JPS603042Y2 - 袋体の離型テ−プ剥離装置 - Google Patents

袋体の離型テ−プ剥離装置

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JPS603042Y2
JPS603042Y2 JP857978U JP857978U JPS603042Y2 JP S603042 Y2 JPS603042 Y2 JP S603042Y2 JP 857978 U JP857978 U JP 857978U JP 857978 U JP857978 U JP 857978U JP S603042 Y2 JPS603042 Y2 JP S603042Y2
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JP
Japan
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bag
conveyor
release tape
nip
flap
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JP857978U
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English (en)
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JPS54113862U (ja
Inventor
勧 清水
Original Assignee
グンゼ株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は袋体の離型テープ剥離装置に関し、コンベアに
より袋体を移送する間に、袋体のフラップ部に貼着され
た離型テープを自動的に剥離し除去するようにしたもの
である。
現在、第1図ないし第3図に示される如く開口部1にフ
ラップ部2を有し、そのフラップ部2の両面接着テープ
3及び離型テープ4を順次貼着したもの、或いは感圧性
接着剤5を塗付し、その上に離型テープ4を貼着した形
態等の袋体6がある。
この種の袋体6を使用する場合には、先ず被封入物Aを
袋体6内に挿入した後、離型テープ4を剥取り、次にフ
ラップ部2を折曲げて、前記接着テープ3或いは接着剤
5により該フラップ部2を開口部1反対側に貼着するの
であるが、従来、この離型テープ4の剥離は専ら手作業
に頼っており、作業能率が極めて悪いと言う問題があっ
た。
そこで、出願人は、特開昭51−71267号公報にお
ける1袋体の離型材剥離除去装置ヨを提案した。
これは、フラップ部を後方としかつその離型材が上面側
となる状態で袋体を移送するコンベアの上方にニップ用
ベースを配設し、該ベースとの間で前記フラップ部をニ
ップし折り曲げて案内するニップアームを前記コンベア
に対して突出方向に付勢し、該ニップアームに案内され
る間にフラップ部の離型材を引掛ける離型材引掛用フッ
クを設け、更に剥離された離型材を除去する吸引手段を
設けたことを特徴とするものである。
斯かる装置により、ラップ作業の効率化が大いに図られ
たが、ニップアームの案内部がニップ用ベースに弾性体
を介して付勢されているためその調整が難しく、付勢が
強過ぎると、ラップ部に伸び、損傷が生じるばかりでな
く、両面接着テープ等自体にも損傷が及ぶことがあり、
また弱過ぎると離型材の剥離不良が生じるという欠点が
あった。
また、最適に調整しても、袋体の通過後、ニップアーム
が上下に振動し、離型材の剥離不良を生じる場合もあり
、更に、袋体が軽量の場合、袋体自体がニップアームに
より上方に持ち上げられ、吸引手段に吸着され、袋体の
損傷、離型材の剥離不良を招来することもあった。
本考案は斯かる問題点を解消すべく提案されたものであ
って、その特徴とするところは、フラップ部を後方とし
かつ離型テープが上面となる状態で袋体を移送するコン
ベアの上方に剥離ベースを配設し、該剥離ベースの移送
方向前方であってかつ前記コンベアの上方に袋体を前記
コンベアとの間に挾んで移送する押えベルトを昇降自在
に設け、前記剥離ベースに剥離ローラを回転自在に設け
、該剥離ローラと周接状態で前記フラップ部をニップし
折曲げて案内するニップバーを前記コンベアに対して出
退昇降自在に設け、該ニップバーにニップし案内される
間に前記フラップ部の離型テープを引掛けるフックプレ
ートを設け、更に剥離された離型テープを除去する吸引
手段と、袋体を感知して押えベルト及びニップバーに昇
降指令を与える感知手段とを設けた点にある。
以下、図示の実施例について本考案を詳述すると、第4
図において、7は第1コンベアで、フラップ部2を後方
としかつそのの離型テープ4が上面となる状態で袋体6
をa矢示方向に移送する。
8は剥離ベースで、第1コンベア7の上方に袋体6の通
過に適した間隔を置いて配置されており、この剥離ベー
ス8には第5図に示すように剥離ローラ9が遊転自在に
軸支されている。
10はニップバーで、上昇時に剥離ローラ9と周接状態
で袋体6のフラップ部2をニップし山形状に折曲げて案
内するためのものであり、第1シリンダ11により第1
コンベア7に対して出退昇降自在に設けられている。
12は離型テープ4を引掛けるフックプレートで、ニッ
プバー10に案内されるフラップ部2の前方側頂部傍に
配置される。
13は剥離された離型テープ4を除去する吸引手段であ
って、剥離ローラ9とフックプレート12間の間隙を取
囲むように開口する吸引口14と、これに連通ずる吸引
管15とから構成されている。
16は押えベルトであって、第1コンベア7の上方に袋
体6を押えるに適して間隙を置いて配設され、この押え
ベルト16は前端側の支軸17を支点として第2シリン
ダ18により上下揺動自在とされている。
19は袋体6を感知してシリンダ11,18に昇降指令
を与える感知手段であって、投光器19aと受光器19
bとから戒り、フラップ部2がニップバー10上に達し
た時に袋体6を感知するように、該袋体6の長さに応じ
て適宜取付位置が設定されている。
20は正逆転可能とされた第2コンベアで、第1コンベ
ア7からの袋体6を受取る位置に傾斜状に配設されてお
り、この両者コンベア7.20間には遊転ローラ21が
設けられている。
遊転ローラ21は封口側に折曲げたフラップ部2を袋体
6側に押圧可能に設けられている。
22はフラップ折アームであり、先端部に押え板23を
有し、その押え板23が第2コンベア20上の袋体6の
開口部1近傍を押えてフラップ部2を折込むように枢支
軸24により上下揺動自在に枢支され、このフラップ折
アーム22は第3シリンダ25により駆動される。
26は袋体6が第2コンベア20上に受渡されたことを
感知するリミットスイッチで、このリミットスイッチ2
6が袋体6を感知した時に、第2コンベア20に逆転指
令、第3シリンダ25に下降指令を夫々発するように構
成されている。
なお第2コンベア20の正転指令、第3シリンダ25の
上昇指令はタイマ制御によりなされる。
次上記構成における作用を説明する。
先ず被封入物Aを挿入した袋体6を、第4図の如くその
開口部1を後方に向けかつ離型テープ4をフラップ部2
の上面とした状態で第1コンベア7に乗せて、該第1コ
ンベア7によりa矢示方向に送して行く。
この時、第5図の白線のようにニップバー10は下降位
置にあり、また押えベルト16は上昇状態にあるので、
袋体6はニップバー10を通過し、押えベルト16の下
側へと速やかに進入する。
そして袋体6や第5図の如く感知手段19の取付位置ま
で達すると、投光器19aから受光器19bへの光線を
遮光するので受光器19bが袋体6を感知し、各シリン
ダ11.18に対して上昇及び下降指令を発する。
これによって押えベルト16が下降し、袋体6を第1ベ
ルト7との間で挾持した状態でa矢示方向へと続いて移
送する。
一方、この時のフラップ部2はニップバー10上を通過
中であるので、ニップバー10が上昇シて剥離ローラ9
との間でフラップ部2をニップし、このフラップ部2は
ニップバー10に沿って山形状となって引張られながら
該ニップバー10と剥離ローラ9との間を進み、ニップ
バー10の頂点を通過する時に、離型テープ4の先端部
に若干の剥離部分ができ、その剥離部分にフックプレー
ト12の先端が引掛かり、離型テープ4は袋体6の移送
と共に、該フックプレート12によって完全に剥離され
て行く。
剥離した離型テープ4は吸引口14より吸引管15を経
て外部へと除去される。
袋体6の開口部1が投受光器19a、19bを通過する
と、受光器19bが再び投光器19aからの光線を受光
し、ニップバー10が下降する共に、押えベルト16が
上昇する。
第1コンベア7の移送方向端部まで移送された袋体6は
第6図に示すように遊転ローラ21に乗って第2コンベ
ア20に移り、この時、遊転ローラ21はフラップ部2
が第1コンベア7に接触して巻付くのを防止する。
第2コンベア20はb矢示方向に回動状態にあり、この
第2コンベア20上に袋体6の端部が乗ると、袋体6は
該第2コンベア20によってb矢示方向へと移送される
ので、速やかに該第2コンベア20上に受渡される。
そして袋体6が第6図仮想線の如く完全に第2コンベア
20上に乗務ると、リミットスイッチ26が袋体6を感
知し、第3シリンダ25に下降指令を与えると共に、第
2コンベア20に逆転指令を与える。
このため第7図に示すようにフラップ折アーム22が下
降し、その押え板23が袋体6の開口部1近傍を押圧し
てフラップ部2を折込む。
これと同時に、第2コンベア20が逆転するので、袋体
6はC矢示方向へと移送されて行き、その間に遊転ロー
ラ21がフラップ部2を封口側に押圧し、フラップ部2
の接着テープ3または接着剤5が袋体6の上面に貼着し
、袋体6は完全に封目されて排出されて行く。
以上実施例で述べたように本考案によれば、フラップ部
を後方としかつ離型テープが上面となる状態で袋体を移
送する間に、剥離ベースとニップバーとによりフラップ
部をニップして折曲げて案内腰それによって離型テープ
に剥離部分ができたところへフックを引掛けて、離型テ
ープを完全に剥離し除去するようにしたので、手作業に
代えて自動化でき、その後の封口工程を含めた袋体の封
口動作の全自動化に大きく寄与する。
特に本考案では、剥離ベースに剥離ローラを回転自在に
設け、この剥離ローラに周接するニップバーとの間でフ
ラップ部をニップし案内する構成であるから、ニップバ
ーの剥離ローラへの付勢が強くても、ニップ時のニップ
抵抗が非常に小さくなり、フラップ部の延び、損傷及び
離型テープ自体の損傷をも確実に防止でき、それ故、ニ
ップバーの剥離ローラへの付勢力の調整が極めて容易で
ある。
また、ニップバーは第1コンベアに対して出退昇降自在
であり、感知手段により袋体を感知して昇降指令を与え
るようにしているので、弾性体により上昇方向に付勢す
る形式のものに比較して、袋体がニップバー上を速やか
に通過でき、袋体が軽い場合でも吸引手段に吸着される
等の問題がなくなり、しかも耐久性の点でも非常に優れ
ている。
更に、押えベルトは、昇降自在であるから袋体を感知し
て下降腰袋体を第1コンベアとの間に挾持する場合、袋
体の厚みに応じて、任意に押圧可能であり、剥離作業中
、袋体を第1コンベアとの間で確実に挾持して移送でき
、剥離作業が確実に行われる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第3図は袋体の態様を示し、第1図は正面図
、第2図及び第3図は縦断面図、第4図乃至第7図は本
考案の一実施例を示し、第4図は全体の側面図、第5図
乃至第7図はその要部の動作説明図である。 2・・・・・・フラップ部、4・・・・・・離型テープ
、6・・・・・・袋体、7・・・・・・第1コンベア、
8・・・・・・剥離ベース、9・・・・・・剥離ローラ
、10・・・・・・ニップバー 12・・・・・・フッ
クプレート、13・・・・・・吸引手段、16・・・・
・・押えベルト、19・・・・・・感知手段、20・・
・・・・第2コンベア、22・・・・・・フラップ折ア
ーム。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. フラップ部を後方としかつ離型テープが上面となる状態
    で袋体を移送するコンベヤの上方に剥離ベースを配設し
    、該剥離ベースの移送方向前方であってかつ前記コンベ
    アの上方に袋体を前記コンベアとの間に挾んで移送する
    押えベルトを昇降自在に設け、前記剥離ベースに剥離ロ
    ーラを回転自在に設け、該剥離ローラと周接状態で前記
    フラップ部をニップし折曲げて案するニップバーを前記
    コンベアに対して出退昇降自在に設け、該ニップバーに
    ニップし案内される間に前記フラップ部の離型テープを
    引掛けるフックプレートを設け、更に剥離された離型テ
    ープを除去する吸引手段と、袋体を感知して押えベルト
    及びニップバーに昇降指令を与える感知手段とを設けた
    ことを特徴とする袋体の離型テープ剥離装置。
JP857978U 1978-01-25 1978-01-25 袋体の離型テ−プ剥離装置 Expired JPS603042Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP857978U JPS603042Y2 (ja) 1978-01-25 1978-01-25 袋体の離型テ−プ剥離装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP857978U JPS603042Y2 (ja) 1978-01-25 1978-01-25 袋体の離型テ−プ剥離装置

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Publication Number Publication Date
JPS54113862U JPS54113862U (ja) 1979-08-10
JPS603042Y2 true JPS603042Y2 (ja) 1985-01-28

Family

ID=28817871

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JP857978U Expired JPS603042Y2 (ja) 1978-01-25 1978-01-25 袋体の離型テ−プ剥離装置

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JP (1) JPS603042Y2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007223645A (ja) * 2006-02-23 2007-09-06 Samu Giken:Kk テープ付封筒の封緘装置
KR101482579B1 (ko) * 2012-03-22 2015-01-14 와타나베츠쇼 가부시키가이샤 자동 봉함 장치

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007223645A (ja) * 2006-02-23 2007-09-06 Samu Giken:Kk テープ付封筒の封緘装置
KR101482579B1 (ko) * 2012-03-22 2015-01-14 와타나베츠쇼 가부시키가이샤 자동 봉함 장치

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JPS54113862U (ja) 1979-08-10

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