JPS6028074Y2 - 小形モ−タ用ブラシ - Google Patents
小形モ−タ用ブラシInfo
- Publication number
- JPS6028074Y2 JPS6028074Y2 JP1976030237U JP3023776U JPS6028074Y2 JP S6028074 Y2 JPS6028074 Y2 JP S6028074Y2 JP 1976030237 U JP1976030237 U JP 1976030237U JP 3023776 U JP3023776 U JP 3023776U JP S6028074 Y2 JPS6028074 Y2 JP S6028074Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- brush
- brush body
- groove
- holder
- brush plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Motor Or Generator Current Collectors (AREA)
- Dc Machiner (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は小形モータ用ブラシに関し、とくに組立てが
簡単でしかもブラシ本体とホルダとの接触状態の良好な
小形モータ用ブラシに係るものである。
簡単でしかもブラシ本体とホルダとの接触状態の良好な
小形モータ用ブラシに係るものである。
小形モータブラシは、その大きさがきわめて小さいので
、ブラシ本体とホルダとの接続には従来から当業者が種
々苦心しているところである。
、ブラシ本体とホルダとの接続には従来から当業者が種
々苦心しているところである。
一般に、ブラシ本体とこのホルダとの接合は銅管かしめ
、あるいは銅粉どめなどが広く行われているが、小形モ
ータ用ブラシではこのような方式を採用することが出来
ず、代わってこれまでは接着剤を用いる仕方、あるいは
半田付けによっていた。
、あるいは銅粉どめなどが広く行われているが、小形モ
ータ用ブラシではこのような方式を採用することが出来
ず、代わってこれまでは接着剤を用いる仕方、あるいは
半田付けによっていた。
ところがこのような方式によると作業性がきわめて悪い
ばかりでなく、接着不良ならびに接着強度にも問題点を
生じ、その改善が久しく望まれていた。
ばかりでなく、接着不良ならびに接着強度にも問題点を
生じ、その改善が久しく望まれていた。
こうしたことから、上述の接着剤や半田付は方式を改善
し、ブラシ本体を金属板よりなるホルダで弾性的に押圧
支持する方式が種々考案され、公知になっている。
し、ブラシ本体を金属板よりなるホルダで弾性的に押圧
支持する方式が種々考案され、公知になっている。
（実公昭４１−９７６６号、実公昭４１−９７６７、実
開昭５Ｏ−１３２６０３） 、Ｌかしながら、このよう
に新規に提案されているものでもいまだ必ずしも充分で
なく、特に、長期の使用に際してはブラシ本体とホルダ
との接触状態がわるくくなり接触抵抗の増大をきたすと
いった問題が生じていた。
開昭５Ｏ−１３２６０３） 、Ｌかしながら、このよう
に新規に提案されているものでもいまだ必ずしも充分で
なく、特に、長期の使用に際してはブラシ本体とホルダ
との接触状態がわるくくなり接触抵抗の増大をきたすと
いった問題が生じていた。
この考案は上述の如き従来の問題点を全て解消して組立
てが容易でありながら電気的接触状態が長期にわたって
良好な小形モータ用ブラシを得ようとしたものであって
、金属性の弾性細帯からなるブラシ板をコ字形に曲折し
て形成した溝状ホルダ部に、頭部を断面逆台形状とした
ブラシ本体をそのブラシ本体の傾斜した両側面が上記ホ
ルダ部に当接するように挿入してこれを弾性的に押圧支
持するとともに、ブラシ板の溝状ホルダ部上面゛にはそ
の長手方向に直交する両側にその１部をブラシ本体の方
向に曲折してなる凹部を形成したことを特徴とする。
てが容易でありながら電気的接触状態が長期にわたって
良好な小形モータ用ブラシを得ようとしたものであって
、金属性の弾性細帯からなるブラシ板をコ字形に曲折し
て形成した溝状ホルダ部に、頭部を断面逆台形状とした
ブラシ本体をそのブラシ本体の傾斜した両側面が上記ホ
ルダ部に当接するように挿入してこれを弾性的に押圧支
持するとともに、ブラシ板の溝状ホルダ部上面゛にはそ
の長手方向に直交する両側にその１部をブラシ本体の方
向に曲折してなる凹部を形成したことを特徴とする。
以下にこの考案の詳細を図示した１実施例によって説明
する。
する。
第１図はこの考案のブラシに用いられるブラシ本体であ
る。
る。
ま−た、第２図はこの考案になる小形モータ用ブラシで
ある。
ある。
第２図において、４はその１部をコ字形に曲折してなる
溝状ホルダ３を形成した弾性細帯の金属製ブラシ板であ
る。
溝状ホルダ３を形成した弾性細帯の金属製ブラシ板であ
る。
このブラシ板４の溝状ホルダ３に、頭部が断面逆台形状
となったブラシ本体１を挿入する。
となったブラシ本体１を挿入する。
その結果、ブラシ本体はその対向側面１ａ、ｌｂ、の傾
斜面がブラシ板４の弾性力によって抑圧支持される。
斜面がブラシ板４の弾性力によって抑圧支持される。
ブラシ本体１をブラシ板４の溝状ホルダ３に上述の如く
押圧支持するには、上記ブラシ板４の溝状ホルダ３を押
し広げてここにブラシ本体１を挿入したのち、前記溝状
ホルダを押し広げる力を解除すると、ブラシ板４の弾性
力によって押圧支持される。
押圧支持するには、上記ブラシ板４の溝状ホルダ３を押
し広げてここにブラシ本体１を挿入したのち、前記溝状
ホルダを押し広げる力を解除すると、ブラシ板４の弾性
力によって押圧支持される。
さらにブラシ板４の溝状ホルダ３の上面には、その長手
方向に直交する両側の１部をブラシ本体１の方向に曲折
してなる凹部を５ａ、５ｂを形成する。
方向に直交する両側の１部をブラシ本体１の方向に曲折
してなる凹部を５ａ、５ｂを形成する。
溝形ホルダ部３の上面両側に設けられた凹部５ａ、５ｂ
は、溝状ホルダ部３の中に嵌装されたブラシ本体１の左
右の移動（長手方向に直交する方向への移動）を防止す
るストッパーの役目を果たす。
は、溝状ホルダ部３の中に嵌装されたブラシ本体１の左
右の移動（長手方向に直交する方向への移動）を防止す
るストッパーの役目を果たす。
以上の如き構成でもって、ブラシ本体１を側面１ａ、ｌ
ｂのは押圧支持されるとともに、ブラシ本体はｌｃ、ｌ
ｄの上端対向部で溝形ホルダに設けられた凹部５ａ、５
ｂによって左右の移動も防止されることになる。
ｂのは押圧支持されるとともに、ブラシ本体はｌｃ、ｌ
ｄの上端対向部で溝形ホルダに設けられた凹部５ａ、５
ｂによって左右の移動も防止されることになる。
以上この考案になる小形モータ用ブラシは、単に金属製
の弾性細帯からなるフラジ板の一端を曲折して形成され
た溝形ホルダを用いて押圧支持するのみであるから、従
来の如く接着剤や半田付けなどと比較して作業性はすこ
ぶる向上するのみならず、逆台形状の保持面の広い面積
でブラシ板とブラシ本体とが弾性的に曲面接触している
ので、長期間の使用に際しても両者の接触性は接触性か
すこしも低下することがなくなる。
の弾性細帯からなるフラジ板の一端を曲折して形成され
た溝形ホルダを用いて押圧支持するのみであるから、従
来の如く接着剤や半田付けなどと比較して作業性はすこ
ぶる向上するのみならず、逆台形状の保持面の広い面積
でブラシ板とブラシ本体とが弾性的に曲面接触している
ので、長期間の使用に際しても両者の接触性は接触性か
すこしも低下することがなくなる。
またブラシ本体の左右の移動もホルダの上端両側に設け
られた凹部のみで完全に回避できるのでホルダ本体を作
る場合の材料取り上でも単に細長い板ですみ、歩留りが
向上することになる。
られた凹部のみで完全に回避できるのでホルダ本体を作
る場合の材料取り上でも単に細長い板ですみ、歩留りが
向上することになる。
ちなみに、本考案になるブラシを用いた小形ポンプモー
タを使用したとき（端子電圧１３Ｖ）の水の吐出圧力を
測定したところ０．７８ｋａ ／ｃｒｆｔであった。
タを使用したとき（端子電圧１３Ｖ）の水の吐出圧力を
測定したところ０．７８ｋａ ／ｃｒｆｔであった。
なお、従来のブラシ（実開昭５０〜１３２６０３号）を
使用したところ吐出圧力０．７３ｋｇ／Ｌ：ｉｔであっ
た。
使用したところ吐出圧力０．７３ｋｇ／Ｌ：ｉｔであっ
た。
また、本考案のブラシを用いた小形モータを５秒作動、
２鍬停止で２万回テストしたところ５０台中小良は全く
なく、同上従来のブラシを用いたものでは同条件下で５
０台２台の不良品が生じた。
２鍬停止で２万回テストしたところ５０台中小良は全く
なく、同上従来のブラシを用いたものでは同条件下で５
０台２台の不良品が生じた。
第１図はこの考案に用いるブラシ本体の斜視図、第２図
はこの考案になる小形モータ用ブラシの斜視図。 １・・・・・・ブラシ本体、３・・・・・・溝型ホルダ
。
はこの考案になる小形モータ用ブラシの斜視図。 １・・・・・・ブラシ本体、３・・・・・・溝型ホルダ
。
Claims (1)
- 金属性の弾性細帯からなるブラシ板をコ字形に曲折して
形成した溝状ホルダ部に頭部を断面逆台形状としたブラ
シ本体をそのブラシ本体の傾斜した両側面が上記ホルダ
部に当接するように挿入してこれを弾性的に押圧支持す
るとともに、ブラシ板の溝状ホルタ部上面にはその長手
方向に直交する両側にその１部をブラシ本体の方向に曲
折してなる凹部を形成したことを特徴とする小形モータ
用ブラシシ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1976030237U JPS6028074Y2 (ja) | 1976-03-13 | 1976-03-13 | 小形モ−タ用ブラシ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1976030237U JPS6028074Y2 (ja) | 1976-03-13 | 1976-03-13 | 小形モ−タ用ブラシ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS52121602U JPS52121602U (ja) | 1977-09-16 |
| JPS6028074Y2 true JPS6028074Y2 (ja) | 1985-08-24 |
Family
ID=28489791
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1976030237U Expired JPS6028074Y2 (ja) | 1976-03-13 | 1976-03-13 | 小形モ−タ用ブラシ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6028074Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN109616844B (zh) * | 2018-12-24 | 2024-04-09 | 贵阳万江航空机电有限公司 | 一种电机电刷 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5312970Y2 (ja) * | 1974-04-18 | 1978-04-08 |
-
1976
- 1976-03-13 JP JP1976030237U patent/JPS6028074Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS52121602U (ja) | 1977-09-16 |
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