JPS6030058Y2 - タイプライタ− - Google Patents

タイプライタ−

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JPS6030058Y2
JPS6030058Y2 JP518379U JP518379U JPS6030058Y2 JP S6030058 Y2 JPS6030058 Y2 JP S6030058Y2 JP 518379 U JP518379 U JP 518379U JP 518379 U JP518379 U JP 518379U JP S6030058 Y2 JPS6030058 Y2 JP S6030058Y2
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JP
Japan
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cover
printing
keyboard
typewriter
opening
Prior art date
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Expired
Application number
JP518379U
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English (en)
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JPS55105372U (ja
Inventor
元男 森部
Original Assignee
ブラザー工業株式会社
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Publication date
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Priority to JP518379U priority Critical patent/JPS6030058Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はタイプライタ−の改良に関し、特に、タイプラ
イタ−のカバーを2分割し、一方のカバーにタイプライ
タ−用の付属部品等の交換用部品を内部に保持せしめる
とともに、他方のカバーに印字用紙を案内させるように
したタイプライタ−に関するものである。
通常、タイプライタ−においては、インクリボンの片側
に用紙を、反対側に活字を有する印字素子を配置せしめ
、印字素子の活字をインクリボンに印打し用紙上に印字
を行なうのが一般的である。
かかるタイプライタ−に使用されるインクリボンは、そ
の多くが消耗品であり印字能力が低下した場合は交換す
る必要がある。
また、印字素子は、タイプバ一方式のものもあるが、最
近ではゴルフボールタイプや印字ホイールタイプの如き
交換式の印字素子が主流を占めてきており、かかる印字
素子は異なる言語で印字を行なう場合や印字素子中の活
字が破損した場合には、交換する必要がでてくる。
このような交換の必要性が生じた場合に直ちにその必要
性を満足せしめるためには、インクリボンや交換式印字
素子等の交換用部品をタイプライタ−とは別に常に携帯
していなければならず、非常に面倒で煩わしいものであ
り、また、紛失等のおそれが多分に存するものである。
また、従来のようにタイプライタ一本体を一個のカバー
で覆う構成では、カバーは単にタイプライタ一本体を保
護するためだけのものであり、付加価値の低いものであ
る。
本考案の目的はこのような状況下において、消耗、破損
等により部品交換の必要性が生じた場合に、いついかな
る時、場所においても直ちに部品交換を可能にするとと
もに、印字用紙の案内をも兼ね備えたカバーを有し持ち
運びに際し安全性の高いタイプライタ−を提供すること
にある。
以下、図面を参照して本考案を詳細に説明する。
第1図は本考案に係るタイプライタ−の使用時の状態を
、また第2図はその不使用時の状態を夫々示す斜視図で
あり、図中タイプライタ−は下部ケース1と、多数のキ
ー釦2aが突設されこの下部ケース1の図中手前側に載
置されたキーボード2と、下部ケース1の図中後方側に
載置され内部にプラテン3を含む印字機構の収納部を形
成する上部ケース4と、この上部ケース4の一部に形成
され印字機構の印字動作を明視可能とする開口部5を開
閉するための第1のカバー6と、キーボード2を上方よ
り覆う第2のカバー7とを有し、そのキーボード2の上
面が印字機構収納部の上面、即ち上部ケース4の上面よ
゛り低い位置に段差を有するように配置構成され、゛ま
た第1のカバー6は開口部5の一側に開閉自在に枢支さ
れ、開口部5を閉塞する時には上部ケース4の上面に略
連続する外形を有し、印字機構の動作を明視可能とする
開放状態ではその裏面によって開口部5から出入する印
字用紙Pを案内し得るように構成されており、更に第2
のカバー7はキーボード2上面を覆う時、キーボード2
の上面と上部ケース4の上面との間に空間を残して前述
した段差を補うとともに上部ケース4並びに下部ケース
1に略連続する外形を有するように構成”されている。
8は下部ケース1の下部手前側に突出自在に設置された
携帯用の把手であり・、このタイプライタ−はこの把手
8による携帯時に下部ケース1、上部ケース4、印字機
構を保護する第1のカバー6、及びキーボード2を保護
する第2のカバー7により全体が保護され、意匠的にも
優れたものとなるよう構成されており、またこの把手8
による携帯に関係なく不使用時には、第1、第2のカバ
ー6.7により簡単に夫々キーボード2並びに印字機構
が保護されるようになっている。
次にこのようなタイプライタ−の細部について説明する
先ず第1のカバー6は、第3図にその周辺を含む要部断
面図を示すようにご上部ケース4の開口部5の一側に取
付けられた枢軸9に枢支され、その自由端側の下部が下
部ケース1上に固着されたフレーム10に取付けられた
板ばね11により常に上方へ押圧されており、12はこ
の板ばね11に抗して第1のカバー6の閉塞状態を保持
するための保持レバーで、その中間部分か前記フレーム
10上の枢軸13に枢支され、一方の自由端12aが第
1のカバー6の自由端側に設けられた係止部6aに係合
するように鉤状に形成され、他方の自由端12bと3腕
レバー13の腕13aとの間にはスプリング14が張設
されているとともに、このスプリング14によりその自
由端12bは3腕レバー13の他の腕13bと当接する
ように構成されている。
3腕レバーは、各駒13a、13b、13cが一体的に
回動可能なように前記フレーム10上の枢軸15に枢着
され、保持レバー12に当接する腕13bが前記フレー
ム10上に形成されたストッパ一部16に当接し、その
回動範囲が規制されるとともに、腕13cが上部ケース
4の第1図中手前側に突設された開閉用の操作釦17に
より押圧され、3腕レバ一13全体が第3図中時計方向
に回動せしめられるように構成されている。
13は3腕レバー13と同軸上に枢支された係止レバー
で、一端が上部ケース4の内部に形成された係止部4a
に係合する鉤状部18aとなり、との係止レバー18は
上部ケース4とフレーム10を連結し、結果的に上、下
部ケースを連結するものとなる。
またこの係止レバー18の他端ハ、フレーム10との間
にスプリング19が張設されでいるとともにストッパ一
部20に当接し、回動範囲を規制するよう構成されてい
る。
そして更に、この係止レバー18は操作釦17により3
腕レバー13が回動せしめられる時、スプリング1りの
張力に抗して3腕レバー13の腕13cに押圧されてそ
の鉤状部18aと上部ケース4の係止部4aとの係合状
態が解かれるようになっている。
以上のような構成は第1のカバー6の開放操作並びに上
部ケース4の開放操作をともに操作釦17゛の押圧操作
により可能とするもので、゛先ず第3図に示した状態で
操作釦17を押圧すると3腕レバー13、保持レバー1
2が回動し、保持レバー・12の鉤状部12aと第1の
カバー6の係止部6aとの係合状態が解かれ、第1のカ
バー6が板ばね11により上方に押圧回動され、操作者
による第1のカバー6の開放操作が可能となり、この押
圧操作を行なったまま上部ケース4の手前側を持ち上げ
ると、係止レバー18と上部ケース4の係止部4aとの
係合状態が解かれているため、上部ケース4は第1図に
示した上下部両ケースを連結する枢軸21を軸にして上
方に開放されるようになる。
また、このようにして開放される上部ケース4並びに第
1のカバー6の閉成動作について説明すると、操作釦1
7を押圧することなく先ず上部ケース4を閉成せしめる
と、その係止部4aの斜面部4 a/に係止レバー18
の鉤状部18aが押圧され、係止レバー18が若干往復
回動した後、係止部4aに係合することにより上部ケー
ス4が閉成状態に保持される。
そして、これと同時若しくはその後に第1のカバー6を
閉成せしめると、その係止部6aの斜面部6a′に保持
レバー12の鉤状部12aが押圧され、保持シバ−12
が若干回動した後、係止部6aに係合することにより第
1のカバー6が閉成状態に保持されるようになる。
尚、このような閉成状態への移行時においては、保持レ
バー12、係止レバー18の回動は、互いに独立して行
なわれ、他に影響を及ぼさない。
また、このような開閉のための機構は、第1図で上部ケ
ース4の手前側面上の左右に操作釦17を突出して示し
ているように、上部ケース4の内部及び第1のケース6
に同様のものが2組対称的に配置されている。
第2のカバー7はそのキーボード2の保護状態を第4図
に、また取外して覆した状態を第5図に夫々示すように
構成されており、上部ケース4の手前側の左右に形威さ
れた透孔4b、4bに挿入される一対のロッド7a、7
aが下面に形威されるとともに、キーボード2の手前側
の下部ケース1の左右に形威された透孔1a、1a内に
挿入され、その透孔1a、laに係止される鉤状部22
a、22aを有する一対の操作体22.22が取付けら
れており、この操作体22.22は第2のカバー7内に
枢軸23.23により枢支されるとともに、第2のカバ
ー7内に取付けられた板ばね24.24により常にその
操作部22b、22bが第2のカバ−7外部に突出され
且つ鉤状部22a、22aが透孔1a、laに夫々係合
する状態に保持されるようになっている。
従って、・このようにして構成された第2のカバー7は
一対のロッド7a、7aと一対の操作体22.22とが
夫々上部ケース4並びに下部ケース1に係止されるため
、前述した把手8による携帯時においても外れることな
くキーボードを保護し得、またこの第2のカバー7の取
外し操作は、操作体22.22の操作部22b、22b
を押圧してその鉤状部22at 22aと下部ケース1
の透孔1a、1aとの係合状態を解除可能とし、第2の
カバ−7全体を第4図中左側を少し持ち上げた状態でそ
のまま同図中左側に移動せしめると、鉤状部22a、2
2aが透孔1a、laよりロッド7a*7aが透孔4b
、4bより夫々抜は出ることにより可能となる。
尚、この第2のカバヲ7はそのキーボード2の保護状態
において、前述した上部ケース4並びに第1のカバー6
を開放可能とするための操作釦17をその内部に隠蔽し
、第1のカバー6並びに上部ケース4の開放操作を不可
能としており、その結果、このタイプライタ−の携帯時
において、不用意に第1のカバー6並びに上部ケース4
が開放されてそれらの破損並びに印字機構の破損を招く
ことはなく、このような構造は簡素な構成によりキーボ
ード2並びに印字機構を保護し得るタイプライタ−を実
現するための一翼を担っているものと言える。
7bは第2のカバー7の上面の裏側である内側土壁に形
威された保持部で、長手方向に延びる一個の把持爪7b
lと、これに対向位置された3個の把持爪7b2とより
なり、第5図に示すようにこのタイプライタ−の交換用
部品、即ちインクリボンカートリッジ25並びに交換活
字体26の第2のカバー7の裏面上に保持するためのも
のであり、キーボード2の上面と上部ケース4との段差
を補い、不使用時若しくは携帯時のタイプライタ−全体
を意匠的にも優れたものにする第2のカバー7とキーボ
ード2との間に形威される空間を有効に使用した皮果で
ある。
以上に詳述したように本実施例に係るタイプライタ−は
、第2のカバー7の上面の裏側である内側上壁に保持部
7bを形威し、キーボード2の上面と第2のカバー7と
の間の空間を利用してインクリボンカートリッジ25、
交換活字体26等の交換用部品を保持せしめるようにし
たので、交換用部品をタイプライタ一本体と別個に携帯
することなく常にタイプライタ一本体といっしょに携帯
することができ、交換用部品を置き忘れたり紛失したり
するおそれが全くない。
従って、交換用部品の消耗、破損等により部品交換の必
要性が生じた場合には、いついかなる時、場所において
も直ちに部品交換を行なうことができる。
また、第1のカバー6の裏面を利用して印字用紙を案内
させるようにしたので、用紙案内装置を特に設ける必要
はなく、部品点数を削減してコストを低下させることが
できる。
このように本実施例は、タイプライタ一本体のカバーを
2分割し、各カバーに保護機能に加えて有用な機能を付
加せしめたものである。
更に、第1のカバー6を開放するため上部ケース4に設
けた操作釦17を第2のカバー7により覆うように構成
したので、タイプライタ−の携帯時に操作釦17が押圧
されて不用意に第1のカバーが開放されるおそれは全く
なく、従って、安全に持ち運びをすることができる。
尚、上記説明において、特に印字機構の詳細については
触れなかったが、印字機構は既に公知の各種形体のもの
が塔載し得るのは勿論である。
このように本考案は種々の面で有利なタイプライタ−を
実現するものであり、その実用的効果の大なるものであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るタイプライタ−の使用状態を示す
斜視図、第2図はその不使用時の状態を示す斜視図、第
3図はその第1のカバー並びに上部ケースの開閉機構を
示す要部断面図、第4図は第2のカバーの開閉機構を示
す要部断面図、第5図はその第2のカバーを取外して覆
した状態を示す斜視図である。 図中、1は下部ケース、2はキーボード、4は上部ケー
ス、5はその開口部、6は第1のカバー、7は第2のカ
バー、7bはその保持部、17は第1のカバーを開放せ
しめるための操作子となる操作釦である。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 印字用紙を装着するプラテンや印字ヘッドを載置し
    たキャリッジ等の印字機構を収納する印字機構収納部と
    、その印字機構収納部の上面より低い位置に配置された
    キーボードと、前記印字機構収納部に印字機構の印字動
    作を明視可能とするように形成された開口部とを有する
    ケース本体と、 前記ケース本体の開口部後方に開閉可能に枢支され、且
    つ開状態において前記開口部を閉塞し、開状態において
    前記開口部から出入する印字用紙を案内する第1のカバ
    ーと、 前記キーボードを上方より覆い、キーボード上面との間
    に空間を残すと共に、前記印字機構収納部の上面と略連
    続する上面を有する第2のカバーと、 を備え、 前記第2のカバーの内側上壁に前記印字機構の交換用部
    品を保持するための保持部を形成したことを特徴とする
    タイプライタ−0 2前記キーボードの近傍のケース本体に、前記第1のカ
    バーを開放せしめるための操作子を設け、前記第2のカ
    バーによりキーボードと共にその操作子を覆ったことを
    特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項記載のタイプ
    ライタ−0
JP518379U 1979-01-18 1979-01-18 タイプライタ− Expired JPS6030058Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP518379U JPS6030058Y2 (ja) 1979-01-18 1979-01-18 タイプライタ−

Applications Claiming Priority (1)

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JP518379U JPS6030058Y2 (ja) 1979-01-18 1979-01-18 タイプライタ−

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS55105372U JPS55105372U (ja) 1980-07-23
JPS6030058Y2 true JPS6030058Y2 (ja) 1985-09-10

Family

ID=28810809

Family Applications (1)

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JP518379U Expired JPS6030058Y2 (ja) 1979-01-18 1979-01-18 タイプライタ−

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58207427A (ja) * 1982-05-25 1983-12-02 ナショナル住宅産業株式会社 建築物
JPS5971788U (ja) * 1982-06-15 1984-05-16 横河電機株式会社 グラフ作図機等の記録装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS55105372U (ja) 1980-07-23

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