JPS6029408Y2 - 安全カバ− - Google Patents

安全カバ−

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Publication number
JPS6029408Y2
JPS6029408Y2 JP19835881U JP19835881U JPS6029408Y2 JP S6029408 Y2 JPS6029408 Y2 JP S6029408Y2 JP 19835881 U JP19835881 U JP 19835881U JP 19835881 U JP19835881 U JP 19835881U JP S6029408 Y2 JPS6029408 Y2 JP S6029408Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cover
connecting pin
handle
cylinder mechanism
locking groove
Prior art date
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Expired
Application number
JP19835881U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS58102034U (ja
Inventor
利明 三枝
Original Assignee
株式会社大隈鉄工所
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社大隈鉄工所 filed Critical 株式会社大隈鉄工所
Priority to JP19835881U priority Critical patent/JPS6029408Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は半自動開閉安全カバーの改良に関する。
一般に工作機械等の加工工作物前に設けられる安全カバ
ーの開閉は手動で行なうか自動で行なうかの何てかを採
用しているが、それぞれ一長一短があって一部では手動
開閉安全カバーを半自動に改良して用いられている。
例えば安全カバーに錘りをつけたワイヤを連結しテーブ
ル上のローラを介して吊したものは、閉せるときは手動
で行ない開けるときはロックを外して錘りの力で行なう
ものである。
このような方法は手軽な改良で安価にできるが閉めると
きは錘りを引き上げるさめ、作業者の疲労が大きくなり
作業性を損うことになる。
また実公昭53−5274号に自動扉が開示されている
が、このものはレバーを介して扉とピストンロッドとの
係合を解かれるようにしであるため手動で扉を開閉する
には先づレバーを回動させる操作を行なってから改めて
扉を引く操作を行なうものであり2動作が必要であって
不便である。
従って本考案は半自動開閉形であって取扱い易い安全カ
バーを提供しようとするもので、特に把手を旋回可能に
設けて閉めるために把手を一動作で先づ安全カバー駆動
用のシリンダ機構のピストンロッドと係合している連結
ピンを外しそのまま引くことで安全カバーを手動で移動
させ完全に閉めたときリミットスイッチにより信号を発
してピストンを前進させ連結ピンと結合させ開けるとき
はピストンで自動で行なわせるようにしたことを特徴と
するものである。
以下本考案の実施例を図面にもとづき説明する。
例えば研削盤のヘッド1上のスライド2に載置されたテ
ーブル3上にはセンタ4を嵌着した主軸5を軸承する主
軸台6及びセンタ7を嵌着し軸方向に移動可能の心押軸
8を軸承する心押台9が固着され両センタ4,7間に工
作物Wが支持される。
このテーブル3の前面に平行且水平に案内レール10が
2個所においてブラケット11にて取付けられている。
このレール10にはその上下の山形案内面10a、10
bにカバー12が隙間なく挾持するローラ16,16に
よって載架されており、このローラはカバーの背面左右
のフレーム13.13に水平上下に固着された取付板1
4゜14に軸15,15で枢支されている。
左右のフレーム13にはボルトで水平にカバー側ストッ
パが固着されており、レール10の前面の右端ストッパ
18に当接してカバー12が閉められた位置を規定し、
同じく前面の左端ストッパ19によってカバー12が開
けられた位置を規定している。
またカバー12の右側の底面に取付けられたブラケット
20にはレール10と直角方向に段付貫通孔20aが穿
設され、この孔に摺動可能でばね21でテーブル側に常
時付勢されるとともに蓋体22て動き範囲を規制された
連結ピン23が嵌装されている。
この連結ピン23はテーブル側突出端を係止端23aと
し手前側の突出端に環状溝24aを有するシフタ24が
固着されている。
更にカバー12の前面には連結ピン23より少し離れて
垂直に把手軸25がブラケット26.26で旋回のみ可
能に枢支され上部に把手27が固着されるとともに下端
にシフタの環状溝24aに係合する二叉のシフタフォー
ク28が固着されていて、把手を引いてカバーを閉める
とき把手軸25が旋回されてシフタフォーク28の回動
でシフタ24を介して連結ピン23を引き出すものであ
る。
テーブルの前面にはテーブルの左側によせて固定された
流体駆動用シリンダ29が水平に設けられていて、その
ピストンロッド30端にはテーパ類31が取付けられて
おり、テーパ類31の根元に削設された係止溝31aに
連結ピン23の係止端23aが係止するようになってい
る。
連結ピン23と係止したテーパ類31はブラケット20
の保持孔20bに挿入されて先端が支持され連結ピン3
0と確実に係止するものである。
レール10の右端部裏側には流路32a、32bを有す
るロック用シリンダ32が取付けられていて、これに嵌
装するピストン33のピストンロッド34がレール1a
の孔を貫通して突出し先端がカバー12のロックピン3
5としてカバー側ストッパ17に穿設されたロックピン
孔36にカバー12が閉まった位置で嵌入する。
またカバー12の底面のブラケット20にはドッグ39
がボルトで締着されており、テーブル3の前面に固設し
た右端リミットスイッチ37をカバー12が閉められた
ときに、また左端リミットスイッチ38をカバー12が
開けられたときにそれぞれ作用させ信号を発生させる。
このように構成された本考案の作用を説明する。
工作物Wの加工が終了して工作物搬出条件が整いロック
ピン35が後退してロックを外しカバー12が開けられ
た状態にあるとする。
左端リミットスイッチ38からの信号で搬出、搬入装置
により加工済の工作物Wが取外され、未加工の工作物が
両センタ4,7間に支持される。
工作物の支持を確認したうえで作業者はカバー12の把
手27をつかんで心押台9側に引くと把手27は把手軸
25を旋回させる。
このため下端のシフタフォーク28が旋回されてシフタ
24を介して連結ピン23が引き出されて係止溝23a
とピストンロッド30のテーパ類31の係止溝31aと
の係止が外される。
連結ピン23のフランジ部でばね21が圧縮されてたと
き把手軸25の旋回が止まり、そのまま把手を引く動作
でカバー12はレール10上をローラ16,16によっ
て軽く引かれ右端ストッパ18にカバー側ストッパ17
の右端が当接して位置決めされる。
そこでブラケット20に固着したドッグ39が右端リミ
ットスイッチ37を押しカバー閉完了の信号を出力する
この信号によって図示しない流体圧回路よりロック用シ
リンダの流路32aより後室に圧力流体を送りピストン
33を前進させてロックピン35がカバー側ストッパ1
7のピン孔36に嵌入される。
また同時に流体圧駆動用シリンダ29の左室に圧力流体
が送られピストンはゆっくりと前進しテーパ類31がカ
バ−12底面のブラケット20の孔20bに嵌装すると
ともにテーパで連結ピン23の係止端23aをばね21
に抗して押し山を越えたところで係止溝31aに係止さ
れる。
この状態で工作物Wが加工され搬出条件が整うと先づロ
ック用シリンダ32の流路32bより前室に圧力流体が
送られピストン33を後退させてロックピン35をピン
孔36より引き抜く。
ロックピン35が抜けると流体圧駆動用シリンダ29の
右室に圧力流体が送られピストンロッド30を引くこと
によってテーパ頭31の係止溝31aに係止している連
結ピン23を介してカバー12は自動で開けられる。
左端においてドッグ39により左端リミットスイッチ3
8を作用しカバー開完了の信号を出力する。
なお駆動用シリンダ29のピストンロッド30の位置と
は無関係にいつでも手動にてカバーは開閉することがで
きる。
また本装置を用いるとカバーを閉めるときも自動にした
い場合は連結ピンを手動で外さない限り常に係止溝と係
止しているのでカバー閉塞信号で流体圧シリンダへの圧
力流体を供給するよに変更することによって容易に遠戚
される。
以上詳述したように本考案はカバーを閉めるときは把手
の回動によって駆動のピストンロッドとの係合が外され
るので、レール上にローラで支持されたカバーのみを軽
く移動させることができ頻繁な工作物の取替えにも作業
者が疲労することがなく作業能率を向上することができ
る。
また把手を引く一動件のみでロックを外しカバーを閉め
ることができ操作が極めて簡単である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の装置を取付けたテーブルの正面図、第
2図は第1図のA−A線におけるカバ一部の断面図、第
3図は把手及びシック部を示す図、第4図は第3図のB
−B祖国第5図はテーパ頭を示す図である。 3・・・・・・テーブル、10・・・・・・レール、1
2・・・・・・カバー、23・・・・・・連結ピン、2
5・・・・・・把手軸、26・・・・・・把手、28・
・・・・・シフタフォーク、29・・・・・・駆動用シ
リンダ、30・・・・・・ピストンロッド、31・・・
・・・テーパ頭、31a・・・・・・係止溝、39・・
・・・・ドッグ、37,38・・・・・・リミットスイ
ッチ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 工作機械等の半自動開閉安全カバーにおいて、テーブル
    の前面に水平に設けられたレールに載架されて工作物前
    面位置と待機位置とに移動可能なカバーと、前記テーブ
    ルに前記レールと平行に設けられて、該カバーを駆動す
    るカバー移動用の流体圧シリンダ機構と、前記カバーに
    該シリンダ機構と直角で水平に設けられ該流体圧シリン
    ダ機構のピストンロッド端のテーパ類に削設された係止
    溝に常時係止する方向に付勢された連結ピンと、前記カ
    バーに回動可能に垂直に枢支されるとともに把手を取付
    けた把手軸と、該把手軸の先端に設けられカバーを閉め
    るように把手を引いたとき該軸の回動によって旋回され
    前記連結ピンの前記係止溝との係止を外す方向に移動さ
    せるように連結ピンと係合されたフォーク部材と、前記
    カバーが閉じられたとき作動して外された前記連結ピン
    と前記係止溝とを係止させるための前記ピストンロッド
    を前進させる方向に前記駆動シリンダに圧力流体を送る
    信号を発するリミットスイッチとを備えてなり手動閉止
    の把手を引く操作で連結ピンを外す把手軸の旋回後、カ
    バーが移動されカバーの移動端で自動開閉の流体圧シリ
    ンダ機構とカバーが自動連結されることを特徴とする安
    全カバー。
JP19835881U 1981-12-29 1981-12-29 安全カバ− Expired JPS6029408Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP19835881U JPS6029408Y2 (ja) 1981-12-29 1981-12-29 安全カバ−

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JP19835881U JPS6029408Y2 (ja) 1981-12-29 1981-12-29 安全カバ−

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Publication Number Publication Date
JPS58102034U JPS58102034U (ja) 1983-07-11
JPS6029408Y2 true JPS6029408Y2 (ja) 1985-09-05

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ID=30111553

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JPS58102034U (ja) 1983-07-11

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