JPS6029066Y2 - テ−プレコ−ダのギヤによるノイズ防止機構 - Google Patents

テ−プレコ−ダのギヤによるノイズ防止機構

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Publication number
JPS6029066Y2
JPS6029066Y2 JP1487279U JP1487279U JPS6029066Y2 JP S6029066 Y2 JPS6029066 Y2 JP S6029066Y2 JP 1487279 U JP1487279 U JP 1487279U JP 1487279 U JP1487279 U JP 1487279U JP S6029066 Y2 JPS6029066 Y2 JP S6029066Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gear
shaft
tape recorder
protrusion
prevention mechanism
Prior art date
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Expired
Application number
JP1487279U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS55118352U (ja
Inventor
芳博 曲田
逸生 加藤
Original Assignee
パイオニア株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by パイオニア株式会社 filed Critical パイオニア株式会社
Priority to JP1487279U priority Critical patent/JPS6029066Y2/ja
Publication of JPS55118352U publication Critical patent/JPS55118352U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案はマイクロホンを内蔵したテープレコーダにお
いて、録音時にギヤの回転によって発生するノイズをマ
イクがキャッチして録音するのを防止するためのギヤに
よるノイズ防止機構に関するものである。
テープレコーダには多くのギヤが使用され、モータ等の
駆動源よりの回転力を伝達している。
例えば第1図に示すような機構が同−出願人によって出
願(特願昭52−12935咋)されている。
図示の機構はテープ(カセットテープ)終端を検知する
機構の背面図であり、説明上水平状態で示されているが
、使用状態は垂直状態で使用される。
以下この図について構造を説明するに、1はシャーシ等
に植設されたシャフト(図示せず)に軸受2を介して軸
支された巻取リール台にして、再生、録音または巻取状
態で駆動プーリ(図示せず)が当接されて回転する。
3,4は上記軸受2に嵌挿される終端検知用の第1.第
2アームにして、第1アーム3に形成された突起3aが
第2アーム4に穿たれた長孔4a内に嵌挿されている。
また第1、第2アーム3,4間には弾発ばね5が介在さ
れている。
6は一端がストップレバー7に枢着されオートストップ
レバーにして、その略中央下面に設けられた突起6aが
上記した第1アーム3より延長された二股片3bに係合
されている。
またレバー6の先端に形成された三ケ月状の保合突起6
bは後述する第1ギヤ8の偏心円溝8a内に臨んでおり
、かつレバー6の先端部は第1ギヤ8の解除突起8dと
当接される肩部6cが形成されている。
なおストップレバー7はこれが図において右上方に引か
れると、通常のストップ操作と同様な動作を行うもので
ある。
8はシャーシに植設されたシャフト9に軸受された第1
ギヤにして、図に示す如く偏心円溝8aが形成されると
共にその偏心円溝8aの略中夫にカム台8bと突起8c
とが形成されている。
そして突起8cは偏心カム台8bと偏心円溝8aの外周
壁とが形成する最狭小溝部8a□の中間と同心円上に位
置して形成されている。
10はシャーシに軸受されたプーリ11の回転軸11a
に固定された第2ギヤにして、上記第1ギヤ8と噛合さ
れている。
なおプーリ11は駆動源との間にベルト12が捲回され
ている。
従ってプーリ11が回転されると第2ギヤ10を介して
第1ギヤ8が回転される。
なお13はストップレバー7を含む他の操作レバーを操
作した時に第2ギヤ10と噛合し半回転することにより
ヘッド台を前後退させると共にピンチローラをキャプス
タンに対し接離させるものである。
以上の構造が出願既の機構であって、以下動作について
説明するに、全再生、録音あるいは巻取り等の操作時に
は、巻取リール台1は回転されているので、終端検知用
第1.第2アーム3,4は巻取リール台1と同一回転方
向に回動力が付与されている。
従って第1アーム3に係合されたオートストップレバー
6も同一方向に回動力が付与され、その先端に設けられ
た係合突起6bは第1ギヤ8の偏心円溝8aの外周壁に
圧接されている。
一方第1ギヤ8は第2ギヤ10と噛合され、かつ該第2
ギヤ10はプーリ11が回転されていることにより、該
第1ギヤ8は回転されている。
従って保合突起6bが外周壁に圧接された状態で第1ギ
ヤ8は回転され、係合突起6bと突起8cとは係合され
ることはない。
そしてテープの全てが巻き取られ巻取リール台1の回転
が停止されると、係合突起6bを外周壁に圧接していた
外力がなくなるため、該係合突起6bは最狭小溝部8a
zを通過した後、その軌跡位置に保持される。
この軌跡上には突起8cが位置しているので、第1ギヤ
8の回転によって係合突起6bと係合される。
これによってオートス!−ツブレバー6は引かれ、スト
ップレバー7を引く。
このストップレバー7が引かれるということは、該スト
ップレバー7を押したことと同様であり、従って再生、
録音あるいは巻取り操作は終了する。
また上記係合突起6bと突起8cとが係合された後は、
第1ギヤ8の回転に伴ってオートストップレバー6の肩
部6cが第1ギヤ8の解除突起8dと当接し、係合突起
6b突起8cとは係合が解除され、従ってストップレバ
ー7は元の位置まで戻る。
以上がオートストップの動作説明であるが、ここで上記
したように、録音時においても第1ギヤ8は常時回転さ
れているためと、シャフト9が片持ち支持のため共振し
、その振動音が内蔵マイクロホンでキャッチされ、テー
プにノイズとして録音されるという不都合が生じる。
そしてこのシャフト9の共振を防止するために、設計段
階でギヤの大きさや歯数およびシャフトの径や長さを考
慮して設計することは、事実上困難であると共に例え考
慮して設計したとしても大量生産においては寸法誤差等
で共振が発生することが多々ある。
こ・考案は成上の点に鑑みて威されたもので、その目的
とするところは、シャフトにバランスウェイトを付加す
ることによって、シャフトの共振を防止し、録音時に共
振によるノイズが録音されないようにしたテープレコー
ダのギヤによるノイズ防止機構を提供するにある。
次にこの考案の一実施例を図面と共に説明するに、この
考案にあっては、第1ギヤ8が軸支されたシャフト9に
金属等のバランスウェイト14を嵌挿すると共にワッシ
ャ15によって止めている。
そして実験の結果では、第1ギヤ8の歯数が51個、回
転数が毎分7泗転である場合に4.2gのバランスウェ
イト14を取付けたところ、シャフト9の共振は防止さ
れた。
また2、8gのバランスウェイト14の場合には共振は
停止せず、録音時にノイズが録音された。
なお16はオートストップレバー6の前後動、図にあっ
ては上下動を防止するためのデルリン等の合成樹脂によ
る押え板にして、第1ギヤ8を止めているワッシャ17
を介してシャフト9に嵌挿されている。
また押え板16はその延長片16aがシャーシ等の固定
切欠部に係合されて回り止めが行われている。
なお上記実施例は、共振源であるギヤをオートストップ
用のギヤについて説明したが、これは録音時に駆動ギヤ
と噛合されて回転される被駆動ギヤ全てに応用でき、こ
の被駆動ギヤを軸受するシャフトに適当な重さのバラン
スウェイトを取付けることにより、該シャフトの共振を
防止することができる。
この考案は上記したように、駆動ギヤと噛合され、少な
くとも録音時に回転される被駆動ギヤのシャフトにバラ
ンスウェイトを取付けたので、該シャフトの共振を防止
でき、従って録音時に該共振によるノイズが録音される
ようなことを防止できるものである。
【図面の簡単な説明】
図はこの考案の一実施例を示し、第1図は分解正面斜視
図、第2図は側面図である。 8・・・・・・第1ギヤ(被駆動ギヤ)、9・・・・・
・シャフト、10・・・・・・第2ギヤ(駆動ギヤ)、
14・・・・・・バフンスウェイト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. マイクロホンを内蔵したテープレコーダにおいて、駆動
    ギヤと少なくとも録音時に噛合される被駆動ギヤを軸支
    したシャフトに、被駆動ギヤの回転により発生するシシ
    ャフトの共振を防止し、内蔵マイクロホンにより録音さ
    れるノイズを防止するためのバランスウェイトをシャフ
    トに軸支したことを特徴とするテープレコーダのギヤに
    よるノイズ防止機構。
JP1487279U 1979-02-09 1979-02-09 テ−プレコ−ダのギヤによるノイズ防止機構 Expired JPS6029066Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1487279U JPS6029066Y2 (ja) 1979-02-09 1979-02-09 テ−プレコ−ダのギヤによるノイズ防止機構

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1487279U JPS6029066Y2 (ja) 1979-02-09 1979-02-09 テ−プレコ−ダのギヤによるノイズ防止機構

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS55118352U JPS55118352U (ja) 1980-08-21
JPS6029066Y2 true JPS6029066Y2 (ja) 1985-09-03

Family

ID=28835571

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JP1487279U Expired JPS6029066Y2 (ja) 1979-02-09 1979-02-09 テ−プレコ−ダのギヤによるノイズ防止機構

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