JPS6029581B2 - 金型用ガス抜き装置 - Google Patents
金型用ガス抜き装置Info
- Publication number
- JPS6029581B2 JPS6029581B2 JP55034042A JP3404280A JPS6029581B2 JP S6029581 B2 JPS6029581 B2 JP S6029581B2 JP 55034042 A JP55034042 A JP 55034042A JP 3404280 A JP3404280 A JP 3404280A JP S6029581 B2 JPS6029581 B2 JP S6029581B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- valve
- mold
- gas
- cavity
- molten metal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B22—CASTING; POWDER METALLURGY
- B22D—CASTING OF METALS; CASTING OF OTHER SUBSTANCES BY THE SAME PROCESSES OR DEVICES
- B22D17/00—Pressure die casting or injection die casting, i.e. casting in which the metal is forced into a mould under high pressure
- B22D17/14—Machines with evacuated die cavity
- B22D17/145—Venting means therefor
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Molds, Cores, And Manufacturing Methods Thereof (AREA)
- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は、ダィカストマシンや射出成形機等の成形機
において、成形時の金型のキャビティから大量のガスを
抜き取るための金型用ガス抜き装置に関するものである
。
において、成形時の金型のキャビティから大量のガスを
抜き取るための金型用ガス抜き装置に関するものである
。
従来より、ダィカストは精密な製品を多量に製造する成
形法として広く普及しているが、製品内部に巣のない健
全性を重要視される品物には通さない場合があった。
形法として広く普及しているが、製品内部に巣のない健
全性を重要視される品物には通さない場合があった。
それは、高速、高圧で溶融金属をキャビティ内に充填す
るため、キャビティ内のガスが充分抜け切らずに、溶融
金属と混合して、製品中に残存することがあるためであ
る。
るため、キャビティ内のガスが充分抜け切らずに、溶融
金属と混合して、製品中に残存することがあるためであ
る。
その対策として、従来より、キャビティ内を活性ガスで
置換して、溶融金属と化合させ、固定化する無孔性ダィ
カスト法や、減圧する方法などが考えられているが、こ
れらは金型や装置が複雑となり、一般的ではなかった。
置換して、溶融金属と化合させ、固定化する無孔性ダィ
カスト法や、減圧する方法などが考えられているが、こ
れらは金型や装置が複雑となり、一般的ではなかった。
この発明の発明者は、ダィカストモデルでェャベントの
面積と銭込製品の比重値との関係を調べたところ、ェャ
ベントの面積が増すに従って、銭込製品の比重値も上る
ことを見し、出した。しかしながら、ェヤベントの数は
製品の大きさで制限されるし、また、ェャベントの厚み
は、溶融金属を通過させないために約0.1肋以上には
とれない。この発明は、そのような製品や金型構造に制
約されずに、大量のガスを抜き、ガスの巻込みを、なく
して、健全なダィカスト製品を得るための弁装置を提供
するものである。すなわち、この発明は、金型のキャビ
ティから、金型外に通じるガス排出路を、弁の作用で開
いておいた状態で射出を行い、キャビテイ内の質量の小
さいガスをガス排出路を通してほぼ排出し終った時点で
、キャビティ内から進んで来た質量の大きい被射出溶融
物を前記弁の移動方向と同一方向から前記弁へ直接作用
させることにより前記弁を確実にかつすばやく移動させ
て前記ガス排出路を遮断し、このガス排出路からの被射
出溶融物の流出を防せぎうるようにして、射出時に金型
内のガス抜きを確実容易に行いうるようにしたものであ
る。
面積と銭込製品の比重値との関係を調べたところ、ェャ
ベントの面積が増すに従って、銭込製品の比重値も上る
ことを見し、出した。しかしながら、ェヤベントの数は
製品の大きさで制限されるし、また、ェャベントの厚み
は、溶融金属を通過させないために約0.1肋以上には
とれない。この発明は、そのような製品や金型構造に制
約されずに、大量のガスを抜き、ガスの巻込みを、なく
して、健全なダィカスト製品を得るための弁装置を提供
するものである。すなわち、この発明は、金型のキャビ
ティから、金型外に通じるガス排出路を、弁の作用で開
いておいた状態で射出を行い、キャビテイ内の質量の小
さいガスをガス排出路を通してほぼ排出し終った時点で
、キャビティ内から進んで来た質量の大きい被射出溶融
物を前記弁の移動方向と同一方向から前記弁へ直接作用
させることにより前記弁を確実にかつすばやく移動させ
て前記ガス排出路を遮断し、このガス排出路からの被射
出溶融物の流出を防せぎうるようにして、射出時に金型
内のガス抜きを確実容易に行いうるようにしたものであ
る。
つぎに、図面に示した実施例によって、この発明を説明
する。
する。
第1,2図に示した実施例において、1は固定盤、2は
可動盤、3は固定金型、4は可動金型、5は押出板、6
は押出ピン、7は可動金型4のキャビティ、8は被射出
熔融物である溶融金属の銭込用の射出スリ−プ、8aは
給湯口、8bは射出プランジャである。
可動盤、3は固定金型、4は可動金型、5は押出板、6
は押出ピン、7は可動金型4のキャビティ、8は被射出
熔融物である溶融金属の銭込用の射出スリ−プ、8aは
給湯口、8bは射出プランジャである。
可動金型4において、キャビティ7の回りの固定金型3
に面する部分には、充分な面積を有する薄いガス抜き道
9を設け、ガス抜き道9の上端部に連結して上方に伸び
たガス抜き溝10を、可動金型4の分割面または2個の
金型3,4の分割面に設けた。そして、金型4のキャビ
ティ7から導かれたガス抜き溝10部に、キャピティ7
から進んで釆る溶融金属の作用によって、溶融金属の作
用方向に直接動かされる弁14を設けた。弁14として
は、弁14の移動方向と同一方向からの溶融金属の作用
によって直接動かされることにより、後記するバイパス
15などからなるガス排出路を同一の弁14で直接遮断
するようにしたものを1個だけ設けた。すなわち、第3
,4図に拡大して示すように、ガス抜き溝1川こ続いて
、2個の金型3,4の両分割面部に、半割にできる弁室
11を上方に向って配置し、弁室11中には、上下方向
に向って摺動可能な弁14を内蔵した。
に面する部分には、充分な面積を有する薄いガス抜き道
9を設け、ガス抜き道9の上端部に連結して上方に伸び
たガス抜き溝10を、可動金型4の分割面または2個の
金型3,4の分割面に設けた。そして、金型4のキャビ
ティ7から導かれたガス抜き溝10部に、キャピティ7
から進んで釆る溶融金属の作用によって、溶融金属の作
用方向に直接動かされる弁14を設けた。弁14として
は、弁14の移動方向と同一方向からの溶融金属の作用
によって直接動かされることにより、後記するバイパス
15などからなるガス排出路を同一の弁14で直接遮断
するようにしたものを1個だけ設けた。すなわち、第3
,4図に拡大して示すように、ガス抜き溝1川こ続いて
、2個の金型3,4の両分割面部に、半割にできる弁室
11を上方に向って配置し、弁室11中には、上下方向
に向って摺動可能な弁14を内蔵した。
弁14は軸線方向に摺動可能な有底円筒状の弁とした。
弁14の側面には内外に通じるガス排出用の穴12を設
けた。弁14の上端部にはフランジ部14aを設け、フ
ランジ部14aと金型3,4の作用で弁14の下降限を
規制しうるようにした。弁14の上部において、固定金
型3または可動金型4の一方に、キャップ13をボルト
17等で固定し、キャップl3の内面で弁14のフラン
ジ部14aを鞠線方向に摺動自在に保持した。図示した
ように、キャップ13を固定金型3に固定した場合は、
型縦を行っても、キャップ13が可動金型4に当らない
ように間隔を設けておく。18はキャップ13の内面に
固定したすべりキーであり、このキー18の作動により
、弁14の回動を防ぎ、穴12とバイパス15の位置が
くるわないようにした。
弁14の側面には内外に通じるガス排出用の穴12を設
けた。弁14の上端部にはフランジ部14aを設け、フ
ランジ部14aと金型3,4の作用で弁14の下降限を
規制しうるようにした。弁14の上部において、固定金
型3または可動金型4の一方に、キャップ13をボルト
17等で固定し、キャップl3の内面で弁14のフラン
ジ部14aを鞠線方向に摺動自在に保持した。図示した
ように、キャップ13を固定金型3に固定した場合は、
型縦を行っても、キャップ13が可動金型4に当らない
ように間隔を設けておく。18はキャップ13の内面に
固定したすべりキーであり、このキー18の作動により
、弁14の回動を防ぎ、穴12とバイパス15の位置が
くるわないようにした。
キャップ13にはガス排出用の穴19を設けた。また、
キャップ13の底面であるストッパ部13aと弁14と
の間には、圧縮ばね20を設け、弁14を下方に押し付
ける方向に常に力を作用させた。なお、弁14が上昇し
たときは、弁14のフランジ部14aの上端面が、キャ
ップ13のストッパ部13aに当たり、弁14は上昇眼
を規制される。弁14の穴12と内部は穴19を通じて
常に金型3外の外気に通じているようにし、弁14の穴
12は、弁14の上下方向の位置によって、後記するバ
イパス15と通じたり、遮断されるようにした。バイパ
ス15の出口の遮断は、穴12の下方にある弁14の側
面の作用で行う。弁14の被射出溶融物が作用する側の
端面は、射出した後の型開きが容易に行えるように、テ
ーパ面14bにした。
キャップ13の底面であるストッパ部13aと弁14と
の間には、圧縮ばね20を設け、弁14を下方に押し付
ける方向に常に力を作用させた。なお、弁14が上昇し
たときは、弁14のフランジ部14aの上端面が、キャ
ップ13のストッパ部13aに当たり、弁14は上昇眼
を規制される。弁14の穴12と内部は穴19を通じて
常に金型3外の外気に通じているようにし、弁14の穴
12は、弁14の上下方向の位置によって、後記するバ
イパス15と通じたり、遮断されるようにした。バイパ
ス15の出口の遮断は、穴12の下方にある弁14の側
面の作用で行う。弁14の被射出溶融物が作用する側の
端面は、射出した後の型開きが容易に行えるように、テ
ーパ面14bにした。
このテーパ面14bは、第3図においては右下に懐いた
テーパ面としたが、キャップ13が可動金型4に固定さ
れておれば、このテーパ面14bは逆に左下に額いたテ
ーパ面にしておく必要がある。このテーパ面14bを設
けたことにより、弁14を特上げることなく、型開を行
うことができる。弁室11の直前のガス抜き溝10より
、弁14の移動路の側面である弁室11の側面下部との
間には、弁14部を迂廻したガス排出用の通路であるバ
イパス15を設け、弁14の作動により、バイパス15
と金型外部間のガス排出路の蓮通、遮断を直接規制しう
るようにした。
テーパ面としたが、キャップ13が可動金型4に固定さ
れておれば、このテーパ面14bは逆に左下に額いたテ
ーパ面にしておく必要がある。このテーパ面14bを設
けたことにより、弁14を特上げることなく、型開を行
うことができる。弁室11の直前のガス抜き溝10より
、弁14の移動路の側面である弁室11の側面下部との
間には、弁14部を迂廻したガス排出用の通路であるバ
イパス15を設け、弁14の作動により、バイパス15
と金型外部間のガス排出路の蓮通、遮断を直接規制しう
るようにした。
バイパス15は可動金型4の固定金型3側の面に溝状に
設けた。ガス抜き溝10とバイパス15の入口部とのな
す交差角0は鋭角か直角にした。弁室11に面したガス
抜き溝10の口部16はノズル状に狭くした。なお、第
5図に示した1実施例において、左右に設けたバイパス
15は、それぞれ2箇所の屈折部を有するコ字形および
逆コ字形に形成した溝にしたが、それぞれの溝の屈折部
の1箇所または2箇所には、バイパス15部における湯
まわりのタイミングを遅らせるために、屈折部に至る前
側の直線部を屈折点よりもさらに奥の方まで伸ばして湯
だまり部を設けた。
設けた。ガス抜き溝10とバイパス15の入口部とのな
す交差角0は鋭角か直角にした。弁室11に面したガス
抜き溝10の口部16はノズル状に狭くした。なお、第
5図に示した1実施例において、左右に設けたバイパス
15は、それぞれ2箇所の屈折部を有するコ字形および
逆コ字形に形成した溝にしたが、それぞれの溝の屈折部
の1箇所または2箇所には、バイパス15部における湯
まわりのタイミングを遅らせるために、屈折部に至る前
側の直線部を屈折点よりもさらに奥の方まで伸ばして湯
だまり部を設けた。
この湯だまり部は、図示したように、直線部と同じ幅に
してもよいし、奥に直線部とりも幅の広い部分を設けて
も良い。このようにしておくと、このバイパス15内を
溶融金属が進む時、最初に進んで来る熔融金属は屈折部
ですぐ曲らずに、一度この通路の延長部である湯だまり
部内に入り、この湯だまり部が溶融金属でいっぱいに満
たされた後、溶融金属ははじめて屈折部を曲つて次の通
路中に進んでい〈。したがって、このバイパス15中に
おける溶融金属の湯まわりは、その分だけおくれ、弁1
4が確実に綿つた後に、溶融金属は締つた弁14の側面
部に到達するので、溶融金属がガス排出用の穴12内や
金型の外まで進行することはなく、安全であり、かつ、
弁作動がより確実となる。つぎに、主に第5図によって
、この発明の前記実施例の作動順序を説明する。まず、
固定金型3側の弁室11内に弁14が保持されている状
態で型締を行う。
してもよいし、奥に直線部とりも幅の広い部分を設けて
も良い。このようにしておくと、このバイパス15内を
溶融金属が進む時、最初に進んで来る熔融金属は屈折部
ですぐ曲らずに、一度この通路の延長部である湯だまり
部内に入り、この湯だまり部が溶融金属でいっぱいに満
たされた後、溶融金属ははじめて屈折部を曲つて次の通
路中に進んでい〈。したがって、このバイパス15中に
おける溶融金属の湯まわりは、その分だけおくれ、弁1
4が確実に綿つた後に、溶融金属は締つた弁14の側面
部に到達するので、溶融金属がガス排出用の穴12内や
金型の外まで進行することはなく、安全であり、かつ、
弁作動がより確実となる。つぎに、主に第5図によって
、この発明の前記実施例の作動順序を説明する。まず、
固定金型3側の弁室11内に弁14が保持されている状
態で型締を行う。
このとき、弁14は、第1〜4図に示したように、圧縮
はね20の作用により下向に押付けられた状態にあり、
バイパス16は、弁14の穴12に通じている。この状
態で、射出スリーブ8部より溶融金属をキャピティ7内
に鋳込めば、キャビティ7内への溶湯充填中に、キャビ
ティ7内のガスはガス抜き道9、ガス抜き溝10、バイ
パス15、穴12を通って、金型3,4外に排出される
。この間、第5図aに示すように、弁14は弁室11の
下方に押付けられたままの状態を保っており、大量のガ
スは矢印で示すように、バイパス15を通って抜ける。
キャビティ7内への溶融金属の充填がほぼ完了すると、
溶融金属22がガス抜き溝10内を上昇して来て、弁1
4の下面に衝突し、その結果、弁14は圧縮ばね20に
抗して押上げられ始める。
はね20の作用により下向に押付けられた状態にあり、
バイパス16は、弁14の穴12に通じている。この状
態で、射出スリーブ8部より溶融金属をキャピティ7内
に鋳込めば、キャビティ7内への溶湯充填中に、キャビ
ティ7内のガスはガス抜き道9、ガス抜き溝10、バイ
パス15、穴12を通って、金型3,4外に排出される
。この間、第5図aに示すように、弁14は弁室11の
下方に押付けられたままの状態を保っており、大量のガ
スは矢印で示すように、バイパス15を通って抜ける。
キャビティ7内への溶融金属の充填がほぼ完了すると、
溶融金属22がガス抜き溝10内を上昇して来て、弁1
4の下面に衝突し、その結果、弁14は圧縮ばね20に
抗して押上げられ始める。
そして、溶融金属22は弁14を押上げるとともに、一
部がバイパス15へ進入し始める。この時の状態を第5
図bに示す。やがて、溶融金属22の押上作業によって
、弁14の上昇はキャップ13のストッパ部13aによ
って止められ、バイパス15と穴12との間は弁14の
下部側面によって閉じられ、溶融金属22はせき止めら
れる。
部がバイパス15へ進入し始める。この時の状態を第5
図bに示す。やがて、溶融金属22の押上作業によって
、弁14の上昇はキャップ13のストッパ部13aによ
って止められ、バイパス15と穴12との間は弁14の
下部側面によって閉じられ、溶融金属22はせき止めら
れる。
この時、バイパス15を通って抜けていったガスは、ほ
とんど抜けていて、バイパス15の終端部近くに若干残
っているだけの状態になるが、これは銭込製品には何ら
悪影響は及ぼさない。この時の状態を第5図cに示す。
なお、バイパス15中に入った溶融金属22は弁14の
側面部まで進むが、この時、溶融金属22は、バイパス
15自体の迂回通路およびバイパス15中に設けた湯だ
まり部の作用で弁14が締まるまでの時間よりも充分に
長い時間を要して弁14の側面部に到達するので、溶融
金属22が、弁14に設けた穴12中や金型の外部まで
進行することはない。鏡込作業が終れば、金属熔湯22
の凝固後、型関を行う。
とんど抜けていて、バイパス15の終端部近くに若干残
っているだけの状態になるが、これは銭込製品には何ら
悪影響は及ぼさない。この時の状態を第5図cに示す。
なお、バイパス15中に入った溶融金属22は弁14の
側面部まで進むが、この時、溶融金属22は、バイパス
15自体の迂回通路およびバイパス15中に設けた湯だ
まり部の作用で弁14が締まるまでの時間よりも充分に
長い時間を要して弁14の側面部に到達するので、溶融
金属22が、弁14に設けた穴12中や金型の外部まで
進行することはない。鏡込作業が終れば、金属熔湯22
の凝固後、型関を行う。
この場合、弁14の下端面はテーパ面14bになってい
るので、弁室11の下部にある凝固金属22aは弁14
から容易に離れる。凝固金属22aが弁14から離れた
ら、圧縮ばね20の作用で、弁14は下降限位置まで下
がる。この時の状態を第5図dに示す。続いて、押出ピ
ン6の作動により、可動金型4より銭込製品を取出すと
同時に、ガス抜き溝10、弁室11下部およびバイパス
15中の凝固金属22aをいつしよに取出す。この発明
は、ガスと熔融金属との比重差、例えば、空気と溶融ア
ルミニウムとの比重が約1:2000であるという比重
差、および、この比重差に基づく慣性力の差を利用した
ものである。
るので、弁室11の下部にある凝固金属22aは弁14
から容易に離れる。凝固金属22aが弁14から離れた
ら、圧縮ばね20の作用で、弁14は下降限位置まで下
がる。この時の状態を第5図dに示す。続いて、押出ピ
ン6の作動により、可動金型4より銭込製品を取出すと
同時に、ガス抜き溝10、弁室11下部およびバイパス
15中の凝固金属22aをいつしよに取出す。この発明
は、ガスと熔融金属との比重差、例えば、空気と溶融ア
ルミニウムとの比重が約1:2000であるという比重
差、および、この比重差に基づく慣性力の差を利用した
ものである。
そして、金型4のキヤビティ7から導びかれたガス抜き
溝10部に、ガス抜き溝10の軸線方向に摺動する1個
の弁14を設け、かつ、ガス抜き溝10から弁14部の
側面に迂廻して通じたガス排出用の通路であるバイパス
15を設けた金型4を用い、キャビティ7から金型3,
4の外へ通じるガス排出路を弁14の作用で開いた状態
で射出を行い、まず、キャビティ7から進んで来た質量
の小さいガスが弁14のガス抜き溝10側の端面に作用
しているときは、弁14が質量の小さいガスによって押
されることなく、ガス抜き溝10側の端部にあり、バイ
パス15と弁14部などからなる迂廻したガス排出路を
通してガスを排出し、その途中で、質量の小さいガスに
続いてキャビティ7から進んで来た質量の大きい被射出
溶融物である溶融金属が、弁14の移動方向と同一方向
から弁14のガス抜き溝10側の端面に直接作用するこ
とにより、弁14を移動させて、弁14でガス排出路を
直接遮断し、溶融金属が弁14部から外部へ排出されな
いようにして、金型3,4内のガス抜きを行いながら射
出しうるようにしたものである。
溝10部に、ガス抜き溝10の軸線方向に摺動する1個
の弁14を設け、かつ、ガス抜き溝10から弁14部の
側面に迂廻して通じたガス排出用の通路であるバイパス
15を設けた金型4を用い、キャビティ7から金型3,
4の外へ通じるガス排出路を弁14の作用で開いた状態
で射出を行い、まず、キャビティ7から進んで来た質量
の小さいガスが弁14のガス抜き溝10側の端面に作用
しているときは、弁14が質量の小さいガスによって押
されることなく、ガス抜き溝10側の端部にあり、バイ
パス15と弁14部などからなる迂廻したガス排出路を
通してガスを排出し、その途中で、質量の小さいガスに
続いてキャビティ7から進んで来た質量の大きい被射出
溶融物である溶融金属が、弁14の移動方向と同一方向
から弁14のガス抜き溝10側の端面に直接作用するこ
とにより、弁14を移動させて、弁14でガス排出路を
直接遮断し、溶融金属が弁14部から外部へ排出されな
いようにして、金型3,4内のガス抜きを行いながら射
出しうるようにしたものである。
なお、ガス抜き溝10内を上昇してきた溶融金属22が
直接バイパス15内に飛込まないようにするために、そ
して弁14が閉じる前に、その溶融金属22がガス抜き
用の穴12内に入らないように、ノズル部16のすぐ下
のガス抜き溝10とバイパス15の入口部とのなす角8
は、鋭角または直角にした。
直接バイパス15内に飛込まないようにするために、そ
して弁14が閉じる前に、その溶融金属22がガス抜き
用の穴12内に入らないように、ノズル部16のすぐ下
のガス抜き溝10とバイパス15の入口部とのなす角8
は、鋭角または直角にした。
勿論、これは鋭角にする方が、より効果的である。なお
、圧縮ばね2川ま必ずしも設ける必要はなく、弁14を
単に自然落下させた後、型締を行うようにしても良い。
、圧縮ばね2川ま必ずしも設ける必要はなく、弁14を
単に自然落下させた後、型締を行うようにしても良い。
この実施例においては、この発明の金型用ガス抜き装置
を、固定金型3と可動金型4の分割面部に設けたが、こ
れは、固定金型3と中子用金型とのように、その他の金
型の分離面部や接触面部に設けるようにしても良い。
を、固定金型3と可動金型4の分割面部に設けたが、こ
れは、固定金型3と中子用金型とのように、その他の金
型の分離面部や接触面部に設けるようにしても良い。
以上の実施例においては、弁14の回り止め用のキー1
8を設けたが、これは、弁14と弁室11とキャップ1
3を角筒状にするか、弁14のフランジ部14aとキャ
ップ13のみを角筒状にして省略することもできるし、
また、弁14が下降限位置にあるときの穴12の位置の
回りの弁室11の内周面に水平なりング溝を設けても良
い。
8を設けたが、これは、弁14と弁室11とキャップ1
3を角筒状にするか、弁14のフランジ部14aとキャ
ップ13のみを角筒状にして省略することもできるし、
また、弁14が下降限位置にあるときの穴12の位置の
回りの弁室11の内周面に水平なりング溝を設けても良
い。
さらに、第6図に示すように、穴12と同一高さの位置
の弁14の外周に水平なりング溝23を設けておいても
良い。ここで、弁14とキャップ13との間に設けたキ
ー18や、弁14と弁室11とキャップ13との間の角
筒状の面部や、弁14のフランジ部14aとキャップ1
3との間の角筒状の面部などは、弁14と弁14の外周
面部との間に設けた弁14の回り止め部材を形成してい
る。
の弁14の外周に水平なりング溝23を設けておいても
良い。ここで、弁14とキャップ13との間に設けたキ
ー18や、弁14と弁室11とキャップ13との間の角
筒状の面部や、弁14のフランジ部14aとキャップ1
3との間の角筒状の面部などは、弁14と弁14の外周
面部との間に設けた弁14の回り止め部材を形成してい
る。
また、キャップ13や、弁室11の周囲の金型部などは
、弁14の外周部村である。さらに、第7図に示すよう
に、弁14に穴12を設けずに、弁14の外周に上下方
向に幅の広いリング溝24を設け、可動金型4に水平な
ガス排出用の穴25を設けても良い。
、弁14の外周部村である。さらに、第7図に示すよう
に、弁14に穴12を設けずに、弁14の外周に上下方
向に幅の広いリング溝24を設け、可動金型4に水平な
ガス排出用の穴25を設けても良い。
この場合は、キャップ13にガス排出用の穴19は設け
る必要はないが、弁14の作動を円滑にするために、弁
14内の空気排出用の小さい穴26を設けておくと良い
。なお、第7図に示すように、圧縮ばね20を用いる代
りに、穴26に減圧弁27を介して圧縮空気源28を連
結して、弁14を常に下方へ押えておくようにしても良
い。さらに、第8図に示すように、有底円筒状の弁14
の代りに、円板状の弁頭29の上面中央部にロッド30
を有し、ロッド30の上端部にストッパ用のナット31
を取付けた弁14を用いることもできる。
る必要はないが、弁14の作動を円滑にするために、弁
14内の空気排出用の小さい穴26を設けておくと良い
。なお、第7図に示すように、圧縮ばね20を用いる代
りに、穴26に減圧弁27を介して圧縮空気源28を連
結して、弁14を常に下方へ押えておくようにしても良
い。さらに、第8図に示すように、有底円筒状の弁14
の代りに、円板状の弁頭29の上面中央部にロッド30
を有し、ロッド30の上端部にストッパ用のナット31
を取付けた弁14を用いることもできる。
この場合、バイパス15の出口は、下端限にある弁14
の弁頭29よりも若干上に設け、弁14の上昇によって
弁頭29の側面で閉鎖されるようにした。32は弁座、
33はストッパフロツク、13はキャップ、2川ま圧縮
ばねである。
の弁頭29よりも若干上に設け、弁14の上昇によって
弁頭29の側面で閉鎖されるようにした。32は弁座、
33はストッパフロツク、13はキャップ、2川ま圧縮
ばねである。
なお、第6〜8図に示した実施例では、キーなどの弁の
回り止め部材を図示するのを省略したが、弁14のフラ
ンジ部14aとキャップ13との間などには、キー18
などの弁14の回り止め都村を設けておき、弁14のテ
ーパ一面14b部が回らないようにしている。
回り止め部材を図示するのを省略したが、弁14のフラ
ンジ部14aとキャップ13との間などには、キー18
などの弁14の回り止め都村を設けておき、弁14のテ
ーパ一面14b部が回らないようにしている。
前記実施例では、ガス排出路12の出口を外気に開放し
て、ガスの排出を自然に行うようにしたが、これは、外
部のガス吸引装置を用いて、積極的に行っても良い。
て、ガスの排出を自然に行うようにしたが、これは、外
部のガス吸引装置を用いて、積極的に行っても良い。
その場合は、ガス排出路12からのガスの吸引を射出シ
リンダの射出動作と同調させて行っても良いし、真空装
置を用いて行っても良い。さらに、前記実施例において
は、弁14を垂直方向に上下動させるようにして、ダィ
カストマシンに使用したものを示したが、これは弁14
を斜め上方向や水平方向に移動させるようにしても良い
し、また射出成形機用として使用しても良い。
リンダの射出動作と同調させて行っても良いし、真空装
置を用いて行っても良い。さらに、前記実施例において
は、弁14を垂直方向に上下動させるようにして、ダィ
カストマシンに使用したものを示したが、これは弁14
を斜め上方向や水平方向に移動させるようにしても良い
し、また射出成形機用として使用しても良い。
このように、.この発明においては特許請求の範囲に記
載したような構造にしたので、従釆の減圧法のように真
空ポンプや減圧タンクなどを用いる必要もなく、構造が
極めてシンプルである。さらに、各回の鏡込動作に完全
に同調して、自動的にガス抜きが行われるので、減圧開
始のタイミングが狂うことがなく、ガス抜き作動が安定
している。したがって、ガス抜きが完全に、かつ、正確
、容易に行われる。また、この他に、つぎのような効果
がある。
載したような構造にしたので、従釆の減圧法のように真
空ポンプや減圧タンクなどを用いる必要もなく、構造が
極めてシンプルである。さらに、各回の鏡込動作に完全
に同調して、自動的にガス抜きが行われるので、減圧開
始のタイミングが狂うことがなく、ガス抜き作動が安定
している。したがって、ガス抜きが完全に、かつ、正確
、容易に行われる。また、この他に、つぎのような効果
がある。
【11 ガス抜き溝を直進して来る被射出溶融物の進行
方向に、被射出溶融物で直接押される弁によって、ガス
の排出路を遮断するようにしたので、弁の作動が早く、
かつ、確実であり、ガス抜きと、弁部からの被射出熔融
物の排出防止を確実容易に行える。■ 射出時にガス抜
きを充分に行えるので、射出製品中の残存ガスが大幅に
減少し、射出製品の湯まわり、耐圧、気密性が著しく向
上する。
方向に、被射出溶融物で直接押される弁によって、ガス
の排出路を遮断するようにしたので、弁の作動が早く、
かつ、確実であり、ガス抜きと、弁部からの被射出熔融
物の排出防止を確実容易に行える。■ 射出時にガス抜
きを充分に行えるので、射出製品中の残存ガスが大幅に
減少し、射出製品の湯まわり、耐圧、気密性が著しく向
上する。
‘3} キャビティ外周のェャベント部におけるバリの
発生が減少するので、バリをのけなくても良く、金型に
傷をつけることがない。その結果、自動化が容易になり
、金型の寿命も延びる。‘41ガス抜きが充分に行われ
るので、低い射出圧力で良い射出製品が得られる。勿論
、このために、自動化も容易になり、金型の寿命も延び
る。‘5)ガス抜きが充分に行われるので、射出条件の
幅が拡大するとともに、試打時間の短縮と射出製品の品
質の安定化がはかられる。
発生が減少するので、バリをのけなくても良く、金型に
傷をつけることがない。その結果、自動化が容易になり
、金型の寿命も延びる。‘41ガス抜きが充分に行われ
るので、低い射出圧力で良い射出製品が得られる。勿論
、このために、自動化も容易になり、金型の寿命も延び
る。‘5)ガス抜きが充分に行われるので、射出条件の
幅が拡大するとともに、試打時間の短縮と射出製品の品
質の安定化がはかられる。
従来より、射出圧力、射出速度、高速射出スタート位置
の良い条件をさがし、ガス抜きの良好なところにセット
していたが、この条件を見つけるのに時間がかかり、か
つ、この条件も射出時に次第に変わっていたが、この発
明を用いれば、ガス抜きが充分に行われるので、射出条
件を選択する幅がかなり拡大する。‘6} 従来より、
真空装置により金型間の薄い溝を通してキャビティ内の
空気を外に抜くことも考えられていたが、この場合、キ
ャビティ内の空気。
の良い条件をさがし、ガス抜きの良好なところにセット
していたが、この条件を見つけるのに時間がかかり、か
つ、この条件も射出時に次第に変わっていたが、この発
明を用いれば、ガス抜きが充分に行われるので、射出条
件を選択する幅がかなり拡大する。‘6} 従来より、
真空装置により金型間の薄い溝を通してキャビティ内の
空気を外に抜くことも考えられていたが、この場合、キ
ャビティ内の空気。
抜き量が少ないと、固定金型と可動金型の合わせ面から
外の空気が入り、キャビティが真空にならないが、この
発明では、多量の空気を抜くので、金型の合わせ面の精
度はそれ程問題にならず、キャビティの空気を充分に抜
くことができる。したがって、減圧法と併用すれば、効
果はさらに増大する。‘7’キャビティ内を酸素などの
活性ガスの雰囲気にして射出する無孔性ダィカスト法と
併用すれば、効果が大きい。
外の空気が入り、キャビティが真空にならないが、この
発明では、多量の空気を抜くので、金型の合わせ面の精
度はそれ程問題にならず、キャビティの空気を充分に抜
くことができる。したがって、減圧法と併用すれば、効
果はさらに増大する。‘7’キャビティ内を酸素などの
活性ガスの雰囲気にして射出する無孔性ダィカスト法と
併用すれば、効果が大きい。
この場合、この発明のガス抜き装置の開いた弁部から、
活性ガスをキャビティ内に入れた後、射出する。射出中
にも活性ガスをキャビティ内に入れることもできる。■
マグネシウムのダイカストに用いれば、効果が大きい
。すなわち、アルミニウムのダィカストでは、ゆっくり
射出して、キャビティ内のガスをペン卜部から抜くよう
に試みることもできたが、マグネシウム合金は凝固速度
が早いので、低速射出することができず、射出開始後、
すぐ高速射出に移る必要があった。もともと「射出時に
は、キャビティの容積の約2倍の容積を有するキャビテ
ィ内と射出スリーブ内の多量のガスを金型外へ逃す必要
があるが、マグネシウムのダイカストの場合は、アルミ
ニウムのダィカストに比べて、高速射出する必要がある
ので、どうしても射出製品へのガスのまき込みが大きか
った。しかし、この発明を用いれば、ガス抜きが充分に
行われるので、マグネシウムのダイカストでも、気泡の
ない良質の射出製品を確実容易に得ることができる。【
9} ホットチャンパー式ダィカストにも用いることが
できる。
活性ガスをキャビティ内に入れた後、射出する。射出中
にも活性ガスをキャビティ内に入れることもできる。■
マグネシウムのダイカストに用いれば、効果が大きい
。すなわち、アルミニウムのダィカストでは、ゆっくり
射出して、キャビティ内のガスをペン卜部から抜くよう
に試みることもできたが、マグネシウム合金は凝固速度
が早いので、低速射出することができず、射出開始後、
すぐ高速射出に移る必要があった。もともと「射出時に
は、キャビティの容積の約2倍の容積を有するキャビテ
ィ内と射出スリーブ内の多量のガスを金型外へ逃す必要
があるが、マグネシウムのダイカストの場合は、アルミ
ニウムのダィカストに比べて、高速射出する必要がある
ので、どうしても射出製品へのガスのまき込みが大きか
った。しかし、この発明を用いれば、ガス抜きが充分に
行われるので、マグネシウムのダイカストでも、気泡の
ない良質の射出製品を確実容易に得ることができる。【
9} ホットチャンパー式ダィカストにも用いることが
できる。
00 従来より、型関後、金型に冷却水や水溶性の雛型
剤をスプレーしていたが、型縦を行ったとき、金型に水
滴が残っていると水蒸気の逃げ場がなく、そのまま射出
すると、射出製品の表面が黒くなったり、湯まわりが悪
くなり、良質の射出製品を得ることができない。
剤をスプレーしていたが、型縦を行ったとき、金型に水
滴が残っていると水蒸気の逃げ場がなく、そのまま射出
すると、射出製品の表面が黒くなったり、湯まわりが悪
くなり、良質の射出製品を得ることができない。
したがって、金型表面の水滴が充分に乾燥してなくなっ
た後、型締を行う必要があった。しかし、この発明を用
いれば、型緒時にガス抜き装置の開いている弁を通して
、金型内に熱風を送り込み、金型内の水蒸気を射出スリ
ーブ内を通して外へ逃がすこともできる。この熱風の送
り込みは型縦後や給湯時にも行える。したがって、型綿
時にガス抜き装置を通してキャビティ内に熱風を送り込
むようにすれば、スプレー後、す早く型縦をすることが
でき、サイクルが短くなる。(11)勿論、恒久的な弁
装置として使用することができる。
た後、型締を行う必要があった。しかし、この発明を用
いれば、型緒時にガス抜き装置の開いている弁を通して
、金型内に熱風を送り込み、金型内の水蒸気を射出スリ
ーブ内を通して外へ逃がすこともできる。この熱風の送
り込みは型縦後や給湯時にも行える。したがって、型綿
時にガス抜き装置を通してキャビティ内に熱風を送り込
むようにすれば、スプレー後、す早く型縦をすることが
でき、サイクルが短くなる。(11)勿論、恒久的な弁
装置として使用することができる。
第1図はこの発明の1実施例を示す縦断面図、第2図は
第1図のD−D線断面図、第3図は第1図の瓜部拡大断
面図、第4図は第3図のW−W線断面図、第5図a〜d
は第1〜4図に示した弁部の作動説明図、第6〜8図は
それぞれこの発明の他の実施例を示す縦断面図である。 1・・・・・・固定盤、2…・・・可動盤、3……固定
金型、4・・・・・・可動金型、7・・・・・・キャビ
ティ、9…・・・ガス抜き道、10……ガス抜き溝、1
1……弁室、12,19,25,26……穴、13・・
・・・・キャップ、14……弁、15……バイパス、1
8……キー、20……圧縮ばね、22・…・・溶融金属
、23,24・・…・リング溝「 28…・・・圧縮空
気源、32・・・…弁座。第1図 第2図 第3図 第4図 第6図 第5図 第7図 第8図
第1図のD−D線断面図、第3図は第1図の瓜部拡大断
面図、第4図は第3図のW−W線断面図、第5図a〜d
は第1〜4図に示した弁部の作動説明図、第6〜8図は
それぞれこの発明の他の実施例を示す縦断面図である。 1・・・・・・固定盤、2…・・・可動盤、3……固定
金型、4・・・・・・可動金型、7・・・・・・キャビ
ティ、9…・・・ガス抜き道、10……ガス抜き溝、1
1……弁室、12,19,25,26……穴、13・・
・・・・キャップ、14……弁、15……バイパス、1
8……キー、20……圧縮ばね、22・…・・溶融金属
、23,24・・…・リング溝「 28…・・・圧縮空
気源、32・・・…弁座。第1図 第2図 第3図 第4図 第6図 第5図 第7図 第8図
Claims (1)
- 1 金型の分離面部に、キヤビテイから導かれたガス抜
き溝、ガス抜き溝の端部で、キヤビテイから進んで来る
被射出溶融物の直接作用により軸線方向に摺動する弁、
および、ガス抜き溝の途中から前記弁部の側面に通じた
ガス排出用の通路を設け、前記弁の軸線方向への移動に
よつて前記通路と外部との連通、遮断を直接行いうる通
路を弁部に設け、弁を摺動自在に支持し、弁用のストツ
パ部を有するキヤツプを一方の金型に固定して取付け、
弁の被射出溶融物が作用する側の端面を、型開き容易な
テーパ面にし、弁と弁の外周部材との間に弁の回り止め
部材を設けた金型用ガス抜き装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP55034042A JPS6029581B2 (ja) | 1980-03-19 | 1980-03-19 | 金型用ガス抜き装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP55034042A JPS6029581B2 (ja) | 1980-03-19 | 1980-03-19 | 金型用ガス抜き装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS56131058A JPS56131058A (en) | 1981-10-14 |
JPS6029581B2 true JPS6029581B2 (ja) | 1985-07-11 |
Family
ID=12403256
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP55034042A Expired JPS6029581B2 (ja) | 1980-03-19 | 1980-03-19 | 金型用ガス抜き装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6029581B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59130669A (ja) * | 1983-01-17 | 1984-07-27 | Toshiba Mach Co Ltd | 金型排気装置 |
-
1980
- 1980-03-19 JP JP55034042A patent/JPS6029581B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS56131058A (en) | 1981-10-14 |
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