JPS6029756A - 光導電部材 - Google Patents
光導電部材Info
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- JPS6029756A JPS6029756A JP13875983A JP13875983A JPS6029756A JP S6029756 A JPS6029756 A JP S6029756A JP 13875983 A JP13875983 A JP 13875983A JP 13875983 A JP13875983 A JP 13875983A JP S6029756 A JPS6029756 A JP S6029756A
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- layer
- gas
- photoconductive member
- blocking layer
- photoconductive
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- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03G—ELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
- G03G5/00—Recording members for original recording by exposure, e.g. to light, to heat, to electrons; Manufacture thereof; Selection of materials therefor
- G03G5/02—Charge-receiving layers
- G03G5/04—Photoconductive layers; Charge-generation layers or charge-transporting layers; Additives therefor; Binders therefor
- G03G5/08—Photoconductive layers; Charge-generation layers or charge-transporting layers; Additives therefor; Binders therefor characterised by the photoconductive material being inorganic
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- Inorganic Chemistry (AREA)
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- General Physics & Mathematics (AREA)
- Photoreceptors In Electrophotography (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[発明の技術分野]
本発明は電子写真感光体などに適用される光導電部材に
関するものである。
関するものである。
[発明の技術的1v朔とその問題点]
電子写真感光体、固体搬他素子などに適用される光導電
部材に間しては、長寿命感−光波長域がセレンな2と比
較して長波長まで延び、しかも無公害で回収不要であっ
て、六面梢化が容易である非晶質シリコン(以下アモル
ファスシリコン又はa−8iども称する)が注目されて
いる。
部材に間しては、長寿命感−光波長域がセレンな2と比
較して長波長まで延び、しかも無公害で回収不要であっ
て、六面梢化が容易である非晶質シリコン(以下アモル
ファスシリコン又はa−8iども称する)が注目されて
いる。
a−51はシリコン多結晶をターゲットに用いてのスパ
ッタリングでも製造することができるが、通常は5IH
a等のシリコン原子を含む原料ガスをグロー放電分解す
るグロー放電法により製造されている。このようにして
製造された7モルフ1スシリコンはシリコンネットワー
ク中に多量の水素を含み、この水素がシリコンの未結合
手(dLln(lylingbond)を補償するのに
役立っている。しかし、それでも補償しきれなかったり
或いはS+82などの結合の存在などによってバンドギ
ャップ(band aao )中にかなり密度が高く準
位が存在しているので、暗中での比抵抗が小さい。すな
わち、伝導帯(conducNon band)中に熱
的に励起された電子が多く存在する。このようなものを
電子写真感光体などに適用して使用した場合には、コロ
ナ放電などによって帯電された表面の電荷は上記の励起
された電子によって相殺されて現代まで保持されないと
いう問題があった。
ッタリングでも製造することができるが、通常は5IH
a等のシリコン原子を含む原料ガスをグロー放電分解す
るグロー放電法により製造されている。このようにして
製造された7モルフ1スシリコンはシリコンネットワー
ク中に多量の水素を含み、この水素がシリコンの未結合
手(dLln(lylingbond)を補償するのに
役立っている。しかし、それでも補償しきれなかったり
或いはS+82などの結合の存在などによってバンドギ
ャップ(band aao )中にかなり密度が高く準
位が存在しているので、暗中での比抵抗が小さい。すな
わち、伝導帯(conducNon band)中に熱
的に励起された電子が多く存在する。このようなものを
電子写真感光体などに適用して使用した場合には、コロ
ナ放電などによって帯電された表面の電荷は上記の励起
された電子によって相殺されて現代まで保持されないと
いう問題があった。
このため従来にあっては、導電性基体から光導電性層た
るアモルファスシリコン層への電子あるいは正孔の注入
を防ぐためにブロッキング層を両者間に設けていた。こ
のブロッキング層は非常に高抵抗であり、電荷の流れを
抑止するもの、又はP型、n型といわれる半導体すなわ
ちギャップ中に多くのアクセプタ単位、ドナー準位を有
しここで電子又は正孔を捕獲(trap) するものに
よって形成されている。さらに光導電性層の安定化のた
めにその表面には表面波WiBが設けられている。
るアモルファスシリコン層への電子あるいは正孔の注入
を防ぐためにブロッキング層を両者間に設けていた。こ
のブロッキング層は非常に高抵抗であり、電荷の流れを
抑止するもの、又はP型、n型といわれる半導体すなわ
ちギャップ中に多くのアクセプタ単位、ドナー準位を有
しここで電子又は正孔を捕獲(trap) するものに
よって形成されている。さらに光導電性層の安定化のた
めにその表面には表面波WiBが設けられている。
この表面?!!!覆厄は比抵抗が高く光の透過率の高い
材質が良いが、浮くすると電荷の抜けが悪くなったり、
光を吸収してしまうなどの理由により残留電位が高くな
ったり光感度が低くなるため、表面被晋門のlさは通常
数百^〜敗千^程度とされCいた。
材質が良いが、浮くすると電荷の抜けが悪くなったり、
光を吸収してしまうなどの理由により残留電位が高くな
ったり光感度が低くなるため、表面被晋門のlさは通常
数百^〜敗千^程度とされCいた。
ところで前記グロー放電法によって製造されるa−3i
は心電性基体表面の凹凸、塵などによって異常成長し、
光導電性層の表面には半球状の突起ができ、この突起は
通常0.5μIll〜5μm程度であり、前記表面被覆
層の膜厚が薄いことを考直すると、このような突起は安
定した表面の被覆を妨げ、桿返し特性に劣化を生じさせ
たり、また、表面被覆層の欠陥部分には余分な現像剤が
付着して現像剤のフィルミング現象を生じ易くなるとい
う問題があった。
は心電性基体表面の凹凸、塵などによって異常成長し、
光導電性層の表面には半球状の突起ができ、この突起は
通常0.5μIll〜5μm程度であり、前記表面被覆
層の膜厚が薄いことを考直すると、このような突起は安
定した表面の被覆を妨げ、桿返し特性に劣化を生じさせ
たり、また、表面被覆層の欠陥部分には余分な現像剤が
付着して現像剤のフィルミング現象を生じ易くなるとい
う問題があった。
[発明の目的]
本発明は上記事情に基づいてなされたものであり、その
目的とするところは、杼返し使用に対する感光特性の劣
化を防止することができるとともに、現像剤のフィルミ
ング現飽が容易に生じてしまうことを防止することので
きる光%5電部材を提供することを目的とするものであ
る。
目的とするところは、杼返し使用に対する感光特性の劣
化を防止することができるとともに、現像剤のフィルミ
ング現飽が容易に生じてしまうことを防止することので
きる光%5電部材を提供することを目的とするものであ
る。
[発明の概要]
本発明は上記目的を達成するために、導電性基体上に設
けられ、かつこの0電性基体からの電荷の注入を防止す
るとともに平面が平滑化されたブロッキング層と、シリ
コン原子を母体として水素を含む光導電性層と、表面波
a層とを順次偵門して光>3電部材を恰成したものであ
る。
けられ、かつこの0電性基体からの電荷の注入を防止す
るとともに平面が平滑化されたブロッキング層と、シリ
コン原子を母体として水素を含む光導電性層と、表面波
a層とを順次偵門して光>3電部材を恰成したものであ
る。
し発明の実ハe!I]
以F図面を参照しながら本発明の実施例につ(λて説明
する。
する。
第1図は本発明の第1の実施例である光導電部材を示す
断面図である。図において1で示すものは5ift性基
体であり、例えばアルミニウム製の平板やアルミニウム
製のドラム等によって形成されている。そしてこの導電
性基体1の表面にはこのS電性基体1からの電荷の注入
を防止するとともに表面が平滑化されたブロッキング層
2が設けられ、例えば821−1sガスと3i Haガ
スとを混合した原料ガスがグロー放雷分解されることに
よって形成された第1のブロッキング層2Aと、少なく
ともフッ素原子を含む原料ガスとして311−1mガス
とSt F(ガスとを混合した原料ガスがグロー放電分
解されることによって前記第1ブロツキングIW2Aに
811府形成された第2ブロッキング層2Bとによって
形成されている。さらに、このブロッキング層2の表面
にはシリコン原子を母体として水素を含む光導電性層3
が設けられ、倶えばB2 Hsガスと3i Hhガスと
を混合した原料ガスがグロー放電分解されることによっ
て形成されている。また、この光導電性層30表面には
例えば透光性の表面?l!l覆居4が設けられ、例えば
5+HtとCH4ガスとを8合した原料ガスがグロー放
電分解されることによって形成されている。
断面図である。図において1で示すものは5ift性基
体であり、例えばアルミニウム製の平板やアルミニウム
製のドラム等によって形成されている。そしてこの導電
性基体1の表面にはこのS電性基体1からの電荷の注入
を防止するとともに表面が平滑化されたブロッキング層
2が設けられ、例えば821−1sガスと3i Haガ
スとを混合した原料ガスがグロー放雷分解されることに
よって形成された第1のブロッキング層2Aと、少なく
ともフッ素原子を含む原料ガスとして311−1mガス
とSt F(ガスとを混合した原料ガスがグロー放電分
解されることによって前記第1ブロツキングIW2Aに
811府形成された第2ブロッキング層2Bとによって
形成されている。さらに、このブロッキング層2の表面
にはシリコン原子を母体として水素を含む光導電性層3
が設けられ、倶えばB2 Hsガスと3i Hhガスと
を混合した原料ガスがグロー放電分解されることによっ
て形成されている。また、この光導電性層30表面には
例えば透光性の表面?l!l覆居4が設けられ、例えば
5+HtとCH4ガスとを8合した原料ガスがグロー放
電分解されることによって形成されている。
上記ブロッキング層は例えば第2図に示す製造装置によ
って製造することができる。この製造具[は、反応容器
12とガス供給部14と図示しない排気装置とを有する
。反応容器12内には、導電性基体1(例えば鏡面研摩
した150mmX200IIlllIのアルミニウム板
)を装置することができると共に前記導電性基体1を所
定温腹たとえば100〜400℃に加熱するためのヒー
タ18を有する支持体20が設けられ、また、支持体2
0の上方にこれと対向耐直されると共に多数のガス吹出
IL22を有する電極24が設けられている。電極24
と支持体20とには、これら両者の間に高周波電界を生
ずることができるように、自動整合装置26を介して高
周波電源28(たとえば13゜56MHz )が電気的
に接続されている。また、ffftff124は、全体
としてガス吹出W=rQともなっていて、ガス供給部1
4より供給されるガスを電極24と導電性基体1との間
に吹き出すことができる。したがって、電極24よりガ
スを吹き出しながらm1M24と導電性基体1との間に
高周波電界を印加すると、グロー放電により励起され式
なるプラズマガスを発生させることができる。なお、W
IF!24は、反応容器12およびガス供給部14に対
し、治縁体30.32により電気的に絶縁されている。
って製造することができる。この製造具[は、反応容器
12とガス供給部14と図示しない排気装置とを有する
。反応容器12内には、導電性基体1(例えば鏡面研摩
した150mmX200IIlllIのアルミニウム板
)を装置することができると共に前記導電性基体1を所
定温腹たとえば100〜400℃に加熱するためのヒー
タ18を有する支持体20が設けられ、また、支持体2
0の上方にこれと対向耐直されると共に多数のガス吹出
IL22を有する電極24が設けられている。電極24
と支持体20とには、これら両者の間に高周波電界を生
ずることができるように、自動整合装置26を介して高
周波電源28(たとえば13゜56MHz )が電気的
に接続されている。また、ffftff124は、全体
としてガス吹出W=rQともなっていて、ガス供給部1
4より供給されるガスを電極24と導電性基体1との間
に吹き出すことができる。したがって、電極24よりガ
スを吹き出しながらm1M24と導電性基体1との間に
高周波電界を印加すると、グロー放電により励起され式
なるプラズマガスを発生させることができる。なお、W
IF!24は、反応容器12およびガス供給部14に対
し、治縁体30.32により電気的に絶縁されている。
又、反応容器12は、反応容器12内より排気するガス
の流量を調節する流ff1円節装置33を介して図示し
ない排気装置を結合する。ガス供給部14は、例えば少
なくともシリコン原子を母体として水素を含むガス例え
ばSi Haガス(又はSizHgガス)が充電された
5iHsガスボンベ34と、B2 )16ガスが充填さ
れたB2H6ガスボンベ35と、CHaガスが充填され
たCHaガスボンベ36と、少なくともフッ素原子を含
むガス例えば5iFaガスが充填された5tF4ガスボ
ンベ37と、同様に少なくともフッ素原子を含むガス例
えばCFaガスが充填されたCF4ガスボンベ38と、
各ガスボンベに取付けられたバルブ39などを有し、各
秤ガスを任意に反応容器12内に供給することができる
ように栴成されている。
の流量を調節する流ff1円節装置33を介して図示し
ない排気装置を結合する。ガス供給部14は、例えば少
なくともシリコン原子を母体として水素を含むガス例え
ばSi Haガス(又はSizHgガス)が充電された
5iHsガスボンベ34と、B2 )16ガスが充填さ
れたB2H6ガスボンベ35と、CHaガスが充填され
たCHaガスボンベ36と、少なくともフッ素原子を含
むガス例えば5iFaガスが充填された5tF4ガスボ
ンベ37と、同様に少なくともフッ素原子を含むガス例
えばCFaガスが充填されたCF4ガスボンベ38と、
各ガスボンベに取付けられたバルブ39などを有し、各
秤ガスを任意に反応容器12内に供給することができる
ように栴成されている。
そして第2図に示す製造装置を使用して第1図に示す光
専電部材を製造するときには、先ず流量1’l Wi
装置133と図示しない排気装置とを使用して前記反応
容器12内を10−” 〜10−4 torr(F)真
空にし、かつ前記導電性基体1の温度を前記ヒータ18
により100〜400℃に保持する。そしてB2Haガ
スボンベ35内の82 H1lガスを5IH4ガスボン
ベ34内のSi H4ガスに対して流m比で10−4〜
10−2程度に混合して反応容器12内に供給し、l1
5I厚Q、2〜2.5t1m程m(1)10ツキング后
2をグローMff1分解によって形1ftする。ブロッ
キング門2は第1及び第2のブロッキング1m2A、2
Bよりなり、第1のブロッキング1?ff12Aは導電
性基体1などの表面の凹凸、口などによって異常成長し
、その表面には半球状の突起が生ずることになる。その
後Si Faガスボンベ37内のSil”aガスをSi
H4ガスボンベ34内の3iHaガスに対して109
61合して反応容器12内に供給しながら5〜10分程
度グロー放電分解し、a厚が0.5〜1.0μm捏度の
第2ブロツキング!!12Bを形成する。この第2ブロ
ッキング層2Bが形成されるときには、前記第1ブロツ
キングl!!2Aの表面が凹凸であっても逐次その上に
8−3iが堆積されると同時に堆積されたa−8Iの表
面の突起がエツチングされるので、第210ツキング!
!2Bの表面は平滑化され、第1ブロツキングff12
Aと第2ブロツキングff12Bとから成るブロッキン
グ豹2の表面は結果的に平滑化されることになる。この
ような表面平滑化のメカニズムは、一般にa−8iのl
ff1メカニズムは成膜された膜の表面近傍にあるシリ
コンと結合する水素をグロー放電によって生じた水素ラ
ジカルがはぎとり次の堆積が起るということであるので
、水素ラジカルよりもはるかに活性なフッ素ラジカルが
存在すればこの反応はさらに促進され、かつフッ素ラジ
カルはシリコンをもエツチングすることからa−8iの
放校時にはfft fflとエツチングとが同時に生ず
るというものである。したがってSIH*ガス(又G;
tsizHsガス)にフッ素を含むガスを混入して成膜
した場合には堆積した膜表面の突起がエツチングされる
とともにエッチングされた表面にはざらにa−8iが1
1積し、結果的には表面の平滑性にQれたブロッキング
層が1qられることになる。なお、この第2ブロツキン
グl12Bの門浮は前述の如く0.5〜1.0μm程度
が最も良好であり、厚過ぎると感光特性が悪化すること
になる。次にB2 Heガスボンベ35内のB2 He
ガスを5iHaガスボンベ34内の5it−Itガスに
対して流n比で1〇−餐〜10−’程度混合して反応容
器12内に供給しながらグロー放電分解し、膜厚12μ
m桿度の光導電性層3を形成する。このようにして光導
電性層3が形成された後には5iftガスボンベ34内
の5iHaガスに対してCHaHeガスボンベ36内H
aHeガスの3倍混合して反応容器12内に供給しなが
らグロー放電分解し、L!lW−が数百^〜数千^程度
の表面被覆層4を形成する。この表面被覆層4は炭素を
含むa −8t li!ffとなる。なお、上記ブロッ
キング層2、光導電性層3及び表面被覆層4を反応容器
12内で形成するときには、反応容器12内の圧力を0
.1〜1.0torr程度になるように排気系の排気速
度を調整して定常状態を保持しておいた。
専電部材を製造するときには、先ず流量1’l Wi
装置133と図示しない排気装置とを使用して前記反応
容器12内を10−” 〜10−4 torr(F)真
空にし、かつ前記導電性基体1の温度を前記ヒータ18
により100〜400℃に保持する。そしてB2Haガ
スボンベ35内の82 H1lガスを5IH4ガスボン
ベ34内のSi H4ガスに対して流m比で10−4〜
10−2程度に混合して反応容器12内に供給し、l1
5I厚Q、2〜2.5t1m程m(1)10ツキング后
2をグローMff1分解によって形1ftする。ブロッ
キング門2は第1及び第2のブロッキング1m2A、2
Bよりなり、第1のブロッキング1?ff12Aは導電
性基体1などの表面の凹凸、口などによって異常成長し
、その表面には半球状の突起が生ずることになる。その
後Si Faガスボンベ37内のSil”aガスをSi
H4ガスボンベ34内の3iHaガスに対して109
61合して反応容器12内に供給しながら5〜10分程
度グロー放電分解し、a厚が0.5〜1.0μm捏度の
第2ブロツキング!!12Bを形成する。この第2ブロ
ッキング層2Bが形成されるときには、前記第1ブロツ
キングl!!2Aの表面が凹凸であっても逐次その上に
8−3iが堆積されると同時に堆積されたa−8Iの表
面の突起がエツチングされるので、第210ツキング!
!2Bの表面は平滑化され、第1ブロツキングff12
Aと第2ブロツキングff12Bとから成るブロッキン
グ豹2の表面は結果的に平滑化されることになる。この
ような表面平滑化のメカニズムは、一般にa−8iのl
ff1メカニズムは成膜された膜の表面近傍にあるシリ
コンと結合する水素をグロー放電によって生じた水素ラ
ジカルがはぎとり次の堆積が起るということであるので
、水素ラジカルよりもはるかに活性なフッ素ラジカルが
存在すればこの反応はさらに促進され、かつフッ素ラジ
カルはシリコンをもエツチングすることからa−8iの
放校時にはfft fflとエツチングとが同時に生ず
るというものである。したがってSIH*ガス(又G;
tsizHsガス)にフッ素を含むガスを混入して成膜
した場合には堆積した膜表面の突起がエツチングされる
とともにエッチングされた表面にはざらにa−8iが1
1積し、結果的には表面の平滑性にQれたブロッキング
層が1qられることになる。なお、この第2ブロツキン
グl12Bの門浮は前述の如く0.5〜1.0μm程度
が最も良好であり、厚過ぎると感光特性が悪化すること
になる。次にB2 Heガスボンベ35内のB2 He
ガスを5iHaガスボンベ34内の5it−Itガスに
対して流n比で1〇−餐〜10−’程度混合して反応容
器12内に供給しながらグロー放電分解し、膜厚12μ
m桿度の光導電性層3を形成する。このようにして光導
電性層3が形成された後には5iftガスボンベ34内
の5iHaガスに対してCHaHeガスボンベ36内H
aHeガスの3倍混合して反応容器12内に供給しなが
らグロー放電分解し、L!lW−が数百^〜数千^程度
の表面被覆層4を形成する。この表面被覆層4は炭素を
含むa −8t li!ffとなる。なお、上記ブロッ
キング層2、光導電性層3及び表面被覆層4を反応容器
12内で形成するときには、反応容器12内の圧力を0
.1〜1.0torr程度になるように排気系の排気速
度を調整して定常状態を保持しておいた。
このようにして製造された光導電部材は上述のごとく光
導電性1!3の表面が平滑であるので、その上に形成さ
れる表面被覆層4は感光特性を良好に保持することので
きる数百^〜数千A程度の膜厚であってもその表面は均
一である。
導電性1!3の表面が平滑であるので、その上に形成さ
れる表面被覆層4は感光特性を良好に保持することので
きる数百^〜数千A程度の膜厚であってもその表面は均
一である。
このような平滑化処理が行われた光導電部材を用いて帯
電、露光、現像のサイクルを絆返しその特性の変化を調
べた結果、平滑化処理を行わなかった光導電部材につい
ては初期帯電能力が0.4μC/am2の電荷量で50
0vの表面電位が得られたものが50回程度のn返しで
その表面電位が300v程度にまで減少してしまったの
に対し、平滑化処理を行った光導電部材については初期
表面電位が550■とやや優れ、かつ1〇万回の帯電、
露光、現像サイクルの杵返しにも感光特性の劣化は何ら
生じず、しかも現像剤のフィルミング現象も起こりにく
く1〇万回の画像形成後にも画質の良好な画像を得るこ
とができた。
電、露光、現像のサイクルを絆返しその特性の変化を調
べた結果、平滑化処理を行わなかった光導電部材につい
ては初期帯電能力が0.4μC/am2の電荷量で50
0vの表面電位が得られたものが50回程度のn返しで
その表面電位が300v程度にまで減少してしまったの
に対し、平滑化処理を行った光導電部材については初期
表面電位が550■とやや優れ、かつ1〇万回の帯電、
露光、現像サイクルの杵返しにも感光特性の劣化は何ら
生じず、しかも現像剤のフィルミング現象も起こりにく
く1〇万回の画像形成後にも画質の良好な画像を得るこ
とができた。
次に他の実施例について説明する。第3図は本発明の第
2の実施例である光導電部材を示す断面図である。第1
図に示すものと同一のものには同符号を付してその詳細
な説明を省略する。、異なる捨成は、前記導電性基体1
の表面に形成されていてシリコン原子を母体として水素
を含み表面が平滑化されたブロッキング層2を次のよう
にして惜成したことである。即ちBz Heガスと5i
Haガスとを混合した原料ガスをグロー放電分解してa
−3iの膚を形成し、その後s+ Ft又はCFaなど
のようにフッ素を含むガスを使用′してグロー放電を起
しa−3iの層の表面の突起をこのグロー放電で生じた
フッ素ラジカルによりエツチングして着面が平滑な一唐
から成るブロッキング層2を構成したものである。
2の実施例である光導電部材を示す断面図である。第1
図に示すものと同一のものには同符号を付してその詳細
な説明を省略する。、異なる捨成は、前記導電性基体1
の表面に形成されていてシリコン原子を母体として水素
を含み表面が平滑化されたブロッキング層2を次のよう
にして惜成したことである。即ちBz Heガスと5i
Haガスとを混合した原料ガスをグロー放電分解してa
−3iの膚を形成し、その後s+ Ft又はCFaなど
のようにフッ素を含むガスを使用′してグロー放電を起
しa−3iの層の表面の突起をこのグロー放電で生じた
フッ素ラジカルによりエツチングして着面が平滑な一唐
から成るブロッキング層2を構成したものである。
このような光導電部材も第2図に示す製造装置によって
製造でることができ、ブロッキングF!2の右面をエツ
チングして平滑化する場合には5IF4ガスタンク37
内のSi F4ガス又はCFaガスタンク38内のC,
Ftガスを使用することになる。尚本実茄例の場合には
第1の実施例の場合と異なり、5iFtガス又はCFt
ガスにはS。
製造でることができ、ブロッキングF!2の右面をエツ
チングして平滑化する場合には5IF4ガスタンク37
内のSi F4ガス又はCFaガスタンク38内のC,
Ftガスを使用することになる。尚本実茄例の場合には
第1の実施例の場合と異なり、5iFtガス又はCFt
ガスにはS。
H4ガスを混合しないのでa−81表面の突起がエツチ
ングされるだけで新たなa−3iの堆積は生じない。
ングされるだけで新たなa−3iの堆積は生じない。
このようにして製造された光導電部材も光導電性層3が
平滑化されているので、第1の実施例で説明した光導電
部材と同様の実験結果を得ることができた。
平滑化されているので、第1の実施例で説明した光導電
部材と同様の実験結果を得ることができた。
尚上記実施例は一例であり本発明の要旨の範囲内におい
て種々の変形実施ができることは言うまでもない。例え
ば両実加例においてはブロッキング層、光O電性n及び
表面?1!覆nをa−51をベースにして組成したがフ
ッ素ラジカルによるエツチング作用を利用して表面の平
沿化を行う場合には少なくとも光導電性層およびブロッ
キング層が81原子を母体としていればよい。またブロ
ッキング層表面の平滑化は上記実施例で説明したフッ素
ラジカルによるエツチング作用によるもののみに限定さ
れるものではなく、ラップ剤を使用したラッピング仕上
げ又はその他の秤々の1iI1g材を使用した研摩仕上
げなどのように四緘的研摩によって平滑化されたもので
あっても良い。特にブロッキングF12を心電性基体の
酸化膜で形成した場合にはこの方法を使用することが有
効である。この場合にはブロッキング層をアモルファス
シリコンをベースに惜成する必要はない。なお、放電加
工は逆に表面が荒れてしまうので応用することはできな
い。
て種々の変形実施ができることは言うまでもない。例え
ば両実加例においてはブロッキング層、光O電性n及び
表面?1!覆nをa−51をベースにして組成したがフ
ッ素ラジカルによるエツチング作用を利用して表面の平
沿化を行う場合には少なくとも光導電性層およびブロッ
キング層が81原子を母体としていればよい。またブロ
ッキング層表面の平滑化は上記実施例で説明したフッ素
ラジカルによるエツチング作用によるもののみに限定さ
れるものではなく、ラップ剤を使用したラッピング仕上
げ又はその他の秤々の1iI1g材を使用した研摩仕上
げなどのように四緘的研摩によって平滑化されたもので
あっても良い。特にブロッキングF12を心電性基体の
酸化膜で形成した場合にはこの方法を使用することが有
効である。この場合にはブロッキング層をアモルファス
シリコンをベースに惜成する必要はない。なお、放電加
工は逆に表面が荒れてしまうので応用することはできな
い。
[発明の効果]
以上の説明から明らかなように本発明の光F3電部材に
あっては、表面が平滑なブロッキング1上に光導電性層
が積着されているのでその外表面は平滑かつ均一であり
、額返し使用に対する感光特性の劣化を防止することが
でき、しかも現像剤のフィルミング現象が容易に生じて
しまうことを防止することができるなどの告れた効果を
有するものである。
あっては、表面が平滑なブロッキング1上に光導電性層
が積着されているのでその外表面は平滑かつ均一であり
、額返し使用に対する感光特性の劣化を防止することが
でき、しかも現像剤のフィルミング現象が容易に生じて
しまうことを防止することができるなどの告れた効果を
有するものである。
第1図は本発明の第1実施例である光S型部材を示す前
面図、第2図は光導電部材の製造装置の一例を示す概略
説明図、第3図は本発明の第2実飽例である光導電部材
を示す断面図である。 1・・・・・・導電性基板、2・・・・・・ブロッキン
グ層、3・・・・・・光導電性層、4・・・・・・表面
被覆層。
面図、第2図は光導電部材の製造装置の一例を示す概略
説明図、第3図は本発明の第2実飽例である光導電部材
を示す断面図である。 1・・・・・・導電性基板、2・・・・・・ブロッキン
グ層、3・・・・・・光導電性層、4・・・・・・表面
被覆層。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 (1)導電性基体上に設けられ、かつこの導電性基体か
らの電荷め注入を防止するとともに平面が平滑化された
ブロッキング層と、シリコン原子を母体として水素を含
む光導電性唐と、表面被覆層とが順次り層されて成るこ
とを特徴とする光導電部材。 (′2J 前記ブロッキング層は、シリコン原子を母体
として水素を含む特許請求の範囲第1項に記載の光導電
部材。 (3)前記ブロッキングnは、ブロッキング層形成途上
において、少なくともフッ素原子を含む原料ガスがグロ
ー放電分解されることによって、その表面が平滑されて
いる特許請求の範囲第1項に記載の光導電部材。 (4) 前記ブロッキング而は、光S電性n積層前にそ
の表面がt!II!Ii的研摩により平溝化されている
特許請求の範囲第1項に記載の光導電部材。 (5)前記表面波Wi唐は、シリコン原子を母体として
水素を含む特許請求のlFi!I!I!第1項乃至第4
項のいずれか1′項に記載の光導電部材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13875983A JPS6029756A (ja) | 1983-07-28 | 1983-07-28 | 光導電部材 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13875983A JPS6029756A (ja) | 1983-07-28 | 1983-07-28 | 光導電部材 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6029756A true JPS6029756A (ja) | 1985-02-15 |
Family
ID=15229514
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13875983A Pending JPS6029756A (ja) | 1983-07-28 | 1983-07-28 | 光導電部材 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6029756A (ja) |
-
1983
- 1983-07-28 JP JP13875983A patent/JPS6029756A/ja active Pending
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