JPS6030427B2 - 耐熱水方法 - Google Patents
耐熱水方法Info
- Publication number
- JPS6030427B2 JPS6030427B2 JP11605880A JP11605880A JPS6030427B2 JP S6030427 B2 JPS6030427 B2 JP S6030427B2 JP 11605880 A JP11605880 A JP 11605880A JP 11605880 A JP11605880 A JP 11605880A JP S6030427 B2 JPS6030427 B2 JP S6030427B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hot water
- tank
- frp
- water resistant
- resistant method
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E10/00—Energy generation through renewable energy sources
- Y02E10/40—Solar thermal energy, e.g. solar towers
Landscapes
- Details Of Fluid Heaters (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はソーラシステム等において使用されるＦＲＰ槽
の耐熱水方法に関する。
の耐熱水方法に関する。
詳しくは熱水用タンクとして俵液部にジアリルフタレー
トモノマーを含むェポキシアクリレート樹脂を使用した
ＦＲＰ材質の槽を用い、かつ該糟に入れられる熱水の容
量と槽の薮液面積との比を１０の／塊以上に保つことを
特徴とする耐熱水方法に関する。
トモノマーを含むェポキシアクリレート樹脂を使用した
ＦＲＰ材質の槽を用い、かつ該糟に入れられる熱水の容
量と槽の薮液面積との比を１０の／塊以上に保つことを
特徴とする耐熱水方法に関する。
現在市販されているＦＲＰ用樹脂の大半は原料樹脂とし
て不飽和ポリエステルと反応性希釈剤としてスチレンモ
ノマーとを使用している。
て不飽和ポリエステルと反応性希釈剤としてスチレンモ
ノマーとを使用している。
そのため作業時において、あるいは硬化時、後硬化時（
スチ−ム、電熱等により加熱）においてスチレン臭が発
生するため作業環境を悪化させるばかりでなく使用段階
においてＦＲＰからのスチレンモノマーの溶出、発散を
必然的に伴う。
スチ−ム、電熱等により加熱）においてスチレン臭が発
生するため作業環境を悪化させるばかりでなく使用段階
においてＦＲＰからのスチレンモノマーの溶出、発散を
必然的に伴う。
このような欠点を解消するためにはスチレンモノマーの
使用量を軽減するか、スチレンモノマ−以外の反応性希
釈剤を採用する必要がある。本発明者らは樹脂の反応性
希釈剤としてスチレンモノマ−より低揮発性のジアリル
フタレートモノマー（オルソ、ィソ、テレ体を含む）を
使用すれば、ＦＲＰ材質の槽（以下ＦＲＰ槽という）製
造時または使用時においても通常の条件下では臭気を生
ぜず好適であるという知見を得たが、熱水用に使用する
場合若干の問題点のあることが発見された。
使用量を軽減するか、スチレンモノマ−以外の反応性希
釈剤を採用する必要がある。本発明者らは樹脂の反応性
希釈剤としてスチレンモノマ−より低揮発性のジアリル
フタレートモノマー（オルソ、ィソ、テレ体を含む）を
使用すれば、ＦＲＰ材質の槽（以下ＦＲＰ槽という）製
造時または使用時においても通常の条件下では臭気を生
ぜず好適であるという知見を得たが、熱水用に使用する
場合若干の問題点のあることが発見された。
すなわち６０〜１００ｏｏ程度の熱水または沸騰水を貯
めた場合、最初は多少の有機物臭が認められた。その原
因はタンクの接液部よりＦＲＰ中の硬化剤として使用し
た触媒の分解物等が除々に溶出し、水中の有機物濃度（
ＣＯＤ，過マンガン酸カリ消費量）が増加するものと思
われる。
めた場合、最初は多少の有機物臭が認められた。その原
因はタンクの接液部よりＦＲＰ中の硬化剤として使用し
た触媒の分解物等が除々に溶出し、水中の有機物濃度（
ＣＯＤ，過マンガン酸カリ消費量）が増加するものと思
われる。
この点について種々検討を行った結果、特に有機物濃度
を基準値である１０脚以下に保つためには該ＦＲＰ槽に
熱水を入れた場合熱水の容量と糟の穣液面積との比を１
０地／仇以上に保つことが必要であることの結論に到達
したものである。以下実験例、実施例により本発明法を
説明する。なお以下文中の％部はいづれも重量％、重量
部を示す。実験例 １ ジアリルフタレートモノマー４０％、エポキシアクリレ
ート樹脂６０％の樹脂液１０碇郭‘こ６％オクチル酸コ
バルト１部、ターシャリーブチルパーベンゾェィト２部
を加えた樹脂組成物をガス繊維布に含浸させ上下表面槽
としてポリエステルフィルムを使用し、下記の構成のＦ
ＲＰ簿層板（１３０×１４０ｘ４肋）をハンドレーアッ
プ法により作製した。
を基準値である１０脚以下に保つためには該ＦＲＰ槽に
熱水を入れた場合熱水の容量と糟の穣液面積との比を１
０地／仇以上に保つことが必要であることの結論に到達
したものである。以下実験例、実施例により本発明法を
説明する。なお以下文中の％部はいづれも重量％、重量
部を示す。実験例 １ ジアリルフタレートモノマー４０％、エポキシアクリレ
ート樹脂６０％の樹脂液１０碇郭‘こ６％オクチル酸コ
バルト１部、ターシャリーブチルパーベンゾェィト２部
を加えた樹脂組成物をガス繊維布に含浸させ上下表面槽
としてポリエステルフィルムを使用し、下記の構成のＦ
ＲＰ簿層板（１３０×１４０ｘ４肋）をハンドレーアッ
プ法により作製した。
（ガラス繊維含量３０％）第１層，第５層……ポリエス
テルフィルム（厚み１００山、商品名ルミラー、東レ株
式会社製品）第２層，第４層・・・・・・樹脂含浸ガラ
ス繊維布（サーフエスマツト）第３層・・・・・・樹脂
舎浸ガラス繊維布（３枚）（チョップドストランドマツ
ト）別に凝縮器を有するセパラブルフラスコ容器（２夕
）に水道水を入れ、上記積層板を水道水中に浸し、水量
を加減することにより、液容量（洲）／積層板の接水面
積（地）の比率を変化させ、１００ｑ０で１週間の煮沸
試験を行った。
テルフィルム（厚み１００山、商品名ルミラー、東レ株
式会社製品）第２層，第４層・・・・・・樹脂含浸ガラ
ス繊維布（サーフエスマツト）第３層・・・・・・樹脂
舎浸ガラス繊維布（３枚）（チョップドストランドマツ
ト）別に凝縮器を有するセパラブルフラスコ容器（２夕
）に水道水を入れ、上記積層板を水道水中に浸し、水量
を加減することにより、液容量（洲）／積層板の接水面
積（地）の比率を変化させ、１００ｑ０で１週間の煮沸
試験を行った。
結果を表１に示す。表１
実験例 ２
ジアリルテレフタレートモノマー４０％、エポキシアク
リレート樹脂６０％の樹脂液１０碇都‘こ６％オクチル
酸コバルト０．５部、ターシヤリーブチルパーベンソ・
１ェート２部、メチルエチルケトンパーオキサィド０．
１部を加えた樹脂組成物を使用し、他は実験例１と同様
のＦＲＰ積層板を作製し同じ方法で１００００、１週間
の煮沸試験を行った。
リレート樹脂６０％の樹脂液１０碇都‘こ６％オクチル
酸コバルト０．５部、ターシヤリーブチルパーベンソ・
１ェート２部、メチルエチルケトンパーオキサィド０．
１部を加えた樹脂組成物を使用し、他は実験例１と同様
のＦＲＰ積層板を作製し同じ方法で１００００、１週間
の煮沸試験を行った。
結果を表２に示す。表 ２
比較実験例
スチレンモノマー３６％、エポキシアクリレート樹脂６
４％の樹脂液１０礎部‘こ６％オクチル酸コバルト０．
８部、メチルエチルケトンパーオキサィド１部を加えた
樹脂組成物を使用し他は実験例１と同様のＦＲＰ積層板
を作製し同じ方法で１００℃、１週間の煮沸試験を行っ
た。
４％の樹脂液１０礎部‘こ６％オクチル酸コバルト０．
８部、メチルエチルケトンパーオキサィド１部を加えた
樹脂組成物を使用し他は実験例１と同様のＦＲＰ積層板
を作製し同じ方法で１００℃、１週間の煮沸試験を行っ
た。
結果を表３に示す。表 ３実施例
ジアリルフタレートモノマ−を含むェポキシアクリレー
ト樹脂を使用し、保温を施したＦＲＰ槽（外部開放型、
内容積１の、内径１０５０帆、高さ１２０仇吻、厚み５
肋）に水道水を液容量（仇）／薮液面積（ｃ海）比が２
０になるように入れ、水蒸気加熱により１００ｑＣにて
１カ月煮沸し、ＣＯＤを測定した。
ト樹脂を使用し、保温を施したＦＲＰ槽（外部開放型、
内容積１の、内径１０５０帆、高さ１２０仇吻、厚み５
肋）に水道水を液容量（仇）／薮液面積（ｃ海）比が２
０になるように入れ、水蒸気加熱により１００ｑＣにて
１カ月煮沸し、ＣＯＤを測定した。
結果を表５に示す。表 ５以上各例に示すごとく本発明
方法によれば長期間にわたり１００千０の熱水をＦＲＰ
槽に貯める場合においてＣＯＤ値をＩＱ地以下に保つこ
とができ、この間有機物による臭気が感じられることは
なかった。
方法によれば長期間にわたり１００千０の熱水をＦＲＰ
槽に貯める場合においてＣＯＤ値をＩＱ地以下に保つこ
とができ、この間有機物による臭気が感じられることは
なかった。
Claims (1)
- １ 熱水用タンクとして接液部にジアリルフタレートモ
ノマーを含むエポキシアクリレート樹脂を使用したＦＲ
Ｐ材質の槽を用い、かつ該槽に入れられる熱水の容量と
槽の接液面積との比を１０ｃｍ＾３／ｃｍ＾２以上に保
つことを特徴とする耐熱水方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11605880A JPS6030427B2 (ja) | 1980-08-22 | 1980-08-22 | 耐熱水方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11605880A JPS6030427B2 (ja) | 1980-08-22 | 1980-08-22 | 耐熱水方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5741543A JPS5741543A (en) | 1982-03-08 |
| JPS6030427B2 true JPS6030427B2 (ja) | 1985-07-16 |
Family
ID=14677657
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11605880A Expired JPS6030427B2 (ja) | 1980-08-22 | 1980-08-22 | 耐熱水方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6030427B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE3523398A1 (de) * | 1985-06-29 | 1987-01-08 | Bosch Gmbh Robert | Sinterlegierungen auf der basis von schnellarbeitsstaehlen |
-
1980
- 1980-08-22 JP JP11605880A patent/JPS6030427B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5741543A (en) | 1982-03-08 |
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