図、第2図はこの発明にかかる
実施例について前記同様に′示した図、第3図はフリク
ションリングおよび舷縦片の斜視図、第4図は巻取られ
る材料の巻き蓬Dと巻取り時に前記材料に作用するテン
ションtとの関係の一例を示す線図である。 1・・・・・・加圧空気の導入孔、11・…・・巻取り
軸、12・…・・フランジ部材、13・…・・フリクシ
ョンリング、14……玉軸受、15・・・・・・ディス
タンスカフー、16・・…・環状シリングブロック、2
1・・…・切欠け部、22・…・・凹部、23・・・・
・・拡縮片、24……溝、25……リング状のコイルス
プリング、32……シリンダ、33……ピストン。 図 球 図 N ・滋 第3図 第4図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 加圧空気の導入孔を備えた巻取り軸に、外輪にフラ
ンジ部材を介してフリクシヨンリングをはめあわせた玉
軸受、デイスタンスカラーおよび環状シリンダブロツク
をこの順序に複数組配列し、これら全体を軸方向に押圧
することによつて固定し、前記フリクシヨンリングには
その外周面に傾斜面を有する切欠け部の複数個をその軸
心に対して等配し、かつこれら切欠け部の間に外周面に
そつた凹部を設けるとともに、底面が前記切欠け部の傾
斜面の水平面となす角度に形成されたくさび形状の拡縮
片を前記切欠け部にそれぞれ摺動自在にはめあわせ、リ
ング状のコイルスプリングを前記拡縮片の上面に設けた
溝と前記フリクシヨンリングの凹部に収めることによつ
て前記拡縮片を前記フリクシヨンリングに対して弾発的
に拘束するようにし、さらに前記環状シリンダブロツク
にその軸心に対して等配した複数個のシリンダにピスト
ンをそれぞれはめこみ、前記導入孔から前記シリンダに
加圧空気を導入することによつて前記ピストンを介して
前記フリクシヨンリングを押圧しそれを前記フランジ部
材にそつて移動させ、同時に拡縮片をそれぞれ半径方向
に拡張せしめ、その外方に位置する紙管内面に圧接係合
させるとともに、前記フリクシヨンリングをその前記ピ
ストンとの押圧接触面に生ずる摩擦力を介して前記巻取
り軸によつて間接的に回転駆動させるようにしたことを
特徴とする巻取り軸における巻管支持装置。 2 環状シリンダブロツクのシリンダにはめあわせるピ
ストンをすべり摩擦係数の小さいプラスチツク材にて成
形してなる特許請求の範囲第1項記載の巻取り軸におけ
る巻管支持装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP55156187A JPS6030621B2 (ja) | 1980-11-05 | 1980-11-05 | 巻取り軸における巻管支持装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP55156187A JPS6030621B2 (ja) | 1980-11-05 | 1980-11-05 | 巻取り軸における巻管支持装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5781046A JPS5781046A (en) | 1982-05-20 |
JPS6030621B2 true JPS6030621B2 (ja) | 1985-07-17 |
Family
ID=15622263
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP55156187A Expired JPS6030621B2 (ja) | 1980-11-05 | 1980-11-05 | 巻取り軸における巻管支持装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6030621B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR102242095B1 (ko) * | 2019-10-29 | 2021-04-20 | 허영필 | 프랙션 에어 샤프트의 조커버 조립체 |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2795401B2 (ja) * | 1995-04-13 | 1998-09-10 | 正次 宮本 | フイルム等の巻取り装置 |
US6168110B1 (en) | 1998-02-24 | 2001-01-02 | Philip Morris Management Corp. | Dual bobbin mandrel |
JP2002003025A (ja) * | 2000-06-15 | 2002-01-09 | Fuji Iron Works Co Ltd | 調芯性巻芯シャフト |
JP4392682B2 (ja) * | 2001-01-04 | 2010-01-06 | 株式会社西村製作所 | 巻取装置 |
KR100467958B1 (ko) * | 2002-06-28 | 2005-01-24 | 설재원 | 지관고정장치 |
-
1980
- 1980-11-05 JP JP55156187A patent/JPS6030621B2/ja not_active Expired
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR102242095B1 (ko) * | 2019-10-29 | 2021-04-20 | 허영필 | 프랙션 에어 샤프트의 조커버 조립체 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5781046A (en) | 1982-05-20 |
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