JPS6028129A - 真空ヒユ−ズの溶断検出装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は真空窓゛器内に対向配置した導体間に接続シた
ヒユーズエレメントを有し、該ヒユーズエレメントの溶
断後に磁界が発生する機構を有する真空ヒユーズに係り
、特にヒユーズエレメントの溶断を簡便に検出できるよ
うにした真空ヒユーズの溶断検出装丁δに関する。

従来、真空ヒユーズにおいては、ヒユーズエレメントの
溶断を検出ずろ手段として、目視によるヒユーズエレメ
ント溶断の（ｉ（ｉ認の他に、装着したま＼での給電に
よるチェックや降装しての導通チェック等によりなされ
てし・だが、これらはそれぞれセラミックのような不透
明な真空容器の場合では、目視不可能であったり、短絡
事故発生のように負荷の状況によっては給電不可能であ
ったり、降装による方法では、チェックまでに長時間を
要する等の欠点があった。また、これらの方法では例え
ば負荷が三相電動（２２のような場合は、−相のヒーー
ズのみが溶断して起る℃・わゆる欠相運転に対しては直
接防止出来す、電動機を焼損させる危険があった。

本発明はこれら欠点を除去するためになされたもので、
その目的とするところは、ヒユーズエレメント溶断後た
だちに溶断を表示、もしくは付随して装備されている開
閉器を開放し、完全に給電を停止できる機能を有した真
空ヒーーズの溶断検出装置を提供することである。以下
。

図面により詳細に説明する。

第１図は本発明の一実施例を示す構成図である。

１はヒユーズエレメントで中心を開口した円板状の電極
２ａ、２ｂを貫通して導体軸３ａ、　３ｂに接続されて
いる。４ａ、４ｂは螺旋状導体板で中心側端部は前記導
体１１１１３ｇ、３ｂＫ接脱され、外周側端部は前記電
極２ａ、２ｂの内側面部に接続されて、電極構成体５．
．ａ　、　５ｂを形成している。そして該電極構成体５
−ａ、　５−ｂを囲むように略円筒形のシールド６を配
置し、ガラス又はセラミックからなる絶縁容器７と、そ
の両端開口部に取り付けられた端部フランジ８ａ、８ｂ
により内部を真空に保持している。この場合、前記螺旋
状導体板４ａ、４ｂの中間螺旋部分と前記電極２ａ、２
ｂとは接触することなく間隙９ａ、９１５を有し、螺旋
の巻き方向は電極表面よりみて互いに同一方向としてい
る。

翻は溶断検出機構で前記端部フランジ８ａの大気側に取
りつけられ、シリンダー２１内にスプリング２２を介在
して、溶断検知用磁性体からなる移動可能なヘッド２３
および同様に溶断検知用磁性体からなる基台２４を挿入
し、細片または棒状の可撓バネ性を有したストッパー２
５により支持された構成となっている。

このような構成の真空ヒーーズにおいて短絡事故等によ
り事故電流が流れ、前記ヒーーズエレメント１が溶断す
ると発生したアークは、アーク自身が作る磁気駆動力に
より前記電極２ａ。

２ｂ間に移行し、これより前記ヒユーズエレメント１が
溶断する以前は前記導体軸３ａ、３ｂと前記ヒーーズエ
レメント１とによって一直線に形成されていた通電路が
前記螺旋状導体板４ａ、４ｂを経由した螺旋状通電路に
替わり、軸方向磁束Ｉを発生しアークが磁界作用を受け
ながら消弧し。

遮断が完了する。という経過をたどる。

このとき、前記溶断検出機構翻内の前記ヘッド２３は前
記磁束下により磁気駆動し、遮断完了時には前記シリン
ダー２１より突出し、溶断を表示する。

以下にその動作につき詳述する。

第２図は前記溶断検出機構東近傍を示す拡大図である。

（ａＪは前記ヒユーズエレメント１が未溶断時の状態を
示す図で、前述したように移動可能な前記ヘッド２３ば
前記スプリング２２により押し出される力を受け、それ
に抗して前記ストッパー２５により支持されて（・る。

（ｂ）は前記ヒユーズエレメント１が溶断し、磁界が発
生している時の状態を示す図で、このとき前記ヘッド２
３および基台２４は共に磁化し、互いに吸引し、前記ヘ
ッド２３の先端２３ａは前記シリンダー２１の先端２１
ａより内部へ移動すると同時に前記ストソバ−２５が前
記シリンダー２１より開離する。（（ｌは遮断が完了し
、磁界が消滅した状態を示す図で。

前記ヘッド２３および基台２４は共に消磁し、前記スプ
リング２２が前記ヘッド２３を挿し出す結果。

先端２３ａは前記シリンダーの先端２１ａより突出する
。

以上のように前記溶断検出機構歿は前記ヘッド２３を突
出させることで溶断を表示するもので。

表示のみならず図示しない警報器を作動させたり、マイ
クロスイッチを連動させることで、＋１随して装備され
る開閉器を開放し、給電を停止させることもできる。

第３図は他の実施例による溶断検出機構凹近傍を示す拡
大図である。第３図において、第一の実施例と同様にｔ
ａ＋はヒユーズエレメント未溶断時、（ｂ）は磁界発生
時、（Ｃ）は遮断完了による消磁時の状態を示す。３１
は磁性体からなる可撓片で先端にはヘッド３２を固着し
、該ヘッド３２を覆うように可撓細片３３ａを有する王
冠状のストンパー３３が取りつけられ、磁性体からなる
固定片３４の開孔部３４ａに貫通して挿入されている。

この構成において、（ａ）のヒユーズエレメント未溶断
時における前記可撓片３１と固定片３４との間隙Ｇは（
ｂ）の磁界発生時には前記可撓片３１と固定片３４が磁
化するために接触もしくは接近し。

前記ヘッド３２を突出させる。

そして（ｃ）の消磁時には、前記ストッパー３３の可撓
細片３３ａが前記固定片３４の開孔部３４ａにてその移
動を止められるため、基に戻ることはなく。

結局前記ヘッド３２は突出した状態となる。この突出に
より前述した第一の例と同様に溶断を検知する。

尚、第一および第二の実施例にお（・ては、全て軸方向
磁界を発生させた真空ヒユーズにおける例を示したが電
極対向空間で放射状となる磁界を発生させるよう螺旋状
導体板の巻き方向を考慮した真空ヒユーズに応用する場
合は、前記溶断検出機構２０　、３０を前記絶縁容器７
の外周で前記ヒユーズエレメント１に対向する位ｌｌ配
設すれば良い。

以上説明したように本発明によれば、真空ヒユーズの溶
断後に、軸方向もしくは放射状磁界が発生し、その磁界
により磁性体を移動させることで溶断を検知するように
したので装着のままで安価にして確実簡便な真空ヒユー
ズの溶断検出装置を具現できる利点がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す構成図、第２図ｔａｌ
　＋　ｔｂｌ　＋　（Ｃ）はいずれも本発明に適用する
溶断検出機構を説明するための拡大図、第３図（ａ）。 （ｂ）　；　（ｃ）はいずれも他の溶断検出機構を説明
するための拡大図である。 ■・・ヒユーズエレメント、２ａ、２ｂ・・・電極。 ３ａ　、　３ｂ・・・導体軸、４ａ、４ｂ・・螺旋状導
体板。 鍛、沖・溶断検出機構、２３．３２・・・ヘッド。 特許出願人　日本無線株式会社

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 長手軸端面を対向配置させた一対の導体間に接続した溶
   断可能なヒユーズエレメントと、中ノシ・部に該ヒユー
   ズエレメントが貫挿さ」する孔部をもつ板状電憾の周縁
   に等旋状導捧板の一端が固定されてなる電極構成体とを
   有し、該′電極構成体の一対をそれぞれの該板状電極か
   該ヒユーズエレメントを貫挿したかたちで対向配置従さ
   せ。 該２．ｖ外の長手軸端面の近傍には該噛；旋状導体板の
   他端かそれぞれ固定されてなる構成全体を真空容器ピＪ
   に収容し、該ヒユーズエレメントの溶断により生ずる該
   板状電極相互間のアークに基因して生ずる磁界の作用を
   受けて該真望容器外にあって移動可能に取イ」けた浴断
   検知用磁性杯を（ｔ’ｓ　ｌυ１検出（幾構の少な（と
   も一部として有することをｔ音数とした真空ヒ、−−ズ
   の溶断検出装置。