JPS6027972Y2 - 干渉波抑圧回路 - Google Patents

干渉波抑圧回路

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JPS6027972Y2
JPS6027972Y2 JP12854877U JP12854877U JPS6027972Y2 JP S6027972 Y2 JPS6027972 Y2 JP S6027972Y2 JP 12854877 U JP12854877 U JP 12854877U JP 12854877 U JP12854877 U JP 12854877U JP S6027972 Y2 JPS6027972 Y2 JP S6027972Y2
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JP
Japan
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circuit
signal
gate
limiter
output
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JP12854877U
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JPS5453379U (ja
Inventor
敏之 泉谷
Original Assignee
日本電気株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、チャープパルス圧縮方式を用いたパルスレー
ダー受信機において、比較的パルス幅の広い防害信号ま
たはクラッタ−信号等の干渉波の抑圧回路に関するもの
である。
従来のチャープパルス圧縮方式を用いたレーダー受信機
の一構成例を第1図に示す。
同図において受信信号は中間周波増幅器1、リミタ−回
路2、を経てパルス圧縮用遅延線3にてパルス圧縮され
、振幅検波器4で検波されビデオ信号に変換される。
・この信号は2系統に分岐され、一方はゲート信号を発
生させるためクランプ回路7に導ひかれる。
クランプ回路では、入力信号に一定のクランプレベルを
設定し、このレベル以下の入力に対しては一定値の出力
を、またこのレベル以上の入力に対しては入力信号波形
をそのまま出力にとりだすことにより、雑音信号による
誤動作を防いでいる。
この出力信号は次にパルス幅識別器8に送られ、目標信
号のパルス圧縮後のパルス幅より広い幅の信号を通過さ
せ、これに対しゲート信号発生器9でゲート信号を発生
させる。
このゲート信号はゲート回路6に送られ、所定の信号を
ゲート動作によって抑圧し、後の指示器または信号処理
装置に送られる。
ここで目標信号はパルス圧縮されるためにゲート回路で
は抑圧、除去されないが、一方、干渉信号はパルス圧縮
されるために一般的にはパルス幅が広く、パルス識別回
路が動作し、ゲート回路を通じて抑圧、除去される。
遅延調整器5はパルス幅識別器8およびゲート発生器9
の動作遅延時間を補正するため、ゲート回路6の入力信
号を所定の時間だけ遅延させるためのものである。
次に本回路に目標信号または干渉信号が入った場合の動
作を述べる。
第2図に示すとおり目標信号は所定のチャープ変調を受
けているのでパルス圧縮用遅延線3で圧縮され圧縮比だ
けS/N比が改善されるので、通常リミタ−回路2のリ
ミタ−レベルははS゛雑音レベルに近い値に設定される
一方干渉信号に対しては、パルス幅の狭い干渉波はパル
ス圧縮用遅延線3で逆に分散されてS/Nが劣化するた
め問題とならないが、パルス幅の広い干渉波は、はぼ同
じS/N比が保たれクランプ回路7に入る。
このため第2図E3〜E5に示すごとく、S/N比の低
い妨害波に対するクランプレベルの設定が必要となり、
ゲート発生回路9の動作が雑音に対して不安定となる欠
点があった。
尚、上記欠点を避けるため、リミタ−レベルをを上げ、
パルス幅の広い妨害波に対するS/N比を向上せんとし
た場合、目標信号の圧縮後のS/N比が必要以上に増大
して尖頭部が飽和し、パルス圧縮波特有の現象としてパ
ルス幅の増大およびレンジサイドロープの増大により分
解能の劣化を伴ない、何ら解決策にはならない。
本考案は、上記の欠点を除去するため、ダイナミックレ
ンジの広い回路でゲート信号を発生させ、雑音に対して
安定なゲート動作で干渉波を抑圧したのち、パルス圧縮
を行なうことにより安定なる干渉波抑圧回路を提供する
ものである。
本考案による干渉波の抑圧回路は、チャープ変調を受け
た中間周波数信号を振幅検波する振幅検波回路と、予め
定めたクランプレベル以下の入力に対しては一定値信号
を、また前記クランプレベル以上の入力に対しては入力
信号波形をそのまま出力するクランプ回路と、このクラ
ンプ回路の出力パルス幅が設定値以上のとき出力を発生
するパルス幅識別回路と、このパルス幅識別回路の出力
に対応してゲート信号を発生するゲート信号発生回路と
、前記チャープ変調を受けた中間周波数信号を入力とし
、設定したリミタ−レベル以上の入力に対しては一定値
信号を、また前記リミタ−レベル以下の入力に対しては
前記入力の信号をそのまま出力するリミタ−回路と、こ
のリミタ−回路の出力信号から前記ゲート信号存在中の
信号を除去するゲート回路と、前記リミタ−回路を介し
て送られてくる信号と、前記振幅検波器、パルス幅識別
回路およびゲート信号発生回路を介して送られてくる信
号との時間関係を一致せしめる遅延回路と、前記ゲート
回路からの出力をパルス圧縮するパルス圧縮回路とを備
える。
次に本考案の実施例について第3図を参照して説明する
同図において中間周波増幅器1の出力は直ちに分岐され
、一方の信号は検波器10、クランプ回路7、パルス幅
識別器13、ゲート信号発生器9を経て干渉信号抑圧の
ためのゲート信号を発生せしめる。
他方の信号はリミタ−回路2、遅延調整器11を経てゲ
ート回路12において前記ゲート信号により干渉信号を
抑圧される。
次にパルス圧縮用遅延線3によってパルス圧縮された後
振幅検波器4にて検波されビデオ信号に変換されて後の
指示器又は信号処理装置に導びかれる。
次に本回路に目標信号または干渉信号が入った場合の動
作を述べる。
第4図のE□〜E3に示すとおり、クランプ回路7のク
ランプレベルはリミタ−回路2のリミタ−レベルとは無
関係に設定できるため、雑音による誤動作が所定の誤警
報率となるよう設定することになり安定なゲート信号発
生動作が得られる。
一方リミタ−回路2のリミタ−レベルは、上記クランプ
動作とは無関係に、パルス圧縮用遅延線3の出力におけ
る目標信号に所定のS/N比を与えるべくレベル設定が
可能となる。
以上のごとくリミタ−レベルとクランプレベルとが各々
独立に設定できるので、パルス圧縮動作と干渉波抑圧動
作が各々独立に最高な動作を得ることが可能となる。
尚、本回路におけるパルス幅識別器13は、目標信号の
パルス圧縮前のパルス幅Tより広い信号に対し、出力に
信号を出すものとする。
この場合Tより狭い干渉信号はゲート発生の対象となら
なくなるが、先に述べたとおり狭いパルス幅の干渉波に
対してはパルス圧縮用遅延線3が分散効果を呈してS/
Nが劣化するための問題とならない。
本考案は以上説明したごとく、ダイミックレンジの広い
回路で干渉波抑圧用のゲート信号を発生せしめることに
より安定なる干渉波抑圧回路を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、従来のチャープ方式のパルス圧縮受信機のブ
ロック図、第2図は第1図における主要な信号の波形図
、第3図は本考案の実施例を示すブロック図、第4図は
第3図における主要な信号の波形図である。 1・・・・・・中間周波増幅器、2・・・・・・リミタ
−回路、3・・・・・・パルス圧縮用遅延線、4・・・
・・・振幅検波器、5,11・・・・・・遅延調整器、
6,12・・・・・・ゲート回路、7・・・・・・雑音
による誤動作を除去するためのクランプ回路、8,13
・・・・・・パルス幅識別器、・・・ゲート信号発生器
、10・・・・・・振幅検波器。 9・・・

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. チャーブ方式のパルス圧縮受信回路を用いた干渉波抑圧
    回路において、チャーブ変調を受けた中間周波数信号を
    振幅検波する振幅検波回路と、予め定めたクランプレベ
    ル以下の入力に対しては一定値信号を、また前記クラン
    プレベル以上の入力に対しては入力信号波形をそのまま
    出力するクランプ回路と、このクランプ回路の出力パル
    ス幅が設定値以上のとき出力を発生するパルス幅識別回
    路と、このパルス幅識別回路の出力に対応してゲート信
    号を発生するゲート信号発生回路と、前記チャープ変調
    をうけた中間周波数信号を入力とし、設定したリミタ−
    レベル以上の入力に対しては一定値信号を、また前記リ
    ミタ−レベル以下の入力に対しては前記入力の信号をそ
    のまま出力するリミタ−回路と、このリミタ−回路の出
    力信号から前記ゲート信号存在中の信号を除去するゲー
    ト回路と、前記リミタ−回路を介して送られてくる信号
    と、前記振幅検波器、クランプ回路、パルス幅識別回路
    およびゲート信号発生回路を介して送られてくる信号と
    の時間関係を一致せしめる遅延回路と、前記ゲート回路
    からの出力をパルス圧縮するパルス圧縮回路とを備える
    ことを特徴とする干渉波抑圧回路。
JP12854877U 1977-09-22 1977-09-22 干渉波抑圧回路 Expired JPS6027972Y2 (ja)

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JP12854877U JPS6027972Y2 (ja) 1977-09-22 1977-09-22 干渉波抑圧回路

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Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5453379U JPS5453379U (ja) 1979-04-13
JPS6027972Y2 true JPS6027972Y2 (ja) 1985-08-23

Family

ID=29092347

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JP12854877U Expired JPS6027972Y2 (ja) 1977-09-22 1977-09-22 干渉波抑圧回路

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