JPS6029473A - 鋼板の電気絶縁被膜生成法 - Google Patents
鋼板の電気絶縁被膜生成法Info
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- JPS6029473A JPS6029473A JP13956383A JP13956383A JPS6029473A JP S6029473 A JPS6029473 A JP S6029473A JP 13956383 A JP13956383 A JP 13956383A JP 13956383 A JP13956383 A JP 13956383A JP S6029473 A JPS6029473 A JP S6029473A
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- Japan
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- steel plate
- insulating film
- chromic anhydride
- polyhydric alcohol
- parts
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-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C23—COATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; CHEMICAL SURFACE TREATMENT; DIFFUSION TREATMENT OF METALLIC MATERIAL; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL; INHIBITING CORROSION OF METALLIC MATERIAL OR INCRUSTATION IN GENERAL
- C23C—COATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; SURFACE TREATMENT OF METALLIC MATERIAL BY DIFFUSION INTO THE SURFACE, BY CHEMICAL CONVERSION OR SUBSTITUTION; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL
- C23C22/00—Chemical surface treatment of metallic material by reaction of the surface with a reactive liquid, leaving reaction products of surface material in the coating, e.g. conversion coatings, passivation of metals
- C23C22/73—Chemical surface treatment of metallic material by reaction of the surface with a reactive liquid, leaving reaction products of surface material in the coating, e.g. conversion coatings, passivation of metals characterised by the process
- C23C22/74—Chemical surface treatment of metallic material by reaction of the surface with a reactive liquid, leaving reaction products of surface material in the coating, e.g. conversion coatings, passivation of metals characterised by the process for obtaining burned-in conversion coatings
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
（産業上の利用分野〕
本発明は、鋼板、特に電気鉄板の絶縁被膜を低温で形成
するための方法に関するものである。
するための方法に関するものである。
従来から、鋼板上の表面処理としてクロム酸、２価金属
の化合物、エマルジョン樹脂Ｃｒ”還元剤としての有機
物等の一部または全部を含む処理液が、電気鉄板の絶縁
被膜を対象として開発されているが、これらの処理液の
焼付条件は通常２００℃以上、最低でも１５０℃以上が
必要である（特公昭４５−１９３６６号、特公昭４６−
２２０８７号、特公昭５０−１５０１３号、特開昭５４
−２４２３３号）。
の化合物、エマルジョン樹脂Ｃｒ”還元剤としての有機
物等の一部または全部を含む処理液が、電気鉄板の絶縁
被膜を対象として開発されているが、これらの処理液の
焼付条件は通常２００℃以上、最低でも１５０℃以上が
必要である（特公昭４５−１９３６６号、特公昭４６−
２２０８７号、特公昭５０−１５０１３号、特開昭５４
−２４２３３号）。
一方、鋼板の防錆被膜の中には、電磁接触器の積層コア
のように薄膜で耐食性に優れた被膜が望まれながら、接
極面の歪を抑えるため焼付温度を上げることができない
という用途上の問題がある。
のように薄膜で耐食性に優れた被膜が望まれながら、接
極面の歪を抑えるため焼付温度を上げることができない
という用途上の問題がある。
このような用途に上記のクロム被膜を適用した場合、１
５０〜２００℃以下の焼付温度では被膜が完全に硬化せ
ず、吸湿によって被膜がべとついたり、Ｃｒｙ”イオン
が溶出したりする欠点があった。
５０〜２００℃以下の焼付温度では被膜が完全に硬化せ
ず、吸湿によって被膜がべとついたり、Ｃｒｙ”イオン
が溶出したりする欠点があった。
本発明は、低温処理でも、薄膜で耐食性に優れた絶縁被
膜を形成することを目的とするものである。
膜を形成することを目的とするものである。
本発明者らは鋭意研究の結果、以下に示す組成物が１０
０〜１５０℃の低温で硬化し、薄膜でありながら耐食性
に優れた被膜を形成することを見い出した。
０〜１５０℃の低温で硬化し、薄膜でありながら耐食性
に優れた被膜を形成することを見い出した。
（１）無水クロム酸（ＣｒＯａ ） １５０〜３５０ｇ
（２）２価金属の酸化物、水酸化物、炭酸塩（ＺｎＯ，
Ｚｎ （ＯＨ） ２ 、 Ｃａｂ、 Ｃａ （ＯＨ）
２ 。
（２）２価金属の酸化物、水酸化物、炭酸塩（ＺｎＯ，
Ｚｎ （ＯＨ） ２ 、 Ｃａｂ、 Ｃａ （ＯＨ）
２ 。
ＺｎＣ０ａ）の１種または２種以上を飽和あるいは過飽
和の状態まで溶解。
和の状態まで溶解。
（３）エマルジョンタイプの樹脂（アクリル樹脂および
その共重合物、酢酸ビニル樹脂およびその共重合物環、
４０〜５０％溶液）２０〜１５０ｇ（４）有機多価アル
コール類（ｉチレングリコール。
その共重合物、酢酸ビニル樹脂およびその共重合物環、
４０〜５０％溶液）２０〜１５０ｇ（４）有機多価アル
コール類（ｉチレングリコール。
プロピレングリコール、蔗糖、グリセリン。
ジエチレングリコール等） Ｃｒ０ａ １００部に対し
１５〜１２０部 （５）水 １ｐ 無水クロム酸は１５０ｇ／＃以下では耐食性が低下し、
３５０ｇ／／ｉ以上添加しても耐食性がより一層改善さ
れることはない。２価金属の化合物は、クロム酸の被膜
形成を容易にする効果と、これを飽和あるいは過飽和の
状態で溶解することによりエマルジョン樹脂の破壊を防
止する効果のあることが公知である（特公昭５０−１５
０１３号）。
１５〜１２０部 （５）水 １ｐ 無水クロム酸は１５０ｇ／＃以下では耐食性が低下し、
３５０ｇ／／ｉ以上添加しても耐食性がより一層改善さ
れることはない。２価金属の化合物は、クロム酸の被膜
形成を容易にする効果と、これを飽和あるいは過飽和の
状態で溶解することによりエマルジョン樹脂の破壊を防
止する効果のあることが公知である（特公昭５０−１５
０１３号）。
これらの化合物は２種類以上添加してもよく、この場合
には添加量の合計が溶解度以上となればよい。エマルジ
ョンタイプ樹脂の添加は、被膜の密着性と耐食性の向上
に効果があり、２０ｇ以下と１５０ｇ以上の添加量では
耐食性が低下する。有機多価アルコール類は焼付時にＣ
ｒ［３＋を還元し、被膜を低温で硬化させる効果がある
が、Ｃｒ Ｏａ １００部に対し１５部以下では焼付後
の被膜の耐水性と耐食性が劣り、被膜からＣｒｅ＋イオ
ンの溶出が多くなる。
には添加量の合計が溶解度以上となればよい。エマルジ
ョンタイプ樹脂の添加は、被膜の密着性と耐食性の向上
に効果があり、２０ｇ以下と１５０ｇ以上の添加量では
耐食性が低下する。有機多価アルコール類は焼付時にＣ
ｒ［３＋を還元し、被膜を低温で硬化させる効果がある
が、Ｃｒ Ｏａ １００部に対し１５部以下では焼付後
の被膜の耐水性と耐食性が劣り、被膜からＣｒｅ＋イオ
ンの溶出が多くなる。
一方、Ｃｒ Ｏａ １００部に対し１２０部以上添加し
た場合には処理液の劣化が非常に早くなり、耐食性も低
下する。
た場合には処理液の劣化が非常に早くなり、耐食性も低
下する。
上記組成の処理液を鋼板に塗布し、炉温１００〜１５０
℃で３０分間程度焼き付けることによって褐色から緑色
の光沢のある被膜が得られる。なお、塗布方法は、浸漬
法、スプレー法、フローコーター法、ロールコート法等
いずれの方法も適用できる。
℃で３０分間程度焼き付けることによって褐色から緑色
の光沢のある被膜が得られる。なお、塗布方法は、浸漬
法、スプレー法、フローコーター法、ロールコート法等
いずれの方法も適用できる。
被膜付着量は４〜５ｇ／ｎ（が目安となる。このように
して得られた被膜は強靭で密着性に富み、鋼板素地の腐
食に対して大きな抵抗力を有する。
して得られた被膜は強靭で密着性に富み、鋼板素地の腐
食に対して大きな抵抗力を有する。
（第１実施例）
水１１にＣｒＯ３を３００ ｇ溶解し、次に酸化亜鉛（
ＺｎＯ）７７ｇと水酸化カルシウム（Ｃａ （ＯＨ）
２ ）７０ｇを加えて溶解させた。これにスチレン・ア
クリル酸エステル共重合樹脂エマルジョン（商品名モビ
ニールＤＭ６０．５０％溶液） １５０ｇを添加し、さ
らに蔗糖４２ｇを加えて溶解させた。この溶液を電解脱
脂後の冷延鋼板テストピースへ、エアスプレーで塗布し
た後、１５０℃で３０分間焼き付けた。このようにして
得られたテストピースを塩水噴霧試験したところ、１５
時間を経過しても錆の発生はなかった。
ＺｎＯ）７７ｇと水酸化カルシウム（Ｃａ （ＯＨ）
２ ）７０ｇを加えて溶解させた。これにスチレン・ア
クリル酸エステル共重合樹脂エマルジョン（商品名モビ
ニールＤＭ６０．５０％溶液） １５０ｇを添加し、さ
らに蔗糖４２ｇを加えて溶解させた。この溶液を電解脱
脂後の冷延鋼板テストピースへ、エアスプレーで塗布し
た後、１５０℃で３０分間焼き付けた。このようにして
得られたテストピースを塩水噴霧試験したところ、１５
時間を経過しても錆の発生はなかった。
（第２実施例）
水１１にＣｒ０Ｂを２６０ｇ溶解した液へ酸化亜鉛を１
１５ｇ加えて熔解させた。これにアクリル酸エステル樹
脂エマルジョン（商品名モビニールＤＭ７１０゜４１％
溶液＞ １３０ｇを添加し、さらにエチレングリコール
２９０ｇを加えた。この溶液へ脱脂後の冷延鋼板テスト
ピースを浸漬し、垂れ切りした後１２０℃で３０分間焼
き付けた。
１５ｇ加えて熔解させた。これにアクリル酸エステル樹
脂エマルジョン（商品名モビニールＤＭ７１０゜４１％
溶液＞ １３０ｇを添加し、さらにエチレングリコール
２９０ｇを加えた。この溶液へ脱脂後の冷延鋼板テスト
ピースを浸漬し、垂れ切りした後１２０℃で３０分間焼
き付けた。
このようにして得られたテストピースを塩水噴霧試験し
たが、１５時間経過後も錆の発生はなかった。
たが、１５時間経過後も錆の発生はなかった。
（第３実施例）
水１１にＣｒＯ３を１５０ ｇ溶解した液へ、水酸化亜
鉛（Ｚｎ （ＯＨ） ２ ） ８１ｇを加え熔解させた
。これに酢酸ビニール共重合樹脂エマルジョン（商品名
モビニール７７１．５０％溶液）２０ｇを添加し、さら
にエチレングリコールを１８０ｇ加えた。この液へ脱脂
後の冷延鋼板テストピースを浸漬し、垂れ切りした後１
００℃で３０分間焼き付けた。
鉛（Ｚｎ （ＯＨ） ２ ） ８１ｇを加え熔解させた
。これに酢酸ビニール共重合樹脂エマルジョン（商品名
モビニール７７１．５０％溶液）２０ｇを添加し、さら
にエチレングリコールを１８０ｇ加えた。この液へ脱脂
後の冷延鋼板テストピースを浸漬し、垂れ切りした後１
００℃で３０分間焼き付けた。
このようにして得られたテストピースを塩水噴霧試験し
たが、１５時間経過後も錆の発生は認められなかった。
たが、１５時間経過後も錆の発生は認められなかった。
（第４実施例）
定格が２００−２２０Ｖ、 ５０Ａクラスの電磁接触器
の積層コアを脱脂した後、第２実施例と同じ組成の処理
液を塗布し、１２０℃で３０分間焼き付けた。このコア
を電磁接触器に組み込み、開閉させながら耐久試験を行
なった。同時に比較として、防錆油塗布と、ボンデ処理
を行なったコアについても同様な試験を行なった。
の積層コアを脱脂した後、第２実施例と同じ組成の処理
液を塗布し、１２０℃で３０分間焼き付けた。このコア
を電磁接触器に組み込み、開閉させながら耐久試験を行
なった。同時に比較として、防錆油塗布と、ボンデ処理
を行なったコアについても同様な試験を行なった。
耐久試験後の結果によると、防錆油塗布品では錆の発生
が多（、ボンデ処理品では数百回から１万回程度の開閉
回数で粘着力が増大し、復帰遅れを生じるものがあった
。これに対し、本実施例に従って作製したコアでは錆の
発生も粘着力の増大もなく良好な試験結果が得られた。
が多（、ボンデ処理品では数百回から１万回程度の開閉
回数で粘着力が増大し、復帰遅れを生じるものがあった
。これに対し、本実施例に従って作製したコアでは錆の
発生も粘着力の増大もなく良好な試験結果が得られた。
上述したように、本発明によれば、低温で硬化し、薄膜
で耐食性の良い被膜を鋼板の上に形成することができる
。
で耐食性の良い被膜を鋼板の上に形成することができる
。
応用面では、まず電磁接触器コアの防錆被膜への適用が
考えられ、この適用によってコアの加熱変形を引き起こ
すことな（、従来の防錆油塗布品やボンデ処理よりも耐
食性と耐粘着性に優れた製品が提供できるようになる。
考えられ、この適用によってコアの加熱変形を引き起こ
すことな（、従来の防錆油塗布品やボンデ処理よりも耐
食性と耐粘着性に優れた製品が提供できるようになる。
また、電磁接触器コアへ適用した場合の耐食性は、従来
品の水準を大きく越えたものである。
品の水準を大きく越えたものである。
特許出願人 株式会社 安川電Ｒ１！作所代理人 小児
益（ほか２名）
益（ほか２名）
Claims (1)
- １、水１βに対し１５０〜３５０ｇの無水クロム酸と２
価金属の酸化物、水酸化物あるいは炭酸塩の１種または
２種以上を飽和ないし過飽和の状態に溶解し、さらに２
０〜１５０ｇのエマルジョンタイプの樹脂と無水クロム
酸１００部に対して１５〜１２０部の有機多価アルコー
ル類を熔解させた処理液を鋼板表面に塗布し、１００〜
１５０℃の低温で焼付けて被膜を形成することを特徴と
する鋼板の電気絶縁被膜生成法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13956383A JPS6029473A (ja) | 1983-07-29 | 1983-07-29 | 鋼板の電気絶縁被膜生成法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13956383A JPS6029473A (ja) | 1983-07-29 | 1983-07-29 | 鋼板の電気絶縁被膜生成法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6029473A true JPS6029473A (ja) | 1985-02-14 |
Family
ID=15248174
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13956383A Pending JPS6029473A (ja) | 1983-07-29 | 1983-07-29 | 鋼板の電気絶縁被膜生成法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6029473A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH03166385A (ja) * | 1989-11-22 | 1991-07-18 | Nkk Corp | 耐歪取り焼鈍性に優れた電磁鋼板用絶縁皮膜の形成方法 |
| EP0726334A1 (en) * | 1995-02-10 | 1996-08-14 | ADW Chemical Products B.V. | Coating preparation for pretreating metal surfaces, and method employing said preparation |
-
1983
- 1983-07-29 JP JP13956383A patent/JPS6029473A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH03166385A (ja) * | 1989-11-22 | 1991-07-18 | Nkk Corp | 耐歪取り焼鈍性に優れた電磁鋼板用絶縁皮膜の形成方法 |
| EP0726334A1 (en) * | 1995-02-10 | 1996-08-14 | ADW Chemical Products B.V. | Coating preparation for pretreating metal surfaces, and method employing said preparation |
| NL9500250A (nl) * | 1995-02-10 | 1996-09-02 | Adw Chem Prod Bv | Bekledingspreparaat voor het voorbehandelen van metaaloppervlakken en werkwijze onder toepassing daarvan. |
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