JPS603003B2 - 炭酸ゾーダー水塩を製造する方法 - Google Patents

炭酸ゾーダー水塩を製造する方法

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JPS603003B2
JPS603003B2 JP7382977A JP7382977A JPS603003B2 JP S603003 B2 JPS603003 B2 JP S603003B2 JP 7382977 A JP7382977 A JP 7382977A JP 7382977 A JP7382977 A JP 7382977A JP S603003 B2 JPS603003 B2 JP S603003B2
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一成 井川
博行 斉藤
光雄 菊地
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Tosoh Corp
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Toyo Soda Manufacturing Co Ltd
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  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Electrolytic Production Of Non-Metals, Compounds, Apparatuses Therefor (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は隔膜法塩水電解槽の陰極室かち得られる電解液
(以後単に隔膜法電解液という)から炭酸ソーダ一水塩
を得る方法を提供するものである。
従来、炭酸ソーダの製造方法は重炭酸ソーダを経由する
方法として‘11精製かん水にアンモニアを吸収させこ
れに炭酸ガスを反応させて重炭酸ソーダと塩安とし、晶
出した重炭酸ソーダはロ別し、次いで‘1’式に示した
反応で競成分解2NaHC03→NもC03十C02十
日20‘1’してソーダ灰(ライト灰)として得、重炭
酸ソーダをロ列した塩安を含む母液は石灰乳と反応させ
アンモニアと塩化カルシウム溶液に分解し、アンモニア
は回収し再使用するいわゆるアンモニアソーダ法(以後
単にア法という)、あるいは‘21重炭酸ソーダ分離後
の塩安を含む母液に精製園型塩を加えて塩安を晶出分離
し、ロ液は再びアンモニア吸収工程に送るいわゆる塩安
ソーダ併産法とがある。
‘11、■いずれの方法も重炭酸ソーダが得られるので
ソーダ灰とするには{1}式によって焼成分解しなけれ
ばならない。又競成分解して得たソーダ灰はライト灰と
いわれる高密度の低いソーダ灰であり、機密度の高いデ
ンス灰とする為には■式に示すように一旦水和させ一水
塩とし更にN均C03十日20→NもC03・馬0【2
’NゐCQ・日20→Na2C03十比○{3ー‘31
式に示すように焼成脱水しなければならない(以後■、
‘3’式に示した工程をデンス灰化工程という)。
これら上述の方法の欠点は、ア法では重炭酸ソーダを経
由するので擁成分解工程及びデンス灰化工程で多量のエ
ネルギーを必要とすること、又アンモニア回収工程が必
要であり多量の石灰乳、スチームを必要とする上、共存
する塩素イオンがすべて廃棄されるなど、省資源の見地
からも好ましい方法ではない。
又、塩安ソーダ併度法は創生する塩安の需要のいかんに
よってその生産量を左右されるという大きな欠点を有し
ている。重炭酸ソーダを経由しない方法としてはカ性ソ
ーダ液と炭酸ガスを反応させ炭酸ソーダ一水塩を得る方
法がある。
この方法は一水塩が直後得らるのでこれを焼成脱水すれ
ばデンス灰として得られる。しかしこの方法は水バラン
ス上濃厚なカソーダ液が必要であり、カ性ソーダ濃度が
比較希薄な隔膜法電解液をソーダ灰製造の原料とし用い
る場合、電解液の濃縮工程が必要である。したがってこ
の方法も又、多量のエネルギーを必とするなど、必ずし
も好ましい方法ではない。又、40%濃度以上の苛性ソ
ーダ溶液に、炭酸ソーダを生成すべく重炭酸ソーダを加
え更にその肋に生成する水及び苛性ソーダ溶液から同伴
される水をすべて結晶水として固定化できる童の無水炭
酸ソーダを加えてパドルミキサー等で反応させそのまま
焼成脱水してデンス灰とする方法(BP979378)
が提案されている。
しかしこの方法も、やはり濃厚なカ性ソーダ溶液が必要
であり、カ性ソーダ溶液中に含まれる不純物はすべてデ
ンス灰へ同伴されるので高純度のソーダ灰を得るには必
然的に純度の高い力性ソ−ダ溶液でなければ使用しえな
い。
又、一水塩結晶の成長も不充分である。従って、隔膜法
電解液をそのままの状態で、例えばこの方法に用いたと
しても、隔膜法電解液中に含まれている多量の食塩及び
その他不純物は全量デンス灰に同伴され高品位の製品と
して得られない。
前記電解液に伴なわれる水が、非常に多いので、一水塩
の結晶水として固定化する為には多量の無水炭酸ソーダ
が必要であるなどの問題点が考えられる。
このように隔膜法電解液は濃縮精製することなくそのま
まの状態で炭酸ソーダの原料として使用することは極め
て困難であった。
隔膜法電解液を濃縮せずに炭酸化する方法としては、隔
膜法電解液に炭酸ガスを反応させ重炭酸ソーダとして分
離後、母液は、これに原料塩を溶解し、更に精製して隔
膜法電解で使用するという方法が開示されている(侍公
昭51一30879)。
この方法では、重炭酸ソ−ダが得られるので、焼成分解
工程が必要であること、更にデンス灰とする為にはデン
ス灰化工程が必要である。又、隔膜法電解液をァ法ある
いは塩安ソーダ併産法の工程液に混合供給し間接的に重
炭酸ソーダとする方法が開示されている(特公昭46一
26104、特公昭47−41236、侍開昭49一5
1199)。しかしこれらの方法はいずれも重炭酸ソー
ダを製造する事を目的としており、後述する様に本発明
とは技術思想を異にするものである。本発明者らは隔膜
法電解液をそのままの状態で原料とし、エネルギー消費
を極力抑制した工程で炭酸ソーダを製造する方法につい
て種々研究し本発明に到達した。
本発明の技術思想は、 {1ー 陣膜法電解液を濃縮せずに用いること。
■ ソ−ダの炭酸化工程中にも濃縮の為に蒸気を使わな
いこと。(3} 嫌成分解工程、デンス灰化工程を必要
とする重炭酸ソーダを製造する方法ではなくデンス灰用
の炭酸ソーダ一水塩を直接製造する方法であること。
‘41アルカリ収率が充分高いこと。
{5}即ちエネルギーの消費を極力抑制した製造方法で
あること。
などにある。
しかし、上記技術思想を完全に満足させるには、l;1
} 隔膜法電解液に炭酸ガスを吹込んでも炭酸ソーダ一
水塩は析出してこないか析出してもごくわずかである。
‘2’炭酸ソーダ−水塩を分離した母液にはなお多重の
炭酸ソーダが溶解しているのでそのままパージすること
はアルカリ損失が大きくなる。
つまりアルカリ収率がきわめて低い。{3’炭酸スラリ
ー濃度が低く結晶の滞留時間を長くとりにくいので成長
した結晶が得られない。
1などの問題点があり、効果的な炭酸ソーダ製造法の確
立の為には、これら問題点の解決が必要であることが明
らかになった。
本発明者らは更に研究を重ねた結果、本発明に到達した
ものである。即ち本発明は、隔膜法電解液に炭酸ガスを
反応させ力性ソ−ダを一部炭酸ソーダに転化する第一工
程、第一工程で得た溶液とライト灰及び後述の第四工程
で得られるセスキ炭酸ソーダとを結晶槽で反応させ炭酸
ソーダ−水塩を析出させる第二工程、第二工程で得たス
ラリーを結晶と母液とに分離し必要に応じて結晶を洗浄
する第三工程、第三工程で得た母液に炭酸ガスを反応さ
せセスキ炭酸ソーダを析出させ該結晶を第二工程に供給
する第四工程とから成る炭酸ソーダ一水塩を製造する方
法を要旨とするものである。次に本発明を更に詳細に説
明する。
隅膜法電解液は通常カ性ソーダ5〜15wt%濃度で、
10〜2肌t%の食塩を含む。
この範囲の組成を持つ前記電解液であっても本発明では
充分使用することができるが、カ性ソーダ濃度及び食塩
濃度が高い方が、一水塩収率が高くなるので望ましい。
したがって隔膜綿電解液にあうかじめ食塩を溶解してお
くのも時には有効である。隔膜法電解液中の力性ソ−ダ
を炭酸ガスで一部炭酸ソーダにする第一工程は、前記電
解液中に一部カ性ソーダを残存させて行なうことが必要
であり、その量は用いる隅膜法電解液の組成及び第二工
程でのライト灰供給量などによって異なるが、通常は隔
膜法電解液中のカ性ソーダの20〜40%を残存させる
のが好ましい。
しかし鼓終的には循環するセスキ炭酸ソーダの過不足で
決められ、これが過剰であれば炭酸ソーダへの転化を少
なくし、又、不足すれば炭酸ガス量を増し炭酸ソーダへ
の転化を多くすれば良い。第二工程で使用するライト灰
は、ア法及び/又は塩安ソーダ餅産法で得る重炭酸ソー
ダを焼成分解したものが好ましく、これを反応系に供酸
簿する際の温度は6び0以上であることが好ましい。
前記温度が6ぴ0より下であるとライト灰が結晶槽に投
入されるとその結晶表面付近の過飽度が急激に上昇し核
の発生が多くなり成長した結晶を得ることが困難となっ
たり、又ライト灰の粒子形状をそのまま残した炭酸ソー
ダ一水塩ができ、その結果良好なデンス灰とならないな
ど好ましくない。ライト灰の反応系への供給量は隅膿法
電解液ltに対して0.1〜0.5【が好ましく、この
量が0.1tより下の量ではスラリー濃度が低下し、良
い結晶が得られなくなる。又一水塩を析出させる力も弱
くなり一水塩収率が低下する。又前記量が0.5tより
上であるとスラリーが濃厚になり過ぎ、その為母液を循
環するなどしてスラリー濃度を調節する必要が生ずる。
セスキ炭酸ソーダは第四工程から得るが、その使用量は
、炭酸ガスを吸収した電解液に残存しているカ性ソーダ
と当量(【4’式)前後が好ましい。
NaOH+Na2C03・NaHC03・2日20一が
a2C03・日20十QO■セスキ炭酸ソーダの過不足
則ち系外からの補給あるいは系外へのパージはなるべく
行なわない方が良く、この量がもし過剰である時は第一
工程で用いる炭酸ガス量を減らし、又不足する時はこれ
を増し炭酸ソーダへの転化を多くして調節する。結晶槽
の温度は60〜10び0の範囲が良く、6ぴ0より下に
なると良好な結晶が得られず、又10ぴ○より上になる
と無水炭酸ソーダが晶出するので好ましくない。第三工
程において炭酸ソーダ一水塩の分離に際しては、得られ
る結晶は食塩濃度の高い母液を付着しているので必要に
応じて水あるいは炭酸ソーダ水溶液で結晶を洗浄するの
で好ましい。
この際の洗浄液の使用量は結晶に対して10〜15wt
%で充分である。炭酸ソーダ一水塩を分離した母液に炭
酸ガスを反応させてセスキ炭酸ソーダを得る第四工程は
、温度40oo〜70午0で行なうのが好ましいが、収
率よく得るには重炭酸ソーダとセスキ炭酸ソーダとの共
折点近辺まで炭酸ガスを反応させるのが良く、更に温度
は最終的には2ぴ0〜40℃まで冷却するのが好ましい
前記反応温度が40℃より下では結晶形が不良のものし
か生成せず、又7ぴ0以上になると炭酸ガスの吸収が悪
くなる。
結晶の分離は、途○ろ過、加圧ろ過、真空ろ過などの通
常の分離法が用いられるが、本発明では結晶性の良好な
結晶が得られるので、静定槽や液体サイクロンなどでス
ラリー濃縮したセスキ炭酸ソーダスラリーを第二工程に
循環することも可能である。
次に本発明の利点を列記する。
【1} セスキ炭酸ソーダを循環使用することによって
使用する隔膜法電解液を濃縮することなく一水塩を晶出
させることができる。
■ ライト灰を使用することによって更に一水塩収量が
増す。
{31 則ち隔膜法電解液中のカ性ソーダの40〜60
%(一水塩収率という)を炭酸ソ−ダー水塩として回収
できる。
単に炭酸ガスを吹込んだだけでは、隔膜法電解液の組成
にもよるが、前記一水塩収率はたかだか0〜10%程度
である。
【4)ア法あるいは塩安ソーダ餅産法のライト灰を使用
することによってそのデンス灰化工程が不要となる。
‘6} セスキ炭酸ソーダを循環使用すること及びライ
ト灰を使用することによって晶出槽のスラリー濃度が増
し結晶の成長が大となる。
‘6’晶出槽は完全混合のタンク型のような簡単なもの
で充分である。
{71 炭酸ガスを予備吸収してカ性ソーダ濃度の低下
した液とセスキ炭酸ソーダとの反応である為反応が穏や
かで、局部的な過飽和の為の集合晶の生成がない。
■ デンス灰用の一水塩としては、ソーダ灰にした時に
徴粉化しないような硬度の充分ある一水塩が望まれるが
、本発明による一水塩からのデンス灰は従来法の重炭酸
ソーダをライト灰にし更にデンス灰化工程を経たデンス
灰や濃厚カ性ソーダ液を炭酸化して得たデンス灰よりも
硬度試験結果の良好なものが得られる。
‘9} 第四工程のセスキ炭酸ソーダ分離母液をパージ
することになるのでアルカリ損失は比較的少ない。
00 パージ母液は食塩濃度が高いのでア法などで再使
用可能である。
00 本発明で循環するセスキ炭酸ソーダは結晶形状が
非常に良好で母液との分離が極めて良好である。
02 循環するセスキ炭酸ソーダの過不足は第一工程で
の炭酸ガス吹込量が調節できるので、隅膜法電解液の組
成あるいはライト灰の供V給量が変化した場合容易に調
節可能である。
上記詳述した本発明は、エネルギー消費の抑制された経
済的な利点があるだけではなく、デンス灰とした時に物
性良好なソーダ灰となる理想的な結晶形状の炭酸ソーダ
一水塩を得ることができる。
これは、原料として隅膜法電解液を使用すること、アン
モニウム塩を若干含むライト灰を使用すること、結晶槽
内の食塩濃度が13〜2肌t%と高く維持されること、
更に、炭酸ガスを予備吸収してカ性ソーダ濃度が低下し
た電解液とセスキ炭酸ソーダとのおだやかな反応である
ことなどが複雑に影響し合う為と考えられる。
次に実施例で本発明を更に説明する。
実施例 1 第一工程ではカ性ソーダ濃度9.跡t%、食塩濃度10
柵【%の隔膜法電解液に炭酸ガスを吹込み、カ性ソーダ
濃度2.1wt%、炭酸ソーダ濃度9.4wt!%、食
塩濃度161M%の溶液とした。
第二工程では該溶液2雌1夕/日、食塩を0.4M%含
むライト灰1602タ′日、第四工程で得られた食塩を
かt%、付着水分ぶれ%を含むセスキ炭酸ソーダケーク
を281タ′日の供孫舎速度で2そのガラス容器(有効
容積1.4そ)に供給し、燈拝しながら反応させ炭酸ソ
ーダ一水塩を晶出させた。該溶液の温度は5び0、セス
キ炭酸ソーダケークーの温度は25℃、ライト灰の温度
は80午0であり、結,晶槽は95℃に保持した。
第三工程では生成スラリーを29鼠夕/日で抜き出し遠
心ロ週をした。遠心0過の条件は75鷹で付着母液ぶれ
%の−水塩結晶ケーク863夕/日を得た。更に一水塩
結晶ケークに対して15wt%の水で洗浄し乾燥した炭
酸ソーダ一水塩は0.1wt%の食塩を含み、硬度試験
の結果は破砕率6.5%と非常,に良好であった。
ア法によって得た炭酸ソーダ一水塩の破砕率は10〜1
2%、隔膜法カ性ソーダ液(4鋤t%)を常法により炭
酸化して得た一水塩の・それは13%であった。尚第四
工程では炭酸ソーダ‐一水塩を分離した母液を適宜、ガ
ラス製容器に移し容器内の温度を6ぴ0にして炭酸ガス
を吹込んでセスキ炭酸ソーダを析出させた。更に35℃
に冷却し、上記セスキ炭酸ソーダケークと炭酸ソーダ濃
度5.勧め%、重炭酸ソーダ濃度2.机t%、食塩濃度
18.仇昨%の母液を得た。なお一水塩収率は45.5
%であった。又、第一工程の炭酸ソーダへの転化率を変
化させて実施したが、本実施例の場合(転化率77%)
がセスキ炭酸ソーダの過不足がなく最適であった。
比較例 1 実施例1と全く同じ隔膜法電解液に炭酸ガスを吹込みカ
性ソーダのすべてを炭酸ソーダに転化した溶液2106
夕/日、ライト灰602夕/日を2そのガラス容器(有
効容積1.4そ)に供給し、炭酸ソーダ一水塩を晶出さ
せた。
溶液の温度は50℃、ライト灰の溢度は80℃、晶出槽
は95℃に保持した。生成スラリーを2708タ′日で
抜き出し遠心ロ過した。炭酸ソーダ一水塩の収量は55
2夕/日(Na2CQとして)で一水塩収率は負であっ
た。すなわち、隅腰法電解液からは炭酸ソーダ一水塩が
得られなかった。比較例 2 実施例1と同様に、ただしライト灰を使わずに行なった
ところ第一工程でのカ性ソーダ転イG率‘ま73%が最
適で、一水塩収率37%を得た。
実施例 2カ性ソーダ濃度10.7M%、食塩濃度15
hれ%の隔膜法電解液に炭酸ガスを吹込み、カ性ソーダ
濃度2.1wt%、炭酸ソーダ濃度10.Wt%、食塩
濃度15.仇W%の溶液とした。
該溶液20班夕/日、食塩を0.4wt%含むライト灰
602夕/日、第四工程で得られた食塩かt%、付着水
分榊t%を含むセスキ炭酸ソーダケークを282夕/日
の供給速度で2そのガラス容器(有効容積1.4そ)に
供給し、婿拝しながら反応させ炭酸ソーダ一水塩を晶出
させた。該溶液の温度は5び0、セスキ炭酸ソーダケー
クの温度は25℃、ライト灰の温度は80℃であり晶出
槽は9ず0に保持した。生成スラリーを2977夕/日
で抜き出し遠心ロ過をした。以下実施例1と同機に処理
し、一水塩収率44%、破砕率6.0%という良好な結
果を得た。又、第四工程も実施例1と同様に行ない、上
記セスキ炭酸ソーダケークと炭酸ソーダ濃度64wt%
、重炭酸ソーダ濃度2.35M%、食塩濃度16切れ%
の母液を得た。又、第一工程の炭酸ソーダへの転化率を
変化させて実施したが、本実施例の場合(転イG率79
%)がセスキ炭酸ソーダの過不足がなく最適であった。
比較例 3 実施例2と全く同じ隔膜法電解液に炭酸ガスを吹込みカ
性ソーダのすべてを炭酸ソーダに転化した溶液2120
タ′日、ライト灰602夕/日とから比較例1と同様に
セスキ炭酸ソーダを循環させない方法で行なったところ
、炭酸ソーダ一水塩の収量は565夕/日(NをC03
として)で一水塩収率は負であった。
比較例 4 実施例2と同様にただしライト灰を使わずに行なったと
ころ、第一工程でのカ性ソーダ転イり率‘ま75%が最
適で−水塩収率37%を得た。
尚、硬度試験は次の様にして行なった。炭酸ソーダ一水
塩を一定の条件で焼成脱水し、デンス灰とし更に一定の
条件で衝撃を与えて塵砕する。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 隔膜法塩水電解槽の陰極室から得られる電解液に炭
    酸ガスを反応させ該電解液中のカ性ソーダを一部炭酸ソ
    ーダに転化する第一工程、第一工程で得た溶液とライト
    灰(軽灰)および後述の第四工程で得られるセスキ炭酸
    ソーダとを結晶槽で反応させ炭酸ソーダ一水塩を析出さ
    せる第二工程、第二工程で得たスラリーを結晶と母液と
    に分離し必要に応じて洗浄する第三工程、第三工程で得
    た母液に炭酸ガスを反応させセスキ炭酸ソーダを析出さ
    せ該結晶を第二工程に供給する第四工程とからなる炭酸
    ソーダ一水塩を製造する方法。
JP7382977A 1977-06-23 1977-06-23 炭酸ゾーダー水塩を製造する方法 Expired JPS603003B2 (ja)

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