JPS6028899A - スラッジの乾燥方法 - Google Patents
スラッジの乾燥方法Info
- Publication number
- JPS6028899A JPS6028899A JP58136186A JP13618683A JPS6028899A JP S6028899 A JPS6028899 A JP S6028899A JP 58136186 A JP58136186 A JP 58136186A JP 13618683 A JP13618683 A JP 13618683A JP S6028899 A JPS6028899 A JP S6028899A
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- Japan
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- sludge
- fat
- drying
- content
- dryer
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- Pending
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-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02A—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
- Y02A40/00—Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production
- Y02A40/10—Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production in agriculture
- Y02A40/20—Fertilizers of biological origin, e.g. guano or fertilizers made from animal corpses
Landscapes
- Treatment Of Sludge (AREA)
- Fertilizers (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は羊毛洗浄における洗浄排液から分離されたスラ
リー状のスラッジの乾燥方法に関する。
リー状のスラッジの乾燥方法に関する。
従来、原羊毛の洗浄は木挽よりも洗浄効率のよい溶剤洗
浄法が行われている場合があるが、洗浄後に排出される
溶剤洗浄排液には羊毛脂、微細な土砂、排せつ物及び植
物質等の不純物が含有されている。
浄法が行われている場合があるが、洗浄後に排出される
溶剤洗浄排液には羊毛脂、微細な土砂、排せつ物及び植
物質等の不純物が含有されている。
該溶剤洗浄排液の通常実施されている処理方法は排液を
遠心分離して溶剤分とスラリー状のスラッジに分離し、
溶剤分から溶解している羊毛脂を回収し、一方、スラッ
ジは乾燥して残留固形物として埋立て或いは焼却処分さ
れているが、最近この残留固形物に水溶性カリ分が多量
に含有されていることから有効なカリ肥料として利用す
ることが出来るとの報告がなされ(特公昭56−471
58号)、一部でその実施化が試みられているしかし、
この残留固形物を肥料として用いる場合、その形態がス
ラリー状では取扱いが困難な為に乾燥して固形化する必
要があり、その方法として通常の乾燥方法であるドラム
方式、気流乾燥、キルン方式、噴霧式熱風循環方式があ
る。
遠心分離して溶剤分とスラリー状のスラッジに分離し、
溶剤分から溶解している羊毛脂を回収し、一方、スラッ
ジは乾燥して残留固形物として埋立て或いは焼却処分さ
れているが、最近この残留固形物に水溶性カリ分が多量
に含有されていることから有効なカリ肥料として利用す
ることが出来るとの報告がなされ(特公昭56−471
58号)、一部でその実施化が試みられているしかし、
この残留固形物を肥料として用いる場合、その形態がス
ラリー状では取扱いが困難な為に乾燥して固形化する必
要があり、その方法として通常の乾燥方法であるドラム
方式、気流乾燥、キルン方式、噴霧式熱風循環方式があ
る。
他方、本発明者等はパドル式攪拌型乾燥機を用いてスラ
ッジを乾燥すると非常に効率よく乾燥と同時に造粒でき
ることを見出した。該パドル式攬押型乾燥機は加熱ジャ
ケット付の密閉円筒容器内で多数の攪拌パドルを所定位
置に効果的に取付けたシャフトが回転し、導入口から該
密閉円筒容器内に収容されたスラリー状のスラッジは常
に攪拌されつつ排出口へ移動しながら乾燥と同時に造粒
され、加熱方式は熱の供給をジャケットから行う間接加
熱方式、高温空気を乾燥原料と共に並流又は向流に移動
させて行う直接加熱方式或いは直接加熱、間接加熱併用
等の方式によって行われる。
ッジを乾燥すると非常に効率よく乾燥と同時に造粒でき
ることを見出した。該パドル式攬押型乾燥機は加熱ジャ
ケット付の密閉円筒容器内で多数の攪拌パドルを所定位
置に効果的に取付けたシャフトが回転し、導入口から該
密閉円筒容器内に収容されたスラリー状のスラッジは常
に攪拌されつつ排出口へ移動しながら乾燥と同時に造粒
され、加熱方式は熱の供給をジャケットから行う間接加
熱方式、高温空気を乾燥原料と共に並流又は向流に移動
させて行う直接加熱方式或いは直接加熱、間接加熱併用
等の方式によって行われる。
しかしながら、パドル式攪拌型乾燥機においては、スラ
リー状のスラッジは最初は凝集し易く密閉円筒容器の内
壁、パドル及び回転軸の表面に付着するが、連続的に供
給されるスラッジとパドルの攪拌により押出されると同
時に乾燥が進行し柔らかな凝集塊となり、さらに乾燥の
進行とパドルの攪拌作用により凝集塊は細分化され次第
に粒状体に成形されていくが、スラッジの組成、乾燥条
件等によっては密閉円筒容器の内壁、パドル及び回転軸
等にスラッジが強固に付着し乾燥機の運転を円滑に行う
ことができなくなったり或いは運転が不可能になる欠点
があった。このような現象はドラム方式、キルン方式等
においても同様に発生し、運転上の欠点となっている。
リー状のスラッジは最初は凝集し易く密閉円筒容器の内
壁、パドル及び回転軸の表面に付着するが、連続的に供
給されるスラッジとパドルの攪拌により押出されると同
時に乾燥が進行し柔らかな凝集塊となり、さらに乾燥の
進行とパドルの攪拌作用により凝集塊は細分化され次第
に粒状体に成形されていくが、スラッジの組成、乾燥条
件等によっては密閉円筒容器の内壁、パドル及び回転軸
等にスラッジが強固に付着し乾燥機の運転を円滑に行う
ことができなくなったり或いは運転が不可能になる欠点
があった。このような現象はドラム方式、キルン方式等
においても同様に発生し、運転上の欠点となっている。
本発明者等は、この様な欠点を解決するために研究を行
った結果、スラッジを乾燥する際に、該スラッジの組成
の中の油脂含量を特定することにより乾燥機の内壁等へ
のスラッジの付着を防止することができることを知見し
本発明の完成に至ったものである。
った結果、スラッジを乾燥する際に、該スラッジの組成
の中の油脂含量を特定することにより乾燥機の内壁等へ
のスラッジの付着を防止することができることを知見し
本発明の完成に至ったものである。
即ち、本発明はスラッジを乾燥するに際し、乾燥後の製
品の油脂含量を5〜30重量%となる様に調整して乾燥
することを特徴とするスラッジの乾燥方法である。
品の油脂含量を5〜30重量%となる様に調整して乾燥
することを特徴とするスラッジの乾燥方法である。
以下、本発明の詳細な説明する。
原羊毛を溶剤で洗浄した溶剤洗浄排液は遠心分離され羊
毛脂を溶解している溶剤分と残留固形物を含有するスラ
リー状のスラッジとに分離される。このスラッジの組成
は原羊毛の産地、品種、生育気候条件等により差がある
が概ね次の通りである。
毛脂を溶解している溶剤分と残留固形物を含有するスラ
リー状のスラッジとに分離される。このスラッジの組成
は原羊毛の産地、品種、生育気候条件等により差がある
が概ね次の通りである。
水分 3〜20重星%
溶剤 30〜60 〃
羊毛脂 1〜20/l
固形物 20〜67〃
絶対粘度 100,000〜500,000+spa@
s但し、肩passはミリパスカル 秒を表わす。
s但し、肩passはミリパスカル 秒を表わす。
スラリー状のスラッジの粘度及び羊毛脂含有量は乾燥及
び造粒に影響を及ぼす重要な要因であり、羊毛洗浄排液
を遠心分離する際に分離度合を調節することにより最適
範囲に調整する。
び造粒に影響を及ぼす重要な要因であり、羊毛洗浄排液
を遠心分離する際に分離度合を調節することにより最適
範囲に調整する。
本発明においてはスラッジの油脂含量を乾燥後の製品に
対し5〜30重量%に調節することを主要件とし、上記
遠心分離により分離された羊毛脂が全体の油脂含量とし
て前記5〜30重量%範囲であればスラッジをそのまま
乾燥してもよいが、前記範囲外の場合にぼ他め油脂例え
ば羊毛脂、ホワイトオリーブ、マシン油、□ヒマシ油等
の植物油や鉱物油等を添加して調整する。油脂含量が5
重M’%未満では乾燥工程において乾燥機め内壁等への
付着が著しく、30重量%をこえると油脂含量が多過す
ぎるために乾燥が十分に行われないと共に乾燥機の内壁
等へも付着し好ましくない。尚、スラッジの油脂含量の
調整はスラッジの全固形物に対する油脂含量に換算して
5〜30重量%に調整しても乾燥後の製品に対する油脂
含量と大差はない。
対し5〜30重量%に調節することを主要件とし、上記
遠心分離により分離された羊毛脂が全体の油脂含量とし
て前記5〜30重量%範囲であればスラッジをそのまま
乾燥してもよいが、前記範囲外の場合にぼ他め油脂例え
ば羊毛脂、ホワイトオリーブ、マシン油、□ヒマシ油等
の植物油や鉱物油等を添加して調整する。油脂含量が5
重M’%未満では乾燥工程において乾燥機め内壁等への
付着が著しく、30重量%をこえると油脂含量が多過す
ぎるために乾燥が十分に行われないと共に乾燥機の内壁
等へも付着し好ましくない。尚、スラッジの油脂含量の
調整はスラッジの全固形物に対する油脂含量に換算して
5〜30重量%に調整しても乾燥後の製品に対する油脂
含量と大差はない。
油脂含量の調整方法はスラッジに前記の他の油脂を攪拌
しながら添加することにより容易に行うことができる。
しながら添加することにより容易に行うことができる。
溶剤としては有機溶剤が用いられ、その几体例を示すと
、1,1.1−)リクロルエタン、パークロルエチレン
、トリクロルエチレン、塩化メチレン、1,1.2−)
リクロル−1,2,2−)リフロルエタン等が挙げられ
る。
、1,1.1−)リクロルエタン、パークロルエチレン
、トリクロルエチレン、塩化メチレン、1,1.2−)
リクロル−1,2,2−)リフロルエタン等が挙げられ
る。
上記の様にして油脂含量を調整したスラッジはパドル式
攪拌型乾燥機に連続的に投入し、次いで該スラッジを乾
燥温度90〜150℃の密閉円筒容器内をパドル移動速
度5〜15sl/seeの条件下で回転軸の回転により
パドルで撹拌しながら移動させ少なくとも10分間乾燥
することにより粒状体の羊毛肥料を得ることができる。
攪拌型乾燥機に連続的に投入し、次いで該スラッジを乾
燥温度90〜150℃の密閉円筒容器内をパドル移動速
度5〜15sl/seeの条件下で回転軸の回転により
パドルで撹拌しながら移動させ少なくとも10分間乾燥
することにより粒状体の羊毛肥料を得ることができる。
この加熱乾燥処理工程において密閉円筒容器の内壁、パ
ドル及び回転軸にスラッジは付着することがなく、円滑
に連続運転を行うことができる。
ドル及び回転軸にスラッジは付着することがなく、円滑
に連続運転を行うことができる。
次に実施例により本発明をさらに具体的に説明する。
実施例
20gのスラッジ試料をガラス製又はステンレス製のビ
ーカーに入れ、オイルバスにて110〜165℃の温度
1lili囲で攪拌しながら加熱した。この場合、ビー
カーの底部へのスラッジの付着状況を観察した。
ーカーに入れ、オイルバスにて110〜165℃の温度
1lili囲で攪拌しながら加熱した。この場合、ビー
カーの底部へのスラッジの付着状況を観察した。
上記スラッジ試料は第1表に示す組成である。
試験結果を第2表に示す、尚、スラッジ試料には羊毛能
、ホワイトオリーブ等の油脂分及び細乾粉を婚加混合し
て試料を調整し試験を行った。
、ホワイトオリーブ等の油脂分及び細乾粉を婚加混合し
て試料を調整し試験を行った。
[注]
1)木・・・・・・・・・0,1zの梳毛油(ホワイト
オリーブ油)添加 2)木本・・・・・・0.2zの梳毛油(ホワイトオリ
ーブ油)添加 3)b・・・・・・・・・容器の底に油脂を塗布し、そ
の上にスラッジをのせた。
オリーブ油)添加 2)木本・・・・・・0.2zの梳毛油(ホワイトオリ
ーブ油)添加 3)b・・・・・・・・・容器の底に油脂を塗布し、そ
の上にスラッジをのせた。
4)c・・・・・・・・・スラッジの上に羊毛脂をのせ
た。
た。
5)Δ・・・・・・・・・スラッジが1oz以゛上付着
8)O・・・・・・・・・スラッジが数2付着7)O・
・・・・・・・・スラッジがほとんど付着しない。
8)O・・・・・・・・・スラッジが数2付着7)O・
・・・・・・・・スラッジがほとんど付着しない。
8)Ml・・・・・・羊毛脂を添加した場合或いは添加
しない場合を含め全固形分に対する油 脂含量を示す。
しない場合を含め全固形分に対する油 脂含量を示す。
以上、第2表の実験結果から油脂含量5〜30重量%の
場合、スラッジが容器に付着し、ないことが認められる
。
場合、スラッジが容器に付着し、ないことが認められる
。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 l)スラッジを乾燥するに際し、乾燥後の製品の油脂含
量を5〜30重量%となる様に調整して乾燥することを
特徴とするスラッジの乾燥方法。 2)スラッジに羊毛脂を添加して油脂含量の調整をする
特許請求の範囲第1項記載のスラッジの乾燥方法。 3)パドル式攪拌型乾燥機で乾燥する特許請求の範囲第
1項又は第2項記載のスラッジの乾燥方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58136186A JPS6028899A (ja) | 1983-07-26 | 1983-07-26 | スラッジの乾燥方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58136186A JPS6028899A (ja) | 1983-07-26 | 1983-07-26 | スラッジの乾燥方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6028899A true JPS6028899A (ja) | 1985-02-14 |
Family
ID=15169352
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58136186A Pending JPS6028899A (ja) | 1983-07-26 | 1983-07-26 | スラッジの乾燥方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6028899A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103086764A (zh) * | 2013-01-25 | 2013-05-08 | 桐乡市绿宝有机肥有限公司 | 一种有机肥及其制备方法 |
-
1983
- 1983-07-26 JP JP58136186A patent/JPS6028899A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103086764A (zh) * | 2013-01-25 | 2013-05-08 | 桐乡市绿宝有机肥有限公司 | 一种有机肥及其制备方法 |
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