JPS6029447Y2 - 可動水路橋 - Google Patents

可動水路橋

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Publication number
JPS6029447Y2
JPS6029447Y2 JP1982071253U JP7125382U JPS6029447Y2 JP S6029447 Y2 JPS6029447 Y2 JP S6029447Y2 JP 1982071253 U JP1982071253 U JP 1982071253U JP 7125382 U JP7125382 U JP 7125382U JP S6029447 Y2 JPS6029447 Y2 JP S6029447Y2
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JP
Japan
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bridge
aqueduct
pulleys
frame
waterway
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Expired
Application number
JP1982071253U
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English (en)
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JPS58176106U (ja
Inventor
正 島岡
Original Assignee
丸島産業株式会社
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Publication date
Application filed by 丸島産業株式会社 filed Critical 丸島産業株式会社
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  • Bridges Or Land Bridges (AREA)
  • Leg Units, Guards, And Driving Tracks Of Cranes (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、河川、簡易河川、水路等をまたいで架設さ
れ、上下方向に動かしうる可動水路橋に関するものであ
る。
簡易河川、水路等にこれをまたいで用水路が設けられる
ときには、水管橋が一般に採用されている。
ところが、簡易河川をまたぐ水管橋は、大雨・洪水など
で河川が増水した場合、流木等が水管橋に衝突して損傷
を与えないように、河川上方部は高くして略門形にせら
れている。
しかし、用水路等は、暗渠の場合、水が太陽光線にあた
らないので、最近は衛生上などの理由から開渠にするこ
とが考えられているが、開渠にすると水路橋を従来の水
管橋のように門形にすることができないという問題があ
る。
この考案は、上述のような実情に鑑みてなされたもので
、水路橋を開渠とし、しかも大雨・洪水時に流木等から
保護されるようにするとともに、長径間水路橋にも採用
しるようにすることを目的とするものである。
すなわち、この考案の特徴とするところは、河川・水路
等をまたいで架設された水路橋に用水路が連設せられ、
水路橋の流水方向両端部には両側部および下部に止水ゴ
ムが装着されて用水路との水密か確保できるようにせら
れ、かつ水路橋の流氷方向両側端接続部堰堤上に立設し
た門形架構に平衡吊りワイヤロープにより水路橋の両端
部が吊下げられ、上下動可能に構成せられた点にある。
以下この考案の実施例を図面を参照して詳細に説明する
この考案にかかる可動水路橋は、河川・水路1等をまた
いで架設された氷路橋2に用水路3,4が連結せられ、
水路橋2の流水方向両端部には左右両側部および下部に
止水ゴム5,6が装着されて用水路3,4との水密か確
保できるようにせられ、用水路接続部堰堤7,8上に水
路橋吊上げ用の門形架構9,10が立設せられ、水路橋
2の両端部左右上面にはそれぞれ3個の滑車11,12
.13.14,15,16が取付けられ、架構9.10
の左右両側下面には水路橋2の滑車11〜16に対応す
る位置に1個の滑車17.18が取付けられ、一方の架
橋9左右下面の滑車17の近傍には左右それぞれ2本1
組のワイヤロープ19.20の1端が取付けられ、一方
のワイヤロープ19は水路橋2上の滑車11.14に巻
掛けられるとともに他方の架構10下面の滑車18およ
び水路橋2上の滑車15に巻掛けられた後架構10上に
設けられた巻上機21の巻胴22に巻取られるようにせ
られ、他方のワイヤロープ20は上路橋2上の滑車12
に巻掛けられるとともに架構9の下面の滑車17および
水路橋2上の滑車13.16に巻掛けられた後架構10
上に設けられた前記巻胴22に巻取られるように構成せ
られている。
河川1の両岸堰堤IA、IB上には、これと直交状に用
水路3,4の溝形接続端部3A、4Aが設けられて高く
せられ、この接続端部3A、4A間に河川1をまたいで
長径間の水路橋2が上下動可能に架設されている。
この接続端部3A、4Aは用水路3,4の内幅よりも狭
くせられ、両側面および底部には止水金物23.24が
それぞれ埋設されている。
前記水路橋2は、左・右両側の■形鋼からなる側壁2A
と、■形鋼の下部フランジ下面に溶着された底板2Bと
により溝形の開渠とせられており、両側上部フランジ間
は多数の山形鋼からなる連結部材2Cにより連結され、
さらに底板2Bの下面には多数の山形鋼からなる補強部
材2Dが溶着されている。
そして、第4〜5図に示されているように、水路橋2の
両端には下面に帯状板からなるシュー25がそれぞれ固
着され、両側外面に帯状板からなる側部ゴム取付板26
がそれぞれ固着されており、このシュー25および取付
板26の内側に下部止水ゴム6および側部止水ゴム5が
それぞれ金物27.28により取付けられている。
これらの止水ゴム5,6は、前記止水金物23.24に
当接して水路橋2の両端部からの漏水を防止している。
前記滑車11,12.13および14,15゜16は、
それぞれ3個が同一軸29.30により回転自在に水路
橋側壁2A上部フランジ上に左右対称位置に取付けられ
ている。
門形架構9,10上に設けられた左・右の巻胴22は、
連動軸31および歯車32.33等を介して連動連結せ
られ、1つのモータ34、減速装置35により駆動され
る。
この考案の可動水路橋によれば、河川・水路1等が大雨
などで増水した場合は、モータ34を始動せしめるだけ
で、平衡掛ワイヤロープ19,20によって、水路橋2
は水平状態を維持したまま上昇せしめられ、用水路3,
4の流水を河川1等に流され、河川1等を流れる流木等
が水路橋2に衝突することがない。
そして、河川1等の水位が下がれば、モータ34を再始
動して巻胴22を逆回転させて水路橋2を下降させ、両
用水路3,4を連通せしめればよい。
この考案にかかる可動水路橋は、上述のような構成であ
るから、用水路を開渠とすることができるとともに大雨
などの増水時に水路橋を上昇させて流木等が衝突しない
高さに位置させてこれを保護することができ、水路橋を
上昇させることによって用水路の増水を河川等に放流さ
せうるし、水路橋を下降させて用水路と接続した場合に
おいても止水ゴムによって漏水が防止せられ、特に平衡
掛ワイヤロープ方式を採用しているので水路橋を水平状
態を維持したまま昇降せしめうるうえ長径間水路橋に最
適であり、昇降駆動装置が極めて簡単であるなどの効果
を奏する。
なお、この考案における滑車11〜18の数は、これを
増加させることができる。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の実施例を示すもので、第1図は中央縦
断側面図、第2図は第1図の■〜■線にそう横断平面図
、第3図は第2図の■〜■線に沿う断面図、第4図は側
部水密構造を示す要部拡大横断平面図、第5図は下部水
密構造を示す要部拡大縦断側面図である。 1・・・・・・河川・水路等、2・・・・・・水路橋、
3,4・・・・・・用水路、5,6・・・・・・止水ゴ
ム、7,8・・・・・・用水路接続部堰堤、9,10・
・・・・・門形架構、11,12、 13. 14.
15. 16. 17. 18・・・・・・滑車、19
,20・・・・・・ワイヤロープJ−21・・・・・・
巻上機、22・・・・・・巻胴。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 河川・水路1等をまたいで架設された水路橋2に用水路
    3,4が連設せられ、水路橋2の流氷方向両端部には両
    側部および下部に止水ゴム5,6が装着され、用水路接
    続部堰堤7,8上に水路橋吊上げ用の門形架構9,10
    が立設せられ、水路橋2の両端部左右上面にはそれぞれ
    少くとも3個の滑車11,12,13.14,15.1
    6が取付けられ、架構9,10の左右両側下面には水路
    橋2の滑車11〜16に対応する位置に少くとも1個の
    滑車17.18が取付けられ、一方の架構9左右下面の
    滑車17の近傍には左右それぞれ2本1組のワイヤロー
    プ19,20の1端が取付けられ、一方のワイヤロープ
    19は水路橋2の滑車11.14に巻掛けられるととも
    に他方の架構10下面の滑車18および水路橋2上の滑
    車15に巻掛けてその端部を架構10上に設けられた巻
    上機21の巻胴22に巻装せられ、他方のワイヤロープ
    20は水路橋2上の滑車12に巻掛けられるとともに架
    構9下面の滑車17および水路橋2上の滑車13.16
    に巻掛けてその端部を架構10上に設けられた前記巻胴
    22に巻装せられている可動水路橋。
JP1982071253U 1982-05-15 1982-05-15 可動水路橋 Expired JPS6029447Y2 (ja)

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JP1982071253U JPS6029447Y2 (ja) 1982-05-15 1982-05-15 可動水路橋

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JP1982071253U JPS6029447Y2 (ja) 1982-05-15 1982-05-15 可動水路橋

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JPS58176106U JPS58176106U (ja) 1983-11-25
JPS6029447Y2 true JPS6029447Y2 (ja) 1985-09-05

Family

ID=30080881

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JP1982071253U Expired JPS6029447Y2 (ja) 1982-05-15 1982-05-15 可動水路橋

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016008450A (ja) * 2014-06-25 2016-01-18 株式会社 林物産発明研究所 河川用橋の床版に対する浸水防止装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5832578A (ja) * 1981-08-20 1983-02-25 Nippon Kokan Kk <Nkk> ア−ク溶接方法

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