JPS6028816B2 - フエニレンジオキサメ−トの製法 - Google Patents

フエニレンジオキサメ−トの製法

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JPS6028816B2
JPS6028816B2 JP50070089A JP7008975A JPS6028816B2 JP S6028816 B2 JPS6028816 B2 JP S6028816B2 JP 50070089 A JP50070089 A JP 50070089A JP 7008975 A JP7008975 A JP 7008975A JP S6028816 B2 JPS6028816 B2 JP S6028816B2
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dioxamate
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ブレントン ライト ジヨン
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D261/00Heterocyclic compounds containing 1,2-oxazole or hydrogenated 1,2-oxazole rings
    • C07D261/02Heterocyclic compounds containing 1,2-oxazole or hydrogenated 1,2-oxazole rings not condensed with other rings
    • C07D261/06Heterocyclic compounds containing 1,2-oxazole or hydrogenated 1,2-oxazole rings not condensed with other rings having two or more double bonds between ring members or between ring members and non-ring members
    • C07D261/08Heterocyclic compounds containing 1,2-oxazole or hydrogenated 1,2-oxazole rings not condensed with other rings having two or more double bonds between ring members or between ring members and non-ring members with only hydrogen atoms, hydrocarbon or substituted hydrocarbon radicals, directly attached to ring carbon atoms

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Acyclic And Carbocyclic Compounds In Medicinal Compositions (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明において式1で表わされる新規な化合物が感作さ
れた人間及び動物におけるアレルギー及びレアギンもし
くは非レアギン仲介による性質の全てのアナフィラキシ
ー反応の予防療法に有用であることが発見された。
更に、この化合物はェステルとして同一分野で有用性を
有する二酸または二塩への中間体である。この化合物は
経口または非経口投与、吸収または直腸投与のための薬
学的担体と共に処方される。本発明に従って、下記の式
1で表わされる化合物の製造方法が提供される。
{式中、 は4位または5位 のいずれかに位置し; R,およびR2は炭素原子数1〜3のアルキルである。
}本発明の式1で示される化合物は下記の方法により製
造される。
式 (式中、NH2は上で定義したオキサミド酸基と同一の
位置にある。
)で表わされるジアミノベンゾニトリルを溶媒及び塩基
中で式(式中、alkylとあるは、炭素原子1〜3の
アルキルであり、haloとあるはフルオル、クロル、
ブロムまたはヨードである。
)で表わされるアルキルオキサリルハラィドと反応させ
るか、またはこのジアミノベンゾニトリルを無溶媒でま
たは追加溶媒と共に(式中、alkylとあるは炭素原
子1〜3のアルキルである。
)で表わされるシュウ酸ジアルキルと反応させて、式で
表わされる対応するジオキサメートを生成する。
ジアミノベンゾニトリルは適した出発物質である。
これらの化合物はR,一置換オキサリルハラィド、好ま
しくはクロリド(R,は前記に定義したアルキル基であ
る)と適当な溶媒及び塩基中で反応され対応するジオキ
サメートを生成する。ジニトロベンゾニトリル化合物は
公知であり、これらは容易に対応するジアミノ化合物に
還元できる。他の出発物質は公知の方法により都合よく
製造される。例えば、ジニトロ安息香酸を、対応するシ
アノ化合物に変え、次いで対応するジアミノ化合物に還
元することができる。酸をニトリルに変えるのは酸を塩
化チオニル、アンモニア及び五酸化リンで徐々に処理す
ることにより達成される。ニトロからアミ/化合物に還
元することはラネー(Ra肥y)ニッケル、木炭に担持
させたパラジウムまたは白金等により水素の存在下接触
還元することにより容易に達成される。更に、ニトロ基
をァミノ基へ還元するには例えば濃塩酸中の塩化スズあ
るいは酢酸及びエタノール中の鉄のような通常の化学的
手段も使用できる。得られたジアミノベンゾニトリルは
メチルオキサリルハライドのようなアルキルオキサリル
ハラィドと反応させ、ジオキサメートが生成される。
この反応は塩基及び溶媒中で、当該技術でよく行われて
いるような標準的な条件下で行われる。通した溶媒の例
はジメチルホルムアミド、ジオキサン及びテトラヒドロ
フランである。適当な塩基はトリエチルアミン、Nーメ
チルモルホリン、ジメチルピベラジンおよびNーメチル
ピベリジンである。以下の実施例は本発明に化合物であ
る。
これら化合物は本発明を限定するものではなく本発明を
単に例示するだけのものである。実施例1 ジメチルーN,N′一(4ーシアノ−m−フエニレン)
ジオキサメートa 2,4ージニトロベンゾニトリル 2,4−ジニトロ安息香酸21.2夕 (0.1mole)とベンゼンスルホソアミド32.0
夕(0.21mole)の混合物を窒素雰囲気下油裕中
で205〜210qoで1時間次いで22ぷ0で1時間
、加熱損拝し、室温まで冷却した。
残澄をジクロルメタン及び希NaOHと振鍵し、ジクロ
ルメタン層を分取し水洗した。溶媒を蟹去した。融点8
8〜9が○の物質が6.05夕(31%)得られた。エ
タノールから再結晶したところ融点が100〜10ぞ○
に上昇した。この赤外線スペクトルは2200肌‐1に
弱いニトリル吸収帯を示した。b 2,4−ジアミノベ
ンゾニトリル 濃塩酸100叫に塩化スズ(0)二水和物45.12夕
(0.2hole)を熔解した溶液に蝿梓下で2,4ー
ジニトロベンゾニトリル5.44夕(0.0282ho
le)を徐々に添加した。
発熱反応が起り、温度は約80ooに上昇した。溶液を
約2時間要して蝿拝しながら室温まで冷却した。この混
合物を冷却しながら50%水酸化ナトリウム溶液を添加
することにより強塩基性にし、ジクロルメタンで抽出し
た。このCQC12抽出物を無水Mが04上で乾燥し溶
媒を除去した。融点102〜10y0の黄色固体が3.
0夕(80%)得られた。赤外線吸収スペクトル(KB
r錠):3500,3350(NH)、2200(CN
)肌‐10元素分析(C7日7N3として) 計算値:C,63.14:日,5.30:N,31.5
6実験値:C,62.職;日,5.35:N,31.2
7c ジメチルーN,N′一(4ーシアノーmーフエニ
レン)ジオキサメート2,4ージアミノベンゾニトリル
29.0夕(0.21母mole)及びシュウ酸ジメチ
ル255夕の濠合物を3時間還流した。
過剰のシュウ酸ジメチルを真空下で留去した。残澄を1
50肌のメタノールと共に沸トウさせ炉過した。炉液を
900叫の水に注加し、褐色沈殿を炉取した。融点15
5〜160ooの褐色針状結晶が53.7夕(81%)
得られた。生成物を1800叫のメタノールに洋加し、
不溶物質を炉週により除去した。炉液を2その水に注加
し、冷却し、沈殿を炉取した。融点160〜16ギ○の
微細な黄色針状結晶23.8夕が得られた。元素分析(
C,3日,.N306として)計算値:C,51.15
:日,3.63 実験値:C,51.69:日,3.69 赤外線及びNMRスペクトルは共に一致した。
実施例 2ジエチルーN,N′一(2−シアノーp−フ
エニレン)ジオキサメートa 2,5ージアミノベンゾ
ニトリル 塩化スズ(0)二水和物80夕(0.358hole)
を濃塩酸200泌に溶解した溶液に5−ニトロアントラ
ニロニトリル16.314夕(0.1mole)を約5
分間要して小量ずつ添加した。
水冷を行い、内温は約50℃に上昇した。蝿拝を4時間
続け、混合物を1晩放置した。反応混合物を氷裕中で5
℃に冷却し、混合物が強塩基性になるまで、水酸化ナト
リウムの冷50%溶液を添加した。混合物をジクロルメ
タンで抽出した。ジクロルメタン抽出物を水洗し、溶媒
を蟹去した。融点85〜87q0の物質11.51夕(
86.5%)を得た。ベンゼンースケリソルブ(ske
llysolve)Bから再結晶することにより融点8
6〜8700の物質を得た。赤外線吸収スペクトルは一
致した。b ジヱチルーN,N′一(2−シアノーpー
フエニレン)ジオキサメートジメチルホルムアミド24
5の【に2,5ージアミノベンゾニトリル13.49(
0.112hole)及びトリェチルアミン22.6夕
を溶解し5℃に冷却してある溶液にエチルオキサリルク
ロリド30.5夕を徐々に添加した。
温度は800より低く保った。混合物を氷裕中で2時間
燭拝し、1晩放置した、沈殿を炉週により除去し、炉液
を1500机‘の水に洋加した。得られた沈殿を炉取し
、エタノールから再結晶した。融点140〜14100
のクリーム色針状結晶が33.1夕(89%)得られた
。元素分析(C,虹,ぶ206として)計算値:C,5
4.05:日,4.私;N:12.61実験値:C,5
4.39:日,4.62:N,12.80実施例 3ジ
エチルーN,N′一(4ーシアノーmーフエニレン)ジ
オキサメート2,4−ジアミノベンゾニトリル(13.
40夕,0.112モル)の乾燥ジメチルホルムアミド
(24泌)溶液に損拝しながらトリェチルアミン22.
6夕を添加した。
この溶液を氷裕中で5℃までに冷却し、そして、エチル
オキサリルクロリド30.5夕をゆっくりと添加した。
この混合物を氷裕中で2時間燈拝し、そして室温にまで
上昇させた。沈殿物を炉別した。炉液を水1600泌に
注ぎ入れ、そして、生成した沈殿を炉別した。沈殿物を
エタノールから再結晶させ、クリーム色をした針状晶の
標記化合物を28.0夕(収率70%)得た。融点13
5〜13700本発明の組成物は式1の化合物を適当量
含有している錠剤、カプセル剤、丸薬、粉末剤、額粒剤
、滅菌非経口溶液または懸濁液、点眼薬、経口溶液また
は懸濁液及び水中油または油中水型乳濁液のような単一
投薬形態で人間または動物に投与するために提供される
好ましい投与方法は通気用ェアロゾル液体または粉体に
より腕中に吸入させる方法である。経口投与には固体及
び液体いずれの単位投薬形態も製造できる。
錠剤のような固体組成物を製造するには式1の化合物を
タルク、ステアリン酸マグネシウム、リン酸カルシウム
、ケイ酸マグネシウムアルミニウム、硫酸カルシウム、
スターチ、乳糖、アラビアゴム、メチルセルロース及び
薬学的希釈剤または担体として機能的に類似した物質の
ような一般的な成分と混合する。カプセル剤はこの化合
物を不活性な薬学的希釈剤と混合し、この混合物を適当
な大きさのハードゲラチンカプセルに充填することによ
り製造される。ソフトゲラチンカプセルは適当な植物性
油、軽液状ワセリンまたはその他の不活性な油で化合物
のスラリーをカプセル化することにより製造される。シ
ロップ剤、ェリキシル及び懸濁液のような経口投与用の
流体単位投薬形態を製造することができる。
水綾性形態を水性媒体中に砂糖、芳香香味料及び保存剤
と共に溶解しシロップ剤を生成することができる。エレ
キシルはビドロアルコール性(ェタ/ール)媒体と砂糖
及びサッカリンのような適当な甘味料を芳香香味料と共
に用いることにより製造される。懸濁液はアラビアゴム
、トラガカント、メチルセルロース等のような沈殿防止
剤を助剤として水性媒体を用いて製造される。
非経口投与には、液体単位投薬形態は、本発明による化
合物と殺菌媒体、好ましくは水を用いて製造される。
この化合物は用いた媒体及び濃度により媒体中に懸濁さ
せることも溶解させることもできる。溶解を製造するに
当り、本発明の化合物を注射用の水に溶解し、フィルタ
ー滅菌後適当な小瓶またはアンプルに充填し封じること
ができる。有利には局部麻酔剤、保存剤及び緩衝剤のよ
うな補助薬を媒体中に溶解することができる。安定性を
高めるために、4・瓶に充填した後組成物を凍結させ、
水を真空下で除去できる。次いで、この凍結乾燥した粉
体を小瓶に封入し、注射用の水を入れた付属小瓶を補っ
て使用前に再び液体を調製する。非経口用懸濁体は化合
物を媒体中に溶解させる代りに懸濁させ、従って滅菌を
炉過により行うことができない点を除き実質的に同一の
方法で製造できる。この場合化合物は滅菌媒体に懸濁さ
せる前にエチレンオキシドに曝すことにより滅菌できる
。有利には界面活性剤または湿潤剤が化合物の均一な分
散を促進するために組成物中に含有される。更に、直腸
座薬が活性化合物を伝えるために使用できる。
この投薬形態は幼児または衰弱者の場合のように、経口
的にまたは吸入によるような他の投薬形態では幅乳動物
を都合よく治療できない場合に特に有利である。この活
性化合物は公3句の方法により任意の公知の座薬基剤中
に混和することができる、このような基剤の例としては
ココアバター、ポリエチレングリコール〔力ルボワツク
ス類(Carかwaxes)〕、ポリエチレンソルビタ
ンモノステアし−ト及びこれらと融点または溶解速度を
調整するためのその他の相溶性物質との混合物等が挙げ
られる。これら直腸座薬の重量は約1〜2.5夕である
。好ましい組成物は腕中に吸入するのに適したものであ
る。
鼻炎のような鼻のアレルギー性状態を治療するには鼻内
層に接するようにした組成物が好ましい。吸入用組成物
は3種の基本的タイプからなる、すなわち、これらは1
好ましくは超微粉砕した、約1〜5仏の粒経を有する粉
体組成物、2噴霧器でスプレーされるべき水溶液または
水性懸濁体、及び3揮発性頃霧剤と共に加圧容器に入れ
たェアロゾルである。
粉剤は上記の式で表わされる化合物を肺組織と相容性が
ある固体基剤、好ましくは乳糖と混合することにより非
常に簡単に製造される。
粉末剤は口を通じて吸入されるとき一定量の粉末剤を放
出できるようにした容器に詰められる。水溶液は式1の
化合物を水に溶解し、等張溶液を与えるため塩を添加し
、吸入に通した餌に緩衝化することにより製造される。
溶液はスプレー器すなわち噴霧器中に分散させ、吸入時
に口中に頃霧させる。ェアロゾルは式1の化合物を水ま
たはェタ/ールに分散させ、揮発性噴射剤と混合し、予
め決めた量の物質を放出する計量弁を有した加圧容器に
入れることにより製造される。
使用される液化噴射剤は大気圧下18.4qo(650
F)より低い沸点を有するものである。
治療用途向けのェアロゾルを製造するための組成物に用
いるには、液イび噴射剤は無毒でなければならない。使
用できる適当な液化噴射剤の例はブタン及びペンタンの
ような炭素原子5までの低級アルカンまたは塩化メチル
、塩化エチル及び塩化プロピルのような塩化低級アルキ
ルである。更に適当な液化噴射剤は商標「フレオン(F
reon)」及び「ジェネトロン(蛇netron)J
として市販されているもののようなフッ素化及びフッ素
塩素化した低級アルカンである。上述した噴射剤の混合
物が好適に使用できる。これらの噴射剤の例はジクロル
ジフルオルメタン〔フレオン(Freon)12〕、ジ
クロルテトラフルオルヱタン〔フレオン(Freon)
114〕、トリクロルモノフルオルメタン〔フレオン(
Freon)11〕、ジクロルモノフルオルメタン〔フ
レオン(Freon)21〕モノクロルジフルオルメタ
ン〔フレオン(Fre。n)22〕、トリクロルトリフ
ルオルェタン〔フレオン (Freon)113〕、ジ
フルオルェタン〔ジェネトロン(蛇netom)142
−A〕及びモノクロルトリフルオルメタン〔フレオン(
Freon)13〕である。本明細書中で用いた「単位
投薬形態(肌itdosagefonn)」という語は
必要な薬学的希釈剤、損体または賦形薬と共同して、所
望の治療効果を生み出すように計算された、予め定めた
量の活性物質を含有する各単位からなり、人間及び動物
に対する単一投薬に適した物理的に分離している単位を
意味する。
本発明の新規な単位投薬形態の規格は【a}活性物質の
独特な特性及び達成されるべき特定の効果及び‘b}人
間及び動物に用いるためこのような活性物質を配合する
技術に内在する制限により支配されかつこれらに直接的
に依存しているが、このことは本館細書中に詳しく開示
した通りであり、これらが本発明の特長をなしている。
本発明に通した単位投薬形態は錠剤、カプセル剤、丸薬
、座薬、粉末薬包、ウェーフアー、額粒剤、カシェー、
茶サジ1杯分、大サジ1杯分、点滴用ピペット1回分、
アンプル入り、小瓶入り、計量放出されるェアロゾル、
これらのうち任意のものを分割した複数個分、その他本
明細書中に記載した他の形態である。効果的で毒性のな
い量の化合物が治療に用いられる。
治療のための化合物の投薬量は投与経路及び特定化合物
の効能により異なる。人間に対し1回の投与量中約0.
2〜200のoの化合物を本発明の組成物の形で非経口
的にまたは吸入により投与する投薬規定はアレルギー性
発作を防ぐのに効果がある。更に好ましくは1回の投与
量は化合物約1.0〜20moである。経口及び直腸投
与は1回の投与量が化合物約10〜400の9であり、
好ましくは約20〜100雌である。投与すべき投薬量
は1日宛4回まで繰り返してもよい。本発明の組成物の
人間及び動物への投与はアレルギーまたは反応体もしく
は非反応体中介による性質を有する全てのアナフィラキ
シー反応の予防治療を提供する。
すなわち、これら組成物はある個体(人間または動物)
がアレルギーを起す物質(抗体)に接触する前にその感
作さわ/た個体に投与すると、投与しなければ起こるは
ずのアレルギー反応を防ぐ。例えばこの方法は気管支端
息、アレルギー性鼻炎、食物アレルギー、枯草熱、麻診
、自己免疫病、運動誘発端息、緊張誘発端息、全身アナ
フィラキシー及び愛鳥家病のよような慢性状態の予防療
法に使用できる。
参考例 1 各々20の9のジメチル−N,N′一(4−シアノ−m
−フェニレン)ジオキサメートを含有する1ロット、1
0000錠の錠剤を下記に示した種類と量の成分から製
造した。
ジメチルーN,N′−(4−シア ノ−m−フエニレン)ジオキサメ ート 200夕リン
酸カルシウム 1,000タメチルセル
ロース、U.S.P.(1母ps)
60夕タルク
150夕コーンスターチ
200タステアリン酸マグネシウム 10タ
この化合物及びリン酸カルシウムを充分混合し、メチル
セルロースの7.5%水溶液中で粗砕し、No.8の節
を通し、注意深く乾燥した。
乾燥額粒をNo.12の筋に通し、タルク、スターチ及
びステアリン酸マグネシウムと充分混合し、打錠した。
この錠剤は6時間毎に1錠の投与量で枯草熱または端息
発作の予防に有用である。参考例 2 各々30奴9のジメチル−N,N′−(4ーシアノーm
−フェニレン)ジオキサメートを含有する100槌淀の
錠剤を下言己‘こ示した種類の量と成分から製造した。
ジメチルーN,N′一(4ーシアノ−m−フエニレン)
ジオキサメ ート 30夕徴晶
質セルロースNF 410タスターチ
100夕ステアリン
酸マグネシウム粉末 3タこれらの成分を筋に
かけ配合し、打錠した。
この錠剤は食前1錠の投与量で食物アレルギーの予防に
有用である。参考例 3 筋肉内注射に通し、1の‘中に2.0の9のジメチルー
N,N′−(4−シアノ−mーフヱニレン)ジオキサメ
ートを含有する滅菌調合薬を下記の種と量の成分から製
造した。
ジメチルーN,N′一(4ーシア ノーm−フエニレン)ジオキサメ ート 2.0
夕安息香酸ペンジル 200の‘メ
チルパラベン 1.5タプロピルハ
ラベン 0.5タ綿実油(充
分量) 1,000のZこの滅菌調合薬
1の‘はアレルギー性鼻炎の予防療法のため注射される
参考例 4 1の‘当り4.0雌のジメチル−N,N′−(4−シア
ノ−m−フェニレン)ジオキサメートを含有する水性懸
濁液600地を下記の通り製造した。
ジメチル−N,N′一(4−シアノーm−フエニレン)
ジオキサメ ート 2.4夕
塩化ナトリウム 5夕注射用水
(充分量) 600の【上記処方の化
合物及び塩化ナトリウムを600の【とするのに充分な
量の水に分散させ滅菌した。
この液体を1回の贋霧で0.25の【放出するように設
計した噴霧器に入れた。この液体は端息発作を防ぐため
4〜6時間毎に肺中に吸入される。
参考例 5 0.1夕のジメチルーN,N′一(4ーシアノ−mーフ
ェニレン)ジオキサメート及び5夕の混合物を作るのに
充分な量の乳糖からなる粉末混合物を超微粉砕し、1回
の投与につき50秘の粉末を放出するように設計した吸
入器に入れた。
この粉末は端息発作を防ぐため4〜6時間毎に肺中に吸
入される。
この粉末か鼻炎を防ぐため4時間毎に鼻内に吸入される
参考例 6 0.1夕のジエチルーN,N一(2ーシアノーpーフヱ
ニレン)ジオキサメート及び5夕の混合物を作るのに充
分な量の乳糖からなる粉末混合物を超微粉砕し、1回の
投与につき50の9の粉末を放出するように設計した吸
入器に入れた。
この粉末は端息発作を防ぐため4〜6時間毎に肺中に吸
入される。
この粉末は鼻炎を防ぐため4時間毎に身内に吸入される
参考例 7 ヱアロゾル組成物12夕を下記の成分より製造した。
ジメチルーN,N′一(4−シア ノーm−フエニレン)ジオキサメ ート 0.50
0夕フレオン(Freon)12 1.
440タフレオン(Freon)114
2.160タ水 7.
300夕ソルピタンモノオレエート 0.
600タこの化合物を水中に分散し−30qoまで冷却
して冷却フレオン混合物中に添加した。
この12夕の組成物を13地のプラスチックで被覆した
ビンに添加し、計量弁で蓋をした。この計量弁はェアロ
ゾルの形で80の9の組成物を放出する。このェアロゾ
ルは端息発作を防ぐため4〜6時間毎に吸入される。参
考例 8 化合物が異なる溶解性を有すること及び例えば生体内ラ
ツト受動皮膚アナフィラキシー分析により測定された特
定化合物の活性を考慮した上で式1及び実施例1〜3の
各化合物の適当量を参考例1〜7に示した組成物及び用
途における活性化合物として用いた。
抗アレルギー活性を示す結果が得られた。本特許明細書
中の全ての組成物及び治療実施例において用いた薬剤の
量は酸当量を意味するものである。
本願で用いた命名法は2通りある。
すなわち、式1の命名法はシアノ位置を1とするもので
あり、一方実施例の番号付はオキサメート位簿を1とし
ている。いずれの命名法も正しいものであり同一化合物
に達する。例えば、式1のオキサメート基が4位にあり
、R,及びR2がメチルのとき実施例1の化合物、ジメ
チルーN,N′−(4−シアノーmーフェニレン)ジオ
キサメートが書き表わされる。反復投与が望ましい場合
は、比較的短かし、活性持続性を有する本願化合物を米
国特許出願第316975号第18頁1〜12行に記載
されたように初回投与−維持投与の養生法で投与するこ
とができる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 式I ▲数式、化学式、表等があります▼ {式中、 ▲数式、化学式、表等があります▼ は4位または5位 のいずれかに位置し; R_1およびR_2は炭素原子数1〜3のアルキルであ
    る。 }で表わされる化合物を製造する方法において、式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、NH_2は上で定義したオキサミド酸基と同一
    の位置にある。 )で表わされるジアミノベンゾニトリルを溶媒及び塩基
    中で式▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、alkylとあるは、炭素原子1〜3のアルキ
    ルであり、haloとあるはフルオル、クロル、ブロム
    またはヨードである。 )で表わされるアルキルオキサリルハライドと反応させ
    るか、またはこのジアミノベンゾニトリルを無溶媒でま
    たは追加溶媒と共に▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、alkylとあるは、炭素原子1〜3のアルキ
    ルである。 )で表わされるシユウ酸ジアルキルと反応させて、式▲
    数式、化学式、表等があります▼ で表わされる対応するジオキサメートを生成することを
    特徴とする方法。
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