JPS6028345B2 - 粉体トナ−の製造方法 - Google Patents

粉体トナ−の製造方法

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JPS6028345B2
JPS6028345B2 JP52086298A JP8629877A JPS6028345B2 JP S6028345 B2 JPS6028345 B2 JP S6028345B2 JP 52086298 A JP52086298 A JP 52086298A JP 8629877 A JP8629877 A JP 8629877A JP S6028345 B2 JPS6028345 B2 JP S6028345B2
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JP
Japan
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powder toner
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powder
toner
soluble
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JP52086298A
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展宏 浜田
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Toppan Inc
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Toppan Printing Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、潜像の可視化に使用される物質を流体化し、
次いで流体化された物質にて剥離体上に所望の大きさの
絹点を印刷し、次いで剥離体より網点を剥離することに
よって、該物質を粉体トナーにする製造方法に関するも
のである。
従来、静電印刷法、電子印刷法等で、港像の可視化に使
用される粉体トナーは、結着剤、着色剤、助剤等から成
り、その製造方法は、ボールミル、ジェットミル、ロー
ルミル等で粉砕する方法がよく用いられている。
これらの方法は物と物を衝突させて、破壊しながら微細
化するので、例えば窓ガラスが破壊された場合のように
、多種類の形状の粉体ができ、又粉体の大きさも広範囲
な粒度分布を有する結果となり、潜像を可視化する粉体
に適したものが少なく、適当な粒径に分級しなければな
らない。この分級工程は収率が悪く、粉体トナ−の製造
における大きな障害となっている。潜像の可視化に使用
される粉体は10ム前後のものが適し、粒度分布も狭い
ものが最適である。細かいものは地汚れを増加させるし
、大きいものは、解像力等の品質を低下させるからであ
る。これらの理由から、粒度分布の狭い粉体トナー製造
法が強く要望されている。本発明は、粉体トナー製造方
法に関し、特に、粒形や、粒径が均一で、分級等の工程
が不必要で収率が向上するだけでなく、粉体の物性をコ
ントロールすることも可能な方法を提供するものである
本発明を、工程に従って説明すると、まず粉体トナーに
する物質を流体化する。
尚、前記した如く、粉体トナーは結着剤、着色剤、助剤
等から成っており、粉体トナーにする物質も同様の構成
である。結着剤とは、定着性を有する熱可塑性樹脂であ
り、具体的な例をあげると塩化ビニル、塩化ビニリデン
、酢酸ピニル等のポリビニル系樹脂、スチレン、エチレ
ン、プロピレン等のポリオレフイン系樹脂、メタクリル
酸メチル、メタクリル酸エチル、メタクリル酸プロピル
、メタクリル酸ブチル等のポリアクリル系樹脂、ジアリ
ルフタレート、エチレンサクシネート、トリメチレンオ
ザレート等のポリエステル系樹脂、ブテン、ブタジェン
、メチルジビニルベンザル、ベンテン、アミノスチレン
等の重合体及びこれらの共重合体、あるいはポリビニル
ホルマール、ボリビニルブチラール、エチルセルロース
、アセチルセルロース、アセチルブチルセルロース等の
樹脂及びこれらの重合体や混合物がある。
着色剤とは、顔料と染料である。
その代表的なものをあげると、顔料系では、黒のカーボ
ンブラック、青のフタロシアニンフルー、赤のフアナ−
ルローズ、カーミン紐、黄のペンジジンィェローG、ハ
ンザイィェロー等がある。染料ではニグロシン、スピリ
ットブラック等がある。
流体化する方法は適宜、溶媒に溶解させるか、分散させ
るか、または熱可塑性物質の場合は加熱し融解させる、
3方法がある。
故に、本発明で粉体トナーにする物質は乾燥する溶媒に
溶解するか、分散するか、加熱融解するものであればす
べて粉体トナーにすることができる。このように粉体ト
ナーにできる物質が多種類であるため、混合物において
も、簡単に粉体にすることができ、応用範囲は非常に広
くなる。次に流体化した粉体トナーにする物質にて剥離
体上に網点を印刷法により形成する。
具体的には、流体化した粉体トナ−にする物質をグラビ
ア印刷版の小さなセルに満たし、第1図に示すような剥
離体1上に絹点2を形成する。この網点を印刷する方法
としては、従来公知のグラビア印刷法、スクリーン印刷
法があり、更に活版印刷法やオフセット印刷法も可能で
ある。しかし、前者の方法によると、立体的に盛り上が
った絹点ができる点で、特にグラビア印刷法、スクリー
ン印刷法が適している。次に剥離体1上の網点2を剥離
して、本発明の粉体トナ−3は完成する。
ここで、網点2を剥離する方法は、使用する剥離体1の
種類により、以下の2方法がある。まず第1の方法は、
第2図に示すように剥離体ベース4上に溶解性物質層5
を形成し、該溶解性物質層5を溶解除去することにより
、粉体トナ−3を剥離する方法である。
ここで、重要なことは、粉体トナーにする物質は、溶解
性物質層5を構成する溶解怪物質を溶解する溶剤では溶
けないものでなければならない。例えば、粉体トナ−に
する物質が、非水溶解性なら、溶解性物質は水溶性物質
を選ばなければならない。非水溶解性物質は、塩化ビニ
ル、塩化ビニIJデン、酢酸ビニル、ポリスチレン、ポ
リエチレン、ポリプロピレン、メタアクリル酸メチル、
メタクルレ酸エチル、メタクリル酸プロピル、メタクリ
ル酸ブチル、ジアリルフタレート、エチレンサクシネー
ト、トリメチレンオザレート、ブテン、フタジェン、メ
チルジビニルベンザル、ベンテン等の重合体及びこれら
の共重合体あるいはポリピニルホルマール、ポリビニル
ブチラール、エチルセルロース、アセチルセルロース、
アセチルブチルセルロース等の樹脂及びこれらの重合体
や混合物がある。
水潟性物質は、ゼラチン、ポリビニルアルコール、ポリ
ビニルビドリドン、導電性樹脂などの水溶性樹脂の他、
塩化ナトリウム、塩化カリウム、臭化ナトリウム、臭化
カリウム、塩化カルシウム等の水溶性塩等がある。
第2の方法は、粉体トナーにする物質と接着力の弱い剥
離体1を使用することにより、粉体トナ−3を剥離する
方法である。
このような剥離体としては、テトラフロロェチレン、シ
リコン樹脂等をコートした剥離体、及び研磨されたガラ
ス板、研磨された金属板、例えば、アルミニウム板、ク
ロム板、鋼板等が使用できる。この方法に適する実施方
法としては、第3図に示すように、ドラム状の剥離体6
上に印刷法により網点7を形成し、ドクター8で剥離し
ながら粉体トナー9を作成する方法である。この方法は
、加熱融解させて流体化した粉体トナーにする物質を使
用した場合に、絹点が冷却固化したところをドクターで
容易剥離できるので、効果が大きい。本発明に従って得
られた粉体は、全体的に丸味のものがほとんどで、流動
性がよく、粒度分布幅が狭く潜像の可視化に使用するの
に非常に適している。
本発明は以上のうな方法であるため、極めて粉体トナー
の収率が高く、安価に製造でき得るものであり、しかも
、多量生産にも少量生産にも適し、粒度分布幅の狭い、
形状の類似した粉体が、設計どうりに得られ、しかも作
業的にも簡単に粉体トナーの製造ができる等、実用上の
効果の優れたものである。
以下、本発明を実施例によって説明する。
実施例 1 30略塚/ィンチの40%の網ポジのグラビア版をエッ
チング方式で製版する。
(版深は約40ム)一方、カーボンブラック5部、ポリ
スチレン樹脂90部、スミカロンバィオレツトRL5部
、トルェン50部、MEK5碇郭の分散溶液をグラビア
インキとして、ポリピニルアルコール3山を塗布した5
5kg、上質紙の上に網点印刷をし十分に乾燥後、印刷
物を6000の温水の中に10分間放置して粉体を剥離
し、吸引口週で、粉体を得る。粉体が60qoの温水中
にあったため、直径10ムの球に近い形をしている。こ
の粉体は電子写真用のトナーとして非常によい特性を示
した。実施例 2 25破線/ィンチの20%の絹ポジを原版として厚さ2
0仏のステンレスステンシル版を製版する。
一方、カーボンブラック4部、ェピコート1007(シ
ェル社製ェポキシ樹脂)9碇部、オラセツトブル−B6
部を加熱熔融混合し、充分に分散後、熔融状態でスクリ
ーン印刷を、テフロン板上に印刷する。冷却後、物理的
に剥離すると粒径のそろった粉体が得られた。この粉体
を用いて静電グラビア印刷すると画質の秀れた印刷物が
得られた。実施例 3実施例2と同様にして、テフロン
板のかわりに、岩塩坂上に印刷し、冷却後、少しの水で
流し、剥離すると粒径のそろった粉体が得られる。
この粉体をクロマリン(デュポン社製感光性樹脂)用の
トナーとして用いたところ、良質の画像が得られた。
【図面の簡単な説明】
第1図は、剥離体に絹点を形成する説明図、第2図は、
剥離体ベース上に溶解性物質層を形成した剥離体の説明
図、第3図はドラム上の剥離体を使用した粉体トナーの
製造方法を示す説明図をそれぞれ示す。 1,6・・・・・・剥離体、2,7・・・・・・網点、
3,9・・・・・・粉体トナー、4・・・・・・剥離体
ベース、5・・・・・・溶解性物質層、8・・・・・・
ドクター。 第1図 第2図 第3図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 結着剤、着色剤、助剤等から成る粉体トナーにする
    物質を流体化し、次いで、該流体化された粉体トナーに
    する物質にて、剥離体上に網点を印刷し、次いで、該網
    点を剥離することから成る粉体トナーの製造方法。 2 粉体トナーにする物質を、溶媒に溶解させて流体化
    する特許請求の範囲第1項記載の方法。 3 粉体トナーにする物質を、溶媒に分散させて流体化
    する特許請求の範囲第1項記載の方法。 4 粉体トナーにする物質を、加熱溶融させて流体化す
    る特許請求の範囲第1項記載の方法。 5 溶解性物質層を形成した剥離体を使用する特許請求
    の範囲第1〜第4項記載の方法。 6 粉体トナーにする物質と接着力の弱い剥離体と使用
    する特許請求の範囲第1〜第4項記載の方法。
JP52086298A 1977-07-19 1977-07-19 粉体トナ−の製造方法 Expired JPS6028345B2 (ja)

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JPS5421731A JPS5421731A (en) 1979-02-19
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0522752Y2 (ja) * 1986-11-07 1993-06-11

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0522752Y2 (ja) * 1986-11-07 1993-06-11

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JPS5421731A (en) 1979-02-19

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