JPS6028098B2 - 放電ランプの水銀封入方法 - Google Patents

放電ランプの水銀封入方法

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JPS6028098B2
JPS6028098B2 JP16557478A JP16557478A JPS6028098B2 JP S6028098 B2 JPS6028098 B2 JP S6028098B2 JP 16557478 A JP16557478 A JP 16557478A JP 16557478 A JP16557478 A JP 16557478A JP S6028098 B2 JPS6028098 B2 JP S6028098B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mercury
discharge lamp
tube
exhaust head
filling
Prior art date
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Expired
Application number
JP16557478A
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English (en)
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JPS5593635A (en
Inventor
博司 今村
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
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  • Manufacture Of Electron Tubes, Discharge Lamp Vessels, Lead-In Wires, And The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は放電ランプの水銀封入方法に関するものであ
る。
一般的なけし、光ランプ製造時における水銀の封入方法
は、放電ランプ管を垂直方向に配置した状態で各操作を
行なう方式のものであった。
またこの方式に代わって実用化された管状放電ランプ管
を水平にして操作するホリゾンタル方式の製造方法は、
従来の垂直保持方式と比較して、‘11 バルブとマウ
ントの封止の際両端同時に封止できるため封止工程の速
度が2倍になる。
‘2ー 一方向排気のため、片端より排気しながら別機
よりアルゴンガスを供総合して洗浄を行なうことができ
るので、排気効率が高まり良質なランプが得られる。
などの利点あった。
ところが、この方法では水銀の供給に関しては従来の垂
直保持方式のように重力を利用して放電ランプ管内に滴
下することをホリゾンタル方式で期待することはできな
かった。
その結果、水銀導入法としてあらかじめガラスカプセル
内に水銀を定量封入して電極に取り付ける方法,水銀合
金として電極IJングに塗布しておく方法等が開発され
ているが、いずれも工程数が増し、コスト高となるとい
う問題があった。したがって、この発明の目的は、上記
の利点をもつホリゾンタル方式を用いて水銀を放電灯ラ
ンプ管に容易に封入することができる放電ランプの水銀
封入方法を提供することである。
すなわち、この方法は、水銀滴下口の下方を紬管連結部
の方向へ曲面を形成するように屈曲させた排気ヘッドを
放電ランプ管の細管に連結し、この排気ヘッドを真空排
気状態にして前記細菅連結部と前記曲面とを高温に加熱
しながら水銀を滴下することを特徴とするもので、第1
図および第2図によりこの方法に用いることのできる装
置の一例とともにさらに詳しく説明する。
すなわち、第1図において水銀滴下口1はゴムパッキン
グ2で外気と遮断されている。この上端に水銀容器があ
り、水銀滴下口1より定量の水銀が滴下される。排気ヘ
ッド本体3は、なめらかな曲面の底を有した鋳造品でる
。排気ヘッド本体3には真空ポンプ(図示省略)と連結
する真空排気用配管4が接続されている。排気ヘッド本
体3の先端にはキャップ5が取り付けられ、さらにその
先に紐管連結用のナット6が連結されており、このナッ
ト6を通して水平に保持された放電ランプ管7の細管8
が口ゴム9に挿入される。また、排気ヘッド本体3の曲
面底部およびナット6の先端筒都内面にはバンドヒータ
10a,10bが取付けられている。このバンドヒ−夕
10a,10bの加熱温度は水銀の沸点以下の200q
o〜30000に制御することができる。そしてまず、
真空排気用配管4から放電ランプ管7および排気ヘッド
本体3を真空排気状態にするとともにバンドヒータ1
0a,1 0bを20000以上に加熱する。
つぎに、水銀滴下口1より定量の水銀粒11を滴下する
と水銀粒11は自由落下によりバンドヒータ1−oaに
より加熱された排気ヘッド本体3の曲面底部に衝突する
。衝突した水銀粒は曲面底部表面の熱により瞬時にはじ
き飛ばされ放電ランプ管7の細管8内に飛び込む。さら
に、細管8内に飛び込んだ水銀粒はナット6の先端筒部
に取り付けられたバンドヒータ10bの熱により放電ラ
ンプ管7内に自動的に流され水銀の供給を完了するもの
である。なお、この説明において排気ヘッド本体3の曲
面底部および細菅連結用のナット6をバンドヒ−夕10
a,10bにより加熱するようにしたが、その加熱手段
はガス炎や高周波加熱その他の各種のものを採用しても
よい。
次に、第2図を参照して水銀滴下口1より滴下された水
銀粒11の運動を説明する。
すなわち、滴下された水銀粒は矢印Cで示すように重力
により落下運動を行ない、排気ヘッドの曲面底部aに到
達する。曲面底部aで水銀粒は熱エネルギーを与えられ
留まることなく、熱運動により移動し、b点に到達後も
同様にして熱エネルギーを受け移動する。これらの到達
点aおよびbにおける運動は熱分子運動論に則したもの
である。したがって、水銀粒の到達点a,bに対る入射
角度A,Bと反射角度A′,B′とはそれぞれ等しくな
り、それゆえ加熱部をコントロールすることにより、水
銀粒は排気ヘッドおよび細管内を壁面との衝突を繰り返
しながらランプ内部へ供給されるのであ ′る。その際
、ランプ内部への水銀粒の供給量は水′銭滴下口より供
給される水銀量に依存することはいうまでもない。以上
のように、この発明の放電ランプの水銀封入方法は、水
銀滴下口の下方を細管連結部の方向へ曲面を形成するよ
うに屈曲させた排気ヘッドを放電ランプ管の紬管に連結
し、この排気ヘッドを真空排気状態にして、前記紬管連
結部と前記曲面とを高温に加熱しながら水銀を満下るこ
とを特徴とするため、ホリゾンタル方式を用いて水銀を
放電ランプ管内に容易に封入できるという効果がある。
実施例:図面に示した装置を用い、その排気ヘッド本体
3と水平に保持して連結した放電ランプ管7とを真空状
態にするとともにバンドヒータ10a,10bを加熱し
ながら水銀を滴下して放電ランプ管7内への水銀粒の導
入状態を調べたところ、下表に示すようにバンドヒータ
10a,10bの温度とともにその導入成功率は上昇し
た。
なおこのバンドヒータ10a,10bの加熱を行わなか
ったものは導入成功率が極めて不良であった。(表)
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明を説明するための装置の要部断面図、
第2図は水銀粒の運動を示す説明図である。 1・・・・・・水銀滴下口、3・・・・・・排気ヘッド
本体、6・・・・・・・紐管連結用のナット、7・・・
・・・放電ランプ管、8・・・・・・紬管、10a,1
0b・・・・・・バンドヒータ。 第1図第2図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 放電ランプ管を水平にして操作するホリゾンタル方
    式を用いた放電ランプの水銀封入方法において、水銀滴
    下口の下方を細管連結部の方向へ曲面を形成するように
    屈曲させた排気ヘツドを放電ランプ管の細管に連結し、
    この排気ヘツドを真空排気状態にして前記細管連結部と
    前記曲面とを高温に加熱しながら水銀を滴下することを
    特徴とする放電ランプの水銀封入方法。 2 前記細管と前記曲面とを200℃以上に加熱する特
    許請求の範囲第1項記載の放電ランプの水銀封入方法。
JP16557478A 1978-12-30 1978-12-30 放電ランプの水銀封入方法 Expired JPS6028098B2 (ja)

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JPS5593635A JPS5593635A (en) 1980-07-16
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ATE424620T1 (de) * 2006-04-07 2009-03-15 Flowil Int Lighting Verfahren und vorrichtung zum einbringen einer genau dosierbaren menge quecksilber in eine entladungslampe
KR100919287B1 (ko) * 2008-03-11 2009-10-01 원광대학교산학협력단 램프용 가스주입장치

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