JPS6028670Y2 - 高炉炉頂装入装置用原料分配装置 - Google Patents

高炉炉頂装入装置用原料分配装置

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JPS6028670Y2
JPS6028670Y2 JP15889080U JP15889080U JPS6028670Y2 JP S6028670 Y2 JPS6028670 Y2 JP S6028670Y2 JP 15889080 U JP15889080 U JP 15889080U JP 15889080 U JP15889080 U JP 15889080U JP S6028670 Y2 JPS6028670 Y2 JP S6028670Y2
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JP
Japan
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gate
pipe
chute
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ring gear
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JP15889080U
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JPS5783152U (ja
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俊三 塔野
治信 坂部
安正 柚久保
毅 畑
宏典 青木
Original Assignee
石川島播磨重工業株式会社
株式会社神戸製鋼所
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は原料旋回シュートから炉内に原料を分配する高
炉の原料分配装置において、シュートの排出口を可変に
する高炉炉頂装入装置用原料分配装置に関するものであ
る。
従来の炉頂装入装置の原料分配装置は、第1図に示す如
き構造のものが一般的である。
すなわち、ホッパーaの貫通して上方へ延びる吊パイプ
bを取り付けたリングギヤCを支持ローラdで回転自在
に支持し、ホッパーa上の駆動装置eのピニオンfをア
イドラgを介して上記リングギヤCと噛合させ、駆動装
置eの駆動によりピニオンf1アイドラg1リングギヤ
Cを介し吊パイプが回転させられ、吊パイプbに取り付
けた旋回シュートhが旋回運動させられるようにしであ
る。
この従来の方式では、旋回シュートhの旋回は円滑に行
われるが、旋回シュートhの原料排出口iが一定である
ため、この排出口iにより単位時間当りの原料排出量が
決ってしまう。
そのため、原料投入量が変化した場合、その投入量に見
合う排出口にするここができないので、原料が炉内へ早
く落ちてしまったり、長時間がかかったりして、希望す
る時間内に希望する原料分布状態を得るここができなか
った。
最近は高圧化、大型化にともない原料の分布特性が高炉
の安定操業化に大きく影響し、原料を均一に分布させる
必要にせまられている。
本考案は、原料を炉内に装入するに当り、原料の投入量
が変化しても一定の時間内に一定の分布特性を確保でき
、炉内粒度分布を均一にし炉内のガス利用率を高めるこ
とを目的とするもので、旋回シュート吊パイプを回転自
在に鉛直に備え、該吊パイプの下部に旋回シュートを取
り付けると共に上部にリングギヤを取り付けて、該リン
グギヤに駆動装置を噛合させた構成において、上記吊パ
イプの内側にゲート駆動用量パイプを挿入配置させて該
吊パイプの上部に取り付けたりングギャの駆動機構を備
え、且つ上記旋回シュートに回動自在に取り付けたゲー
トと上記ゲート駆動用量パイプの下端との間に動力伝達
機構を介在させてなることを特徴とするものである。
以下、図面にもとづき本考案の実施例を説明する。
第2図及び第3図に示すように、ホッパー1の中心部を
貫通させた旋回シュート吊パイプ2の下部に旋回シュー
ト3を取り付け、該旋回シュート3の原料排出口4を可
変にするためのゲート5を設けて、該ゲート5を、旋回
シュート3に突設したブラケット6に軸受7を介して回
動自在に支持せしめ、且つ旋回シュート3の下部両端に
、旋回シュート3より支持されたピニオン8、該ピニオ
ン8の軸の上端に取り付けたベベルギヤ9及び該ベベル
ギヤ9と噛合しているベベルギヤ10を備え、ベベルギ
ヤ11の軸11と上記ゲート5とをリンク群12により
連結し、更に、上記旋回シュート吊パイプ2の中に通し
て支持部13で該吊パイプ2に支持させたゲート駆動用
量パイプ14の下端に、上記ピニオン8と噛合するセク
ターギヤ15を取り付け、該ゲート駆動用量パイプ14
の回転により、セクターギヤ15、ピニオン8、ベベル
ギヤ9.10、リンク群12を介してゲート5が軸受7
の支持点を中心として回動し、旋回シュート3の排出口
4の開度を調整できるようにする。
上記旋回シュート吊パイプ2の上端部には、ホッパー1
上の数個所に設けた支持ローラ16上に載せられて支持
されているリングギヤ17が固定してあり、又ゲート駆
動用量パイプ14の上端部には、上記リングギヤ17と
同歯数のリングギヤ18を固定し、旋回シュート駆動用
のりングギャ17は、ホッパー1上に設置せる旋回用油
圧モータ19の出力軸に取り付けたピニオン20に、ア
イドラ21を介して噛合させ、油圧モータ19の駆動に
よりピニオン20、アイドラ21、リングギヤ17が回
転して旋回シュート吊パイプ2が回転させられるように
し、又、上記ゲート駆動用のりングギャ18は、上記旋
回用油圧モータ19の支持台を利用してホッパー1の上
方に設置したゲート駆動用油圧モータ22のピニオン1
3と噛合せして、該油圧モータ22の駆動によりピニオ
ン23、リングギヤ1Bを経て吊パイプ14へ動力が伝
えられ、吊パイプ14が回転するようにする。
上記ゲート駆動用油圧モータ22に設けたピニオン23
は、アイドラ21と同歯数とし、且つ、ピニオン23と
油圧モータ22間には第1の電磁クラッチ24を介する
と共に、ビニオシ23の軸とアイドラ21の軸との間に
は第2の電磁クラッチ25を介装せしめ、第1電磁クラ
ツチ24のOFF、第2電磁クラツチ25をONにして
油圧モータ19を駆動されば吊パイプ2及び14が同速
で回転させられ、又第1電磁クラツチ24をON1第2
電磁クラッチ25をOFFにして油圧モータ22を駆動
させれば吊パイプ14のみが回転してゲート5が動作す
るようにする。
尚、26は支持部13に設けたガスシール装置、27は
旋回シュート吊パイプ2とホッパー1との間に設けたガ
スシール装置である。
本考案の原料分配装置は、上記した如き構成としである
ので、旋回シュート3の原料排出口4を一定のままに保
持したり、可変にしたりできる。
今、電磁クラッチ25をONに、電磁クラッチ24をO
FFにして油圧モータ19を任意の回転数で回転させる
と、この回転動力はピニオン20、アイドラ21、リン
グギヤ17を経て旋回シュート吊パイプ2に伝わり、該
吊パイプ2の回転により旋回シュート3が旋回を始める
同時に、アイドラ21の上部にあるピニオン23が電磁
クラッチ25のONによりアイドラ21と同方向に同一
速度で回転を始め、ピニオン23と噛合しているリング
ギヤ18が回転する。
該リングギヤ18が回転すると、該リングギヤ18と結
合しているゲート駆動用量パイプ14が回転させられる
この際、リングギヤ17と18は同歯数であり、又アイ
ドラ21とピニオン23も上記のように同歯数であるた
め、雨量パイプ2と14との間に相対変位を起さず、同
周期で回転する。
又、ゲート用の吊パイプ14下部のセクターギヤ15と
旋回シュート3より支持されたピニオン8との噛合部も
相対変位がなく、ピニオン8はピニオン軸上を回転せず
、旋回シュート3と共に旋回運動をし、旋回シュート3
の排出口の開度は一定の状態に保たれる。
尚、旋回シュート3より支持されているゲート5、ピニ
オン8、ベベルギヤ9,10、リンク群12は、旋回シ
ュート3と一緒に旋回する。
次に、電磁クラッチ25をOFF 、電磁クラッチ24
をONにして、ゲート駆動用油圧モータ22を任意の回
転数で回転させると、電磁クラッチ24がONになって
いるので、ピニオン23を介してリングギヤ18が回転
する。
リングギヤ18を回転に伴い該リングギヤ18と結合し
ているゲート駆動用量パイプ14が回転し、吊パイプ1
4の下部に設けであるセクターギヤ15が吊パイプとと
もに回転する。
セクターギヤ15の回転により、セクターギヤ15と噛
合しているピニオン8が回転し、ベベルギヤ9,10、
リンク群12を介してゲート5が任意の角度に回動し、
旋回シュート3の排出口の開度を調整することができる
本考案の原料分配装置においては、上述のように旋回シ
ュート3の排出口にゲート5を設はゲート5により原料
の排出口部を可変にするようにしであるので、投入原料
の量の変化に関係なく任意の排出時間で原料を排出する
ここができ、よりよい原料分布状態を作ることができて
高炉の操業を安定化させることができる。
従って、原料の装入スケジュールに合せてその装入原料
の容積に合った排出口径に変えて装入するこことができ
る。
又、必要に応じて旋回シュート3の旋回中にゲートによ
り排出口径を変えつつ原料の装入も行うことがでる。
又、旋回シュート吊パイプ2とゲート駆動用量パイプ1
4の駆動方法の他の使用例として第4図の如きものも考
えられる。
第4図のものは、旋回時に固定ピン28を図の如く旋回
連結板32のセット穴33に装着し、クラッチ29は開
放の状態で旋回用油圧モータ19を運転する。
ゲート5の開閉作動を行う場合は、固定ピン28を取外
し、クラッチ29を連結してゲート駆動用油圧モータ2
2を運転し旋回シュート吊パイプ2は固定の状態で、ピ
ニオン31、リングギヤ30を介し、ゲート駆動用量パ
イプ14を必要角度旋回してゲートの開閉作動を行うも
のである。
本例は、ピン28の着脱は手動にて行う場合を示す。
尚、本考案の原料分配装置は、以上述べた実施例にのみ
限定されるものではなく、たとえば、ゲート5の開閉駆
動方法として、ゲート駆動用油圧モータ22の代りとし
て手動でもよいし、又ゲート駆動用油圧モータ22、旋
回用油圧モータ19を同調回転させるようにすれば電磁
クラッチ24は必ずしも必要ではないことは勿論であり
、又、旋回シュート3の排出口の大きさを可変にするこ
とができるものであれば、ゲート5に代えて、ゲート駆
動用量パイプ14の下端に固定させて制御板を設け、吊
パイプ14とともに制御板が回転して旋回シュート3の
排出口4を可変にするようにしてもよい。
以上述べたように、本考案の原料分配装置によれば、 (i) 炉内への原料排出口を可変にすることにより
原料の任意の時間、任意の回転数で排出が可能となる。
(ii) 上記(i)により、投入原料の量の変化に
関係なく均一に原料装入ができ、一定の時間内に一定の
分布特性を確保できると共に炉内のガス利用率を高める
ことができる。
(iii) 旋回しているシュートの原料排出口を炉
外から簡単に可変にできる。
等の優れた効果を奏し得る。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の炉頂装入装置の原料分配装置の一例を示
す説明図、第2図は本考案の原料分配装置の説明用切断
側面図、第3図は本考案の装置の旋回シュート部分の側
面図、第4図は本考案の装置における駆動部の他の例図
、第5図は第4図のA−A矢視図である。 1・・・・・・ホッパー、2・・・・・・旋回シュート
吊パイプ、3・・・・・・旋回シュート、5・・・・・
・ゲート、訃・・・・・ピニオン、14・・・・・・ゲ
ート駆動用量パイプ、17.18・・・・・・リングギ
ヤ、19・・・・・・旋回用油圧モータ、20・・・・
・・ピニオン、21・・・・・・アイドラ、22・・・
・・・ゲート駆動用油圧モータ、23・・・・・ゼニオ
ン、24・・・・・・第1電磁クラツチ、25・・・・
・・第2電磁クラツチ、28・・・・・・固定ピン、3
0・・・・・・リングギヤ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 旋回シュート吊パイプを回動自在に鉛直に備え、該吊パ
    イプの下部に旋回シュートを取り付けると共に上部にリ
    ングギヤを取り付けて、該リングギヤに駆動装置を噛合
    させた構成において、上記吊パイプの内側にゲート駆動
    用量パイプを挿入配置させて該吊パイプの上部に取付け
    たりングギャの駆動機構を備え且つ上記旋回シュートに
    回動自在に取り付けたゲートと上記ゲート駆動用量パイ
    プの下端との間に動力伝達機構を、介在させてなること
    を特徴とする高炉炉頂装入装置用原料分配装置。
JP15889080U 1980-11-06 1980-11-06 高炉炉頂装入装置用原料分配装置 Expired JPS6028670Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP15889080U JPS6028670Y2 (ja) 1980-11-06 1980-11-06 高炉炉頂装入装置用原料分配装置

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JP15889080U JPS6028670Y2 (ja) 1980-11-06 1980-11-06 高炉炉頂装入装置用原料分配装置

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Publication Number Publication Date
JPS5783152U JPS5783152U (ja) 1982-05-22
JPS6028670Y2 true JPS6028670Y2 (ja) 1985-08-30

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JP15889080U Expired JPS6028670Y2 (ja) 1980-11-06 1980-11-06 高炉炉頂装入装置用原料分配装置

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DE102007026509A1 (de) * 2007-06-08 2008-12-11 Z & J Technologies Gmbh Vorrichtung und Verfahren zum Verschließen oder Öffnen einer Öffnung, insbesondere Bodenöffnung eines Materialbunkers für einen Hochofen und Hochofen mit einer derartigen Vorrichtung

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Publication number Publication date
JPS5783152U (ja) 1982-05-22

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