JPS602854B2 - 配電線電力融通処理装置 - Google Patents
配電線電力融通処理装置Info
- Publication number
- JPS602854B2 JPS602854B2 JP53048897A JP4889778A JPS602854B2 JP S602854 B2 JPS602854 B2 JP S602854B2 JP 53048897 A JP53048897 A JP 53048897A JP 4889778 A JP4889778 A JP 4889778A JP S602854 B2 JPS602854 B2 JP S602854B2
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- Japan
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明は配電系統内の事故区間または停電区間を除く負
荷側の作業停電区間に対し、他の配電系統から電力融通
を行なう配電線電力融通処理装置に関する。
荷側の作業停電区間に対し、他の配電系統から電力融通
を行なう配電線電力融通処理装置に関する。
従来、この種の装置は第１図に示すような礎成を有して
いる。
いる。
図において１は配電線の系統しや断器、２は系統配電線
内を区分するための無電圧開放機能を備えた自動区分開
閉器、３は各配電系銃の回線間を連繋する連繋用開閉器
であり、平常の電力給電時には開放状態となっている。
上記構成の配電制御装置によれば、いま１．，区間で事
故が発生した場合、１，２，１，３，１，４，１，５区
間が特略して無電圧区間となる。
内を区分するための無電圧開放機能を備えた自動区分開
閉器、３は各配電系銃の回線間を連繋する連繋用開閉器
であり、平常の電力給電時には開放状態となっている。
上記構成の配電制御装置によれば、いま１．，区間で事
故が発生した場合、１，２，１，３，１，４，１，５区
間が特略して無電圧区間となる。
このため、１，２，１２間、および１Ｍ１３４間の連繋
用開閉器３は片区間が無電圧状態となるので自動的に投
入され、１泣および１，４区間が充電される。そしてつ
ぎに、１８・１，３間、１，４・１，５間の自動区分開
閉器２は蟹源側区間が充電状態となり、負荷側区間を無
電圧状態という条件で自動的に投入される。また、１，
３・１，４間の自動区分開閉器２は、その両端が異なる
配電系統１２・１３４によって充電されているために異
回線接続を防止する機能が作動して投入されない。この
ようにして、上記事故回線は事故区間１，．を除き、他
の健全な負荷側区間を別個の配電系統から充電するとい
うように、樹枝状の回路を経て電力の融通が行なわれる
。従来の装置は以上のように構成されているので、複数
の配電系統、すなわちｎ回線運用時の１回線事故を考え
た配電線利用率（ｎ−１）／ｎを得るためには、ｎ（ｎ
−１）／２台以上の連繋用開閉器３が必要となる。
用開閉器３は片区間が無電圧状態となるので自動的に投
入され、１泣および１，４区間が充電される。そしてつ
ぎに、１８・１，３間、１，４・１，５間の自動区分開
閉器２は蟹源側区間が充電状態となり、負荷側区間を無
電圧状態という条件で自動的に投入される。また、１，
３・１，４間の自動区分開閉器２は、その両端が異なる
配電系統１２・１３４によって充電されているために異
回線接続を防止する機能が作動して投入されない。この
ようにして、上記事故回線は事故区間１，．を除き、他
の健全な負荷側区間を別個の配電系統から充電するとい
うように、樹枝状の回路を経て電力の融通が行なわれる
。従来の装置は以上のように構成されているので、複数
の配電系統、すなわちｎ回線運用時の１回線事故を考え
た配電線利用率（ｎ−１）／ｎを得るためには、ｎ（ｎ
−１）／２台以上の連繋用開閉器３が必要となる。
このため、回線数の増加に伴い連繋用開閉器３も増加し
、設置場所および地理的に離れた区間を接続するための
設備費等が高価となる欠点があった。本発明は上記従来
の欠点に鑑みなされたものであり、複数の配電系統にそ
れぞれ所定区間毎に設けられた無電圧開放機能を有する
自動区分開閉器と、該自動区分開閉器に接続して電流の
検出および投入指令信号を出力する制御装置と、通常関
路状態にあり上記複数の配電系統の回線間を連繋する連
繋用開閉器と、議運繁用開閉器に投入指令信号を出力す
ると共に回線連繋区間電流を計測する制御計測装置と、
上記制御装置の出力に基づき制御計測装置に投入信号を
入力して上記連繋用開閉器を閉路状態とし、該連繋用開
閉器の関磯前後における電流変化に基づき事故回線に対
する他の回線の負荷配分率を算出し、最初の区分区間が
鰭力を融通された後に系統配電線の連繋点に流れる電流
値により負荷の値を補正し、この補正後の負荷に対応す
る負荷とすべ〈上記制御装置及び連繋用開閉器に投入信
号を入力して自動区分開閉器並びに連繋用開閉器を閉路
させる演算装置を備える構成とすることにより、回線数
の増加に比例した装置数のみ設備すればよく、しかも配
電線利用率の向上も加味した配電線電力融通処理装置を
提供することを目的としている。
、設置場所および地理的に離れた区間を接続するための
設備費等が高価となる欠点があった。本発明は上記従来
の欠点に鑑みなされたものであり、複数の配電系統にそ
れぞれ所定区間毎に設けられた無電圧開放機能を有する
自動区分開閉器と、該自動区分開閉器に接続して電流の
検出および投入指令信号を出力する制御装置と、通常関
路状態にあり上記複数の配電系統の回線間を連繋する連
繋用開閉器と、議運繁用開閉器に投入指令信号を出力す
ると共に回線連繋区間電流を計測する制御計測装置と、
上記制御装置の出力に基づき制御計測装置に投入信号を
入力して上記連繋用開閉器を閉路状態とし、該連繋用開
閉器の関磯前後における電流変化に基づき事故回線に対
する他の回線の負荷配分率を算出し、最初の区分区間が
鰭力を融通された後に系統配電線の連繋点に流れる電流
値により負荷の値を補正し、この補正後の負荷に対応す
る負荷とすべ〈上記制御装置及び連繋用開閉器に投入信
号を入力して自動区分開閉器並びに連繋用開閉器を閉路
させる演算装置を備える構成とすることにより、回線数
の増加に比例した装置数のみ設備すればよく、しかも配
電線利用率の向上も加味した配電線電力融通処理装置を
提供することを目的としている。
以下本発明に係る１実施例を第２図について説明すると
、４はそれぞれの自動区分開閉器２に接続して電流の検
出および投入指令信号を出力する制御装置、５は連繋用
開閉器３に投入指令信号を出力するとともに回線連繋区
間電流を計測する制御計測装置、６は各回線の過負荷を
監視する演算装置、７は上記制御装置４、および制御計
測装置５と演算装置６を接続する専用通信線である。
、４はそれぞれの自動区分開閉器２に接続して電流の検
出および投入指令信号を出力する制御装置、５は連繋用
開閉器３に投入指令信号を出力するとともに回線連繋区
間電流を計測する制御計測装置、６は各回線の過負荷を
監視する演算装置、７は上記制御装置４、および制御計
測装置５と演算装置６を接続する専用通信線である。
上記構成の配電線電力融通処理装置によれば、いま１，
．区間に事故が発生したとき、１，２〜１，５区間が停
電してこの系統配電線は無電圧状態となり、これら区間
の自動区分開閉器２が開放される。そして「上記無電圧
状態を制御装置４により専用通信線７を介して受信した
演算装置６は制御計測装置５に投入信号を入力して全て
の連繋用開閉器３を投入する。つぎに、演算装置６は上
記連繋用開閉器３の投入前および投入後において、１柵
１＄，１４５区間を流れる電流の変化（△１１２５，△
１，８５，△１，４５）により、事故回線に対する他の
回線の負荷配分率を次式に基づいて算出する。１庚区間
を含む回線の分配率 ニ△１１２５／（△１，２５十Ａｌｌ３５十△１聡）１
簾区間を含む回線の分配率ニ△１１３５／（△１脇十△
１１３５十△１１４５）１鯖区間を含む回線の分配率ニ
△１１４５／（△１脇十△１聡十△１１４５）さらに、
演算装置６は１，４０１，５間の自動区分開閉器２を投
入し、１，４区間まで他の回線から電力を融通した場合
にト１，５区間から１．４区間迄の負荷合計に各回線の
負荷分配率を秦算し「各回線の電力融通量が融通余裕量
を越えて過負荷が発生するか杏かの判定を行なう。
．区間に事故が発生したとき、１，２〜１，５区間が停
電してこの系統配電線は無電圧状態となり、これら区間
の自動区分開閉器２が開放される。そして「上記無電圧
状態を制御装置４により専用通信線７を介して受信した
演算装置６は制御計測装置５に投入信号を入力して全て
の連繋用開閉器３を投入する。つぎに、演算装置６は上
記連繋用開閉器３の投入前および投入後において、１柵
１＄，１４５区間を流れる電流の変化（△１１２５，△
１，８５，△１，４５）により、事故回線に対する他の
回線の負荷配分率を次式に基づいて算出する。１庚区間
を含む回線の分配率 ニ△１１２５／（△１，２５十Ａｌｌ３５十△１聡）１
簾区間を含む回線の分配率ニ△１１３５／（△１脇十△
１１３５十△１１４５）１鯖区間を含む回線の分配率ニ
△１１４５／（△１脇十△１聡十△１１４５）さらに、
演算装置６は１，４０１，５間の自動区分開閉器２を投
入し、１，４区間まで他の回線から電力を融通した場合
にト１，５区間から１．４区間迄の負荷合計に各回線の
負荷分配率を秦算し「各回線の電力融通量が融通余裕量
を越えて過負荷が発生するか杏かの判定を行なう。
但し、この場合、１，４区間の負荷は推定値とする。上
記判定により、いずれの回線も過負荷にならなければ、
制御装置４は１，４１１，５区間の自動区分開閉器２に
投入指令信号を出力してこの区間の電力の融通が行なわ
れる。以後、１，４区間迄の負荷の値は１，５区間を流
れる電流の変化量に等しいので、つぎの融通区間を処理
する場合においても１，５区間までの負荷の値を用いれ
ばよい。上記事故配電系統に対する他の健全配電系統か
ら行なわれる負荷分配率計算以後の電力融通処理は、い
ずれかの系統回線が過負荷になるか、または蟹力融通区
間に対する処理が完了するまで繰返される。なお「上記
実施例では、図示の如く４回線構成の配電系統の場合に
ついて説明したがト複数の配電系統であればその系統数
に限定されず、また連繋用開閉器に他のしや断器を用い
てもよく、さらに各装置間を連絡する専用の通信線には
電力線に通信信号を搬送させる手段、および無線通信等
を用いても上記実施例と同様の効果を奏する。
記判定により、いずれの回線も過負荷にならなければ、
制御装置４は１，４１１，５区間の自動区分開閉器２に
投入指令信号を出力してこの区間の電力の融通が行なわ
れる。以後、１，４区間迄の負荷の値は１，５区間を流
れる電流の変化量に等しいので、つぎの融通区間を処理
する場合においても１，５区間までの負荷の値を用いれ
ばよい。上記事故配電系統に対する他の健全配電系統か
ら行なわれる負荷分配率計算以後の電力融通処理は、い
ずれかの系統回線が過負荷になるか、または蟹力融通区
間に対する処理が完了するまで繰返される。なお「上記
実施例では、図示の如く４回線構成の配電系統の場合に
ついて説明したがト複数の配電系統であればその系統数
に限定されず、また連繋用開閉器に他のしや断器を用い
てもよく、さらに各装置間を連絡する専用の通信線には
電力線に通信信号を搬送させる手段、および無線通信等
を用いても上記実施例と同様の効果を奏する。
以上のように、本発明によれば、連繋用開閉器および制
御装置類を地理的に接近した回線間に設置するので、そ
の工事が容易であり、また回線数の増加に従って動力の
融通余裕量も増加することから配電線利用も向上し、且
つその装置の設備台数は回線単位に比例した数のみでよ
く、総括的な設備費を低減させることができる。さらに
、稼動時の各配電系統で融通時点の負荷分配率を計算し
、また１区間の電力融通後、連繋点を流れる電流値を用
いて負荷の値を補正するように構成したので「極めて高
精度の過負荷判定をすることができ、これによって電力
の融通範囲が拡大されるという効果がある。
御装置類を地理的に接近した回線間に設置するので、そ
の工事が容易であり、また回線数の増加に従って動力の
融通余裕量も増加することから配電線利用も向上し、且
つその装置の設備台数は回線単位に比例した数のみでよ
く、総括的な設備費を低減させることができる。さらに
、稼動時の各配電系統で融通時点の負荷分配率を計算し
、また１区間の電力融通後、連繋点を流れる電流値を用
いて負荷の値を補正するように構成したので「極めて高
精度の過負荷判定をすることができ、これによって電力
の融通範囲が拡大されるという効果がある。
第１図は従釆の配電線制御装置の系統図、第２図は本発
明に係る実施例の配電線電力融通処理装置を示す構成図
である。 ２・…・・自動区分開閉器、３・・・・・・連系用開閉
器、４・・・・・・自動区分開閉器の制御装置、５…・
・・連系用開閉器の制御計測装置、６・・・・・・演算
装置、なお、図中同一符号は同一または相当部分を示す
。 第１図第２図
明に係る実施例の配電線電力融通処理装置を示す構成図
である。 ２・…・・自動区分開閉器、３・・・・・・連系用開閉
器、４・・・・・・自動区分開閉器の制御装置、５…・
・・連系用開閉器の制御計測装置、６・・・・・・演算
装置、なお、図中同一符号は同一または相当部分を示す
。 第１図第２図
Claims (1)
- １ 複数の配電系統にそれぞれ所定区間毎に設けられた
無電圧開放機能を有する自動区分開閉器と、該自動区分
開閉器に接続して電流の検出および投入指令信号を出力
する制御装置と、通常開路状態にあり上記複数の配電系
統の回線間を連繋する連繋用開閉器と、該連繋用開閉器
に投入指令信号を出力すると共に回線連繋区間電流を計
測する制御計測装置と、上記制御装置の出力に基づき制
御計測装置に投入信号を入力して上記連繋用開閉器を閉
路状態とし、該連繋用開閉器の閉路前後における電流変
化に基づき事故回線に対する他の回線の負荷配分率を算
出し、最初の区分区間が電力を融通された後に系統配電
線の連繋点に流れる電流値により負荷の値を補正し、こ
の補正後の負荷に対応する負荷とすべく上記制御装置及
び連繋用開閉器に投入信号を入力して自動区分開閉器並
びに連繋用開閉器を閉路させる演算装置を備えることを
特徴とする配電線電力融通処理装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP53048897A JPS602854B2 (ja) | 1978-04-24 | 1978-04-24 | 配電線電力融通処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP53048897A JPS602854B2 (ja) | 1978-04-24 | 1978-04-24 | 配電線電力融通処理装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS54140145A JPS54140145A (en) | 1979-10-31 |
| JPS602854B2 true JPS602854B2 (ja) | 1985-01-24 |
Family
ID=12816050
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP53048897A Expired JPS602854B2 (ja) | 1978-04-24 | 1978-04-24 | 配電線電力融通処理装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS602854B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0786498B2 (ja) * | 1988-06-02 | 1995-09-20 | 日本碍子株式会社 | 加熱型酸素センサ |
-
1978
- 1978-04-24 JP JP53048897A patent/JPS602854B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS54140145A (en) | 1979-10-31 |
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