JPS602950B2 - 給湯装置 - Google Patents
給湯装置Info
- Publication number
- JPS602950B2 JPS602950B2 JP11287280A JP11287280A JPS602950B2 JP S602950 B2 JPS602950 B2 JP S602950B2 JP 11287280 A JP11287280 A JP 11287280A JP 11287280 A JP11287280 A JP 11287280A JP S602950 B2 JPS602950 B2 JP S602950B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hot water
- ladle
- molten metal
- inert gas
- water supply
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Furnace Details (AREA)
- Treatment Of Steel In Its Molten State (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明はダィカスト機等に溶融金属を鰭入する給湯装
置に関する。
置に関する。
一般にダィカスト機等に溶融金属を給傷する場合には溶
解炉内の溶融金属中に給湯用ラドラを沈入させてラドル
内に溶融金属を満たして後、気中に引上げてダィカスト
機等の注湯口に搬送するのが普通である。
解炉内の溶融金属中に給湯用ラドラを沈入させてラドル
内に溶融金属を満たして後、気中に引上げてダィカスト
機等の注湯口に搬送するのが普通である。
然し乍らこの場合、溶融金属内にラドルを侵入させるで
ラドル外周面に付着した溶融金属が、搬送過程で外気に
よって酸化されて金属酸化物の皮膜が生成し、長期の使
用によってはこの酸化物皮膜が積層されて剥離し易くな
り、これが溶融金属内に混入して溶融金属の純度を低下
させる等の欠点があって好ましくない。又近年自動車そ
の他の装置に於て軽量化が促進され、このためアルミニ
ウムより比重の軽いマグネシウムを使用するダィカスト
製品の需要が増大する頭向にある。
ラドル外周面に付着した溶融金属が、搬送過程で外気に
よって酸化されて金属酸化物の皮膜が生成し、長期の使
用によってはこの酸化物皮膜が積層されて剥離し易くな
り、これが溶融金属内に混入して溶融金属の純度を低下
させる等の欠点があって好ましくない。又近年自動車そ
の他の装置に於て軽量化が促進され、このためアルミニ
ウムより比重の軽いマグネシウムを使用するダィカスト
製品の需要が増大する頭向にある。
然るにラドル外周面に付着したマグネシウム又はその合
金は高温の為発火燃焼して火花を散らすおそれがあり、
給傷作業に危険が伴なうようになったのである。本発明
は、ラドルを溶解炉中の溶融金属内に浸潰させることな
く、ラドル内に溶融金属を注傷することによって前記諾
々の不都合を解消し得る新規な給湯装置を提供せんとす
るものである。
金は高温の為発火燃焼して火花を散らすおそれがあり、
給傷作業に危険が伴なうようになったのである。本発明
は、ラドルを溶解炉中の溶融金属内に浸潰させることな
く、ラドル内に溶融金属を注傷することによって前記諾
々の不都合を解消し得る新規な給湯装置を提供せんとす
るものである。
以下図面について本発明装置の実施例を説明すると、１
は例えば鉄製の溶解炉、２はその上面を覆う蓋体、３は
その関口４を閉塞する手動又は自動的に開閉される開閉
蓋であって、溶解炉１中にはマグネシウム合金等の易酸
化性の溶融金属５がその表面と蓋体２との間に後述する
ラドル２５の高さ以上の空間６を保って貯溜されると共
に、空間６内に６フッ化硫黄（ＳＦ６）、又は窒素等の
不活性ガス７が充填されている。１川ま溶解炉１に配菱
された給湯機構であって、比較的大径の円筒部１１と、
その下端部に同軸的に蓬設された外部に蓮通する複数の
湯入口１２を有する比較的小径の円筒状シリング部１３
と、その下端部に蓮速された鶴音状給湯口１４と、シリ
ンダ部１３内に鉄挿されたピストン１５とから構成され
、円筒部１１の上端部に形成されたフランジ１６を蓋板
２の関口１７周綾部にボルト１８によって取付けること
により、濠入口１２を溶融金属５内に浸入させると共に
鶴首状総傷口１４の射出先端部１４ａを不活性ガス７内
に延長させて垂設されている。この場合ピストン１５は
その上死点位置で湯入口１２より上方に位置し、これか
ら下降して下死点位置に達する間湯入口１２を閉塞する
ように構成されている。
は例えば鉄製の溶解炉、２はその上面を覆う蓋体、３は
その関口４を閉塞する手動又は自動的に開閉される開閉
蓋であって、溶解炉１中にはマグネシウム合金等の易酸
化性の溶融金属５がその表面と蓋体２との間に後述する
ラドル２５の高さ以上の空間６を保って貯溜されると共
に、空間６内に６フッ化硫黄（ＳＦ６）、又は窒素等の
不活性ガス７が充填されている。１川ま溶解炉１に配菱
された給湯機構であって、比較的大径の円筒部１１と、
その下端部に同軸的に蓬設された外部に蓮通する複数の
湯入口１２を有する比較的小径の円筒状シリング部１３
と、その下端部に蓮速された鶴音状給湯口１４と、シリ
ンダ部１３内に鉄挿されたピストン１５とから構成され
、円筒部１１の上端部に形成されたフランジ１６を蓋板
２の関口１７周綾部にボルト１８によって取付けること
により、濠入口１２を溶融金属５内に浸入させると共に
鶴首状総傷口１４の射出先端部１４ａを不活性ガス７内
に延長させて垂設されている。この場合ピストン１５は
その上死点位置で湯入口１２より上方に位置し、これか
ら下降して下死点位置に達する間湯入口１２を閉塞する
ように構成されている。
又シリンダ部１３及び絵湯口１４の内径及び長さはラド
ル２５の容積に応じて選定され、更に給湯量はピストン
１５のストローク長によって決定される。２０は蓋板の
閉口１７位置の上面に取付けられた円筒体、２１はその
上端部に取付けられたエアーシリンダであって、シリン
ダ２１のピストンロッド２２が蓮後棒２３を介して前記
ピストン１５に連結され、シリンダーの往復動に応じて
ピストン１５が往復勤する。
ル２５の容積に応じて選定され、更に給湯量はピストン
１５のストローク長によって決定される。２０は蓋板の
閉口１７位置の上面に取付けられた円筒体、２１はその
上端部に取付けられたエアーシリンダであって、シリン
ダ２１のピストンロッド２２が蓮後棒２３を介して前記
ピストン１５に連結され、シリンダーの往復動に応じて
ピストン１５が往復勤する。
２５は給傷用ラドルであって、例えばレール２６上に移
動自在に配装された走行装置２７に上下動自在に且つ回
動自在に保持され、開閉蓋３を開けた状態で閉口４を通
じて不活性ガス７内に挿入され鶴首状給湯口１４の射出
先端１４ａに下側から対向する。
動自在に配装された走行装置２７に上下動自在に且つ回
動自在に保持され、開閉蓋３を開けた状態で閉口４を通
じて不活性ガス７内に挿入され鶴首状給湯口１４の射出
先端１４ａに下側から対向する。
次に以上の本発明装置の動作を説明すると、図に示す如
くェァシシリンダ２１が収縮しておりピストン１５が上
死点位置にあって、シリング部１３及び給湯口１４の下
部には湯入口１２を通じて溶融金属５が導入されている
ものとすると、この状態で開閉蓋３を開けてラドル２５
を閥口４を通じて不活性ガス７内に挿入しその開○部を
給湯口１４の射出先端１４ａに対向させる。
くェァシシリンダ２１が収縮しておりピストン１５が上
死点位置にあって、シリング部１３及び給湯口１４の下
部には湯入口１２を通じて溶融金属５が導入されている
ものとすると、この状態で開閉蓋３を開けてラドル２５
を閥口４を通じて不活性ガス７内に挿入しその開○部を
給湯口１４の射出先端１４ａに対向させる。
次いでエアーシリンダ２１を伸張させてピストン１５を
下降させシリンダ部１３及び給湯口１４内の溶融金属を
押し出しラドル２５内に給傷する。その後ラドル２５を
溶融炉１から引き上げダィカスト機等の注湯口（図示せ
ず）に移動させて注傷する。又ラドル２５が引き上げら
れると同時に開閉蓋３が閉じると共にシリンダ２１が収
縮されピストン１５が上死点に達すると傷入口１２を通
じて溶融金属がシリンダ部１３に補給される。なお、給
傷時に絵湯口１４先端部内に残存する溶融金属はシリン
ダ２１の収縮に伴い溶融金属５位置に引き戻され、給湯
口先端部で詰まることはない。以上のように本発明装置
によると、ラドルは溶解炉内の不活性ガス層に挿入され
るだけぜ、溶融金属内には浸潰されないから、ラドル外
周面に溶融金属が付着するおそれは全くなく、しかもラ
ドルへの溶融金属の給湯が不活性ガス雰囲気中で行なわ
れるから、給濠時に溶融金属が酸化されることもなく、
給湯作業を危険を伴なうことなく容易確実に行なうこと
ができると共に、溶解炉の中溶融金属の組成が変化する
おそれがない等の優れた特徴を有する。
下降させシリンダ部１３及び給湯口１４内の溶融金属を
押し出しラドル２５内に給傷する。その後ラドル２５を
溶融炉１から引き上げダィカスト機等の注湯口（図示せ
ず）に移動させて注傷する。又ラドル２５が引き上げら
れると同時に開閉蓋３が閉じると共にシリンダ２１が収
縮されピストン１５が上死点に達すると傷入口１２を通
じて溶融金属がシリンダ部１３に補給される。なお、給
傷時に絵湯口１４先端部内に残存する溶融金属はシリン
ダ２１の収縮に伴い溶融金属５位置に引き戻され、給湯
口先端部で詰まることはない。以上のように本発明装置
によると、ラドルは溶解炉内の不活性ガス層に挿入され
るだけぜ、溶融金属内には浸潰されないから、ラドル外
周面に溶融金属が付着するおそれは全くなく、しかもラ
ドルへの溶融金属の給湯が不活性ガス雰囲気中で行なわ
れるから、給濠時に溶融金属が酸化されることもなく、
給湯作業を危険を伴なうことなく容易確実に行なうこと
ができると共に、溶解炉の中溶融金属の組成が変化する
おそれがない等の優れた特徴を有する。
又不活性ガスは空気に対して比重が重いのでラドルの出
入の際に失なわれる量は徴量であり、マグネシウムに対
して影響を与えない６フッ化硫黄等の高価な不活性ガス
を使用しても経済的損失は殆んど無視し得る程度である
効果も有する。
入の際に失なわれる量は徴量であり、マグネシウムに対
して影響を与えない６フッ化硫黄等の高価な不活性ガス
を使用しても経済的損失は殆んど無視し得る程度である
効果も有する。
尚、ピストン１５を往復動させる動力源はエアーシリン
ダに限らず油圧シリンダ、電動アクチュェータ等任意の
往復動装置を適用し得、又手動で行なうようにしても良
く、ラドル２５の移動及び開閉蓋３の開閉についても同
様に自動制御で行なっても手動で行なっても良い。更に
ラドル全体を覆い得る開閉自在のカバーを設けて、給湯
後カバーを閉めて不活性ガスを閉じ込めたまま目的とす
る注湯口まで移送させるようにすると、移送時の酸化も
防止することができ、より効果的である。
ダに限らず油圧シリンダ、電動アクチュェータ等任意の
往復動装置を適用し得、又手動で行なうようにしても良
く、ラドル２５の移動及び開閉蓋３の開閉についても同
様に自動制御で行なっても手動で行なっても良い。更に
ラドル全体を覆い得る開閉自在のカバーを設けて、給湯
後カバーを閉めて不活性ガスを閉じ込めたまま目的とす
る注湯口まで移送させるようにすると、移送時の酸化も
防止することができ、より効果的である。
図は本発明装置の一例を示す縦断面図である。
１は溶解炉、２は覆体、５は溶融金属、７は不活性ガス
、１川ま給傷機構、２５はラドル。
、１川ま給傷機構、２５はラドル。
Claims (1)
- １ 蓋体で覆われた下部に溶融金属を、上部に不活性ガ
ス層を夫々形成した溶解炉と、湯入口を有する筒状シリ
ンダ部とこれに連通する鶴首状給湯口と上記筒状シリン
ダ部内を往復動するピストンとを有する給湯機構と、上
記蓋体の開口を通じて上記不活性ガス層に挿入されるラ
ドルとを具備し、上記給湯機構は上記湯入口を溶融金属
層内に浸漬させると共に上記鶴首状給湯口先端部を不活
性ガス層内に延長させて上記溶解炉に配設し、上記給湯
機構によって溶融金属を不活性ガス層内で上記ラドルに
給湯するようにしたそとを特徴とする給湯装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11287280A JPS602950B2 (ja) | 1980-08-15 | 1980-08-15 | 給湯装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11287280A JPS602950B2 (ja) | 1980-08-15 | 1980-08-15 | 給湯装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5739071A JPS5739071A (en) | 1982-03-04 |
| JPS602950B2 true JPS602950B2 (ja) | 1985-01-24 |
Family
ID=14597631
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11287280A Expired JPS602950B2 (ja) | 1980-08-15 | 1980-08-15 | 給湯装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS602950B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4413342A (en) * | 1980-11-20 | 1983-11-01 | Quantronix Corporation | Method and apparatus for frequency doubling a laser beam |
-
1980
- 1980-08-15 JP JP11287280A patent/JPS602950B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5739071A (en) | 1982-03-04 |
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